「時代は変わる(前)」(2018年08月01日)

2018年3月1日付けコンパス紙への投書"Ditelantarkan Maskapai Penerbangan"から
拝啓、編集部殿。2017年12月19日、わたしと家族、合計6人がジャカルタから香
港経由でシカゴまで、キャセイ航空CX798/CX06便で飛びました。戻りは2018年1月
5日のニューヨーク発香港経由ジャカルタまでのCX841/CX719便の予約がコンファーム
されています。

18年1月4日、ニューヨークは激しい吹雪に見舞われました。夕方わたしはキャセイパ
シフィック航空から1月5日のCX841便が欠航するというSMSの通知を受け取りました。
しかし連絡内容はただそれだけであり、わたしどもが何をするべきなのか、はたまたジャ
カルタへいつ戻れるのか、といったことがらについては何もありません。

ジャカルタのトラベルエージェントの勧めで、わたしどもはキャセイ航空クレームセンタ
ーCX1‐800-2332742番にコンタクトしましたが、常に話し中で誰も電話に出ません。結
局わたしどもはJFK空港のキャセイ航空オフィスを訪れ、わたしどものフライトは1月
11日になることがはっきりしました。わたしどもの抗議に対しては、キャセイ航空公式
サイトを通してクレームしてくださいという返事でした。

ニューヨークでの6日間、無駄に日を重ねたわたしどもへのキャセイ航空からの連絡も、
助力の申し出も、何一つありませんでした。おまけにわたしどもからの苦情とクレームは、
悪天候による欠航は不可抗力であるという理由で拒否されたのです。

わたしどもの経験を思い起こすなら、他の航空会社の場合は2〜3時間の出発遅延ですら、
エコノミークラスであれビジネスクラスであれ、全乗客に必ず飲食品が提供され、一晩を
越える遅延であれば責任感のある優れた航空会社は全乗客の宿泊と食事の費用まで負担し
てくれるのです。

われわれをニューヨークで6日間ほったらかしにしたキャセイ航空にわたしどもは大変失
望しました。わたしどもはビジネスクラスの乗客だったというのに、宿泊費用の補償さえ
拒んだのです。

このわたしの体験をコンパス紙読者にお伝えして、旅行の際には責任感のある、信頼でき
る航空会社をお勧めしたいと考えます。今回わたしどもが体験したような目に陥らないよ
うにするために。[ 南ジャカルタ市在住、ジョセフ・T・インダルト ]