![]() 2007年1月4日 国民教育省がバハサ法案を編成中。国民生活にイ_ア語を密着させるのが目的で、国内での外国語による出版・報道・命名などを許可制にする意向。有識者から既に批判の声が高まっている 優良国産ブランド品を商業相が表彰。衣料品はダナル・ハディのバティック、履物スペックス、家電品ポリトロン、トイレタリーはチトラ石鹸、コスメティックはマルタティラアルのビオコス、ジャムゥはニョニャムネールのセハップルカサ、飲食品ABCコーヒー、薬品プロマグ 「ムスリムはリベラリゼーション反対に団結せよ」「ポリガミ反対はフリーセックスを支持すること」「婚姻法改定反対」などを叫んでヒスブッタフリルインドネシア所属の婦人たちがジョクジャで、さらにジャカルタでデモ 2007年1月5日 12月28日に2006年の仕事納めをしたジャカルタ証取でIHSGが1805.523ポイントに達して最高値記録を更新。2005年末の1162.635ポイントから一年間で55%の株価上昇 首都の水道料金は2007年1月1日から10.05%値上げ。都知事が水道会社PT Palyja とPT Thames PAM Jaya の25%アップ要請を低く抑えて承認。都議会は値上げ延期を指示 1月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン4,838.05、灯油5,540.7、軽油4,983、A重油4,886.2、C重油2,927.1、運輸向け軽油5,209.5(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) DKI銀行がミクロビジネスへの支払い用ペイカードJakcard を発行。このカードでバスウエイ切符、駐車料金、自動車専用道路、ガソリンスタンド、レストラン、小売ショップ、アンチョルベイシティ入場券などの支払いができるようになる 2007年1月6日 国産家電品の4割は品質規準を満たしておらず、外国メーカーのライセンス保有者も例外ではない、と業界者が発言。生産者は機能と耐久性の向上に努めているが、安全性がおろそかにされているとのこと 12月27日、タングラン県議会が新市発足を可決。チサウッ・スルポン・ポンドッアレン・チプタッ・パムランの6郡が新たに南タングラン市となって分離 2007年1月8日 中国産鋼線の集中豪雨的不法輸入で国内市場が乱されており、国内メーカーが生産を40%縮小。既に数百人の自宅待機が発生しており、最悪の場合は大量解雇に発展するおそれ 1月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax 5,200、Pertamax Plus 5,350、Pertamina DEX 5,900(数字はルピア/リッター) 全国の総発電能力は過去5年間で1千5百MWしか増加しておらず、平均成長率はわずか1.5%。2007年は石油からガスや石炭への発電エネルギー転換推進をPLNは計画している 中央統計庁公表2006年11月の全国13主要入国ポイントにおける外国人入国者数は36.5万人で、1〜11月累計は358.9万人。対前年同期比はマイナス4.6% 2007年1月9日 中央統計庁発表の月次経済統計。2006年12月のインフレ率は1.21%、1〜12月累計6.60%。コアインフレ率は単月0.65%、累計6.03%。 2007年政令第1号が制定され、今年1月1日から全国一律に15セクター、特定地域限定で9セクターの業種に対して減税インセンティブが与えられた。恩典享受申請の受付は既にはじまっている < 詳細は業務支援情報で > ルピア金利率のベンチマークであるBIレートが引き下げられる。2006年12月の9.75%は2007年1月4日から9.50%に 2007年1月10日 2006年11月の輸出総額は89.2億ドルで1〜11月累計911.9億ドル、対前年同期比17.6%増。輸入は58.6億ドルで1〜11月累計560.6億ドル、対前年同期比6.1%アップ 国有電力会社PLNの2006年度の業績は1.08兆ルピアの赤字で、前年の4.93兆の赤字から大きく改善された。非石油燃料による発電量は2,385MW トランスペアレンシーインターナショナルインドネシアの腐敗サーベイで警察と国会がナンバーワンの座に。そのサーベイ結果は不正確だ、と国会は強い反発を示す 2007年1月11日 2006年10月全国主要観光先10州のスター級ホテル客室稼働率は全国平均が42.8%で前月の46.5%から低下。トップはジャカルタで52.2%、最低は南スラウェシの30.1% 政府は鉱産物の原鉱石と濃縮物の輸出を禁止して国内での冶金・製錬を義務付ける方針。その内容を盛り込んだ鉱物石炭法案は2007年3月に成立予定 課税対象サービスの所得税源泉徴収税率が一部変更される。国税総局長規定第PER-178/PJ/2006号の内容は2007年1月1日から施行されている < 詳細は業務支援情報で > 2007年1月12日 アジア各国の株式市場に流れ込んでいた外資が欧米に投資先を変えつつあり、1月第2週に入ってから株価は軟調気味。ジャカルタ証取では1月2日にIHSG最高記録を生んだが、それ以来下降傾向が続いている ボゴール県でデング熱が猛威を振るっており、今年既に罹患者7人が死亡。チトルッでは20人以上、チビノンの二病院では80人が入院して治療を受けている 2007年1月1日にスラバヤからマナドに向かって飛び立ったまま消息を絶ったアダムエアーKI574便の影響で飛行機の乗客が激減。航空券の安売り合戦が始まっている 2007年1月13日 CM漬けになってしまったTV放送業界に放送コミッションが広告は総放送時間の2割までとの規制をかける予定。またCMは国内制作のものに限定し、国内アーチストや風景のないものは放送禁止 インドネシア人の82%は虫歯があり12歳未満では95%が虫歯だ、とインドネシア大学歯学部が報告。子供を寝かせながら授乳する習慣からくる影響が大きいとのこと 2007年1月15日 シドアルジョ県ポロン郡の熱泥噴出地域では地面の沈下が進んでおり最高で元の位置から2.4メートル沈降している、と千葉大学環境リモートセンシング研究センター マイクロ波リモートセンシング研究室が報告 政府行政機構内で会計処理を規準に則って行える職員が3万5千人必要とされている。会計職員の雇用を促進して体制充実をはかり、2008年には全ラインに渡って正しい財務報告書が作れるようにしたい、と大蔵省 ジャカルタアウターリングロードのチャクン〜KBNチャクン区間3.65キロが近々開通予定。これが開通すれば北行きはチャクンウタラ料金所まで進め、南行きはロロタン料金所から入ることになる 2007年1月16日 国家航空宇宙院が初の国産人工衛星LAPAN-TUBSat を1月10日にインドから打上げるのに成功し、同日夜には軌道に乗ったことが確認された。この人工衛星は一日4回インドネシア上空を横切って地上の状況を観測する 2007年1月15日から2月14日までの政府保証金利率を預貯金保証機関が公表。一般銀行ルピア建ては9.5%、米ドル建ては4.75%、国民貸付銀行は13.25% インドネシアの原生林1億2千万Haから5千9百万Haが消失しており、また2000年以前の年間森林破壊210万Haは今や280万Haにアップしている、と林業省が報告 2007年1月17日 完全失業者総数1,093万人を上回る1,250万〜1,440万人の労働力を使う国民活性化ナショナルプログラムを2007年に全国33州で実施する、と国民福祉統括相が表明 バタムの最低賃金が86万ルピアと州知事令で定められ、撤退する外資企業も出始めた。アピンド・バタム支部と実業界は地元自治体に対し、非誘導的な事業環境が強まっている事態を改善するよう要求 自動変速二輪車ブームに乗ってピアジオスクーターの完成車輸入販売を行う、とSun Motor が公表。ギレラニューランナー200VXR、べスパグランツーリスモ200L、べスパLX150の三機種で販売開始 2007年1月18日 通貨決済分析報告センターが指摘したマネーロンダリング容疑は433件にのぼり、国家警察と最高検察庁が捜査を進めているがまだあまり成果はあがっていない。賄賂・横領178件、詐欺157件で全体の8割近くを占めている 2006年の鳥フル罹患状況は真性患者55人死亡者45人。地域別では西ジャワ州が最大で22人と18人、次いでジャカルタ首都特別区が11人と10人。2007年は早くも死者3人 2006年の鉄道乗客数は1.59億人だったと国鉄が報告。首都圏近郊電車が1.04億人、中距離ローカル列車が3千万人、長距離列車が2千5百万人という内訳 2007年1月19日 政府の国家長期開発計画法案が1月16日の国会総会で承認された。この法案では現状の国民一人当たり所得1千3百米ドルが2025年には6千米ドルまで引き上げられるという構想が描かれている 中央銀行が銀行界の外国人マネージャー雇用を規制する計画。特殊な分野を除いて外国人は取締役から二階層下までの役職にしか就けず、雇用された外国人は三年間で二人以上のローカル職員に知識移転を行わなければならない ソロ発ジャカルタタナアバン行き長距離列車ブガワン号が16日0時過ぎに中部ジャワ州バニュマスの鉄橋を通過中、12輌編成の4輌目が外れて10メートル下の川に転落。乗客5人が死亡 2007年1月20日 政府は早急に住宅地での非商業用家禽類飼育禁止令を出す予定。また首都特別区・西ジャワ州・バンテン州も家庭内での鳥類飼育を禁止する予定。この三州で鳥フル患者は急増しており、他の州が低下傾向にあるのと裏腹 南ジャカルタ市スディルマン通りのラトゥプラザはグロドッ地区と双璧をなす知的財産権侵害光学ディスクの天国であるとして首都警察が、違反商品販売者を野放しにするなと同プラザ運営者に要請 2007年1月22日 ガイキンドのデータによれば2006年の四輪車販売台数は318,876台で2005年実績の533,841台から4割減。これは過去4年間の最低記録で、かろうじて2002年実績の31.77万台を上回る 2007年3月から海外出稼ぎ者を扱う専門機関が実働を開始する。国家労働力保護配備庁(BNP2TKI)は大統領直属機関で労働トランスミグラシ省と協働関係を持つ 税関総局が捏造した輸出書類を使って輸入税免税恩典やPPN還付を受けていたノート製造輸入者を摘発。容疑者は輸出のための輸入原材料免税恩典を悪用して他社に免税の便宜を図っていた < 詳細はインドネシア運輸情報で > 2007年1月23日 2006年の国税総局税収は333.1兆ルピアの目標に対して実績314.8兆ルピアで18.3兆のショートフォール。達成率はほぼ95% デポッ市でデング熱罹患者が急増。チマンギスのセントラメディカ病院では2006年12月の患者数5人が2007年1月に入ってから激増し、16日時点での患者数は50人 インドネシアオートバイ産業協会が公表した2006年の二輪車国内販売台数は4,470,722台で史上最高記録だった2005年から12%ダウン 2007年1月24日 銀行界のGCG実施促進のために中央銀行がインドネシアGCG一般規準書を発行して配布。銀行界は遂行したGCGに関するセルフアセスメント報告を中銀に提出しなければならない バリで自殺者が増加。2007年に入って18日間で11人が自殺。事件は各県に散らばっており、最大はジュンブラナの3件。自殺者の背景分析は困難だと州社会福祉局長 印尼「星州日報」(Harian Indonesia)の発刊が開始される。マレーシアの北京語日刊紙がインドネシア版をインドネシアで発行するもので、また一歩中国アレルギーが雪解けに向かう 2007年1月25日 2006年税関総局の輸入関税収入は13.6兆ルピアの目標に対して12.1兆ルピアの実績で、達成率は89%。チュカイ収入も残念ながら目標を下回ってしまった 2006年のメーカー別二輪車販売台数はホンダが234万台で首位を維持し、二位のヤマハは148万台で三位スズキの57万台を大きく凌駕。ヤマハだけが前年から2割増を記録し、他メーカーは前年からダウン 南スラウェシ州、ランプン州でデング熱が大流行中。1月17日現在の罹患者数は南スマトラ州で102人、ランプン州で19人。下痢症状患者も多数に上っており、病院でベッド不足をきたしている 2007年1月26日 世銀が2000〜2006年に与えた援助ローンに対して腐敗行為を働いた世界の306社をブラックリストに掲載。その中には65のインドネシア企業が含まれており、犯した腐敗行為は1百件 2007年1月20日0時からプルタミナがハイオクガソリン市場小売価格を変更。ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax は4,850、Pertamax Plus は5,000、Pertamina DEX5,600(数字はルピア/リッター) Trans TV やTrans 7 の親会社Trans Corp の従業員採用に10万人が応募。首都圏の6万5千人はスナヤンメインスタジアム観客席で1月21日に一斉筆記テスト。残る3万5千人はスラバヤ・バンドン・ジョクジャでテストを実施 2007年1月の22日間でデング熱に罹患した人は全国で1千5百人を数え、そのうちの955人はジャカルタ都民。既に10人の罹患者が全国で死亡している 2007年1月27日 第一回アジア合唱オリンピックが2007年11月2〜10日、中央ジャカルタ市クマヨランのJIEで開催される。合唱団3百グループ6千人がこの催しに集う予定 南ジャカルタ市アンペラ通りにある国立古文書館(Gedung Arsip Nasional)で1月22日に一般訪問者用閲覧室がオープン。インドネシアの歴史を証明する古文書に多くの国民が接するよう同館は期待 南ジャカルタ市カリバタの国立英雄墓地に鹿が放牧されている。ボゴールの大統領宮殿で繁殖しすぎた鹿が半年ほど前から英雄墓地に移されたもので、数はまだ少ない 2007年1月29日 預貯金保証機関の保証金利率低下にあわせて銀行界が定期預金金利率を引き下げはじめている。BCAは8.25から7.5に、ニアガは8.25から7.75に、マスピオンは10.0から6.25に、スワデシは9.25から9.0に(数字は%) 東ヌサトゥンガラ州でバッタが植物を食い荒らしており、稲の苗、とうもろこし、ピーナツ、シンコンなどの畑に被害。フローレスではキムネクロナガハムシに襲われて椰子の実に被害が拡大 アウターリングロードのチャクンウタラ〜ロロタン区間が完成し、1月21日から一般車輌を対象に通行トライアル実施が始まっている。公共事業相が料金を決めるまで、その区間はだれでも無料で通行できる 2007年1月30日 エレクトロニクスマーケタークラブが2006年の家電品国内販売台数実績を報告。テレビ3,268,034台で2005年から3.8%ダウン、冷蔵庫・フリーザー1,724,870台で7.0%減少、エアコン691,791台13.5%低下、洗濯機689,667台4.2%アップ 1月27日から都内バスウエイ第4〜第7ルートの運行が開始された。当面はバス10台しか走らないが、1月末に36台、2月には56台に増やされる、と都庁交通局が説明 中部カリマンタン州で真性鳥フル罹患者が発見される。またジョクジャの病院に入院し1月19日に死亡した中部ジャワ州マグラン住民ひとりが真性鳥フル罹患者だったことが判明 一般車輌進入禁止の都内バスウエイ第二第三ルートで一般四輪二輪車輌がバスウエイ車線に進入して交通渋滞を発生させ、トランスジャカルタバスが立ち往生。翌日首都警察はさっそく進入車153台を検挙。二輪112台四輪41台 2007年1月31日 SBY大統領がCGI解散を宣言。国家開発の企画から遂行までインドネシアはもう自力でできるのでフォーラムは不要との説明。今後は世銀、ア開銀、日本を主体に二国間で借款交渉を行う 飲食品事業者連盟が5〜15%の製品値上げを1月中旬から開始。これは2006年11月以来の原材料、包装材、ガス等の値上がりを製品に転嫁するためのもの 都内スディルマン〜タムリン通りから二輪車を排除するという都庁方針に反対して、1月27日午前10時から1千数百台のオートバイがスナヤン東駐車場からモナスの大統領宮まで雨の中をデモ行進 2007年2月1日 異常気象の今回の雨季は少なすぎる降雨のためにジャワ島全般で農業用水に不足をきたしており、プルワカルタのジャティルフルダムでも水位が10メートル近く低下。人工雨の実施が急がれている プルタミナが2008年末に株式一般公開を行うとの計画を公表。国有事業体担当国務省はその計画を許可しないとの姿勢を非公式に表明している ハイパーマーケットに押されて凋落していたスーパーマーケット業界でヘローが復興を推進。2007年には全国で10〜15店の新規オープンを計画 2007年2月2日 2009年の総選挙を終えてから電力基本料金を10%値上げすると政府が表明。これは1万MW火力発電所建設プロジェクトに関連してキャッシュフローを改善するのが目的 2007年1月の28日間でジャカルタのデング熱罹患者数は1,752人、死亡者8人。1月30日時点でデング熱異常流行地区に指定されたボゴール県は罹患者数453人、死亡者14人。1月のデング熱による全国死亡者総数は98人 都庁は鳥フル対策として生きた鶏の流通を禁止する計画。中央政府も2月中旬をめどに全国一斉に生きた鶏の流通禁止を行う意向で、全国的に生きた鶏を持ち運ぶことができなくなる ウジュンクロン国立公園一帯が1月29日、マラリア異常流行地区に指定された。1月に入って熱と痛みを訴える住民が増えており、スムル保健所では280人の擬似患者を検査したところ真性患者は56人だったとのこと 2007年2月15日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年1月のインフレ率は1.04%、YOYは6.26%。コアインフレ率は単月0.74%、YOY6.05% 国内の有料自動車道建設工事への入札参加者が少ないのは通行料金が低すぎるためと判断した政府は、有料道路通行料金の段階的引き上げを計画。2007年8月にその時期が訪れそう 首都圏大水害のさなかに、商店を掠奪しようと水害被災者に呼びかけるSMSを流していた男を首都警察が逮捕。中央ジャカルタ市ブグルに住む35歳の容疑者はある民間大衆組織の支部長をしている 西ジャワ州バンドンに隣接するチマヒ市チババッ町で1月26日、住民の飼い犬が鳥フルによく似た症状で突然死した。犬小屋の横には鶏小屋があって鶏数羽がその前日に鳥フルで死んでいるため、犬が鳥フルに感染したのではないかと見られている 2007年2月16日 2006年12月の輸出総額は95.0億ドルで再び記録を更新。1〜12月累計1,006.9億ドル、対前年同期比17%増。輸入は49.4億ドルで1〜12月累計610.8億ドル、対前年同期比5.85%アップ 2月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン4,080、灯油4,813、軽油4,450、A重油4,273、C重油2,699(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) インドネシア銀行が2007年2月6日から市中金利のベンチマークであるBIレートを9.25%に引き下げた。イ_ア銀はかつてその機能を果たしていた中銀債の廃止を検討 デポッ市でもデング熱が流行しており、最年少入院患者は生後2.5ヶ月の赤ちゃん。デング熱罹患者は年齢層を問わないが、幼児や子供の死亡が多数を占めている 2007年2月17日 ジャカルタの地方首長選挙は2007年8月に実施が予定されており、できるかぎり多くの都民に投票させるために水曜日を投票日にすることが議論されている。投票日はもちろん、国民の休日となる 2006年の外国人入国者ひとりあたり平均滞在日数は9.05日で、2005年の9.09日から微減。ひとりあたり平均支出金額は2006年が913ドルで2005年の904ドルから増加した 情報通信担当国務省がインターネット利用者増をはかってISPのネットワーク利用チャージを大幅に削減させる新規定を定める方針。プロバイダー業界の一般利用者向けタリフは3割減が期待されている エコ・エンダルモコ編インドネシア語シソーラス「TESAURUS BAHASA INDONESIA」好評発売中。グラメディアプスタカウタマ発行、全715ページ。価格は都内グラメディア書店で一冊17万ルピア 2007年2月19日 中央銀行データによれば、IMF借款返済実施にもかかわらず外貨準備高は増加を続けている。2006年11月末415.8億ドル、12月末425.9億ドル、2007年1月25日は431.1億ドル 2006年の全国投資実績は、PMAが59.8億ドルPMDNは20.8兆ルピアで前年の89.1億ドル30.7兆ルピアから32%ショート。しかし投資認可は件数・金額とも増加している 中央統計庁公表2006年通年の全国13主要入国ポイントにおける外国人入国者数は487万人で、2005年の500万人から3%減少。獲得外貨収入は2006年が44億ドルで2005年実績の45億ドルに届かず 首都圏水害で住居が浸水した都民に対し宿泊料金値上げをすることなく、またできれば割引を被災者に与えて連帯と助け合いの精神を発揮するように、と文化観光相がホテルレストラン会に対して要請 2007年2月20日 2007年2月15日から3月14日までの政府保証金利率を預貯金保証機関が公表。一般銀行ルピア建ては9.25%、米ドル建ては4.75%、国民貸付銀行は13.0% 2月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 4,750、Pertamax Plus 4,900、Pertamina DEX 5,550(数字はルピア/リッター) 水害による都内の道路破損は82,150平米にのぼり、西ジャカルタ市22,650、北ジャカルタ市22,520、中央ジャカルタ市16,670、東ジャカルタ市11,090、南ジャカルタ市9,220という内訳。