「ジョグジャ駅のタクシー」(2017年07月21日)

2017年5月3日付けコンパス紙への投書"Taksi Tanpa Argo"から
拝啓、編集部殿。しばらく前、わたしは長距離列車でヨグヤカルタを訪れました。トゥグ
駅で降りた後、時間を有効に使おうと考えてわたしはすぐにタクシーを探しました。とこ
ろが駅の出口で客待ちしているタクシー運転手は料金メーターを使わないひとばかりなの
です。バントゥル県セウォンまで行くのに、かれらのすべてが7万5千ルピアという料金
をオファーしてきました。

わたしは値切ってみましたが、応じる運転手はひとりもいません。結局わたしは電話でタ
クシーを呼ぶことにしました。タクシーは得られて、車種・色・自動車番号などの情報を
もらいました。ところが運転手がわたしに電話してきて、駅から外に出て道路脇まで来て
くれ、と言うのです。駅に客待ちしている他の運転手に気兼ねするから、自分は外の道路
で待っている、というのがその理由でした。

わたしは仕方なく歩きました。もちろんたいした距離ではないですが、面倒なことにはち
がいありません。大きいトランク一個と小さいバッグをひとつ運ぶのですから。結局、駅
の外まで出たときには、息が切れていました。

メーターに従って、セウォンまで行くのに5万ルピア支払いました。わたしが気にしてい
るのはその料金の差のことでなく、料金メーターを使わないで運送業を行おうとするその
姿勢です。それは統制されなければならないことだとわたしは思っています。タクシー料
金を測定するツールとして料金メーターを設置するのではないのでしょうか?それをしな
いのであれば、いったい何のために料金メーターを設置しているのでしょうか?
[ スラバヤ市ウォノクロモ在住、ソチャ・クスマ ]