「父と娘のセックスポルノを実況放映」(2017年06月06日)

17歳の自分の娘とセックスしているシーンをスカイプでライブ放映していた41歳の男
が警察に逮捕された。この男は自分の娘だけでなく、孤児になったため預かって養育して
いた9歳の姪も、セックスシーンの相手役にしていた。自分の実の娘には2歳ごろからそ
の身体を弄びはじめて、11歳になってから性交するようになった。姪の場合は7歳のと
きから性交している。

痩せて頭髪の薄くなっているその父親は民間企業の役職者になっていたが、ポルノ漬けの
生活を送っていたようで、男のラップトップには児童ポルノデータが12,640ファイ
ル収まっており、そのうちの7,011ファイルはビデオだった。男はペドフィリア愛好
家コミュニティに参加し、スカイプで7グループ(総計1,023アカウント)、ワッツ
アップで28グループ(総計4,221アカウント)、テレグラムで50グループ(総計
14,045アカウント)と8チャンネル(総計7,570会員)など幅広いソースを持
ち、そこにShowというコードで自分のポルノシーンを世界中に見せていた。

男の家庭には妻がいるが、妻は夫のそのような性癖をまったく知らず、おまけに実の娘も
父親が自分にしていることを母親に一言も告げていない。預かっている姪も叔母にまった
くそのような話をしておらず、警察は父親が娘や姪に「口外すると殺す」などと脅かして
いたのではないかと見て、そのあたりの事情を糾明しようとしている。


首都警察はインターネット上で行われている犯罪を取り締まるためのサイバーパトロール
を行っており、この男の行状を発見して17年4月6日から捜査を開始した。そして米国
国土安全保障省税関国境取締局の協力を得て発信地を特定するのに成功し、5月6日に捜
査班が東カリマンタン州クタイカルタヌガラ県クンバンジャングッに向かった。男の家は
奥地のパームヤシ園の中にあり、周辺住民から孤立した場所であるため、男の所業が地元
民の目から隠されていたようだ。またその家に向かった捜査班は、穴だらけの道路を走り、
更に川を渡って12時間かけてやっとその家にたどり着いたと語っている。容疑者はおと
なしく縛に着いた由。

男は幼いころにスマトラの田舎の村で、遊び仲間の男友達が男色の相手にしたことを警察
の取調べで明らかにしている。実の娘とセックスしたことを後悔している、とも取調官に
語っている。警察がこの事件にITE法とポルノ法を適用すれば6〜12年の刑期だが、
児童保護法を適用するなら、刑期はもっと長くなりそうだ。