道路補修に120億ルピアの予算が必要 政府の一般国民向け持ち家プログラムの最廉価版である健康簡素住宅(RSh)の価格が2月9日から4千9百万ルピアにアップした。持ち家ローン分割返済も最初の二年間は金利だけという軽減措置が与えられる 2007年2月21日 2006年の国内高級乗用車販売台数は1,478台で前年実績の3,611台から大幅減。このカテゴリーのトップは依然ベンツだが、2005年の市場シェア56%は47%に低下 2006年11月全国主要観光先10州のスター級ホテル客室稼働率は全国平均が45.5%で前月の42.8%から上昇。トップは北スマトラで54.8%、最低は南スラウェシの29.3% タングラン地方総合病院に入院しているレプトスピロシス患者は2月15日時点で7人に達し、また中央ジャカルタ市タラカン病院では15日16日の二日間で擬似患者が11人増えて合計13人になっている 水害後の都内道路状況は多数の交通信号が点灯せず、混乱を誘発している。西ジャカルタ市13ヶ所、南ジャカルタ市12ヶ所、中央ジャカルタ市12ヶ所、東ジャカルタ市3ヶ所、北ジャカルタ市2ヶ所。大半は変圧器が水濡れで故障したため 2007年2月22日 2006年末の外貨準備高435億ドルは2月半ばで450億まで上昇。産業界の水害後遺症を政府がうまく克服できれば2007年末には500億ドルを超えるだろうと中銀副総裁が発言 2006年銀行業界の業績は目覚しい向上。前年にくらべて利益は13.8%増、資産15.2%増、第三者資金14.1%増、貸付高13.9%増とインドネシア銀行が公表 2006年のMP3プレーヤー市場は15万台で今年は30万台市場に倍増するだろうとPT Samsung Electronics Indonesia が予測。サムスンは昨年30%弱のシェアを獲得している 水害で一段落していた都内のデング熱罹患者がまた増加しはじめており、2月16日時点で2月の罹患者総数は1,231人で死亡者は6人となった。デング熱赤信号地区指定は先の41ヶ町から88ヶ町に倍増している 2007年2月23日 2月16日で都内の下痢症入院患者は901人に達し、死亡者は12人となった。またバンテン州セラン地区で奇病チクグニャ(Cikungunya)の罹患者が増加。西ジャワ・首都・バンテンのジャワ島西部地方は、鳥フル・デング熱・レプトスピロシス・下痢・チクグニャなどさまざまな伝染病の猛威にさらされている 2007年1月の四輪車国内販売台数は26,788台で、昨年後半に盛り返しを見せた3万台レベルからまた転落してしまった。しかし昨年1月実績の26,621台よりは微増 2月17日早朝に西ジャカルタ市のSパルマン通りにあるホテルメルキュールのコンクリート塀を打ち壊しにきた78人を警察が一網打尽。土地係争問題を根拠にしたホテル支配を企む一味の仕業と警察では見ている 2007年2月24日 スティヨソ都知事が2月18日に首都反差別都市宣言。住民管理行政に当たって各町役場は人種種族の差別を行わず、新国籍法の精神を実現するべくフォローアップせよ、と指示。行政差別を受けた者は電話0811−983899に届け出るようにとのこと 今年は中国正月にあわせて運通省逓信総局が十二支を描いた切手を発行した。十二支は中国文化を象徴するものであり、インドネシアの切手に中国文化がテーマとして描かれたのははじめてのこと ポルノサイトや賭博サイトへのアクセスを利用者に許したワルネットやワルテルに対して刑事罰を与えることを通信統制庁が検討中。また電話オペレータがワルテルにエアタイムをチャージした場合も罰を与える方針 2007年2月26日 国民教育相・労働トランスミグラシ省・全国商工会議所が協力して専門高校・大学・非公的教育機関の学生生徒に対し、労使関係についての科目を新設することを表明。より優れた勤労者を産業界に送り出すのが目的 首都圏上水供給のための原水の8割を占めている西タルム運河の水質汚染がひどくなっており、上水コストのアップは避けられないだろうとア開銀が警告した。西ジャワ州水道原水管理会社はバンドン一円の工場と民家からの排水による汚染に起因していると表明 2007年の1〜4月収穫期に見込まれている全国米生産量は1,258万トンで、これは平常生産量の1,472万トンから113万トン不足している。そのため政府の米備蓄計画では1百万トンの輸入が予定されている 2007年2月27日 2007年商業大臣令第09/M-DAG/PER/2007号で木製品の輸出規制が強化される。特にHSコード4407、4409、4412、4415、4418、9406はテクニカルクリテリアの条件が厳しくなっている 2007年1月の国内二輪車販売台数は346,669で前年同月から29%アップし、四輪車市場と明暗を分ける。ホンダが15.4万台ヤマハが13.3万台で競り合いが激化 2月21日15時24分、ジャカルタ発スラバヤ行きアダムエアーB737−300機が豪雨下のジュアンダ空港で着陸に失敗し、滑走路半ばで擱坐して胴体が折れ曲がる。政府は同日アダムエアー保有の同型機7機に運行禁止を命令 2月23日時点でジャカルタのレプトスピロシス患者総数は91人に達しており、死亡者はそのうち5人。患者はみんな水害の被災者で、首都圏大水害後の二週間に発症している 2007年2月28日 インドネシア銀行が2007年下半期から中銀債オーバーナイト、3ヶ月もの、6ヶ月ものの取扱いを始めると公表。通貨調整機能に歪をもたらしはじめた中銀債偏重を調整するためにイ_ア銀はやはり下半期から国庫債券の発売を始める予定 スラバヤ空港で着陸事故を起こし交通安全国家委員会による原因調査が始まったばかりのアダムエアーB737−300機の機体を同社が22日に真っ白に塗り替え。衆目が見ている前でのアイデンティティ隠しか 空の事故のあとは海の事故。2月22日深夜1時半にタンジュンプリウッを出港したバンカブリトゥン行きフェリー「ロビナ1号」がプラウスリブ海域で明け方5時ごろ火災。船員の証言では、シートをかぶせたトラックの荷台から出火し水をかけたら火が広がったとのこと。死者18人行方不明6人 2007年3月1日 都庁が2006年8月から加入を義務付けた従業員に対する就業時間外事故補償保険プログラムに対してアピンドが最高裁に司法審査請求を行い、法令の裏付けがなされるまで強制加入を拒否する姿勢を表明 改定投資法案の国会審議はペンディング状態。政府案の一般的規定内容に対して国会側は具体的限定的な規定内容を望んでおり、政府の歩み寄りが待たれている PT Hyundai Mobil Indonesia がコリンドグループと合弁でバス・トラック製造工場を建設する計画であることを工業省が明らかにした。将来の百万台四輪車市場の10%シェアが目標とのこと 2007年3月2日 改定投資法案審議の中で新規投資許認可手続きは単一窓口方式を取ることが政府と国会の間で合意された。2007年3月6日の国会総会を無事通過すれば待たれていた改定投資法がいよいよ成立する 航海中に全焼したレビナ1号がタンジュンプリウッ港への曳航途上で沈没する。船内にいた事故調査チームは海に投げ出されて四人が死亡。なお火災事故による死者は42人に達した 西ジャワ州の2007年デング熱罹患者は2月26日時点で5,910人に上っている。最多数はバンドンで1,329人、次いでボゴール860人、チマヒ605人。ジャカルタの罹患者数は2月18日時点で3,974人に達している 2007年3月3日 2007年3月4日午前5時43分から皆既月食がはじまり、月が完全に地球の影に隠れるのは6時58分で月食が終了するのは午前8時11分の見込みである、と地学気象庁が予報 バンドン発ジャカルタ行き長距離列車料金のウイークデー割引を2007年3月1日から国鉄が実施。月曜正午以降金曜正午までの間アルゴグデ号はひとり6万ルピア、パラヒヤガン号エグゼキュティブ5万、ビジネス3万 二輪車の左側走行と日中点灯走行、バスウエイ車線への一般車輌乗り入れ禁止など首都の交通規制の取締り熱がさめてきたようで、都内の路上は以前にも増して無法地帯と化している。決まりを破る者が得をする社会のあり方は根強いものがある 2007年3月5日 インドネシア銀行データによれば、2006年銀行界のローン承認金額は787.1兆ルピアだが未引出し金額が166兆に達している。この比率は過去三年間同じレベルが維持されている マカッサルで入院した南スラウェシ州ゴワ県住民4人に鳥フルの疑い。スラバヤでもウィユン郡で多数の鶏と鳩が突然死亡し、検査で鳥フル陽性と判定されている 2006〜2007年作付米の全国収穫期が北スマトラ州から始まった。例年全国収穫期は3月〜4月で、今年その期間の米生産予測は1,020万トンにのぼり、4月には5百万トンの余剰米が発生する見込み 2007年3月6日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年2月のインフレ率は0.62%、1〜2月累計1.67%、YOYは6.30%。コアインフレ率は単月0.56%、累計1.30%、YOY5.98% 2007年3月11日(日)は西ジャワ州ブカシ県首長選挙の投票日。ブカシ県警・国軍・県庁は8千人の治安要員を動員して投票警備を実施する予定。また県下の全事業所に従業員の投票参加許可を要請 3月1日に都内各所で吹き荒れた突風のために合計15本の街路樹が倒れ、アフマディヤニ通りでは通行中の女性ひとりが下敷きとなって死亡。テレシア教会やジャクサ通り、アンタサリ通りやアンペラ通りでも倒木の被害と交通渋滞が発生 2007年3月7日 2007年1月の輸出総額は83.5億ドルで12月実績から12%ダウン、対前年同期比10.5%増。輸入は52.4億ドルで12月から6%アップ、対前年同期比19.5%アップ インドネシアとオーストラリアの輸出入統計が大幅に食い違っていることを在シドニー経済協力担当領事が指摘。年々十数億ドルの違いがあるのは、単に集計メソードの差に起因していると言えるか疑問 政府は今年4月から12ヶ月満期の国庫短期証券(通称T-Bills)を発売すると公表。今年は3回発売し、市中流動性が高まればその先は毎月でも発売する意向。14銀行4証券会社がメインディ−ラーに指名されている 2007年3月8日 2007年1月の家電品販売状況はテレビ32.3万台、冷蔵庫15.7万台、エアコン6.7万台、洗濯機7.8万台、オーディオ製品5.2万台で、オーディオ以外は軒並み前年同月実績をオーバー 6トン〜18トントラック完成車の輸入関税率が2007年版輸入関税率表で40%から20%に引き下げられていたことが判明し、国内自動車製造業界が政府に対してその変更を取消すよう陳情 インドネシアの領土は以前として曖昧で、排他的経済水域の7割が隣国との合意をまだ調えていない。それができているのはオーストラリアとパプアニューギニアだけで、ティモール・パラウ・フィリピン・ベトナム・タイ・インドとの間には合意書がまだない 2007年3月9日 贋札製造防止を目的とした2006年蔵相令第61号の実施規定として国家諜報庁がカラーフォトコピー機・カラープリンター登録義務の細則を制定。流通業者と最終使用者は所有するカラープリンターを公認流通業者協会に登録しなければならない 首都バスウエイで運行させることになっているバス113台のシャーシ輸入時に課された税金があまりにも高いためにトランスジャカルタバス会社は納税ができず、ボディ製造会社から完成車を引き取れないでいる 日本から中古電車50両が2月9日に到着しており、首都近郊鉄道の模様替えは着々と進行中。複線化と無賃乗車者を排除する電子切符化が行われるスルポン〜タナアバン線は4月からグリーンラインと呼ばれるようになり、運行車輌は緑色に塗られる予定 3月5日から24日まで都庁交通局が都内174ポイントで首都シンパティック作戦を実施。1,889人の警察官を動員して行われるこの作戦は道路利用者に対して交通秩序の規律付けを推進するもの 2007年3月10日 西スマトラ州パガルユン地方を本拠としたミナンカバウ王国の歴史遺産である王宮建物レプリカと展示物が落雷による火事で全焼。王宮オリジナルは1945年に焼失し、立て直されたレプリカも70年代に焼け落ちており、今回焼けたのは1976年に再建されたもの 東ジャワ州クディリ県グラ郡ガヤム村のさとうきび畑で古代チャンディと見られる石造構造物や石像が相次いで発見されている。ここ一ヶ月で石像6体、チャンディの一部、およそ1Haの広さにわたっているレンガ塀の一部などが発掘されている 2006年5月のジョクジャ中部ジャワ大震災で大きい被害を受けたプランバナン寺院と水の王宮タマンサリはリハビリが開始できる態勢が整った。しかし世界各国からの援助金はまだあまり集まっていない 2007年3月12日 国内市場でトイレタリーや先端技術電化製品は外国ブランドが7割を超えており、国産ブランドが成長する余地はあまりない、とフロンティアマーケティングリサーチコンサルタントが発言 著作権法の改定作業を進めている人権法務省に対してインドネシア出版者会が、書籍のフォトコピーにロイヤルティを課す条文を加えるよう提案。運用は教育界や図書館から着手していくことを想定 インドネシア労働者の生産性は世界147ヶ国中137位であると労働大臣が最近のサーベイ結果を引き合いに出し、労働省はかれらをグローバル市場で競争力を持つ労働力に育てるために諸政策を準備している、とアジア生産性機構主催の会議でスピーチ 3月5日からバンドン〜ジャカルタ間長距離列車で減便。アルゴグデ号はバンドン発12時と15時35分の2便およびジャカルタ発15時の便が廃止され、パラヒヤガン号もバンドン発15時とジャカルタ発18時25分の便が廃止された 2007年3月13日 2007年3月1日付け国税総局長回状第SE-08/PJ/2007号で、今年の年次納税報告書(SPT Tahunan)の提出期限が4月2日になることが通達された。なお2006税務年度の納税不足分は2007年3月23日までに納付しなければならない タンジュンジャティB火力発電所で石炭在庫が欠乏状態であることを理由に3月11日から発電カットをPLNが発表。発電所側は悪天候で石炭陸揚げが1月から滞っていると事情説明をしているが、陸揚げオペレータは海面の荒れで陸揚げが不可能になることはないと反論している 3月6日の西スマトラ州地震でブキッティンギ市内の観光地シアノッ渓谷の地盤が緩み、崖崩れが数回にわたって発生している。崖に近い一部の民家も崖下に転落している ロンボッ海峡でパダンバイとルンバル間を運航しているフェリー16隻のうち5隻が、安全装備に問題があるとしてドックでの船体検査が命じられ安全性が承認されるまで航海が禁止された 2007年3月14日 預貯金保証機関が2007年3月15日から4月14日までの政府保証金利率を公表。一般銀行ルピア建ては9.25%、米ドル建ては4.75%、国民貸付銀行は13.0%で前月から据え置き。3月22日から保証金額上限が1億ルピアに引き下げられることを配慮したもよう マレーシアを訪れるインドネシア人は2001年の77.7万人から2006年には130万人に増加した、とマレーシア観光局が公表。医療のための訪問とゲンティンハイランド、マラッカ、ランカウィ等への観光客増加がその主因 2月はじめのジャカルタ大水害で破損した道路面積8万7千平米は一ヶ月間で42%が修復されたと都庁公共事業局長が報告。雨の日が多いことが修復工事の進展を妨げているとの説明 2007年3月15日 海洋漁業省が水産物製造輸出者12社の輸出認可を暫定的に停止。EUからの品質クレームへの対応のためで、輸出者は3ヶ月以内に生産工程の改善を行うよう求められている 2006年の銀行犯罪は134件でその被害総額は1.2兆ルピアと5千2百万米ドルに上った。そのうち43件は33の一般銀行で発生し、91件は国民貸付銀行が舞台になっている ジャカルタアウターリングロードのウルジャミ〜クブンジュルッ7キロ区間は都営不動産会社PT Jakarta Propertindo とジャサマルガの提携で工事が開始される予定。ただし工事開始は両者間での合意覚書調印を待つ 2007年3月16日 2007年3月12日時点の鳥フル流行状況は、全国での真性患者数85人でそのうち64人が死亡。州別には、西ジャワ28/22、首都21/18、バンテン12/10、北スマトラ7/6、東ジャワ6/3、中部ジャワ5/4、ランプン3/0、南スラウェシ1/1、西スマトラ2/0(患者数/死者数) 南スマトラ州パガルデワからバンテン州チレゴンへのガスパイプラインが完成し、3月11日から国営ガス会社によるガス供給がはじまる。グリシッ〜ムアラブカシパイプラインは今年下半期の完成予定で、ブカシ・ボゴール一円の需要家に対する供給はそれからとなる 例年1月から3月まで悪天候のため閉山されるロンボッ島リンジャニ山に地元大学生8人が登山し、7人が死亡。天候不順による寒さと霧および強風で道に迷ったあげく食糧欠乏のため死亡したものと見られている 2007年3月17日 クラカタウ群島のスルトゥン島とラカタ島で海食作用が激しくなっており、スルトゥン島は北端が消失してしまっている。強い西風による波浪で砂と石が侵食され、島の面積は狭くなっているもよう バンドン〜スカルノハッタ空港旅客運送サービス競争は激化。今度はTranzlink と命名されたエグゼキュティブサービスが発足し、国内線乗客のチェックインサービスまでが込みになっている 2007年3月19日 預貯金保証機関は3月22日から保証上限を1億ルピアに引き下げる。この引き下げで銀行界第三者資金の8割にあたる1,029兆が保証されなくなるがその口座数は全8,143万件のわずか1.7% これまで香港経由の単一通信ルートに頼っていた国際通信オペレータの緊急時対応別ルート構築ができあがった、と逓信総局長が公表。ただし今はまだ従来のルートが使われている 2006年の携帯電話利用者は6千3百万人に達し、2007年は20%増加して7,560万人に上るのではないかと通信統制庁が予測。2006年は2005年から34%増加している 2007年3月20日 チカンペッ自動車専用道路沿線の工業団地にKEK(特別経済区)ステータスを与えるよう工業団地会が政府に要請。構想を打ち上げたあとの進展が捗っていないことに実業界はしびれを切らしはじめている 最近のルピアレート軟化はこれまでポートフォリオに入っていた外資が100億ドルほど本国に引き上げられたためであると中銀副総裁が表明。経済危機以降で最大の外貨流出量だが外貨準備高も史上最高レベルにあるので問題ないと楽観論 3月15日朝、ランカスビトゥン〜ジャカルタ間中距離列車がテンジョ駅で故障し、乗客を次ぎの列車に移し替えたがパルンパンジャン駅で待っていた乗客があふれて大量の積み残しを出したため、一部群衆が騒いで列車を乗っ取り線路を封鎖。夕方には群衆が解散して平常に戻る 2007年3月21日 2007年は失業者が増加するだろうと労相。2005年の1,190万人は2006年に1,090万人に減少したが、2007年は首都圏の水害をはじめ諸地方の天災で事業所閉鎖が増えており、新規労働力230万人プラス数十万人が失業者数を膨らませるとのこと 麻薬常用者は320万人で総人口の1.5%を占め、麻薬による死者は年間1万5千人で一日当たり41人にのぼる、と国家麻薬庁。麻薬犯罪で死刑判決を受けた62人中処刑が行われたのは3人だけで、そんなことでは麻薬撲滅はむつかしい、と同庁長官が発言 スリーインワンに代わる都内交通規制として有料道路通行システム(ERP)が実施されることになっているが、そのトライアルを2008年にバスウエイ第1ルートに沿ってブロッケム〜コタ間で行うと都庁運通局長が表明 2007年3月22日 1991年〜2006年の外国からの特許出願は27,957件で、そのうち23,455件は特許協力条約(PCT)ファシリティを使ったもの。インドネシアから外国への出願もPCT利用が増加していると知的財産権総局特許局長 2007年1月の建設機械国内販売台数は506台で前年同月から5割増。なかでも油圧ショベルは302台で昨年1月の二倍を記録、続いてブルドーザーが124台 デポッ市結核罹患者は既に1千5百人が発見されているが人口比からいけば2千1百人いるはずとして、同市保健局はあと5百人以上の発見に注力している。保健省のデータでは定住者107人にひとりが結核患者となっている 2007年3月23日 改定投資法案国会審議はやっと山場を越え、重要案件だった投資ファシリティと担当機関に関する合意が政府と国会間で成立。国会第6委員会議長によれば、法令成立は3月末になる見込み 銀行界の預貯金保証掛け金が2005年9月以来2.4兆ルピア集まり、それを中銀債と国債で運用した結果3.3兆に膨らんでいる、と預貯金保証機関が報告。その結果同機関が持っている流動資金は設立時に政府から与えられた4兆ルピアを加えて7.3兆に達しているが、大銀行の破産対応にはほど遠いと理事のひとりが発言 PT Panasonic Gobel Battery Industry が西チカランにリチウムコイン電池新工場設立。同社は今の月産5千万個を3倍増にする計画を立てており、この工場が完成すれば世界供給の45%シェアをパナソニックが握るという戦略 2007年3月24日 すでに8州都に29ヶ所の店舗を営業させているカルフルインドネシアは今年更に10州都に新店舗をオープンする計画。パダン・プカンバル・バンダルランプン・スマラン・デンパサル・ポンティアナ・パランカラヤ・バンジャルマシン・バリッパパン・マナドがその10都市 インドネシア銀行の統計によれば、2006年のカード詐欺発生は56,900件で被害総額は253億ルピア。しかしカードフロードの86%にあたる48,800件はカードの紛失に起因している。