「自動車税タックスアムネスティ」(2018年12月07日)

都庁地方税課金庁は今年も自動車税のタックスアムネスティを実施している。2018年
11月15日から12月15日までの期間に滞納していた税金を納めれば、罰金が帳消し
にされるというのがこの自動車税アムネスティだ。

2017年に行われたアムネスティは滞納車両436万台を対象にしたが、18年は少し
減って375万台を対象にしている。コンパス紙が18年11月24〜25日に17歳超
の首都圏住民481人から集めた統計によれば、詳細を知っているひとは19%、話を聞
いたことのあるひとは43%、まったく知らないひとが38%いた。ちゃんと納税を行っ
ていれば、知る必要のない話ではあるのだが。

過去にこのアムネスティを利用したことのあるひとはほんのわずかだった。
二輪車で利用したひと12.1%、
四輪車で利用したひと2.9%、
利用したことがないと答えたひとは81.7%いた。

しかし滞納したことのあるひとは意外に多かった。
滞納したことがある43.0%、
滞納したことがない52.8%

都庁のこのような政策はどこにメリットがあると考えるかという質問への回答は次の通り。
滞納税回収手続き簡素化 41.4%
罰金帳消し 28.7%
税収確保 16.4%
メリットなし 0.4%