「海外旅行は大人気」(2018年12月31日)

クリスマス〜年始の長期休暇に、外国旅行は人気のチョイスだ。国内パッケージツアーの
伸びが感じられない昨今、外国旅行はいや増しに熱気を放っている。ドゥイダヤツアーの
スナヤンシティ店では、2018年10月以降の外国向けパッケージツアー購入者は2百
人に上った。それに対して国内ツアー購入者は50人のみ。外国向けツアー購入者は前年
同期実績110人の2倍近い増え方だ。

同業のウィタツアーは販売している外国向けグループツアーを今年は年間で50件出発さ
せた。ツアー催行人数は30人。例年ターゲットは30〜40件だが、今年の実績はそれ
を悠々と上回った。ツアー目的地は日本と韓国、そして東欧に人気が集まっているそうだ。
ウィタツアーは国内グループツアーもオファーしているが、ここ数年は年間30件くらい
であまり変化がないとのこと。


2018年12月20〜26日のスカルノハッタ空港航空機離着陸件数は8,980で、
乗降者数は1,392,802人だった。国内線がそのメインを占めており、離着陸件数
は7,058で全体の78.6%を占める。

国内線でウエイトの高いのはデンパサル、スラバヤ、デリスルダン、マカッサル、ヨグヤ
カルタ、国際線はシンガポール、クアラルンプル、香港、ジェッダ、バンコックといった
路線だそうだ。

ジェッダが入っているのは、ハジ巡礼のシーズンを外したウムロに出かけるムスリムが多
いことを示しているにちがいない。世界中から集まる2百万人を超える巡礼者で混み合う
シーズンとは別に、観光気分で同じコースを回るウムロも人気は高い。