「ジャカルタもアジア大会で混雑か?」(2018年04月12日)

10月のバリ島ほどではないにせよ、18年8月後半のジャカルタもアジア大会開催のお
かげで、大きな混雑が予想されている。2018年8月18日から9月2日までが開催期
間のアジア大会は、まずその期間中、すべての学校を休みにして生徒の送迎交通を抑え込
もうという案が有力になっている。

この都内すべての学校を休みにするのは、一部の学校から生徒を競技会場に動員して見物
させる目的がからんでおり、指定された学校の生徒は競技会場で声援し、他の学校の生徒
は自宅でお休みということになる。

次いで、選手団の送迎を優先するために、一般車両の通行を適宜ストップさせる方法が執
られることになりそう。それ以外にも、貨物運送車両の通行制限、ジャカルタ近郊からジ
ャカルタへ入ってくる車両の奇数偶数制限カ所の拡大と、都内自動車専用道進入車両に対
する奇数偶数制限が検討されている。

貨物運送車両の都内環状自動車道通行は、現在のチャワン(Cawang)〜トマン(Tomang)〜プ
ルイッ(Pluit)〜クンバガン(Kembangan)から新たにタンジュンプリオッ(Tanjung Priok)
〜タマンミニ(Taman Mini)〜チクニル(Cikunir)まで広げ、通行可能時間帯を22時〜5
時とする案。

次いで自家用車の自動車道進入を奇数日は奇数ナンバー車両、偶数日は偶数ナンバー車両
のみに制限する方針の拡大で、これはブカシ西と東の料金所ですでに開始されたものが4
月16日からチブブル(Cibubur)料金所でも行われる予定になっている。それをアジア大
会開催期間中は都内のすべての料金所にも拡大させるという案だ。