「時代と共に社風も変わる」(2018年08月20日)

2018年4月12日付けコンパス紙への投書"Perubahan Kultur Pos"から
拝啓、編集部殿。過去数年間、北スマトラ州メダンの郵便局から手紙や書類を送る時に何
度も体験した局員の態度について、お話ししたいと存じます。このことが気になってしか
たないものですから。

一番新しい体験は2018年3月22日(水)9時ごろ、北スマトラ大学内郵便局でのこ
とです。書類を普通郵便で送るよう依頼したところ、窓口職員は高調子の声でわたしに警
告しました。到着が遅れたり、ひょっとして不達になっても、苦情しないでくださいよ、
と言うのです。普通郵便物は受け渡しサインがないのだから、と。

局員は利用者に対して受領証のある書留を使うように勧めている印象を受けました。そう
すれば、遅延や不達が起これば証拠が残るわけですから。郵便局側もトレースが楽になり
ます。

もう何回も耳にしたその説明を聞いて、わたしは言いました。わたしは中学生のときから
郵便会社のサービスを利用しており、普通郵便で送った手紙も重要書類もまったく問題な
しにこれまでやってきました。郵便会社のサービスをわたしは信頼していますよ、と。た
とえ遅れてもちゃんと届いているし、住所の書き間違いがあればわたしの手元まで戻って
きています。わたしに書留で送らせようとするのは、いったい何なのですか?

すると窓口職員は答えました。わたしはただ用心のために、念を押してるんです。この郵
便物が届かなくても、苦情しに来ないでくださいよ。

わたしは言いました。問題ありません。これは重要書類じゃなくて、ただの手紙だから。
わたしは郵便会社をまだ信頼してますよ。郵便物がいつものように無事届くのを期待して
います。

全国隅々に至るネットワークを構築して辺境の村にまで郵便制度インフラの恩恵を行きと
どかせた国有郵便会社が今や当初のオリエンテーションを失いつつあることに、わたしは
遺憾の念を禁じることができません。そのインフラを活用して、豊富な郵便物のサービス
を一般消費者に提供できるのではありませんか?そしてそれに劣らず重要なことは、利用
者に対する窓口サービスをよりプロフェッショナルでフレンドリーなものに向上させるこ
とです。[ メダン在住、ミドゥッ・フタバラッ ]

2018年4月25日付けコンパス紙に掲載された郵便会社からの回答
拝啓、編集部殿。4月12日付けコンパス紙に掲載された読者からの投書について、弊社
窓口職員はより良いフィーチャーのサービスを提案しているのがその主旨です。そのサー
ビスを使えば、郵便物の最新ポジションと時期をwww.posindonesia.co.idで確認すること
が可能になります。

弊社は既にミドゥッ・フタバラッさんにお会いして、問題の核心について説明申し上げま
した。窓口職員に対しても、更なる向上を目指して指導育成を続けております。
ミドゥッ・フタバラッさんに対しては、不愉快な体験について謝罪申し上げます。
[ 郵便会社広報メディア連絡課長、ティタ・プスピタサリ ]