ここで言う紛失は盗難や強奪を含んでいる 衛生不良が国民生活に与えている損失は年間47億ドルで、これは一世帯当たりひと月12万ルピアに該当する、と国家開発企画庁。安全な飲用水は18%、妥当な衛生設備は45%の国民しか享受できていない 2007年3月26日 熱延鋼板の国際価格が暴騰してトン当たり725ドルに達したため国内諸産業が規格外鋼板の使用に走ることが懸念され、新たな問題が生じる可能性が高い、と業界者が発言 政府の全省庁が隠し持っていた口座が3,195件あったことを大蔵省が公表。そのほとんどは2000年より前に開設されたもので、残高総額は17.6兆ルピアにのぼる。国事行為者・行政者が行政に関連して持つ口座はすべて政府予算に含められなければならない 2007年2月の二輪車国内販売台数は348,723台に達し、前年同月実績を5.4%凌駕した。首位メーカーはホンダの150,979台だが、二位ヤマハが145,872台で猛然と追い上げており、スズキは4万6千台で依然低調 2007年3月27日 預貯金保証機関の報告書データから、2007年に入って残高1億ルピア未満の銀行口座970万件が解約されていることが判明したと国家経済企画庁。同報告書はまた銀行界第三者資金の80%が総口座数の1.7%で占めていることを示している 3月24日、パレンバンのMフセイン病院SARSセンターで救急治療を受けていた23歳の女性擬似鳥フル患者が、停電のためにレスピレータとモニター装置が停止し数分後に自家発電装置に切り替わったが時遅く、死亡 カンプンムラユ〜アンチョル間を結ぶバスウエイ第5ルートには中国製の連結バスが投入される予定。定員160人の連結バス30台が今年7月にタンジュンプリウッ港到着の予定で、状況次第ではブロッケム〜コタ間第1ルートでも連結バスを運行させる意向 2007年3月28日 中銀発表の2006年経済報告によると、失業者はジャワ・バリ・ヌサトゥンガラに598万人いてその地域に集中している。カリマンタン・スマトラ・スラウェシ・マルク・パプアは147万人しかいない 西ジャカルタ市庁はマンガブサール1通りの62軒の鉄材商店をハヤムウルッ通りのリンドテベスに強制移転させる計画。それらの商店は在庫を置いて道路の一部を占拠しているため、交通渋滞激化の昨今もはや容赦はありえない、とのこと 全国小学生の46%、乳児の35%、妊娠・授乳中の母親と思春期少女の多くが鉄分欠乏性貧血症。地域別では、貧血症住民の最も多い州は西ヌサトゥンガラ、最低はジャカルタそして東ジャワ。貧血症問題は女性のジェンダー教育問題である、と医師会 2007年3月29日 政府は4月から輸入セメントに対するSNI(インドネシア製品規格)適合義務付けを開始する。この措置が始まればしばらくの間、港からの輸入セメント引取りが遅れ気味になるので輸入者はそれに備えるように、と工業省 バロガンとバリッパパンでの生産が止まっているために家庭用プロパンガス供給不足は今週一杯続きそうだとプルタミナが公表。特に首都圏、バンドン、スラバヤでの影響が顕著 デンパサル南方1,004キロの海上に発生した熱帯性低気圧はオーストラリアに向かって移動中で、上陸するまでの間マルク、ヌサトゥンガラ、バリ、ジャワ中部西部、スマトラ南部に強い風雨をもたらす可能性が高いと地学気象庁が発表 25日午前中ダアンモゴッ通りを中心に数千台のアンコッが就業放棄したため、西ジャカルタ〜タングラン一帯の市民の足が奪われた。無許可で公共運送を行っている黒ナンバープレート車輌の取締りと役人の不法徴収金廃絶を求めてのもの。一部は国会議事堂前でデモを展開 2007年3月30日 2008年はビジットインドネシアイヤーで、観光プロモーション準備が3月下旬から開始された。2008年の観光客誘致目標は7百万人で促進経費は3千万米ドル。経費はひとりあたり10米ドルほど必要なのに、と関係者 残高1億ルピア未満の銀行口座970万件の解約は、好条件を求めての銀行間移動であったことが判明。国家経済企画庁が懸念した貧困層の生活費補填のための取り崩し説は杞憂 チクグニャ罹患者が増加傾向。北ジャカルタ市保健局は今年最初の3ヶ月で800件の発生を記録。ほかに報告が出されているのは中部ジャワ、西ジャワ、バンテンなど 2007年3月31日 インドネシアにも女性専用フロア−を持つホテルが出現。ジャカルタではホテルマンハッタンとホテルアリラ、スラバヤではホテルメルキュールミラマ。女性専用タクシーを望む声もあるが、近郊電車で失敗している先例があるためうまくいくかどうか・・・・ 3月26日以来北スマトラ州ダイリ県を熱波が襲い、森林火災が発生している。火点は156ヶ所で観測されており、メダンでは気温37℃を記録 2007年4月から首都の私立小学校761校と私立中学校689校も学費が無料になる。都庁は首都の予算で小学生ひとりあたり6.95万ルピア、中学生ひとりあたり12.7万ルピアを各学校に交付することにしている 2007年4月2日 インドネシア大学に爆弾テロの惧れあり、と首都警察が大学当局に3月26日、警告を発す。リスクはデポッとサレンバの両キャンパスにあるとのことで、この情報が学内に流れたとたん、学生たちはすぐに帰宅 エレクトロニクスマーケタークラブの公表データによれば、今年2月の家電品販売台数はジャカルタ大水害の影響で、エアコンを除いて軒並み1月販売実績をショート。今年1〜2月の累計販売台数はテレビ59.9万台、冷蔵庫28万5千台、洗濯機14万8千台、エアコン13万5千台 ピックアップトラックの1〜2月国内販売台数は9,093台で前年同期比117%の伸び。メーカー別ではスズキが4,139台でトップシェア、2位は三菱の2,719台 2007年4月3日 3月29日の国会総会で改定投資法案が可決され、新投資法の制定が本決まりとなった。施行細則としての政令は4月中に政府が定める、と商業相がコミット シドアルジョ県ポロン郡の熱泥は3月30日ついに鉄道線路に侵入した。国鉄はその区間を徐行で通過して運行を継続している。またポロン街道にも31日上り車線側に侵入したため片側が閉鎖された。交通はクリアン〜パンダアンに振り向けられている 4月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン5,459.05、灯油5,370.2、軽油5,126.0、A重油5,038.0、C重油3,221.9、運輸向け軽油5,359.0(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 2007年4月5日 3月29日19時半ごろ、首都圏近郊電車デポッ行きデポッエクスプレスがレンテンアグン地区で5分間ほど乗客に進行を止められた。当初車掌が車内検札で切符を持たない乗客からひとり3万ルピアの罰金をとったあとマンガライ駅で切符のない乗客をひとり1万ルピアで車内に入れたため、罰金を取られた乗客が多数運転席に押しかけて抗議し、車輌の進行を止めさせたのが原因 3月1日から29日までの間にデング熱に罹患したジャカルタ都民は2,660人で、そのうち10人が死亡。死亡者の大半は幼児と子供 4月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 5,600、Pertamax Plus 5,850、Pertamina DEX 5,900(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) 2007年4月6日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年3月のインフレ率は0.24%、1〜3月累計1.91%、YOYは6.52%。コアインフレ率は単月0.17%、累計1.48%、YOY5.87% 4月2日のジャカルタ証取では今年1月2日に築いたIHSG1836.520ポイントを突破する1849.384ポイントを記録。業界筋の多くがこの先IHSGはまだ上昇傾向にあると一様に表明 24.5兆ルピアと75.4万ドルの税外国庫収入が政府機関から国庫に納められていないことが会計監査庁の監査で明らかになる。中には国庫に納めないまま経費の支出にあてている機関も シンガポールのインドネシア人ハウスメイドが増加しており、在住者10万人中7万5千人がかの女たち。フィリピン政府がシンガポールのメイド賃金を4百Sドルに引き上げたため、まだ280〜320Sドルの賃金レベルにあるイ_ア人メイドへの需要が急増 2007年4月7日 2007年2月の輸出総額は83.1億ドルで1〜2月累計166.7億ドル、対前年同期比11.5%増。輸入は46.6億ドルで1〜2月累計89.2億ドル、対前年同期比11.1%アップ インドネシアの1億2千3十万Haという森林面積のうち5千9百万Haで森林破壊が起こっている、と生活環境担当国務相が公表。保護林730万Ha、保存地区580万Ha、生産用林1,500万Ha、限定生産用林3,000万Haといった内訳 ハミッ・アワルディン人権法務相は3月29日にバリで、2006年第12号法令国籍法にもとづいて既に7百人に対して国籍決定書を交付したと語った 2006年9月14日からスタートした3G通信サービスの利用者は250万人を超えた。オペレータ別内訳はテルコムセル225万、XL20万、インドサット5万。インドネシアは一気に世界十大3G利用国の仲間入り 2007年4月9日 2007年1〜2月の15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は639,900人で、昨年同期実績の563,400人を14%上回った。1月の全国10大観光地におけるホテル客室稼動率は44.3%、星級ホテルにおける観光客の平均滞在日数は2.47日 2007年3月30日時点の外貨準備高は472.2億ドルにのぼり、2月28日の456.9億ドルから15億ドルアップした。インドネシア銀行の出した最新予測によれば、2007年末の外貨準備高は550億ドルになるとのこと ジャカルタ首都特別区首長選挙の投票者名簿作成が8ヶ月かかってやっと終了。有権者総数は581万人で、投票所は一ヶ所最大6百人を目途に都内各所に配置される予定 ポルノグラフィーとして起訴されたインドネシア版プレイボーイ誌編集長に対して南ジャカルタ国家法廷は4月5日、無罪判決をくだす。だからポルノ法を一刻も早く制定しなければならない、と推進派が発言 2007年4月10日 2007年2月の国内線航空旅客数は164万人で1月から24%ダウン、国際線は41万人で16%ダウン。今年1〜2月累計は国内線379万人で前年同期比15%ダウン、国際線は91万人で前年同期比14%アップ 銀行界に与えていた貸付条件を緩和する新たな中銀令が3月30日付けで交付された。実業界に対するローンの拡大が期待されている 二輪車国内販売台数で万年トップのホンダを追い上げていたヤマハが、2007年3月ついにホンダを追い抜いた。インドネシアオートバイ産業協会データによれば、3月販売台数はホンダ151,074台で市場シェア41.5%、ヤマハ159,035台でシェア43.7% 2007年1月から4月5日までの国内鳥フル罹患者総数は93人でそのうちの死亡者は72人に達しており、世界ナンバー1の道を邁進している。首都での発生が増加してトップの西ジャワ州に迫りつつあり、首都での鳥フル罹患者の死亡は今年既に4人 2007年4月11日 2007年1〜2月のバリにおける外国人入国者数は228,150人で、前年同期実績の153,077人から50%近くアップした。バリの観光業界関係者は今年の外国人観光客誘致目標である140万人達成を楽観視している 2006年の全国刑務所服役者総数は116,688人で813人が刑務所内で死亡した。そのうち321人は都内にある刑務所での死亡者で、死因のほとんどは病気 首都の低所得者層向け簡易アパート1千棟建設プロジェクトが4月5日に東ジャカルタ市プログバンでスタートした。プログバン地区にはアパート10棟4,066ユニットそして民間デベロッパーが14棟6,596ユニットを建設する予定。その他マルンダやプロガドンでも建設が計画されている ジャカルタに4店、スラバヤに1店を運営しているRanch Market は今年6月に1店、年末に3店をオープンする予定である、と運営会社PT Supra Boga Lestari の取締役社長が表明。ランチマーケット会員は既に1万2千人に達している 2007年4月12日 2007年第一四半期の国内ポートフォリオ市場に流入した外資は24億ドルで今年一年間この傾向は継続するだろう、とインドネシア銀行総裁が発言 ジョクジャ空港は4月8日、強風と豪雨のためにジャカルタ発午後一番の到着便が着陸をあきらめて引き返す。ロンボッからの便は天候回復を待って旋回を続けたあとジョクジャ空港着陸に成功。同日夜のジャカルタ発バンジャルマシン行きライオンエアーは着陸時にタイヤが破裂したが無事。ランプン発ジャカルタ行きアダムエアー朝の便は車輪油圧装置の故障で引き返す 4月9日時点で首都のデング熱罹患者11,094人死亡者41人に達し、都庁はデング熱異常発生宣言を発令。発症は南ジャカルタ市が最大の3,696件死亡14件 4月7日13時30分ごろ、アルファフライングスクール所属のセスナ機が飛行訓練中にエンジンが停止しタングラン県パムランにある住宅地区近くの空き地に緊急着陸したが転倒。パイロットと訓練を受けていた42歳の日本人が負傷 2007年4月13日 インドネシアの全要素生産性(TFP)は1985〜1996年の1.4%から1985〜2006年1.38%に低下しており、マレーシアやタイの2%から一層引き離されている デポッ市チマンギス地区でチクグニャが流行中。パシルグヌンスラタンではここ一週間ほどの間に27人が罹患者と判定されており、患者数はまだまだ増えそう。デポッ市では昨年10月にもチネレとスカマジュでこの病気が流行している 複線化された首都近郊電車スルポン〜タナアバン線23キロ区間の正式運行が4月14日から開始される。全車両に冷房車を使い、扉開放運行は厳禁となる。電子切符による無賃乗車排除も同時に行われる予定 2007年4月14日 アチェタミアン県クジュルアンムダ郡にあるブキックラン遺跡で7千年以上前と思われる人骨が発見される。古代スマトラにおける人間の生活状況を知る貴重な資料で、ブキックランは貝塚であるため当時の海岸線がその近くにあったと推測されている 2007教育年度からマカッサル市が市内の島々にあるすべての小中学校で学費を無料にすると発表。島々のほとんどは貧困で生徒のドロップアウトが多発していることに対する新方針 4月18日から22日までジャカルタコンベンションセンターで手工芸品を集めた第9回ジャカルタ国際ハンディクラフトトレードフェア−INACRAFT 2007開催。初日は正午から、他の日は午前10時から21時まで開場し、入場料はひとり1万ルピア。展示即売品もあり、個人購入も歓迎 2007年4月16日 今年第一四半期の投資実行はPMAが前年同期から15%増PMDNが61%増で全体では27%増加した、と投資調整庁が報告。PMA投資国のトップはイギリス、二位は台湾 首都第二外環状自動車専用道路チネレ〜ジャゴラウィ14.6キロ区間の建設工事は2007年8月から開始される。工事はジャゴラウィ〜ボゴール街道、マルゴンダ〜チネレ、ボゴール街道〜マルゴンダの三フェーズに分けられ、最終フェーズ完成予定は2009年第三四半期 携帯電話3Gサービス利用者のうち66.4%はジャボデタベッ地区居住者であるとエクセルコミンド社が表明。ほかに利用者が多いのはスラバヤ、メダン、バンドン、デンパサル、ジョクジャなど 2007年4月17日 4月12日にインド政府がミサイル実験のため数時間インド〜スリランカの領空を閉鎖。ジャカルタからジェッダに向かっていたガルーダ航空GA980便は旋回してジャカルタに引き返す インドネシア銀行は外国人銀行家がインドネシアで働く際に就業できる職種を5つに限定する予定。クレジット、TI、トレジャリー、インベスターリレーション、リスクマネージメントの5分野以外に外国人は就業できなくなる 中学高校課程終了全国一斉国家試験が4月15日に行われる。今年の受験生数は中学校が318万人、高校は207万人 2007年4月18日 スラバヤリングロードが2009年に開通すればスラバヤ〜グンポル間の陸運の流れが再開され、更にグンポル〜パスルアン、グンポル〜パンダアン、パンダアン〜マランの各自動車道建設によって南部との陸路連絡は向上する、と自動車道路調整庁 2007年3月の四輪車国内販売台数は33,905台に達し、前年同月比26%アップを記録。第一四半期合計は84,511台で前年同期実績の79,412台から6%増 スハルト元大統領を再評価する書物「Soeharto, The Life and Legacy Indonesia's Second President」が4月12日にシンガポールで出版される。著者はRetnowati Abdulgani-Knapp 2007年4月19日 政府は国内繊維産業界に対し繊維衣料用機械の輸入に対して借入金利に補助金をつけることを決定した。その補助金を含めて政府予算から繊維業界立て直しのために2,550億ルピアが支出される予定 都庁は都内に6本の自動車専用道路を建設する。ブカシ〜カリマラン〜カンプンムラユ15キロ、ウルジャミ〜タナアバン8.7キロ、パサルミング〜カサブランカ9キロ、カンプンムラユ〜トマン12.5キロ、クマヨラン〜カンプンムラユ9.7キロ、スンテル〜プログバン12.5キロ バリの68万電力利用者は全国でもっとも律儀に料金を納めている。PLNバリ配電区支社によれば、バリの電力販売収入は月2千億ルピアで滞納金額は2億ルピアしかなく、国内で一番小さいとのこと 2007年4月20日 2007年第一四半期のセメント国内消費は758万トンで9%のアップ。スラウェシとパプアでの消費が伸びているがジャワの消費はあまり増えておらず、市況の好転は感じられるものの今年どれだけ増加するかはまだ予測しきれていない シドアルジョ県ポロン郡の熱泥による汚染を危惧したイギリスと日本の大手輸入者がシドアルジョで養殖されているエビの輸入をストップ。年間250〜300トンに達していたシドアルジョのエビ輸出が崩壊の危機に直面 非日系の自動車製造会社で相次いでトップの交替人事。PT General Motor Indonesia はプリブミ社長が誕生。PT Ford Motor Indonesia はかつての社長が復帰。PT BMW Indonesia は中東から横滑り ボゴール県プンチャッ地区の不法建築物摘発が進められており、すでに979軒の建物に違法判定が下されている。警告書、執行命令書という手続きを経て4月末に建物の強制撤去措置が行われる予定 2007年4月21日 米連邦航空局が4月16日にインドネシアの航空安全カテゴリーを1から2に落としたのに続いて米政府は自国民に対し、インドネシアでの空からの入出国は安全規準を守っている国際航空会社を使って直接訪問先都市に出入りするようにとの旅行勧告を出す 北ジャカルタ市スンダクラパ港の歴史的文化遺産である見張塔(Menara Syahbandar)の老朽化が激しくなったために4月いっぱいかけて改修工事中。工事期間中この塔は閉鎖されており、中に入れない ACニールセンが行った首都圏・バンドン・スラバヤ・マカッサルの消費者1千5百人対象の最新調査によれば、平均的市民は生活物資購入場所として在来型パサルを月12〜13回訪れているがハイパーマーケットには月2回しか行っていない 2007年4月23日 インドネシアのマネーロンダリング犯罪の40%は行政高官職者がからんでいる、と通貨取引分析報告センターが公表。同センターが2007年3月末日までに受け取った疑惑報告は7,884件で、そのうち453件を国家警察に、6件を検察庁に届け出ている 2007年第一四半期の四輪車メーカー別国内販売台数のトップは3万台のトヨタで、次いでスズキが1.16万台で二位に踊り出てきた。続くダイハツ、三菱はいずれも1.1万台レベルでそれぞれ3百台程度の差。前年同期第三位だったホンダは今年5位に転落 まき網漁船による乱獲でインドネシア海域のまぐろが激減している、とインドネシアマグロ協会が発言。2006年のまぐろ生産は年間37.3万トン 2007年4月24日 2006年国内四輪車販売台数で車種別のトップはアバンザ57,566台。二位はキジャンの31,494台で更にキャリーフューチュラ13,867、コルトジーゼル13,600、ゼニア12,026、ジャズ11,827と続く。一万台を超えたものはその6種 インドネシアで数十年前から操業している陶器生産者ロイヤルドルトンが国有ガス会社のサービスの悪さに堪忍袋の緒を切らせた。ガス供給ができないなら、工場を閉鎖してインドネシアから撤退すると宣言 タンジュンプリウッ港の輸入通関で、それまで開扉方式が大半だったコンテナ輸入貨物検査が4月はじめから全品検査方式に変わったため検査に時間がかかるようになり、大量の検査順番待ち輸入コンテナでヤードが埋まる。コンテナ搬出プロセスに時間がかかるようになっている 2007年4月25日 エレクトロニクスマーケタークラブ発表の2007年3月家電品国内販売台数。テレビ32.2万台、冷蔵庫16万台、エアコン7.7万台、洗濯機7.6万台、トータルオーディオ5.5万台、揚水ポンプ13.7万台、CD・VCDプレーヤー7.1万台、炊飯器11.9万台、電子レンジ0.4万台 2006年にAIKI(自動車輸入者協会)会員が輸入した新品四輪完成車は5,667台でそのうち4,043台がトヨタ。ホンダは473台、スズキ281台、ベンツ204台、アウディ137台など デング熱異常発生宣言の対応の一つとして都庁は20日に135赤信号点灯町と123黄信号点灯町を対象に殺虫剤一斉噴霧大作戦を実施。