「日本人観光客誘致にインセンティブ」(2018年08月03日) 政府は2018年日本人観光客誘致目標を59万5千人としている。これは2017年実 績の538,834人から56,200人多い数字だ。 政府は観光振興のためにコンペティティブな料金のパッケージツアーをいくつか用意した。 バタムホットディールズ、ジャカルタホットディ―ルズ、バリホットディ―ルズと銘打た れたパッケージは、各地に入国した観光客がその周辺を取り巻く種々の観光施設や催事を 選択できるように組まれたものだ。 たとえばバタムホットディールズはシンガポール経由でバタムに立ち寄ることを狙うもの で、281観光ファシリティが低料金でオファーされている。シンガポール〜バタム間高 速艇料金は平常45米ドルがほぼ半額の23米ドルになっている。 ジャカルタホットディ―ルズでは21観光ファシリティがオファーされ、ジョグジャカル タ・バンドン・タンジュンルスンなどへのツアーが選択できる。バリホットディ―ルズに は79観光ファシリティが含まれており、バニュワギ・西バリ・ロンボッ・ブロモなどへ のツアーが選択できる。 インドネシアを訪れる日本人観光客の6割はバリ島に滞在し、残る4割はバタム・ジャカ ルタ・その他の場所に滞在している。20代から40代くらいの観光客は個人ツアーを選 択し、40代超のひとびとはグループツアーを好んでいるとの話だ。平均滞在日数は4〜 6日で、一回の旅行に一人当たり2千〜2千4百米ドルを支出しているとのこと。 インドネシア政府は日本人観光客誘致のインセンティブとして、インドネシアに三日以上 宿泊する日本人観光客を送り込んできた旅行代理店に対し、一人当たり15米ドルのキッ クバック与える方針である由。