「非効率な御役所仕事」(2017年04月11日)

2016年10月31日付けコンパス紙への投書"Mengurus Surat Pindah"から
拝啓、編集部殿。わたしの妹のKTPはわたしの家の住所になっていましたが、妹は結婚
して家庭を別の場所に持ちました。そのKTPの期限日が近付いたので、更新と同時に住
所変更を行うためにわたしに住所移転証明書の手続きをしてほしいと妹が依頼して来たの
です。

規則を守る市民として、わたしは自分で行政手続きを行うことにしました。2016年1
0月3日、わたしはRTとRWに住所移転証明書のための添え状を依頼し、その日のうち
に入手しました。

次いで町役場と郡役場を10月5日に訪れ、迅速な処理がなされるのを実体験しました。
次の訪問先はスルポンの住民管理局です。というのは、最新規則で住民管理局が住所移転
証明書を発行することになったからです。10月11日に市民登録住民管理局を訪れたと
ころ、わたしはC234番の待ち札をもらいました。順番待ちのひとが多すぎます。12
時の昼休み時間までに処理されたひとはやっと98人でした。わたしの番号はいつごろ順
番が来るのかと職員に尋ねたところ、16時ごろかあるいはもっと後になるだろうという
返事でしたので、わたしは一日中そこで時間をつぶすことができないため、帰宅しました。

職員のひとりは、「もっと早い順番が欲しければ午前6時に来ればよい」とアドバイスし
てくれたので、わたしはその忠告に従いましたが、それでも番号札は79でした。わたし
は午前11時まで時間をかけてやっと手続を終えましたが、証明書ができるのは7日後だ
と言われました。

住所移転証明書を手に入れるだけで、なんという長い時間を費やさなければならないので
しょうか?KTPがないと、わたしたちは日常生活にたいへんな不便を強いられるのです。
鉄道切符、飛行機チケット、銀行での取引に至るまでKTPなしでは何ひとつできないと
いうのに。[ 南タングラン市在住、ディオネシア・スバヤン ]