この大作戦は27日にもう一度行われる予定 2007年4月26日 運輸セクター労働者が5月1日にタンジュンプリウッ港で3千人デモを計画。時間は12時〜13時の1時間となっているが、ソフィヤン・ワナンディAPINDO会長はプリウッへの貨物搬入に配慮する必要があるとコメント インドネシア産ロブスターが許容量を超えるニトロフランを含んでいるとして台湾政府が輸入を拒否。日本とEUが抗生物質過剰を理由に輸入を拒否した養殖エビに続く今回の問題で、インドネシアエビ生産業界は暗雲に包まれる 数日間降り続いた豪雨で4月21日にソロ川が氾濫し、ボジョヌゴロ県の14郡で水害が発生し数ヶ村が陸の孤島になる。一方、ブンガワンソロの作曲者グサン氏も老齢に病を得て体調がすぐれず 2007年4月27日 四輪二輪自動車用部品製造のための原材料で国内調達が困難なものに対して輸入関税ゼロ%が与えられた。蔵相規則第34/PMK.011/2007号は2007年4月3日付けで制定され、30日後から12ヶ月間有効となっている 4月17日からセメントに対するSNI(インドネシア製品規格)準拠義務が開始された。輸入セメントに対するSNI適合検査が行われており、セメント輸入の扉が狭まっている 2007年第一四半期の国内LCDテレビ販売状況は、サムスンが41%のシェアを取ってダントツ。二位はソニーの16%、さらにLG13%、東芝11%、シャープ9%、フィリップス2%、アキラ2% 2007年4月28日 マレーシアでインドネシア国籍者54人が死刑の判決を受けている。16人は出稼ぎ労働者、38人はアチェ出身者。人権擁護民間団体が政府に国連の仲介を求めるよう要請している 西ジャカルタ市コタ駅前に建設中の歩行者用地下道工事が止まっており、周辺の道路渋滞はひどさを増している。またこの工事はやはり地盤に影響を与えたらしく、コタ駅は床面が下がり建物の33ヶ所にひび割れが発生している、と国鉄第一操車区が表明 ブカシ市の大気汚染状況は全地域で許容限度をはるかに下回る数値が示されていて品質的にまったく問題がない、とブカシ市生活環境局が公表 2007年4月30日 2007年3月30日の外貨準備高472億ドルから4月第3週は494億ドルに20億ドルも上昇しているとインドネシア銀行外貨運用局長が発表。500億ドルの大台にのる日も間近 インドネシア〜シンガポール間の犯罪人引渡し条約交渉がついに結実。インドネシアの国庫から巨額の富を掠め取った逃亡者たちはもう別の国に移ったのではないか?と最高検察庁長官 インドネシアからの四輪車完成品輸出は2005年の1万8千台から2006年は3万1千台に大幅増。今年中旬には北ジャカルタ市タンジュンプリウッに自動車専用港が完成する予定で、今年の輸出台数は3万8千台に伸びる見込みだと工業省 ブカシ市のデング熱罹患者発生は3月365件、4月は23日までで380件と急上昇。今年1月からの累積罹患者件数は1,138件死者11人で、市保健当局は対応におおわらわ 2007年5月1日 2007年4月26日のジャカルタ証取では、70%が外資と言われている投資ポーションに更に海外から資金が流れ込んでIHSG(総合株価指数)はついに2千ポイントの大台に乗り、翌27日には続伸して2019.676ポイントに達する シドアルジョ県ポロン郡の熱泥被災四ヶ村が4月26日、県議会に補償調停を求めてデモ。ラピンド側が話し合いに応じなかったため、デモ隊はジュアンダ空港への道路を二輪車集団パレードを行って占拠し、空港に入って座り込みを行う 元プルシジャサッカー競技場を解体して作ったタマンメンテン(メンテン公園)が4月28日に公式オープン。都民が集う公園としてモナスのように利用してほしい、と都知事が表明。これで都内の緑地面積が3.4Ha増加する 2007年5月2日 スジオノ・ティマン、シャムスル・ヌルサリムは上海、ブラジルに巨額の投資をして名誉市民となったスカント・タノトはブラジルにもう逃げており、シンガポールはただのトランジット場所でしかなかった。27日にバリで調印されたインドネシア〜シンガポール犯罪人引渡し条約に関連して国会議員が発言 安全ガラスに対するSNI(インドネシア製品規格)準拠義務付けが開始された。SNI規格を満たさない輸入品は国内に入れることができず、輸入者は再輸出あるいは廃棄のいずれかを選択しなければならない、と工業相 総人口の49.6%にあたる107,785,000人がマラリア罹患リスクの高い310県市に住んでいる。慢性罹患者は1千万人で発症患者は3百万人いると見込まれているが、2006年の報告は34万件しかない、とエイズ結核マラリア撲滅基金が報告 2007年5月3日 5月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン5,885.7、灯油5,672.7、軽油5,522.0、A重油5,442.8、C重油3,587.1、運輸向け軽油5,773.0(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) これまでテルコムの独壇場だった公衆電話の設置をインドサットも行う予定。固定電話事業者はモダンライセンスの中でキャパシティの3%を公共サービスに振り向けることが義務付けられており、インドサットは全国6万ヶ所に公衆電話を設けることになる 2007年第一四半期のバリにおける外国人入国者総数は363,686人で、これは過去10年間の最高値であり対前年同期比145%である、と観光文化省が公表。全国レベルの外国人入国者数は今年第一四半期が989,492人で対前年比113%でしかない 2007年5月5日 基本的人権国家コミッション長官選挙の候補者43人の中にゲイが選ばれる。選ばれた全インドネシアゲイ対話フォーラム議長ユリアヌス・レットブラウは今回はじめて応募してパスした。人権を疎外されているマイノリティ層のゲイは大勢おり、同フォーラム会員は3百万人いる 化粧品会社ムスティカラトゥ創設者ムリヤティ・スディビヨ女史が推進しているスパテラピスト養成機関を公的職業教育機関に認定する動きが進展しており、スパ施術実施者の職業訓練と技能認定機関が誕生する見込み 2007年4月28日、西ジャワ州デポッ市プルムナスデポッ第一住宅地区のムラティラヤ通りにある民家で体長4メートル重さ60キロの巨大なニシキヘビを住民が捕まえる。近くの湿地から民家に紛れ込んできたものと見られている 2007年5月6月の二ヶ月間、スラバヤ市創設714年記念の一環としてスラバヤビッグセール開催中。市内15ヶ所のモールやプラザで2千軒近い商店が大安売りを実施するほか、ホテル,レストラン、ゴルフ、病院なども割引企画に参加 2007年5月7日 5月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,050、Pertamax Plus 6,350、Pertamina DEX 6,250(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) 法務省移民総局が倫理規定コミッションを編成。総局職員の職務違反や腐敗行為を調査するためのもので、違反の判定が出ればその後の措置は法執行機関に委ねられる 南カリマンタン州でデング熱が猛威をふるっており、全13県市中9県市でデング熱異常発生宣言が発令されている。2007年最初の四ヶ月での罹患者数は1,163人死者12人で、前年同期の罹患者457人死者7人からほぼ三倍増 2007年5月8日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年4月のインフレ率は‐0.16%、1〜4月累計1.74%、YOYは6.29%。コアインフレ率は単月0.20%、累計1.69%、YOY5.74% 2005年の国内小売市場は42兆ルピアで2006年は50兆。2007年は58.5兆が見込まれており、ミニマーケット4,861店、スーパーマーケット515店、ハイパーマーケット75店がその伸びを支えるとインドネシア小売業者協会会長が表明 南カリマンタン州でマラリアが猛威をふるっており、2007年は4月までで死者が17人に達しており、そのうち14人はバンジャル県の住民。慢性マラリア罹患者は2千人いるが陽性患者はその三割程度 2007年5月9日 2007年3月の輸出総額は91.9億ドルで1〜3月累計258.6億ドル、対前年同期比15.2%増。輸入は54.4億ドルで1〜3月累計153.5億ドル、対前年同期比15.2%アップ B737新型機購入でフルサービス旅客空運会社に針路を向けはじめたライオンエアーが株式一般公開を近々行う予定であると発表。ソウル、北京、東京、ダーウィン、パースへの乗り入れも計画されている 都内バスウエイ第5ルート、カンプンムラユ〜アンチョル間を今年6月から中国産連結バス10台が走る予定。連結バスは合計30台が発注されており、将来的にはブロッケム〜コタ間第1ルートにも投入される計画 2007年5月10日 団結インドネシア内閣リシャッフルが5月7日に発表された。新閣僚の顔ぶれは、人権法務大臣に国会議員ゴルカル党役員アンディ・マタラタ、運輸通信大臣にPTディルガンタラ社長ユスマン・シャフィイ・ジャマル、情報通信担当国務相にスラバヤ11月10日工科大学元学長モハンマッ・ヌー、後進地域開発促進担当国務相にPKB党事務局長ルッマン・エディ、国有事業体担当国務相に前情報通信担当国務相ソフィヤン・ジャリル、国家官房大臣に前運通大臣ハッタ・ラジャサ、最高検察庁長官に汚職犯罪撲滅チームリーダーのヘンダルマン・スパンジ検事補 5月7日のジャカルタ証取は内閣リシャッフルを好観したか、IHSGがまた最高値記録を更新して2037.041ポイント。外為市場もルピアが更に強まり1米ドル8,888ルピアまで上がる 2007年第一四半期のタバコ販売実績は561億本で前年同期比16.7%の減少。一律チュカイタリフに加えて種別タリフが課税されたための消費者離れと業界筋は見ているが、ブントゥル社は対前年比144%という増加を示しており、別の要因が作用しているようだ 2007年5月12日 北スラウェシ州庁が売却入札を募集している四星級のマナドビーチホテルに、日本とシンガポールのインべスターが名乗りをあげている。州庁は450億ルピアでの売却を希望しているが、それは今後の展開如何であると同ホテル売却チーム事務局長 東ジャカルタ市のキリスト教系私立学校で小学2年生の男児が学友に暴力をふるわれ、入院してから5日後に死亡。この男児は、小学4年の男児ひとりと同学年の女児3人から継続的ないじめの対象にされていた 2007年5月12日から20日まで、ジャカルタヒルトンコンベンションセンター(Balai Sidang Jakarta)でジャカルタ家具フェア(Jakarta Furniture Fair)開催。開場は毎日10時から22時まで。誰でも買える展示即売会 2007年5月14日 2007年1〜3月の航空旅客総数は国内線が612万人で前年同期の670万人から10%減少。空港別トップはジャカルタの233万人で二位はスラバヤ。国際線出国者数は142万人で対前年比16%増。空港別はスカルノハッタ71万人、グラライ39万人 携帯電話オペレータXLコミンド利用者の度数買い足しはバウチャーによるものが20%しかないことを同社マネージメントが公表。同社顧客は1千万番号を超えており、そのうち95%がプリペイドカード利用者 インドネシアが2008年版ギネスブックに掲載される予定。項目は「森林破壊スピード世界一」で、2000〜2005年での年平均破壊規模は187万Ha(年率2%)。2005年末で残った森林面積は8,849万Ha 2007年5月15日 2007年5月8日の中銀総裁会議でBIレートが25ベーシスポイント引き下げられて8.75%となったのを受けて、預貯金保証機関が2007年5月15日〜6月14日期の政府保証金利率を下げた。一般銀行ルピア建ては8.75%、米ドル建ては4.50%、国民貸付銀行は12.50% 5月第一週に国家警察がバタムのシンガポール系造船会社二社に立入捜査を行って違法コンピュータソフトの使用を摘発し、シンガポール人三人が市内拘留措置の処分を受けた。そのニュースにバタムのPMA数十社が戦々恐々 シドアルジョ県ポロン郡のポロン街道下に埋められているスラバヤ地方水道会社の給水管が割れて水漏れが発生。熱泥噴出に起因する地盤沈下の影響と見られており、上水利用者3千軒への供給が不可能になる 2007年5月16日 国内外資本民間企業の国有化はありうる、とSBY大統領が5月8日大統領宮で学生代表たちを前に発言。民間資本の経済活動が国民を悲惨に落とし込まないようにするためにそれが行われるケースがありうるとのこと 2007年4月の四輪車国内販売台数は35,340台で、今年の最高数値を記録し対前年同期比は156.5%となった。1月からの累計は119,856台で前年同期実績から17.5%のアップ 今年バリ州のデング熱流行は衰えを見せない。例年2〜3月のピークを過ぎると10月ごろまで発症者は激減するのに、今年は2月275人、3月315人、4月472人、5月第一週で209人と上昇傾向にある、と州保健局 2007年5月18日 銀行界の貸付金残高は2006年12月末の832.9兆ルピアから2007年第一四半期末で843兆に10兆ルピア増加しただけ。保有資産は1,694兆から1,705兆に、第三者資金は1,287兆から1,291兆に増加 2007年第一四半期のコンピュータ国内販売は36万5百台に達し、対前年同期比123%を記録。メーカー別シェアはHP17%、Acer11%、Dell6%、Lenovo4%、Zyrex2%。中でもノートパソコンは対前年同期比60%の増加を示し、全体の26%を占めている 2007年1〜4月の四輪車国内販売台数メーカー別番付は、トヨタがトップの42,593台、二位はスズキが僅差で三菱を抜いて16,201台、三位三菱16,130台、四位はダイハツがホンダを抜いて15,989台、5位ホンダ12,500台 2007年5月19日 平常時の道路通行における先導車とサイレンの使用は正副大統領、救急車、国賓、消防車以外は禁止せよ、とSBY大統領が運通省と関係機関に要請。週末のプンチャッ街道での先導ビジネスももはやこれまで 西ジャワ州チアンジュル県のチボダス植物園で超大型のブンガバンカイが開花した。5月10日深夜から開花を始めたこのブンガバンカイは3.12メートルまて花穂の先端が達したが雨のために折れてしまい、前回開花時の3.17メートルの記録更新はできなかった 生活環境担当国務省の最新報告によれば、ガソリン車の排気ガス規制合格率は50%だが軽油使用車の場合はわずか10%しかなく、90%が不合格であるとのこと 2007年5月21日 2007年第一四半期銀行界の純利益は9.1兆ルピアで、前年同期から28%も上昇した。そのうち手数料収入は6.8兆ルピアでこちらのポーションは前年同期から31%上昇している 2007年4月の国内二輪車販売台数は314,925台で今年最低数値を記録。1〜4月累計は1,370,276台。先月はじめて逆転したヤマハのブランド別首位は維持できず、ホンダに抜き返される ガス供給不足で窯業界の生産活動に対する障害が拡大している。寡占供給者のひとつ国有ガス会社はプルタミナからの原料供給低下を理由にあげているが、プルタミナのガス増産は当面手がつかないため供給先のやりくりが優先される見込み 2007年5月22日 国有事業体担当国務省が計画している国有事業体の株式一般公開に対して年金資金が8.9兆ルピアの株式投資を今年中に行う予定。年金資金のポートフォリオ運用は2006年末時点で社債と国債をメインに70兆ルピア 外国人観光客が落す外貨は2005年まで一日平均1百米ドルを下回っていたが、2006年はひとり平均滞在日数9.09日、滞在期間中の総出費は913米ドルとなった 都内マンガライ〜スカルノハッタ空港鉄道新設計画は、カリドラスから空港へのルートが住宅密集地区で覆われていて立退きと用地買収が困難であるためにドゥリ〜バンドゥガン〜ムアラアンケというルートを取ることに変更。線路新規敷設は当初の9.3キロから20キロに増えるため予算が1.5兆ルピアに膨張 2007年5月23日 政府はこれまで外資を閉鎖していたマルチレベルマーケティング事業を外資に開放する意向で、規則を実態に合わせることで合理化を図ろうとする政府の姿勢があらわれている。払い込み資本金は10億ルピア以上となる見込み 国産靴の国内市場出荷が昨年から32%低下しており、7月の新学期販売に備えて注文が上昇し始める例年のパターンが今年は大きく狂っていると業界者。2〜3割安い中国産靴が市場をますます席巻している 中部ジャワ州バニュマス県カラントゥガ村カリポンド部落で過去数ヶ月間に百数十匹のヤギが変死を遂げる。腹が膨れ、舌を出し、粘液を出して死んでいるヤギの死因はいまだに不明 2007年5月24日 2007年第一四半期末の銀行界貸付金残高のうち消費ローンは昨年末から2.6%増加して231.3兆ルピアに達する。内訳は住宅購入63.3兆、店舗オフィス購入3.7兆、自動車その他購入164.3兆ルピア リアウ州タンジュンバライカリムン税関が同海域で拿捕した密輸船9隻の積荷であるおよそ3千バールの古着類が裁判所の判決で競売にふされ、それを購入した業者がジャカルタに送って国内市場に流している。それに関して、密輸入品競売は非合法品を合法化する手段に使われていると業界者が批判 産業界への燃料用ガス供給停滞状況は昨年7月以来改善の兆しがなく、北スマトラ州では焼き物工場やゴム手袋工場の操業が大きな障害を蒙っており、従業員の自宅待機は数百人にのぼっている 2007年5月25日 バリ爆弾テロ事件以来輸出市場から影をひそめて受注生産をもっぱらにしていたロンボッの焼き物がふたたび攻勢に転じる。今年5月23〜27日はジャカルタコンベンションセンターにおけるクラフトインダストリー展示会、8月24〜28日はフランクフルトのライフスタイル展示会に出品 ファミリーホテルコンセプトによる経営方針を推進していた北ジャカルタ市アンチョルのラディンホテルが累積赤字のために閉鎖を決定。ホテル側は売却もしくはサービスドアパートメントへの転換をオファーしている 5月22日午前10時半ごろ、南ジャカルタ市のクバヨランラマ市場でフォルムブタウィルンプッとイカタンクルアルガブサールブタウィのメンバー間で抗争があり、ふたりが死亡。パサルの縄張り争いが原因と見られている 2007年5月26日 Titik Communications がTVRIと提携してインドネシア初の観光情報放送インドネシアトラベルチャンネルを2007年9月から開始する予定。当初は一日6時間のテスト放送でイベント・地方文化・宿泊・運送機関などに関する情報を流し、最終的には24時間ノンストップチャンネルとなる インドネシアエアーエイシアが5月15日から全席フリーシートのうち最前列30席を予約制に変えた。予約料金は税込みで5万5千ルピア。激しい座席の奪い合いに対する顧客サービスとのこと バリのデング熱発症は衰えを見せず、5月22日現在デンパサルのサンラ中央総合病院の入院患者は101人に達している。今年のデング熱による死亡者は9人。同病院はベッド数669に対して入院患者はそれを超える713人 2007年5月28日 2007年第一四半期末の貸付金残高は843兆ルピアで、そのうち外貨貸付は期中に9兆ルピア増加して185兆ルピア、その間ルピア建ての増加はわずか1兆ルピア エレクトロニクスマーケタークラブが4月家電品国内販売状況を報告。テレビ31.9万台、冷蔵庫14.4万台、エアコン7.8万台、洗濯機7.2万台、トータルオーディオ5.6万台、揚水ポンプ13.3万台、CD・VCDプレーヤー6.9万台、炊飯器11.7万台、電子レンジ0.3万台 中国の自動車メーカーGeely Motor(吉利汽車)がPT Gaya Motorと組んで9千万ルピアを切る価格のセダン車を2007年7月にジャカルタで発売する計画。ギーリーは東南アジア向け生産基地をインドネシアに設ける構想も持っている 2007年5月29日 2007年5月初旬の外貨準備高は503億ドルで4月から10億ドルアップ。対外収支バランスと貿易黒字に支えられてのもの、とインドネシア銀行が説明 2006年インドネシアの知的財産権侵害ソフトウエアは前年の87%から85%に低下したが、被害額は2.8億ドルから3.5億ドルにアップしたとIDCが公表 ガルーダ航空シティリンクが事業再編のためにロードファクターが75〜80%に達しているスラバヤ〜バリッパパン〜タラカン線を6月1日から臨時閉鎖すると発表。再開予定は未定とのこと 2007年5月30日 これまで中央統計庁が編集していた政府版経済統計に対抗して、全国商工会議所が近い将来ジェトロと共同で民間版経済統計を出すことを予告 2007年4月の国内ピックアップトラック販売は5,584台で前年同月比101%。メーカー別は三菱がトップだが累計はスズキが8,326台でトップ。車種のナンバーワンはスズキキャリー 全国の土地係争および土地抗争は2,810件であると国家土地管理庁が報告。この数字は規模の大きいものだけ集めたもので、小規模なものはそれよりはるかに多い 2007年6月4日 2007年1〜4月の国内セメント消費状況は998万トンで前年同期比7.1%アップ。しかし4月実績は3月から10%もダウンしたことから業界者に不安が広がっている 食品薬品監督庁が再生素材を使った飲食品用プラスチックパッケージの使用を禁止する意向。その規制に関する同庁長官規則は年内制定を目標としている アウターリングロードのチャクン〜ロロタン3.65キロ区間公式稼動が5月24日から開始された。同区間の料金は第1種車両1千5百ルピア、第2A種2千ルピア、第2B種2千5百ルピア 2007年6月5日 地方部の印刷メディアが2006年に得た広告宣伝収入は40兆ルピアというナショナルマーケットの6%で、2007年にはさらにシェアが増加するだろうとインドネシア広告会社連合 都内を通行する自家用車両に対する排気ガス検査実施の検問を今年9月から実施すると都庁が公表。