「海外旅行も大盛況」(2018年06月18日)

今年の長いルバランホリデーに海外旅行を選択する人が国民の中に増加した。運輸省デー
タでは、イドゥルフィトリの8日前から3日前までの6日間に国内の7大国際空港から出
国した国民は302,169人で、1,709フライトで海外に飛んだ。便数は前年から
10%増、人数は7.7%の増加だ。

スカルノハッタ空港からの出国者は、行き先上位がシンガポール・マレーシア・タイで占
められた。シンガポール向け出国者42,462人、マレーシア向け27,463人、タ
イのドンムアンとスヴァルナブミに向かったひとは10,103人、次いで香港向けが8,
095人いた。

タイに家族連れで向かった乗客のひとりは、5日間をタイで過ごす、と語った。
「航空券・ホテル・現地ツアーなどの費用がひとり1千1百万ルピアかかったが、家族の
全員が休日になるこんな機会はめったにないことだ。家族全員でホリデーを楽しめるのが
一番だよ。」

中には、クルーズを楽しむために出国するひともいる。ロイヤルカリビアンインターナシ
ョナル社が運航させるヴォエジャーオブザシーズ号は6月15日から4泊5日の航海にシ
ンガポール〜マレーシア〜タイを巡ってくる。同社のインドネシア支社は今年のインドネ
シアからの乗客はおよそ5百人で、前年の二割増しになっている、と述べた。

このクルーズはシンガポール発シンガポール帰着であるため、インドネシアからは自費で
シンガポールへ行かなければならない。そしてクルーズの料金はひとり最低でも3〜4百
米ドルかかる。

今年のホリデーに海外へ出るひとは昨年から25%は増加している、と旅行コンサルタン
ト業者は語っている。旅行代理店のひとつは、今年の海外旅行パッケージ枠を5百件追加
したと述べている。目的地はドイツ・オランダ・フランス・スイス・ベルギーの順に多く、
西ヨーロッパ向けパッケージは一人当たり1,300万から3,670万ルピアの価格帯
で、ドイツ向けはルバランの三日前時点で588件を受注しているとのこと。