「注射が好き」(2018年11月06日)

国家家族計画住民管理庁が推進しているKB(家族計画)プロジェクトは、住民にKBの
重要性を説いてモダンタイプ避妊を実践させる指導と支援を行っている。

首都圏住民で15〜49歳に結婚したことのあるひとのふたりにひとりはKBプログラム
を受けていることが2017年全国社会経済調査で明らかにされている。一方、37%の
ひとは避妊器具を用いたことがないそうだ。

KBプログラムについて首都圏住民の中にまったく情報を得ていないひとが4%いたのは、
国家家族計画住民管理庁の更なる活動を促す引き金になることだろう。

首都圏では十人中6人が助産婦や最寄りの保健所で避妊器具を入手している。人気の高い
避妊方法は注射やピル服用だ。面倒がなく、楽で快適なことが好まれている要因であるに
ちがいない。

*避妊のためにモダン避妊器具あるいは伝統式方法を用いたことがあるかどうか
今用いている 50.6%
かつて用いたことがある 12.1%
用いたことはない 37.3%

*何を用いているか
注射 54.8%
ピル 20.5%
IUD/AKDR/スパイラル 12.6%
その他 12.2%

*最後に避妊器具を入手した場所
助産婦/看護婦 38.6%
保健所/クリニック 20.7%
開業医/産院等 13.9%
薬局/薬店 13.3%
病院 12.7%