排気ガス規制は2005年から制定されているが、罰則が実施されていないために都民の多くがこの条例に従っていない ジョクジャ州境のムラピ火山は昨年の噴火以後もいまだに火山活動が収束せず、警戒レベルはまだwaspada。小規模な熱雲や火山灰もときおり噴出している 2007年6月6日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年5月のインフレ率は0.10%、1〜5月累計1.84%、YOYは6.01%。コアインフレ率は単月0.32%、累計2.01%、YOY5.62% 6月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン6,400.9、灯油5,834.4、軽油5,797.0、A重油5,621.0、C重油3,699.3、運輸向け軽油6,060.5(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 生活環境担当国務省が重度の環境汚染を行っていた520社のうち208社を準備が整ったとして法廷に告訴。環境汚染の顕著な製造セクターはセメント・鉄鋼・製紙・繊維衣料・化薬・金属とのこと 2007年6月8日 2007年4月の輸出総額は88.5億ドルで1〜4月累計345.5億ドル、対前年同期比14.8%増。輸入は56.5億ドルで1〜4月累計210.3億ドル、対前年同期比16.1%アップ 資本金1千億ルピア未満の銀行に対するインドネシア銀行の統合政策が進められており、2007年3月現在では一年前の44銀行が37銀行に減少。国内一般銀行総数は132行。2010年にはすべての一般銀行に対して最低資本金1千億ルピアが適用される予定 6月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,400、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX 6,300(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) 2007年6月9日 タングラン県とタングラン市での調査でHIV/AIDS陽性罹患者が380人発見された。セラン・パンデグラン・ルバッの三県およびチレゴン市でも119人が発見されており、州全体では49,900人にのぼるものと州エイズ対策コミッションは推定している 2005年から2007年までの二年間に全国で24の小島が水没した、と海洋漁業省トポニムサーベイが報告。州別にはジャカルタ首都特別区が7島あってトップを占め原因は空港造成のための土砂採取が3島と海食作用が4島。二位はリアウ島嶼州が5島ですべて土砂採取と海食の複合による 都内西バンジルカナルのハリムン〜カレッ間3.6キロを28人乗りの小船で結ぶウオーターウエイが6月6日に公式オープン。当面は土日の7時〜9時と16時〜18時のみ運行し、料金はひとり片道1千5百ルピア 2007年6月11日 インドネシア銀行総裁会議で6月7日、BIレートは25ベーシスポイント引き下げられて8.50%となることが決定された。4月から毎月連続して金利率低下が続いている 西カリマンタン州警察と国家警察がポンティアナッにある外資製材工場を通して地元民の不法伐採木材を買い付けていた容疑で外国人5人を逮捕。3人はマレーシア人で2人が台湾人。観光ビザで仕事を行っていた容疑もかけられている 2006年の二輪車国内販売台数480万のうち8割がローンを利用したもの。ローン申請全体の中では2割が申請を却下されているとマルチファイナンス業界は見ており、その傾向は今年も続くと推測されている。業界者によれば、5件に1件は通らない申請があるとのこと 2007年6月12日 高いルピア金利率にひかれて外国からの資金流入が続いており、今年1〜5月間で中銀債に39億ドル、国債に32億ドル、株式市場に13億ドルが流入して金融市場の外資総額は8百億ドルに近付いている、とインドネシア銀行が公表 インドネシアは丸太と製材品の輸出を行っておらず、もしインドネシアからそのようなものが輸入されたら不法伐採品であるので戻してほしい。熱帯雨林の保護を図るためには国際社会で共通の認識によるコミットメントが実行されなければ意味がない、と林業相が不法伐採受入国に訴え 今年も6月14日から7月15日まで、クマヨランのジャカルタインターナショナルエキスポ(Jakarta International Expo) 会場でジャカルタフェア開催予定。入場券は週日が1万5千ルピア、週末と休日が2万ルピア 2007年6月13日 国有事業体担当国務省は、国会が既に了承した国有事業体15社のうちの10社を民営化委員会に申請する予定。この中にはBank Tabungan Negara やKrakatau Steel が含まれているがその他の詳細はまだ明らかにされていない。民営化は国有株の一般公開の形で行われる ビスコースレーヨンステープルファイバーの世界的値上がりで生産者2工場が輸出増を図っており、国内供給が減少して需要の40%が満たされないのではないかとの懸念を工業省が表明。2006年の輸出実績は22万トン、国内消費は54万トン 南ジャカルタのポンドッキンダ病院がシンガポールのナショナルヘルスケアグループとラパロスコピー技術に関して提携を結ぶ。シンガポールに移送された患者への施術、医療指導やセミナーをシンガポール側が、インドネシア側はラパロスコピーの国内振興を担当 2007年6月14日 2007年5月29日に第一回発売が行われた国庫短期証券(SPN)は銀行界から買いオファーが殺到して2兆ルピアという販売予定総額の6.4倍に達した。平均利回りは8.496%で償還期限は1年 ガイキンドが集計した2007年5月の国内四輪自動車販売台数は38,333台で今年の最高を記録し、対前年同月比は166.5%に達した。今年は3月に3万台レベルに乗ってから毎月上昇カーブを描いており、国民購買力の回復をうかがわせている バリ州デンパサルで6月11日夕方強風が吹き荒れ、各所で樹木が倒壊した。チョクロアミノト通りで倒れた木の下敷きになって11歳の子供がひとり死亡。6月いっぱいバリ島では陸上海上で強風発生の可能性があるため、地学気象庁は住民に警戒を呼びかけている 2007年6月15日 投資調整庁が中部ジャワ州クンダル県に特別経済区を設置して自動車製造センターとしてプロモートする考え。スマラン港に近い地の利とまだ低い最低賃金を利用し、首都周辺部工業エリアの地方分散をはかりたい意向 アセアン加盟国は2007年から共通の技術スタンダードによるデジタルテレビジョン放送実施の取組みを開始し、2015年に在来型放送からデジタル方式に完全移行する計画 アメリカのビザフランチャイズであるピザハットはいま全国に142店あるロケーションを2009年までに200店に増やす計画。ジャワ・スマトラ・カリマンタン・スラウェシにオープンしている142店には毎日9万人が訪れ、業界シェアは80%に達している 2007年6月16日 ラオス・カンボジャ・タイ・ミャンマ・ベトナムと共に6カ国で仏教遺跡を巡るツアーを政府が企画。アンコールワット・アユタヤ・バガン・ボロブドゥルなどが訪問先の目玉となる。6ヶ国間でダイレクトフライトを用意し、中国・韓国・日本に売り込む考え ボゴール農大調査チームが東カリマンタン州マリナウで種無しマンゴスチンを発見。将来的にこの変種の商業化をはかってマンゴスチン輸出を増やしたいと関係者。いまマンゴスチン輸出は年間6千トンで輸出先は7割が中国、そして中東・日本・香港・台湾 バンテン州西海岸部のチャリタからタンジュンルスンに至る道路に地域観光振興を目的に街灯を5百ヶ所増設するとパンデグラン県文化芸術観光局が表明。道路修復も同時に計画されている 2007年6月18日 預貯金保証機関が2007年6月15日〜7月14日期の政府保証金利率を発表。一般銀行ルピア建ては8.50%、米ドル建ては4.50%、国民貸付銀行は12.00% 2007年1〜2月のクレジットカードによる決済総額は10.4兆ルピアでカード保有者は833万人とインドネシア銀行が公表。カードによる決済は1.8億件総額は225兆ルピアで、デビットカードやATMカードがメインを占める。クレジットカードのシェアは件数で11%金額で5%弱 四輪自動車国内販売の急速な復調を裏付けるかのように、生産待ち受注量が3万5千台に達していることが明らかになった。車種別の最大はグランドリビナの8千台、アバンザは6千台、ラッシュ4千5百台、ゼニア・スズキSX4・ホンダCRVなどは2千数百台のレベル 2007年6月19日 2007年5月31日時点の外貨準備高は4月の494億ドルからさらに増加して501.1億ドルに達した。500億ドルの大台に乗ったのは共和国開闢以来はじめての快挙 2007年4月の銀行界貸付残高は1,299.8兆ルピアとなり、今年1月から毎月うなぎのぼりの勢い。同時点での資産総額は1,713兆ルピア、第三者資金は855.4兆ルピア バリ州警察が麻薬覚せい剤関連で外国人5人を逮捕したと公表。イタリー人2名、ベルギー人1名、オーストラリア人1名、日本人(29歳)1名はクタの二ヶ所で異なる時期に逮捕されている。かれらはバリ在住の外国人勤労者で、職業は技術コンサルタント、ホテルシェフ、ミュージシャン、美容師など 2007年6月20日 2007年のGDP成長率は6.2%になる、とインドネシア銀行が予測を上方修正。当初予測の6.0%から2007年度政府会計予算目標値の6.3%へと急速接近 カリマンタンとパプアで行われている森林不法伐採にマレーシアの事業者が関与しており、切り出された木材は中国に送られている、とEU議会議員がベルリンで開かれたG−8イリーガルロギング会議で表明 2007年6月14日から7月14日までジャカルタ創設記念協賛ジャカルタグレートセール開催中。今年は43モールを含む都内すべてのショッピングセンターと7千8百軒ほどの商店が参加し、盛大なディスカウント販売を実施 2007年6月21日 株式売買に関わる所得税最終課税率の引き上げを国税総局が検討中。現行の0.1%は低すぎるので域内レベルまで引き上げたい、と総局長が意向を語る。新税率は0.3%になるものと予測されている 2007年5月の二輪車国内販売台数は今年最高の376,407台を記録し、今年5ヶ月の累計は1,755,123台となった。5月は再びヤマハがホンダを急追し、あと850台という差で首位メーカーの座をうかがっている 道路修復がほとんどなされないまま年月を経過していたバンテン州西海岸部の道路インフラ修復を行って地域観光振興を図ろうとパンデグラン県が重い腰をあげた。道路や橋の修復に加えて街灯増設が計画されており、チャリタ〜ラブアン間に3百本、ラブアン〜タンジュンルスン間で2百本街灯が増やされる予定 2007年6月22日 最高裁が腐敗職員三名を懲戒免職処分にした。判事審判会議職員各一名と最高裁監督職員一名の三人は共謀して審判会議で協議された判決文ドラフトを事件関係者の弁護士に売り渡すことを長期にわたって続けてきた。インドネシアコラプションウオッチは、刑事罰なしの管理制裁だけで法廷腐敗を粛清することはできないと批判している アダムエアーも現在のシンガポールとペナン線に加えて今年香港と中国に国際航路を拡大する。また従来のローコストキャリヤーに加えてフルサービスフライトの運行も開始する予定 2007年1〜5月のメーカー別四輪自動車国内販売台数は、首位トヨタが55,775台で前年同期比105%。しかし2〜4位は三菱21,869、スズキ21,746、ダイハツ20,818と混戦状態。ホンダは15,700台で上位グループから引き離されている 2007年6月23日 2006年全国非識字者人口は1,280万人と国民教育省が報告。そのうち68.5%は女性で、また高齢や視力障害が非識字者の学習を阻んでいる。全体の81.3%は東・西・中部ジャワ、南スラウェシ、東・西ヌサトゥンガラ、パプア、バンテン、バリ、ランプンなど文盲ポケットに集中している 全国海岸線8万1千キロのうち32,400キロが激しい海食作用によって海中に没する危機に直面していると公共事業省海岸湿地局長が報告 インドサット利用者は毎日1億件以上のSMSを送信しており、同社総収入の30%近くはその分野からのものである、とインドサットが報告 ジャワバリ送電系に電力を供給している発電所のうち5ヶ所で故障が発生しており、500MWの供給不足となるため電力負荷ピーク時間帯に停電が起こることが懸念されている。PLNは負荷ピーク時間帯の節電を消費者に要請している 2007年6月25日 通貨決済分析報告センターに2003年以来届け出られたマネーロンダリング関連疑惑通貨決済件数は9,226件にのぼり、そのうち8,692件が銀行界からのもの。中でも民間銀行の届出は3,465件でもっとも多く、それだけマネーオーソリティに気をつかっている、と業界雀 小型セダン車国内販売は2007年1〜5月累計4,820台でホンダニューシティがそのうちの2,707台と56%を占め、二位はトヨタニュービオス905台、三位ヒュンダイアクセント404台 南スマトラ州パレンバン市で勤労している外国人は59人で20社に雇用されている。市労働局はそれら外国人勤労者に対するモニター活動として、四半期ごとにひとりひとりの勤労活動状況のチェックを行っている 2007年6月26日 小売商品を輸入してそのまま市場に再販するPMA企業に対する監視を厳しくすると経済統括省通商産業統轄デピュティが発言。包装食品製造産業が特にその影響を大きく蒙っているが、対象品目は食品だけに限定されない 州間長距離バスオペレータのロレナが旅客空運業界に2007年6月26日から参入すると表明。B737を2機使ってジャカルタとスラバヤ・バリッパパン・パレンバン・マナド・マカッサル間を運行し、次のステップではクアラルンプル乗り入れを予定 バンテン州ムラッ港湾保安警察が6月16日、パレンバンから来たトラックに積まれていた猪肉1トンを発見して押収。13日にも1百キロの猪肉が押収されている。動物検疫所の認定書類のない肉の州間運送は規制されており、同警察は違法肉として処分する意向 2007年6月27日 2007年6月19日の国会総会で税法パッケージ内の税一般規定法案が可決された。残るPPh法とPPN法の年内成立が実現すれば、長年待たれていた新税法はいよいよ2008年1月1日から施行されることになる 2007年5月以来東カリマンタン州サマリンダ市とクタイカルタヌガラ県で4万羽の家禽が突然死しており、鳥フルの大流行が懸念されている 中型セダン車国内販売は2007年1〜5月累計1,867台でホンダシビックがそのうち1,301台と70%近いシェアを占め、二位のカローラアルティス414台に圧倒的な差をつけている 2007年6月28日 インドネシア生命保険協会が公表した2007年第一四半期の保険金収入は8.65兆ルピアに達し、前年同期から62%の上昇を記録した。そのうちの64%は新製品から得られている。15万人いる代理店の質的向上がその成果に好影響を及ぼしていると協会は論評している アメリカのペンシルバニアにあるプラスチックパッケージ工場で働いていたインドネシア人違法労働者70人が検挙された。在ニューヨークイ_ア総領事館管区15州には1万3千人のインドネシア人がおり、その75%は不法滞在者である由 即席麺メーカーが工場出し価格を5〜10%値上げする計画。1社はすでに値上げを実施しているが、他のメーカーは適切なタイミングをはかっていてまだ値上げ時期を公表していない 2007年6月29日 スカルノハッタ空港ターミナル1・2のチェックインカウンターは航空会社別割当システムになっているが、乗客の待ち行列が頻繁に発生して非効率であるため共通使用方式に変更する、とアンカサプラ?が表明 ブルーバードタクシーグループがトヨタビオスのタクシーバージョンであるリモ2千台をトヨタアストラから購入。全国で稼動しているタクシーの96%はトヨタアストラが供給している 住民立退き問題がやっと終了したことでジャカルタ外環状自動車道路ハンカム〜チクニル区間の工事が再開された。ジャサマルガは同区間の開通を2007年8月としており、これが開通すればチャワン地区の交通渋滞は大幅に緩和される見込み 2007年7月2日 2007年6月28日にユスフ・カラ副大統領が関連閣僚を集めて開いた会議で、バタム島の全域をFTZとする決定が下された。ビンタン島カリムン島は特定地区をエンクレーブとしてFTZの適用を認めることも裁可された。これで長年続いてきたバタムのFTZステータス論議に終止符が打たれる見込み 腐敗犯罪行為撲滅コミッションのトップ選出審査に全国から立候補した者はわずか142人。月給3千6百万ルピアに健康保険と交通費がつくだけで官邸と公用車はなしというのにあの激務と多くの敵を相手にまわすのでは割に合わないという計算か バンドン市の有力工芸品制作者40人の作品を展示する第二回クリヤプソナバンドン(Kriya Pesona Bandung)が2007年7月3日から6日までの間グラハマンガラシリワギ(Graha Manggala Siliwangi)で開催される予定 2007年7月3日 2007年6月24日と27日にジャワ島南部海域で発生した地震のためにジョクジャと中部ジャワの州境にあるムラピ山頂の溶岩ドームが崩落を早めており、クラサッ川に向かって25万M3の火山性物質が徐々に落下している。また24日には地震のあと火口から熱雲が放射されている 国有ガス会社が生産者側の料金値上げを理由にすべての消費者に対する供給料金を10%値上げすると公表。2006年のセクター別ガス供給先順位は化学24%、セラミック17%、製紙14%、発電11%、食品9%、基礎金属5%など 2007年6月26日に西ジャワ州のチルマイ山に登山したジャティバラン第1職業高校生徒11人のパーティは海抜2千8百メートルの頂上に達してキャンプしたが、天候が急変して嵐となり16歳の生徒ひとりが寒さのために死亡 2007年7月4日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年6月のインフレ率は0.23%、1〜6月累計2.08%、YOYは5.77%。コアインフレ率は単月0.10%、累計2.11%、YOY5.40% 7月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン6,719.33、灯油5,926.49、軽油5,858.70、A重油5,676.54、C重油3,950.0、運輸向け軽油6,125.00(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 2007年1〜5月の国内産タイヤ販売状況は1,765.8万個で対前年同期比107.5%。しかし自動車メーカー向けOEMセグメントは85.2万個で前年から33%増、スペア販売セグメントは318.3万個で13%増 2007年7月5日 2007年5月の輸出総額は97.1億ドル。1〜5月累計441.4億ドルで対前年同期比14.8%増。輸入は64.9億ドル。1〜5月累計277.3億ドルで対前年同期比19.5%アップ 中国からインドネシアへの2006年入国観光客数は8万人で反対にインドネシアからは20万人。今年は中国から20万人誘致を目標にする、とジェロ・ワチッ文化観光相が表明。またインドネシアと中国の文化交流を高めるために中国の博物館から文化遺産を借り受けてインドネシアの博物館で展示会を開催する予定 7月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,400、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX 6,300(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) ジャカルタの国立博物館に増設されたユニットBの公式オープンが6月20日に行われた。それと時をあわせてマジャパヒッ展もオープンしており、この展覧会は7月21日まで開催される 2007年7月6日 2007年7月4日に政府が投資ネガティブリストを公表。完全閉鎖分野は25、中小零細事業限定が43で共同事業条件付が36、外資へのシェア制限付き業種は120 中央統計庁が発表した2007年3月の貧困国民人口は3,717万人で総人口の16.6%を占める。貧困ラインはひとりあたり月収166,697ルピアで2006年3月の151,997ルピアから9.7%アップ 全国一斉大学入試テストは筆記試験が7月4〜5日、体育・芸術の実技および小学校教員コースは7月9〜14日に実施。今年のテスト申込者は39万人で昨年の34万人から大幅増。一方合格定員は96,066人 2007年7月7日 インドネシア人の94%が抑鬱症にかかっている、と精神医学専門医ユニオンが報告。94%というのは重度から軽度まで含めたもので、怒りっぽく、自閉的になり、悲観的になるのがその特徴 飛行中の機内から携帯電話通話を可能にするオンエアーモバイルコミュニケーション設備を全機に搭載することをエアエイシアが発表。このサービスの紹介は2009年から開始され、2013年には同社保有のA320型150機のすべてで乗客が自由に通話できるようになる ジョクジャ州地方観光庁は観光資源多様化に力を注いでおり、シウン海岸(Pantai Siung)のロッククライミングに続いてデポッ海岸(Pantai Depok)の砂丘見学を今年の売り出し商品にしている。