「ローカル各停列車の改善は徐々に」(2017年03月17日) 2016年8月19日付けコンパス紙への投書"kereta Ekonomi"から 拝啓、編集部殿。2016年7月30日、わたしは子供と一緒にジャカルタコタ駅からプ ルワカルタ行き列車エコローカル348便に乗りました。国鉄のサービスはとても改善さ れてきていますが、わたしどもはいくつかの問題を体験しました。 そのとき、切符販売窓口が12時半に開くのを待つ乗客で、とても長い列ができていまし た。運行時に列車はほとんどすべての駅に停まりました。それどころかクマヨラン駅では、 乗客を乗せるために踏切の中でさえ止まったのです。 座席も二人掛けと三人掛けのシートで、対面型の旧式のものでした。車内はエアコンが使 われていましたが、まったく涼しさが感じられない状態でした。熱くてムッとする状況だ ったので、わたしも他の乗客も何かを手にして扇がざるを得ませんでした。 わたしは8号車に座りましたが、そこはトイレから近く、わたしを含めて周囲にいる乗客 はみんなトイレからの激しい臭いを避けるために鼻を覆うありさまでした。 2016年7月31日、わたしと子供はプルワカルタ駅からジャカルタコタ駅行きの列車 エコローカル349便に乗りました。ジャカルタから来るときと同様、列車はほとんどす べての駅に停まりました。この便は総座席数を超える乗客を運んでおり、わたしの座った 車両にも大勢の立ち乗り乗客がいました。 この車両もエアコンが点いていましたが、またまた車内は蒸し暑さでうだっていました。 大勢の乗客が風を浴びようとして扇いでおり、小さい子供たちの泣き声が耳に着きました。 国鉄エコローカル列車のサービススタンダードはこのようなものなのでしょうか?6千ル ピアという廉い運賃のために、乗客への快適なサービスが犠牲になっているのでしょうか? この一文がインドネシア国鉄のサービス改善のための一助になることを望んでいます。 [ 中央ジャカルタ市在住、ロッシ・トリ ] 2016年9月3日付けコンパス紙に掲載された国鉄からの回答 拝啓、編集部殿。2016年8月19日付けコンパス紙に掲載されたロッシ・トリさんか らのエコノミー列車に関する投書について、不愉快な体験に謝罪するとともに、貴重な情 報をたまわり感謝申し上げます。 ジャカルタコタ〜プルワカルタ間エコノミーローカル列車は運行ダイヤによればほ、毎日 往復しているコミュータ乗客へのサービスのためにほとんどすべての駅に停車することに なっています。 車両内の座席は二人掛けと三人掛けの旧型のもので、できるだけたくさんの乗客を運べる よう、総座席数の5割増しまで立ち乗り乗客を入れることが許されています。 エアコンとトイレは全車両の改装作業中であり、運行に障害を与えないために未改装のも のがまだ使われていますが、追々改装がなされることになっています。また乗車券購入も 改善される計画になっており、乗車当日の7日前から購入できるようシステムが変更され る予定です。[ インドネシア国鉄地方広報上級マネージャー、バンバン・スティヨ・プラ イッノ ]