「誠実なるひとびと」(2017年10月04日)

2017年5月29日付けコンパス紙への投書"Kejujurn Masih Ada"から
拝啓、編集部殿。2017年5月3日17時ごろ、わたしはオフィスからトランスジャカ
ルタバスで帰宅中でした。わたしはカンプンムラユのトランスジャカルタバスターミナル
停留所で下車しました。そしてターミナルからオンラインオジェッをオーダーしました。
オジェッをオーダーするために携帯電話を使うので、わたしはラップトップパソコンを椅
子に置きました。それからオジェッがやってくるまで、ターミナル内でベンチに座ってい
たのです。

オジェッが来たので、わたしはパソコンを持たずにそのまま外へ出てしまいました。どう
やらパソコンのことをすっかり失念してしまったようです。パソコンを置き忘れたことを
思い出したのは翌朝でした。

それで5月4日午前9時半に、わたしはカンプンムラユのトランスジャカルタバスターミ
ナルに急ぎました。わたしはターミナル職員にわたしのパソコンが遺失物として届けられ
ていないかどうかを尋ねました。職員たちはとても協力的にわたしの依頼を調べてくれま
した。わたしは運が良かったと思いました。

そしてアリスさんという職員がやってくると、昨夜見つけたパソコンの写真を示してくれ
ました。アリスさんとヤヤさん、リフキさんの三人が昨夜わたしのパソコンを見つけたの
だそうです。そしてちゃんと保管してくれていました。

わたしはかれらの正直さと職業意識の高さに頭が下がり、同時にその責任感に心を打たれ
ました。トランスジャカルタ社がかれらのような職員を擁していて、われわれの社会で真
剣に働いているのを、わたしはとても素晴らしいことだと思いました。

わたしのトラブルに手を貸してくださった職員の皆さんに感謝の言葉を述べたいと思いま
す。皆さんの今後のキャリアが素晴らしいものになりますように。
[ 東ジャカルタ市在住、スタルト・スナルヤ ]