ジョクジャの砂丘は東南アジア唯一とのこと 2007年7月9日 2007年5月の全国15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は36万6千人で同年4月実績の36万4千人から微増したと中央統計庁が発表。今年累計は173万人となって、前年同期実績の155万人から12%の上昇 7月5日のインドネシア銀行総裁会議でBIレートはふたたび25ベーシスポイント引き下げられて8.25%となることが決定された。4月から毎月連続して金利率低下が続いている 2007年7月11日から15日までジャカルタコンベンションセンターでインドネシア文化物産フェア開催。インドネシアのアートと工芸品を集めて国内外に紹介するのを目的にしたこのフェアには全国33州が推薦する優良産品が展示される予定 2007年7月10日 2007年5月の空運国際線出国者数は52.5万人で4月実績から4%の増加。空港別のトップはスカルノハッタの27.5万人、さらにグラライの14.7万人とこれだけで全体の8割を占めている。1〜5月全国累計は245万人で、やはりスカルノハッタがダントツの126万人、グラライ67万人 2008年からアセアン域内で化粧品の品質規準が統合化される。インドネシアでは食品薬品監督庁がアセアン化粧品規定(ACD)にもとづいて国内市場に流通する化粧品に許可を与えることになる 首都で異常流行宣言が出されていたデング熱は過去2ヶ月間に発症患者数が大きく低下したことから、都知事は宣言の取り消しを表明した。都庁保健局のデータでは、2007年7月5日までの発症患者数は24,049人で死亡者は65人 2007年2月27日に落雷で全焼したミナンカバウ王宮建物が再建され、7月8日に落成式が行われた。今年全焼したこのIstano Basa Pagaruyung は1804年の暴動でオリジナルが焼け落ちたために再建されたレプリカで、今回のものは2代目レプリカ 2007年7月11日 2007年6月度銀行界の資金貸付は総額36兆ルピアにのぼり、今年1〜5月間累計の32.6兆をひと月でオーバーした。年間目標の166兆ルピアは上半期で42%が消化され、目標達成は大丈夫だとの中銀副総裁の言 全国86地区が電力供給クライシスにあることを鉱エネ省が公表。その大半は北スマトラ・西カリマンタン・北スラウェシにあり、政府とPLNはそれらの地区に発電所を設けるという長期対応策を立てている。現在PLN社の全国供給負荷は2万2千MWで供給能力は330MW不足 2007年7月9日、スラバヤのジュアンダ空港に入るアクセス路で空港運営会社社員3百人が総務経理担当取締役の解任を要求してデモ。道路は大渋滞となったがその日のスラバヤ発空の便にスケジュールの混乱は出なかった バンドン工科大学が西ジャワ州ブカシ県チカランのコタデルタマスに産業R&Dセンターの設置を決めた。総面積40Haのキャンパスがコタデルタマスの住宅地域に建設されることになる 2007年7月12日 2007年5月の国内空運旅客数は254万人で4月実績から8%弱の増加。空港別のトップはスカルノハッタの94万人、二位ジュアンダ29万人、さらにポロニア16万人、グラライ15万人といった順。1〜5月累計は1,102万人で前年同期比5%のダウン クライシス以後インドネシアの地元フランチャイズは活発に拡大して今では4百ブランドに達しており、新ブランド登場は現在も継続しているもののその反動で既存ブランドのいくつかがつまずいている、とインドネシアフランチャイズ事業者協会会長が発言。年間5%が倒産し、15%は事業拡張がストップしている 2007年上半期四輪自動車国内販売台数は197,642台で前年同期実績149,632台から32%増。今年3月に3万台レベルに乗ってからは毎月販売実績が増加しており、6月は39,424台で月間販売台数4万台も間近を思わせる 2007年7月8日に6歳の鳥フル罹患者がジャカルタのスリアンティサロソ感染症病院で死亡。この患者は発病前にバンドン動物園を訪れているとのこと。これでインドネシアの罹患者数は102人、死亡者数は81人となった 2007年7月13日 2007年上半期の投資実行金額は65.3兆ルピアにのぼり、対前年同期比で153%という大幅なアップとなった。内訳はPMAが36.9兆ルピアで17%増、PMDN28.4兆で54%増 大人向け粉末乳の販売が6月の小売価格値上げによって30%減少している。国際市場でも粉ミルクは価格が高騰しており、オーストラリア・ニュージーランド産全乳粉はトン当たり2千数百ドルから4千数百ドルに値上がりしている 依然としてwaspadaステータスのムラピ火山が登山愛好者向けに再開された。火山技術研究開発院ジョクジャ支所長によれば、登山の再開は許可したが登山者は2006年にできた噴火口には近づかないように、とのこと 東急電鉄の8000系電車15輌が7月10日にタンジュンプリウッ港第208埠頭に陸揚げされた。この15輌は機関車2台を使ってマンガライのブキッドゥリ操車場に送られ、首都近郊鉄道での稼動開始を前に検査を受ける予定 2007年7月14日 政府が火山警戒ステータスを公表。西スマトラのGunung Talang、ランプンのAnak Krakatau、ジョクジャのMerapi、東ヌサトゥンガラのBatu Talang、北スラウェシのKarang EtanとLokon、マルクのDukonoとIbu、東ジャワのGunung SemeruとBromoの10山がwaspada(注意)、北スラウェシのSapotanがsiaga(警戒)、マルクのGunung Gam Goronraがawas(避難) 2007年7月1日から延び延びになっていた首都近郊電車タナアバン〜スルポン線の電子切符システムが12日から実働開始。冷房エコノミー車両に電子切符で無賃乗車者を排除した国鉄の新サービスは乗客から大好評。切符代は5千ルピア バリ島東南部ギアニャル県ルビ海岸は激しい海食作用のため6年間で海岸線が15メートルも後退し、並んでいたワルンで土台が崩れはじめたところは移転を開始している。全長530キロのバリ島海岸線のうち70キロは侵食が激しく、特に南部海岸で海食活動が盛ん ジョクジャのアディスチプト空港に乗り入れるインドネシア最初の空港鉄道は2008年初からPT RaiLinkによる稼動が予定されており、空港利用者の30%が鉄道を利用するものと見込まれている 2007年7月16日 預貯金保証機関が2007年7月15日〜9月14日期の政府保証金利率を発表。一般銀行ルピア建ては8.25%、米ドル建ては4.50%、国民貸付銀行は11.75%。また7月12日のコミッショナー会議で今後は1月5月9月に4ヶ月間有効な金利率を定めることを決定 2007年上半期の国内二輪車販売台数は2,128,387台となり、前年同期実績である1,829,447台から16%の増加を示した。メーカー別はホンダが923,991台、ヤマハが894,663台、スズキは270,136台となっている 7月14日午前9時ごろ、スラバヤのクンジュラン海岸を大きな響きとともにやってきた2〜3メートルに達する大波が襲い、海に向かって建っていた民家5軒が大破した。ここ数日間スラバヤの海は荒れがひどく、住民は防波塀を高くしようと計画していた矢先だった ジャボタベッに10ヶ所のガソリンスタンドを設けているシェルがバンドン進出を計画中。週末には一日60万台の車両が動いているバンドンはビジネス性が高いとのことだが、場所や時期は未定。今シェルスタンドの販売No.1は都内Sパルマン通りのもの 2007年7月18日 国会で審議されている公共情報開示法案の中で、国民が知る権利を持っている情報を真実・正確・惑わさない形で用意することを公共機関に義務付ける条項が採択された。違反した者には9ヶ月〜3年の入獄あるいは罰金1千万ルピア 7月15日に閉幕した2007年ジャカルタフェアーにおける全参加商の売上総額は1兆ルピアを突破し、2006年実績の2倍増となった。自動車セクターが8千億でトップ、続いて家電品。また期間中の入場者数も3百万人を超えている 海洋漁業省は7月16日から今年いっぱい外国漁船の領海内操業を禁止する、と発表。現行操業許可の棚ざらえが目的で、将来的には国内資本と共同で陸上に加工場を設ける相手にだけ操業を許可する意向 2007年7月19〜28日にジャカルタコンベンションセンターで第15回Indonesia International Motor Show開催予定。入場券は月〜木ひとり2万ルピア、金〜日ひとり2万5千ルピア 2007年7月19日 企業環境社会責任(CSR)活動を全企業に義務付けようとした改定株式会社法案は、実業界からの轟々たる抗議のために天然資源関連セクターのみにCSRを義務付けるとの結論を国会審議特別委員会が採択した。CSR費用は非課税で、最低金額は政令の中で定められる。この法案は20日の国会総会にかけられる予定 イ_ア銀行がBIレートを市場平均定期預金金利率より下につけることを示唆。現在の銀行界定期預金金利率は7.3〜7.5%、普通預金金利率は2.9〜4.68%。貸出金利率は運転資金向け10.64%、投資資金向け10.73%、消費向け11.47% 首都警察管区での最多発犯罪件数は自動車盗難で、その対応策として各自動車にGPS装置の取り付けを義務付けることを警察は自動車メーカーと検討中。装置はチップ形で自動車のどこにでも取り付けることができる タングラン県北部海岸を埋め立てて8千Haのニュータウンを作るプロジェクト構想をタングラン県令が公表。埋め立ては海岸から3百メートル沖で行うので、現在ある海岸部の漁民もマングローブ林も強制移転の必要がないとのこと 2007年7月20日 アメリカとヨーロッパの輸入者から船積み書類にエコラベル認定証を加えるよう要求されている。エコラベルの取得には国内サーベイヤに年会費を含めて8千〜1万米ドルの費用を支払う必要があり、インドネシア家具輸出は「真綿で首」が始まった、とジュパラの家具業界が嘆息 2007年上半期のメーカー別四輪自動車国内販売台数は、昨年の二位三菱と三位スズキ、四位ホンダと5位ダイハツがそれぞれ入れ替わった。スズキと三菱は5百台程度の僅差、ダイハツとホンダは6千台以上の大差 州都は市でなければならないと法規で定められているため、バンテンが州に昇格したときセラン県は市になる運命を背負わされていた。国会が7月17日にセラン県からセラン市を分離させたが、県から市に変った6郡の住民は「我関せず焉」 2007年7月21日 1千棟低所得層向け集合住宅建設プロジェクトの一環で建てられた北ジャカルタ市のGriya Tipar Cakung10棟は新規入居者が少なく、閑古鳥。家賃は5階の二部屋ユニットが月44.6万ルピア、1階の二部屋ユニットは54.6万ルピア。それぞれ水道・電気代は別。こんなに安いのにどうして?と管理者は首をかしげている 都内リングロードのプルイッインターチェンジガード下で今年5月22日に発生した密集不法住居の火事のために高架道路の強度が低下しており、至急対策を講じる、とPT Jasa Margaが公表。およそ50メートルに渡る補強工事が必要で、費用は10億ルピアを超えるとの見積もり 7月19日早朝、都内近郊電車チキニ駅近くで信号ケーブルが不通になったため午前5時から16時過ぎまで電車100本、西ジャワ中部ジャワからの汽車56本のダイヤが大幅に乱れた。このケーブルは明らかに何者かが焼き切った形跡があり、警察が捜査を進めている。6月に同じ場所で信号ケーブル盗難が発生している 2007年7月23日 国会でおこなわれているチュカイ法案審議の中で、チュカイ最高税率が57%となった。政府は当初たばこ規制枠組条約で推薦されている65%を計画したが国会が55%を主張し、最終的に両者は57%で合意 2007年7月20日午前中にBCA銀行本店コンピュータセンターで発生した故障のため、同銀行の全国ネットワークではATMをはじめとするオンライン決済ができなくなった。故障は克服されたもののその間にたまった決済の処理が完了して状態が正常化するのは23日になる見込み 2007年7月21日午前11時前、首都近郊電車ブカシ発コタ行きKRL415号列車が終点のコタ駅に入ったところ、ブレーキがかからず車止めを破ってプラットフォームに突っ込んだ。人的損害はなし。原因は機関手室に入り込んだ乗客が方向転換弁をいじくってブレーキがきかなくなったため。国鉄は機関手室に乗客が入り込むのを禁止しているが現場ではあまり守られていない 2007年7月24日 企業社会責任(CSR)義務付けを定めた株式会社法案が2007年7月20日に国会総会を通過した。CSRはボランタリーなものでありそれを法令で義務付けた国はないと実業界は抗議を続けているが、今度は知識層から実業界の金儲け主義姿勢に対する批判が噴出 2007年度改定予算内の石油燃料補助金を61.8兆ルピアから55兆に減らすことが政府と国会間で合意。年間割当量がプレミウムでおよそ2百万キロリッター軽油で15万キロリッター減らされる一方、灯油が50万キロリッター増やされる。実消費がそんなに減るとは思えない、とプルタミナ 行政機構効用改善担当国務大臣が高卒者の文民公務員採用は今年から行わないと表明。事務職者をあまりにも多く抱えている中央・地方の役所はより適切な職員構成を目指せ、との指令が出される 2007年7月25日 エレクトロニクスマーケタークラブが集計した2007年上半期家電品国内販売データによれば、テレビ190.5万台、冷蔵庫92.2万台、エアコン46.6万台、洗濯機44.5万台、トータルオーディオ32.1万台、揚水ポンプ86.8万台、ビデオ・ディスクプレーヤー39.6万台、炊飯器73.3万台、電子レンジ2.2万台 通貨決済分析報告センターが上級公職者の新たな汚職手口を指摘。昔は地方自治体の公金を個人口座に置いたが、今は個人の金を役所の口座に置いて個人資産が曖昧になるようにしている 7月23日に首都知事選挙管理委員会が実施した選挙キャンペーンカーニバルは都知事選挙監視委員会の反対もあってファウジ〜プリヤント陣営だけが参加。都民はおおむね白けムードで、Tシャツやピンの分配時にだけ奪い合いのひとだかり。普段の交通渋滞をさらに悪化させたカーニバルに通行者は批判顔 7月後半に入ってから北スラウェシ州で電力危機が始まっており、北ミナハサ〜ビトゥン〜マナド市の一部で巡回停電が起こっている。この状態は今年9月まで続く見込みで、トモホンの地熱を利用するラヘンドン発電所第2ユニット工事が完了すれば事態は改善される、とPLN 2007年7月26日 生命保険業界の売上激増をよそに損害保険業界は沈滞色歴然。2006年の生保は売上げ27.4兆ルピアで前年から23%増加したというのに損保は15.5兆で対前年比も4%弱の伸び。激しい値引き競争で自動車保険料率が標準の3%から1%に低下していることが影響を与えていると損保業界者 2007年上半期スラバヤ地区における携帯電話新規利用者シェアはインドサットが43%を獲得して首位を独走。東ジャワ・バリ・ヌサトゥンガラ地区のインドサット顧客総数は420万で低コスト顧客向けMentari、SMS顧客向けIM3の商品戦略が当たっていると同社地区責任者 ブカシ県東チカラン郡タンジュンバル村で5家族にチクグニャ罹患者が出ており、周辺地域への伝染が懸念されている。ブカシ県保険局長は東チカラン郡の病患発生について、まだ報告が出されていない、と述べている 2007年7月27日 森林事業者の60%は不法伐採木材を使っており、その業界が消費している木材の80%は非合法もしくは灰色エリアから出たものである、と国家森林評議会議長が発言 2007年上半期の国内タイヤ販売は2,129万本で前年同期実績1,989万本から7%アップしたとインドネシアタイヤ会社協会が報告。輸出は1,631万本で4%増、スペア用303万本で12%減、OEM104万本で33%増 今年のジャカルタフェアー(PRJ)で1万1千件の新規前払いと2千件の後払い携帯電話利用申し込みを得たとPT Excelcomindo Pratamaが公表。度数買い足しも1億ルピアを超えた。オートバイ・携帯電話機・無料度数などの景品付販売が奏功したもよう 2007年7月28日 バリのグラライ空港周辺で盛んに凧揚げが行われており、航空機パイロットから危険であるとの苦情が空港運営会社アンカサプラ?に相次いでいる。そのためアンカサプラは空港周辺半径9キロ以内での凧揚げを禁止した2000年州条例第9号の厳格な実施をバリ州政府に求めている 西スマトラ州の旅客列車運行再開が州政府と国鉄の間で合意された。パダンとサワルントを結ぶこの鉄道はPadang-Pariaman-Padang Panjang-Solok-Sawahluntoというルートで、第一ステップとしてパダン〜パリアマン間での観光列車定期運行が計画されている 北ジャカルタ市のタンジュンプリウッ・コジャ・チリンチン・パドゥマガン・スンテルなど一部地区で水道給水が極度に悪化。終日まったく出ないか出ても深夜にチョロチョロで、井戸を掘っても塩水が出るため洗濯と水浴にしか使えず、荷車水売りから水を買う家庭が急増 2007年7月30日 7月27日のジャカルタ証取は域内市場の全面安と歩を合わせてIHSGが暴落し、2298.41ポイントまで下落した。66.85ポイントの暴落は今年1月の70.5ポイントに次ぐもの。ルピアレートも銀行間スポット市場で100ルピア近く値下がりし、9千2百ルピア台まで低下 2007年7月1〜15日の学年末休暇に旅行を行った国民は2千万人で費やした出費は13兆ルピアに達したと観光文化省が公表。学校が行ったグループ旅行は1〜2日間、家族単位は3〜5日間、学生生徒が個人で行った旅行は2〜12日間とのこと およそ一年前に小爆発を起こした南スマトラ州の活火山標高3,159メートルのデンポ山が7月26日ごろから火山活動を活発化させはじめた。小型地震が頻発しているがほとんど体に感じないもの。警報ステータスはまだ平常であり、登山も許可されている 2007年7月31日 憲法裁判所が2007年7月23日に地方自治体に関する2004年第32号法令に対して違憲判決をくだす。「政党または政党連合だけが地方自治体首長候補者を立てることができる」という条文は45年憲法に違反しており、個人が自分を候補者に立てることも認められなければならないというのが判決主旨 6ヶ月間放置されていたジャカルタモノレールグリーンラインの支柱建設工事が再開される。グリーンラインはJalan HR Rasuna Said-Gatot Subroto-Sudirman-Senayan-MPR/DPR-Jalan S Parman-Jalan Kiapang-Pejompongan-Dukuh Atas全長14キロを通る。この基盤と支柱の建設工事は1年以内に完成させる予定 2007年7月28日に閉幕した第15回Indonesia International Motor Showの成果は販売台数6,843台金額1.37兆ルピアで昨年の5,406台1.01兆を大きく上回る。期間中の入場者数は16万7千人で、これは期待はずれの少なさ 2007年8月1日 クロロフルオロカーボンと臭化メチルの輸入猶予は2007年末までであり、来年からそれらオゾン層破壊物質の輸入は完全禁止となる、と生活環境担当国務省が念押し。1998年から始まったオゾン層破壊物質輸入規制でハロンガスはほとんど見られなくなったが、CFCと臭化メチルはいまだに国内にたくさん出回っている スマトラ東岸街道の土砂崩れによる一部不通の影響に加えてムラッ〜バコフニ渡海フェリーも12時間以上の乗船待ちとなっており、ジャカルタからメダン・アチェなどスマトラ北部へのトラックによる陸上貨物輸送が平常5日間の二倍ほどかかっている 東ジャカルタ市プロガドン工業団地の印刷会社PT DNPの従業員協同組合が銀行から引き出してきた現金1.5億ルピアが団地内で強奪された。7月30日午前11時半ごろ工場に戻ってきた車が工場正門から百メートル手前で止まったとき、オートバイに乗った二人組みが山刀を振るって威嚇し現金を奪ったもの 2007年8月2日 7月28日から西ジャワ州スカブミ県シンペナン郡チブントゥ村とチダダッ村で発生した家禽類の突然死は3日経っても収まる気配がなく、既に2百羽以上が死んでいる。ラピッドテスト結果によれば原因は鳥フルビールスとのこと 8大学と官庁のR&Dが考案したパテント23件が2007年8月7日に知的財産権運営者協会が開催するフォーラムで実業界にオファーされる予定 2007年8月2日からスリウィジャヤエアーがバンドン〜スラバヤとバンドン〜スラバヤ〜デンパサルの2ルートの運航を開始する。使用機種はB737−300型でデイリーフライトとのこと 2007年8月3日 アメリカに端を発する大波が域内の株式市場をふたたび揺さぶり、ジャカルタ証取8月1日のIHSGは一日で92.36ポイント下落して2256.31ポイントまで下がる。外為市場もルピアが暴落し昨年6月以来の1ドル9,300ルピア台までダウン 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年7月のインフレ率は0.72%、1〜7月累計2.81%、YOYは6.06%。コアインフレ率は単月0.71%、累計2.83%、YOY5.75% 国有ガス会社とガス受給者間の値上げ交渉で、当初の希望アップ率13.6%は9.73%に引き下げられて合意された。このためジャカルタ・ボゴール・カラワン・バンテン・ブカシ地区では現在の百万BTUあたり3.4ドルが3.73ドルとなる 2007年8月4日 1680年と1883年に大爆発を起こしたクラカタウの大噴火周期は2百年と見られるため、スンダ海峡一帯における大型自然災害に対する被害軽減対策を進めていかなければならない、とインドネシア科学院副長官が発言。最近のアチェやジョクジャでの地震頻発に対してスンダ海峡は安定しているが、この先いつまでも安全という保証はない、とのこと 市場で販売されている豆腐・生麺・魚などの5%はいまだにフォルマリンが使用されており、それを完全になくすためにはフォルマリン自体の流通を完璧にコントロールしなければならない、と食品薬品監督庁が表明。その実現は全関連官庁が密接な連携を行えるかどうか次第である、とこれまでの縦割り行政における弱点を指摘 アメリカの雑誌トラベルアンドレジャーの読者投票で今年もバリが連続6回目のベストアイランドリゾートの栄冠を獲得。昨年はバリのホテルとスパがその部門でもベスト賞を獲得したが、今年はバリのホテル・レストラン・スパで栄冠を得たところはなし 2007年8月6日 立法機関・司法機関は決して外国からの資金援助を受けないように。もしどうしても受けるのであれば行政機関を窓口にしてそれをおこなうように、と憲法裁判所長官が発言。外国からの金で憲法改正が行われたとの話が繰り返されないようにするため、とのこと 8月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン6,346.85、灯油6,256.80、軽油6,187.50、A重油5,991.70、C重油4,250.40、運輸向け軽油6,468.75(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 中国から輸入されたWhite Rabbit Creamy Candy・Permen Kiamboy・Permen Blackcurrant・Manisan Plum・Permen Classic Candyなど7種類の飴や果実砂糖漬けからフォルマリンが発見されている。都内クラパガディンのSnack Zone とグロドッのPasar Jayaで集められたサンプルを食品薬品監督庁が検査したもので、問題の商品は全国的に回収が進められている 2007年8月7日 2007年6月の輸出総額は94.2億ドル。1〜6月累計536.2億ドルで対前年同期比14.3%増。輸入は59.3億ドル。1〜6月累計336.6億ドルで対前年同期比16.3%アップ 2007年7月31日時点の外貨準備高は518.8億ドルを記録し、6月末時点の509億ドルからほぼ10億ドルのアップとなった。ところで今年5月の銀行界第三者資金は外貨建てが16兆ルピアも増加しており、外資ホットマネーの攻勢がかかったことを裏付けている 西ジャワ州パパンダヤン火山の警戒ステータスが8月2日午前11時にwaspadaに引き上げられた。平常一日十数回の火山性地震が60回近くまで増加し、火口周辺の気温が2〜3℃高まり、噴煙が50メートルくらいまで上昇しているのがその理由 8月8日の都知事選投票日を前に有権者投票カード買上行為が都内各所で盛んになっている、とスティヨソ都知事がコメント。投票カード売買は違法行為であり違反者には禁固3ヶ月罰金1百万ルピアの罰が与えられる、とジャカルタ総選挙コミッション 2007年8月9日 8月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,400、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX 7,100(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) 2007年6月の全国15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は41万1千人で今年累計は214万人となり、前年同期実績の191万人から12%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの78万人、二位ジャカルタ55万人、三位バタム53万人 1990年代初めに盛んになった事故入院詐欺がまた都内で復活しているので都民は警戒するように、と首都警察一般犯罪捜査局が公表。本人には電話のテストをするので鳴っても出ないようにと動きを封じ、その家族に事故で入院したからすぐに治療費を振り込むように、と電話して大きい金額を巻き上げる手口。最近この被害での届出が2件発生 2007年8月10日 都知事選開票スピード集計によればファウジ・ボウォ+プリヤント組が56%以上の票を獲得しており、次期都知事がほぼ確定した。一方投票権を行使しなかった者は有権者の33%にのぼると見られている バリ州べノア港所属のマグロとイカ漁船が8月2日から出漁を停止。これは海洋漁業省が定めた2007年8月1日からの100GT以上の漁船への漁船モニタリングシステム(VMS)設置義務付けに反対するためのもので、1台2千2百万ルピアで年間維持費が1千万ルピアほどかかるVMSは政府の管理行政のために漁民に巨額の出費を強いるものだと漁民側は抗議。8月7日、海洋漁業大臣はその実施延期を決定 10大観光先における星級ホテルの2007年5月客室稼働率は全国平均で48.6%。州別トップはバリの57.7%、二位ジャカルタ53.7%、三位西スマトラ47.0%。最低は中部ジャワの32.6%、東ジャワ37.4% 2007年8月11日 スラバヤのジュアンダ空港は安全・保安・サービス面でたいへん優秀な空港であり、国内の他空港はスラバヤをお手本にするように、と運通相が表明。ただし年間6百万人の利用を想定して建設された同空港はすでに8百万人規模に達しており、利用者の快適さの維持に難点がある、とも指摘 マレーシアで開かれた苔に関する国際会議の参加者が西ジャワ州チパナスにあるチボダス植物園を訪問。2006年4月に設けられチボダス植物園内の苔園は250平米の広さを有し212種の苔が栽培されている 北ジャカルタ市アンチョルジャカルタベイシティのパンタイカルナヴァルで8月12日〜19日アスマッ文化フェスティバル開催。パプア州アスマッ県住民150人が一週間そこに泊り込み、かれらの日常生活を見せてくれる。住居やボートなどもすべてホンモノ 2007年8月13日 10大観光先における星級ホテルの2007年5月宿泊客平均滞在日数は2.22日で、外国人3.00日、イ_ア人1.96日という内訳。最長はバリの3.37日で、外国人3.35日、イ_ア人3.42日。外国人の最大連泊は東ジャワの3.83日 8月9日0時4分にインドラマユ北西75キロ沖の海底で発生した地震の影響で4つの火山が活動を活発化させることが懸念されている。その4つの火山とはランプン州のアナクラカタウ、ガルッのパパンダヤン、クニガンのチルマイ、プルウォクルトのスラメッ 250台のガス燃料三輪バジャイがガソリン燃料バジャイに交代し、ガス式がたいへん好評であるため都庁は一挙に4,750台のガソリン式をガス式に交代させる意向。ガス式はガソリン1リッターと同等量で8〜18キロ余分に走れ、振動や騒音も小さく、大気汚染も軽い。ガス式三輪バジャイは1台3千8百万ルピアで38ヶ月分割払いが可能 2007年8月14日 インドネシアの携帯電話番号焦付き率(チャーンレート)は10%もあり、アジア太平洋域内の平均をはるかに上回っている。ちなみにインド4.5%、中国や香港はそれぞれ3% ランプンに陸揚げされたBULOG所有のベトナム米3万トンのうち2万5千トンが西ジャワに1万9千トンとブンクルに6千トンの割合で配給され市場に出回っている。西ジャワ州では地元生産分の多くがジャカルタでの消費に当てられており、またモミ米市場相場が政府買上価格より高くなっているため米の在庫不足が起こっている ガルーダ航空が8月15日からジャカルタ〜中部カリマンタン州パランカラヤ線の運行を開始する。使用機種は110席のB737−300型機で、運行は毎日ジャカルタ発11時55分パランカラヤ着13時35分、パランカラヤ発14時10分ジャカルタ着15時45分 2007年8月15日 2007年6月の空運国際線出国者数は57.8万人で空港別のトップはスカルノハッタの29.9万人、さらにグラライが15.8万人。1〜6月全国累計は302万人で対前年同期比115%。空港別はやはりスカルノハッタがダントツの156万人、二位グラライ83万人 都内環状自動車道ジュンバタンティガエリアの交通制限のためにアンチョル方面からスカルノハッタに向かう車線で激しい交通渋滞が発生している。また高架下の一般道でもその影響で終日渋滞が続いており、Jalan Bandengan Selatan, Jalan Bandengan Utara, Jalan Gedong Panjang, Jalan Kopi は迂回したほうがよさそう バリ州ジュンブラナ県ヌガラ郡ダギントゥカダヤ部落住民で29歳の女性が2007年8月12日鳥フルのためサンラ病院で死亡。隣人の2歳9ヶ月の少女も入院中で、鳥フル罹患が疑われている。鳥フルによる死者はバリではじめて。全国では罹患者103人、うち死亡者82人 2007年8月16日 中部ジャワ州農業局が干ばつの被害を受けている県は先の12から22に増加し水田10万7千Haと穀物畑1万3千Haが凶作となったことを報告。州政府は農民に対し、米以外の穀物の作付けを優先して稲を植えるのは当面様子を見るように指導している 4.2兆ルピアの自動車部品市場はオリジナルパーツが38%を占め、イミテーション部品が45%、そしてニセモノ部品は17%にのぼる、と反贋造品インドネシアソサエティが公表。インドネシア大学社会経済調査院研究では、ニセモノカーパーツは10%、ニセモノエンジンオイルは15%とのこと 2007年8月14日午前9時半から11時までバリのグラライ空港が滑走路改修工事のため閉鎖された。その間の出発予定便4便は待機、到着予定便2便はスラバヤ空港に着陸。雨のために工事完了が遅れたことが原因と空港当局 2007年8月20日 8月8日に行われた都知事選挙の開票結果を首都総選挙コミッションが14日に公表。アダン・ダラジャトゥン+ダニ・アンワル組は1,521,913票で総有効投票数の42%、ファウジ・ボウォ+プリヤント組は2,085,124票で58%。9日に公表されたスピード集計とほぼ同じ結果 8月15日夜、タングランの家庭プンバントゥ17歳が鳥フルで死亡。全国の罹患者数104人、うち死亡者83人となる フランスの自動車メーカー、ルノーからの6億ドルを投じて工場を設立するとの意思表示にBKPMは中部ジャワ州クンダルを工場用地にオファーする意向。1600ccMPV生産を計画している同社は立上げ時年産7万5千台でスタートし輸出開始時には15万台レベルに引き上げる予定 2007年8月21日 2007年7月の四輪車国内販売台数は38,391台で6月実績から2.6%ダウン。1〜7月累計は235,718台で前年同期実績の171,525台から37%もアップ。毎年7月の新学期資金需要で自動車販売はダウンするのが恒例だが、今年は一部車種でディーラー在庫売り切れが起こっており、実売は好調だと各メーカー 2007年上半期バリのコーヒー輸出は2.8トン3万3千ドルで前年同期実績の1トン9千6百ドルから大きく増加し、単価も20%以上アップしている。バリのコーヒー生産はキンタマニやバンリなど山岳部での民衆農園による小規模栽培がメインで、その大半はフランスや日本に東ジャワ経由で輸出されている タイ政府が8月23日から26日まで北ジャカルタ市クラパガディンのモールアルタガディンで第2回Wonderful Thailand Festival開催予定。果実や農産品、絹や繊維製品、消費物資、スパイス、スパ、家庭用品、観光旅行までさまざまな製品がオファーされる 2007年8月22日 2007年7月までに全国の稲作に与えた干ばつ被害は26万8千Haに達し、脱穀乾燥モミで9万トン相当の米収穫が失われたと農業省が公表。しかし今年の生産目標である脱穀乾燥モミ5,810万トンの達成は可能だとしている シンガポールで2007年4月12日に出版された「Soeharto, The Life and Legacy Indonesia's Second President」のインドネシア語訳出版記念会が8月14日に国立博物館で開かれた。西欧社会と国内ではスハルトのとらえかたが大きく異なっているのがこの出版でわかった、と著者がコメント 2007年8月24〜26日、北ジャカルタ市アンチョルジャカルタベイシティのパンタイカルナヴァル(Pantai Carnaval)でジャカルタ・バンドン・デンパサル・スラバヤ・ジョクジャ出身の36バンドが競演するUrbanfest 2007開催。Mocca, Netral, The Upstairs, Clubeighties, Shaggy Dogなどもその中に 2007年8月23日 タクシー内で行われる犯罪の多発傾向を懸念する首都警察がすべてのタクシーにGPS設備の設置を提案。首都陸運機構は原則賛成を表明したが、タクシー側の費用負担は避けられないため完全実施には意識の盛り上げが必要 2007年7月の二輪車国内販売台数(メーカー出荷)は375,030台で6月から微減。1〜7月累計は2,514,490台で対前年同期比15%増。熾烈なHY間競争はYがHを抑えて三度目のメーカー別首位。今年1〜7月累計はホンダ1,063,775台に対しヤマハ1,058,818台 2007年8月19日16時半ごろボゴール県の6ヶ村14部落を暴風雨が襲い、民家66軒が大破し536軒が小破。また数ヶ所では雹が降った。セラン県でも強風のために2ヶ村民家106軒に被害が出た。多数の樹木や作物が倒れ、数ヶ村で停電が発生 2007年8月24日 世界的な黄金価格の下降傾向に反してインドネシアでは価格が上向きになっており、1グラム20万ルピアにあと一押しというレベル。対米ドルルピアレートのダウンが大きい要因であり、パサルバル・パサルチキニ・パサルブロックAなど首都の黄金小売商は商売上がったり ブカシ県南部のSerangbaru, Cibarusah, Bojong Manguの三郡で干ばつ。水田の水が足りなくなっており、凶作が懸念されている。都内水道会社PT Thames PAM Jaya も取水量の大幅減少のために給水難となっており、30以上の町で断水が発生している またバリ州デンパサルのサンラ中央総合病院で鳥フル罹患者ひとりが死亡。2007年8月21日に死亡したのはタバナン県ブラバン村に住む28歳の女性で、これで全国罹患者数は105人うち死亡者84人、バリでは患者2人うち死亡者2人となった 2007年8月25日 政府は14州にある4,981島の名称を国連に登録する手続きに入る。それ以外に国際的に認知されていない島は8,742あり、地形名称標準化国家チームの検証を経て次回の登録プロセスに進むことになっている ジャカルタ・バリ・ロンボッ・スラバヤ・バンドンに次いでスマランでもブルーバードタクシーが営業を開始する。スタート時に運行させるタクシーは2百台。ブルーバードグループは全国に1万5千台のタクシーを走らせており、そのうち1万2千台はジャカルタ在 南ジャカルタ市ブロッケムにあるパサラヤデパートが大規模改装を行うと発表。全国から集まったバティック製品や民俗手工芸品では都内有数の売り場面積を誇るパサラヤはさらにThe Beautiful Indonesia Arts Festivalを開催して集客に努める意向 2007年8月27日 2007年9月7日から電気器具・タイヤ・小麦粉・自動車用安全ガラス・肥料・セメント製品・省エネランプなど34品目に対してSNI(インドネシア製品規格)の強制適合が開始される。それらの物品輸入通関時には商業省品質統制監督局発行のNPB(物品登録番号)が提示されなければならない 北スラウェシ州シタロ県のカランゲタン火山標高1,784メートルが2007年8月21日に次いで24日午前6時に二度目の噴火。溶岩の流出がまた盛んになっている またまたバリ州デンパサルのサンラ中央総合病院で鳥フル罹患者ひとりが死亡。8月25日20時ごろ死亡したのはデンパサル市に住む42歳の女性で、入院して5時間後に死亡した。これでバリ州での鳥フル罹患者は3人うち死亡者3人となった 2007年8月28日 アメリカとEUがインドネシアとの間にvoluntary partnership agreementを締結したことで、2008年からFEC/COC証明をはじめエコラベル条件が緩和されることになった、と家具業界は胸をなでおろす 2007年8月25日から30日までランプン州バンダルランプンを中心に南海岸部で第17回フェスティバルクラカタウ開催中。今年は日本人カップル二組が象の背上で結婚式をあげる催しに参加して2009年のビジットランプンイヤー前景気を盛り上げる バリの鳥フル対策として中央政府農業省が養殖飼育家禽処分を行った者に補償金を用意。一羽当たり12,500〜50,000ルピアで、タバナン県とジュンブラナ県がこの政策を強力推進中 2007年8月29日 中銀の発表によれば2007年6月の外貨ローン貸付残高は196.4兆ルピアで前月から16兆の増加。同月のルピア建ては707.8兆ルピアで前月から22兆の増加。外貨建ての伸びが顕著 鳥フル禍のバリ州ジュンブラナ県ではおよそ50万羽の食用養殖鶏が県外に出荷できないまま適正出荷期を過ぎてしまう見込みが高まっており、養鶏業者は一様に不安に包まれている ここひと月ほどの間、ムラッ(Merak)〜バコフニ(Bakauheni)渡海フェリーは乗船待ち車両が大量に行列を作っており、ジャワ〜スマトラ間の交通が停滞。大型フェリーがすべて修理中あるいは修理不能で稼動していないため小型船だけで対応している一方、8月は交通量が7%ほど増加しているのがその原因 2007年8月30日 2007年3月末以来モフ・マアルフが病気のため不在になっていた内務大臣の座にマルディヤント中部ジャワ州知事(現役)が任命される。就任式は8月29日でウィドド治安法政担当統括相はやっと兼務を免れて本業に専念 路面陥没事故以来これまでIIA・IIB類車両の通行が禁止されていたチプララン自動車専用道路ジャティルフル〜パダララン区間で、道路管理会社ジャサマルガが2007年8月27日から大型重量車両の通行を解禁 タングラン県ルゴッ郡トゥラタイグリヤアスリ住宅地に住む一家が飼っていた鶏が8月27日に突然死し、検査したところ鳥フルによるものと判明。同県クラパドゥア郡でも鳥フル罹患鶏が見つかっている 2007年8月31日 2007年7月末で519億ドルあった外貨準備高はルピア下落買い支えオペレーションのために8月第3週には517.3億ドルまで減少した。外為市場に放出された外貨量はまだ明らかにされていない 2007年1〜7月のピックアップトラック販売台数は38,992台で対前年同期比10.8%のアップ。メーカー別では三菱が14,566台で昨年首位のスズキを抜いてトップ、二位スズキは13,715台。三位のいすゞは3,666台で昨年の5位から大きく上昇 40億ルピアをかけて空港運営会社アンカサプラ?がスカルノハッタ空港に建造したスカルノハッタの像の除幕式が8月29日にSBY大統領によって行われた。空港メインゲートを通るひとはだれでもスカルノハッタの像が見送ってくれる 2007年9月1日 2007年9月1〜9日バリ島クタで第5回クタカーニバル(Kuta Karnival)開催。展示会、芸能や音楽上演、食品コンテスト、ビーチバレーボール、ビーチサッカー、凧揚げ祭り、サーフィン大会など盛沢山の行事。凧揚げ参加申し込みは数千人にのぼっている 2007年8月29日から9月30日までジャカルタ歴史博物館(Museum Fatahillah)でジャカルタ16世紀〜18世紀展示会開催。バタビアの生い立ちから最盛期に向かう時代の遺物や地図が見もの 歴史学者オンホッカム(Ong Hok Ham)が2007年8月30日、東ジャカルタ市チピナンムアラの自宅で逝去。享年74歳。自宅を蔵書3千冊を納めた博物館にするよう遺言を残しているとのこと 2007年9月3日 株式の40%以上を既に公開した企業あるいはこれから公開しようとしている企業には2008年1月から法人所得税の5%減税措置を与える、とスリ・ムリヤニ蔵相が発言 2007年9月1日から50キロボンベ入りLPガスの価格が47%アップ。従来のキロ当たり4,250ルピアが実勢コストに近い6,000ルピアに。家庭用の6キロ入り、12キロ入りの値上げは政府の承認待ち 2007年8月25日にエアエイシアがパレンバン〜ジョホールバル線の運行を開始。同社はジョホールバル向け航路を続々と開設する計画で、ジャカルタからの運行も近日中にスタートさせる予定 2007年9月4日 航空機パイロットの国外就業が相次いで国内でパイロット危機が起こっているため、運通省は外国人パイロット雇用をやむを得ず承認する方針を決めた。国際航路のジャンボ機操縦が第一優先とされる。業界団体は給与格差が問題を生まないよう配慮することを各航空会社に求めている 東カリマンタン州と南カリマンタン州を結ぶ道路の数本が土砂崩れでふさがれており、両州間の陸上交通がきわめて困難になっている。しかし予算が潤沢にないため改修工事はあまり進んでいない 9月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン5,877.65、灯油6,312.90、軽油6,254.60、A重油6,065.40、C重油4,370.30、運輸向け軽油6,538.90(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 2007年9月5日 貸付保険ライセンスを与えられたPT Asuransi Allianz Utama Indonesiaが輸出保険に力を入れる計画。輸出保険市場は競争がまだ厳しくないため将来性が高く、同社は今年30億ルピアの追加保険料収入が得られると見ている PT Matahari Putra PrimaがハイパーマートHypermart第31号店を8月29日Mega Glodok Kemayoranにオープン。同社はさらにビンジャイ、スマラン、ポンドッグデでの開店を近日中に行うと発表している 9月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,150、Pertamax Plus 6,300、Pertamina DEX 7,150(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) 2007年9月11日 音響機器だけの輸入申告にも関わらずサブウーファの梱包内に中国産マルボロブランド煙草10万パックが隠されていたのをバタム島税関が摘発。輸入者は偽造チュカイシールを貼付して国内市場に流そうとしていたものと見られている ロンボッ島スラパラン空港に替わる中部ロンボッ新空港は2010年はじめから稼動を開始すると国有空港管理会社アンカサプラ?が公表。新空港は今の空港から30キロ離れており、滑走路は2,750メートルで大型機の離着陸を想定している。空港ターミナルも年間乗客240万人収容のものが造られる予定 エコラベルを積極的に発行しようとする国内機関が存在しない、と家具手工芸品産業協会会長が嘆息。問題はその上流にさかのぼっており、家具産業向けに生産された木材に森林監督機関が発行する非不法伐採・環境保護サーティフィケートが添えられているケースもきわめて稀 2007年9月13日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年8月のインフレ率は0.75%、1〜8月累計3.58%、YOYは6.51%。上昇の大きいカテゴリーは住居水道光熱、食材、教育スポーツ娯楽。コアインフレ率は単月0.69%、累計3.55%、YOY5.66% 西ジャワ州の水田はいま8千Haが干ばつでそのうち4千Haが枯死。枯死水田の大半はインドラマユ・チアンジュル・スカブミに集中。州食用作物農業局は今年の干ばつ被害水田が7万Haに及ぶだろうと見ているが、米収穫目標の脱穀乾燥モミ1千万トンからあまり大きい減収にはならないと予測している 東ジャカルタ市チパユンにあるSekolah Tiara Bangsa Anglo Chinese School International で小学部2年生の男子生徒ひとりと小学部4年生女子生徒ふたりに手足口病が発症。罹患した児童には10日間の休学が命じられており、医師の治癒証明が復学の条件にされている 2007年9月14日 2007年7月の輸出総額は98.1億ドル。1〜7月累計635.3億ドルで対前年同期比13.9%増。輸入は62.6億ドル。1〜7月累計398.9億ドルで対前年同期比16.1%アップ 債券評価機関(BPA)の株を外資が直接購入することを大蔵省金融機関証券市場監督庁が禁止。インドネシアの法人にならなければBPAの株式購入はできない 2007年9月12日18時10分にブンクルから159キロ南西のインド洋海底深度10キロを震源とする7.9リヒタースケールの強い地震が起こり、同日21時までにその北西3百キロ間の三ヶ所でやはり強い地震が三度発生。被害はブンクル市とパダン市で出ている 2007年9月15日 2007年9月6日にプカンバルで鳥フル罹患者ひとりが入院三日後に死亡し、全国罹患者数106人、内死亡85人となる。西ジャワ州とジャカルタがその半分を占めている 国鉄がルバラン帰省ダイヤを公表。ルバランをはさんで前後一週間、国鉄は増便10便を含めて222便を運行させる。またその期間のビジネス料金エグゼキュティブ料金は平常の5割増となる 2007年9月13日のラマダン月開始にあわせて都内のナイトスポットの多くは長い休みに入った。コタ地区ジャヤカルタ通りやマンガブサール通りあるいはクバヨランバルのブロッケム地区など都内の不夜城も閑散としたひと月が始まる 2007年9月17日 2007年7月の全国15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は42万3千人で今年累計は256万人となり、前年同期実績の227万人から13%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの95万人、二位ジャカルタ67万人、三位バタム61万人 全国国民貸付銀行の2007年第二四半期末貸付先総数は251万件で残高は19.2兆ルピア。前年同期実績の244万件16.2兆から大幅上昇。第三者資金も昨年の14.4兆から16.9兆にアップ アメリカのホテル・レストランでの就職斡旋のために金を払った62人がバリ州バドゥンの海外出稼ぎ斡旋業者CBSを詐欺行為で州警察に訴えた。マイアミでの就職はひとり6千万ルピア、カリフォルニアはひとり3千万ルピアを支払ったのに昨年末からいまだに出発手配がかからず、返金を求めたところ不渡り小切手をもらったため警察に告訴したもの 2007年9月18日 10大観光先における星級ホテルの2007年6月客室稼働率は全国平均で52.9%。州別トップはバリの58.5%、二位ジャカルタ57.84%、三位西ジャワ57.77%。最低は東ジャワの37.2%、中部ジャワ38.2% 政府が再生可能エネルギー事業投資者への優遇措置を検討。政府はこのセクターの年々2〜3%の成長を期待しており、2025年には国内総エネルギー生産中の25%シェアを占めることを目標にしている スカルノハッタ空港鉄道建設工事はこの年末から年初にかけて開始される、と国有鉄道会社。Manggarai〜Duri〜Bandengan〜MuaraAngkeを経たあと空港自動車道と平行して空港に至るルートが計画されており、開通は2009年の予定 2007年9月19日 10大観光先における星級ホテルの2007年6月宿泊客平均滞在日数は2.10日で、外国人2.82日、イ_ア人1.86日という内訳。最長はバリの3.36日で、外国人3.19日、イ_ア人3.80日。外国人イ_ア人ともに最大連泊はバリ 政府はジャカルタ証券取引所(PT Bursa Efek Jakarta)とスラバヤ証券取引所(PT Bursa Efek Surabaya)を合併させ、インドネシア証券取引所(PT Bursa Efek Indonesia)として単一証券市場への強化をはかる計画。BEIは2007年11月から操業開始の予定 マレーシア移民局に不法入国者として逮捕拘留され、2007年1月から8月までに本国へ強制送還されたインドネシア人出稼ぎ者は2万1千人にのぼっている。在ジョホールインドネシア領事館は中央政府とタンジュンピナン市庁に対し、この問題に関する情報収集活動を実施するよう要請 2007年9月20日 2007年7月から政府保証金利率をより長期間の適正利率として公表する方式に変更した預貯金保証機関は、9月15日から2008年1月14日までの適正金利率を現行のまま維持すると発表。一般銀行ルピア建ては8.25%、米ドル建ては4.50%、国民貸付銀行は11.75% 2007年8月の四輪車国内販売台数は41,342台で2005年10月の石油燃料大幅値上げ以来21ヶ月ぶりに4万台の大台に乗った。メーカー別はトップがトヨタの1.3万台、二位三菱6千台、三位ダイハツ4.4千台、四位ホンダ3.9千台 2005年末に行われたサーベイによればバンドン市内での麻薬禁制薬物の使用は右肩上がりで拡大中。高校生の13.6%は活発な利用者で、ストリートチルドレンは7歳の幼児も常用している。若年層利用者の36%は民主的な親を持つ家庭の子供たち。使用者の拡大は価格の低下に煽られており、プタウ1包2万ルピア、大麻1本はわずか5百ルピア 2007年9月21日 国有電力会社PLNの発電用燃料消費が軽油にシフトしている。ガスと石炭の供給減少のせいで軽油への依存が高まっており、今年の軽油購入は計画から3百万キロリッターのオーバーとなる見込み 固定電話国際ダイヤル通話事業参入者選別でバクリテレコムが選ばれた。これで同事業のテルコムとインドサットの二社独占が崩れることになる。2006年の国際通話はインドサットが11.3億通話、テルコムは9.1億通話で総通話件数20億中受信が17億を占める 2007年9月17日午前11時ごろ中央ジャカルタ市サレンバ地区ディポヌゴロ通りで路上物売り・カキリマ商人を強制排除しようとした都庁行政警察と権力発動に反発したUKI大学学生との間で投石合戦。騒擾はおよそ1時間続きその間道路の往来がストップ 2007年9月22日 アメリカの9州がフレーバーシガレットの流通を禁止する予定。2006年インドネシア全国クレテッタバコ生産は2,029億本でそのうち90%がアメリカ向けに輸出されている。EU、日本、シンガポールが続く輸出先だが、アメリカの禁止がそれらの国に波及するのを政府は心配している ブンクル〜パダン地震の影響で西スマトラ州・北スマトラ州への外国人観光客の足が重い。西欧とマレーシアからの観光客がメインを占めるメダン〜パダンオーバーランドツアーは30%のキャンセルが出ている スカルノハッタ空港一般者立ち入り禁止区域への入場パス発行が厳しくなる。これまで立ち入り禁止区域で働く勤務者をはじめとして定期・臨時のパス発行は空港運営会社アンカサプラ?が行っていたが、その業務が空港管理局に移管された。空港管理局は運通省空運総局の下部機関 2007年9月24日 回教暦1428年イドゥルフィトリは2007年10月12日になるとムハマディヤ中央指導部が発表して、ナフダトゥルウラマと政府の合議で定められた10月13日と異なるバージョンが出現。ウラマ評議会は2003年に、イスラム祝祭日カレンダーに異案が出た場合は政府決定に従うよう全ムスリムにお触れを出している 2007年9月18日、南ジャカルタ市スディルマンSCBDで車両地下道工事の一部が完了。スディルマン方面からこの地下トンネルに入った車両はトンネル内で二分され、ガトッスブロト通り方面とスノパティ通り方面へと流れる ジョクジャのアディスチプト空港で2007年9月21日14時〜15時20分の間滑走路が閉鎖される。滑走路の舗装がはがれているのを監視員が発見してその改修工事が行われたためで、ジャカルタ発ジョクジャ行きガルーダ便は急遽ソロ空港に着陸 バリのグラライ空港で2007年9月22時午前6時15分〜8時15分の間停電が発生したため空港業務が麻痺。空港自家発電はレーダーなど航空保安設備に優先供給されるため乗客チェックインが影響を受けて国内線6便に出発遅れ。停電の原因はPLNの空港専用変電所で故障が発生したため 2007年9月25日 2007年8月の二輪車生産台数は420,336、国内二輪車メーカー販売台数は429,122となったことをAISI(インドネシアオートバイ産業協会)が公表。国内販売数が40万を超えたのは2007年ではじめてのこと。2007年1〜8月累計販売は292万台で対前年同期比10.5%アップ 従業員へのTHR(ハリラヤボーナス)はイドゥルフィトリ日の一週間前までに支給されなければならない。その実施を命じる労相回状は早急に発行される予定で、その命に従わない事業主を従業員は労働管理当局に訴えるように、と労相の弁 2007年の全国ルバラン帰省者数は1,480万人で昨年から5.7%増加する、と政府が予測を公表。輸送モード別内訳は、陸路998万人、鉄道260万人、空路170万人、海路52万人 2007年9月26日 政府が2007年9月1日から米の輸入関税をキロ当たり450ルピアから550ルピアに引上げたため、米を素材にした食品の価格が最高で7%アップする、と飲食品事業者連盟会長が表明。7%アップするのはビーフン。インドネシア農業互助会事務局長は国産籾米価格保護のために更なる引上げを要請 環境保護木材使用サーティフィケート取得のために木材を使った家具や工芸品の生産者がその認証プロセスに支出する経費は1億ルピアに達する。多くの国内生産者にとってその金額が輸出先にサーティフケート提示を阻む障害をなしている、とインドネシア家具工芸品産業協会会長が発言 ラマダン月からイドゥルフィトリ大祭にかけての電話通信需要ピーク時に備えてエクセルコミンドプラタマ社はラマダン月で一日の通話能力1億5百万コールSMS一日4千万件、イドゥルフィトリ日は通話2億コールSMS1億件に能力増強をはかるかまえ 2007年9月27日 籐素材密輸出が激しくなっており、籐家具業界は今年の輸出高が昨年実績3.4億ルピアから半減するのではないかの不安に包まれている。インドネシアは世界籐需要の87%を供給している 2007年9月22日に都内タムリン・スディルマン通りで行われたカーフリーデイは四輪ドライバーへの教育効果が高かったと評価され、都庁は次に東ジャカルタ市プムダ通りと西ジャカルタ市オールドバタビア地区でこのプログラムの実施を計画 ラマダン月からイドゥルフィトリ大祭にかけての電話通信需要ピーク時に備えてテルコムセル社は一日の通話能力を平常期の50%増しとし、また一日のSMS通信能力を4億件まで引き上げる計画 2007年9月28日 政府機関もしくはそれと契約した第三者が政府プログラムのために輸入する医薬品、科学技術書・一般教科書・宗教書・その他科学関連の輸入書籍でインドネシア語のものを除く、国民体育委員会が定めたプログラムのために各体育分野組織本部が使用する輸入器具、農業・林業・農園・畜産・漁業開発目的で養殖を行う者が輸入する種苗等、の輸入関税が2007年10月5日から免除される ガルーダ航空は2005年に閉めたメダン〜シンガポール航路を2008年3月に再開する計画。同時にメダン〜マドラス航路も新規開設する予定で、メダン発外国航路2本はデイリーフライトが計画されている スラバヤではモールの乱立でショッピングセンターテナント入居率が50%前後というありさま。20軒建てられたモールで稼動しているのは18しかないとのこと。ショッピングセンター運営業界は不動産業界に対し、この先数年は現状維持のまま様子見にしてほしい、と要請 2007年9月29日 国有客船会社PT PELNIの今年のルバラン帰省者向け配船最終便はタンジュンプリウッ港から2007年10月9日に出航する。航路はスラバヤ〜マカッサル〜テルナーテ方面で、ブキッシグンタン号とドボンソロ号の二隻がその日の朝と夜に出航予定 首都で制定された公共秩序条例(「路上で施しをするのは違反行為」(2007年9月19日)参照)のためにデポッ市に乞食・プガメン・浮浪者・ストリートチルドレンが急増。都内での取り締まりを恐れて場所をデポッ市に移した者が多数いる模様 パラグループとカラグループがマカッサルのタンジュンブガ(Tanjung Bunga)にアセアン最大の行楽施設を作る計画。11万平米のショッピングセンター、2.2万平米のユニバーサルスタジオ風Trans Studioアミューズメントセンター、1.2万平米の5星級リゾートホテル。Trans Studio開発はハリウッドのユニバーサルスタジオに関わったアメリカ人が加わる予定 2007年10月1日 インドネシア排他的経済水域で捕獲採集された海産物の輸入関税が2007年10月19日から免除される。条件を満たす輸入者は必要書類を揃えて蔵相に免除申請を提出し、税関総局長が蔵相名で承認を与える。2007年9月19日付蔵相規則第113/PMK.04/2007号参照 エレクトロニクスマーケタークラブが集計した2007年1〜8月期家電品国内販売データによれば、テレビ260.1万台、冷蔵庫134.1万台、エアコン62.3万台、洗濯機60.1万台、トータルオーディオ43.4万台、揚水ポンプ118.6万台、ビデオ・ディスクプレーヤー54.3万台、炊飯器102.7万台、電子レンジ2.99万台 2007年10月から国内航空路で燃料サーチャージが一人当たり2万ルピア値上がりする。そのため現行の4〜6万ルピアは6〜8万ルピアとなる予定 2007年10月2日 IFCが公表したDoing Business 2008と題するレポートの中でビジネスフレンドリーな国の世界ナンバーワンはシンガポール。アジア諸国は香港4位、日本12位、タイ15位、マレーシア24位、韓国30位といったところ。インドネシアは123位で、83位の中国や91位のベトナムより下 いま国会審議の渦中にある改定所得税(PPh)法案の中に、出国フィスカル廃止を2010年に行うという内容の条項が織り込まれている。法人税単一税率化や個人所得税最高税率引き下げなど新機軸盛り沢山のこの法案は2009年からの実施になりそう 「路上で施しをするのは違反行為」(2007年9月19日)で報道された首都の公共秩序に関する2007年都条例第8号に関して法律援護機関(LBH)が表明した再検討提案に内務省法務局が支持姿勢を示す 2007年10月3日 ブンガワンソロ作曲者でクロンチョン音楽のマエストロであるグサン・マルトハルトノにソロ市が、かれの90歳の誕生日を祝して2007年10月1日に健康補償手当てを支給。手当ての主内容は健診と医療費用の免除 クルッ(Kelud)山の火山警報が2007年9月29日17時にwaspadaからsiagaに引き上げられた。火山性地震が一日半で54回発生し、震源も地表に向かって上昇している。地元行政府から火山周辺住民への退避勧告が出されている 2007年9月30日17時半ごろ、都内リングロードKM19地点を走行中のバンドンから来たトヨタハードトップキャンバスルーフの後部タイヤが破裂し、車が分離壁にぶつかった衝撃でドアが開いたため助手席に乗っていた42歳と12歳の女性ふたりが車内から投げ出され、高架道路下のマルタディナタ通りに墜落して即死。運転者ともう3人も大怪我 2007年10月4日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年9月のインフレ率は0.80%、1〜9月累計4.41%、YOYは6.95%。上昇の大きいカテゴリーは食材、教育スポーツ娯楽、衣料品。コアインフレ率は単月0.70%、累計4.28%、YOY6.03% ルバランシーズンの国外出国者ピークをさばくためにガルーダ航空を含む5社が増便増席を予定。キャセイはジャカルタとスラバヤ向け、シルクエアーはメダン・パレンバン・ソロ・スラバヤ向け、中華航空はジャカルタ〜香港・台北線をそれぞれ増便、中国南方航空はジャカルタ〜広州線で大型機に替えて座席増、フィリピン航空もジャカルタ〜シンガポール・マニラ線を大型機に替える。ガルーダはジャカルタ〜香港線とジャカルタ〜シンガポール・上海線を座席増 スティヨソ都知事が都庁全職員に対してルバランパルセル受取り禁止を「禁止規則があるのだから、それに従おう。」と再度宣言。しかしブカシ市庁では、受け取りは職員の自主判断という姿勢 2007年10月5日 運通省空運総局が行っている航空会社定期監査で安全性の優れたカテゴリー1にガルーダ航空に次いで三社がノミネートされた。Mandala Airlines, Premi Air, Airfast Indonesiaがそれで、民間定期旅客航空会社の評価はまだ低い 2007年10月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン6,181.25、灯油6,635.20、軽油6,607.70、A重油6,457.00、C重油4,489.10、Pertamina Dex7,094.35、運輸向け軽油6,908.05(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 輸出によるPPN(付加価値税)還付で2001〜2006年に申請された10兆ルピアを超える未処理分は2007年8月15日時点ですべて処理が終わったとダルミン・ナスティオン国税総局長が報告 2007年10月6日 国内誌GlobeAsia10月号でインドネシアの影響力ある女性99人がリストアップされた。そのナンバーワンは初代女性大統領となったメガワティ・スカルノプトリ、2位現大蔵大臣スリ・ムリヤニ・インドラワティ、3位SBY大統領夫人クリスティアニ・ヘラワティ・ユドヨノ 一年間で国中に現金がもっとも満ち溢れるルバラン期に備えて各銀行は準備を整えている。BNI銀行は平常期から3割増の一日当たり平均4千8百億ルピア、マンディリ銀行は需要ピーク期を通して5兆ルピアの現金を手配 ジュラケン川とチリウン川にはさまれたスンダクラパ港からガジャマダ通りのチャンドラナヤ館までの846Haを都庁はKota Tua Jakarta保存地区に指定して永続的な維持保存を図る計画であることを都庁博物館文化局長が公表 2007年10月8日 2007年10月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,250、Pertamax Plus 6,400、Pertamina DEX 7,500(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) 2007年7月23日付けで出された大蔵大臣規則第1/PM.3/2007号で、国税総局職員は納税者から直接的間接的にどのような形であれ何かをもらってはならないとの禁令が出された。また同じ国税職員あるいは第三者からその地位あるいは職務のためにもらったと推測されるようなものも禁止 中部ジャワ州が州予算を使って無料ルバラン帰省バス35台を10月8日に東ジャカルタ市タマンミニの中部ジャワ州館から出発させる。上京者およそ2千人がこの恩恵に浴せる見込み 2007年10月9日 2007年8月の輸出総額は96.1億ドル。1〜8月累計733.5億ドルで対前年同期比13.4%増、輸出先トップは日本の73.8億ドル。一方輸入は68.5億ドル。1〜8月累計468.2億ドルで対前年同期比16.9%アップ、輸入元トップは中国の51.3億ドル 2007年10月第一週を通してジャカルタ証取に1.4億ドルの外貨が流入しており、10月5日のIHSG(総合株価指数)は過去最高の2500.581ポイントを記録 都庁が高層ビルの水使用に5Rを義務付け。Reduceひとりあたり10リッターの節水、Reuseプールの水を植木に撒くといった再利用、Recycle汚水浄化などの再生、Recharge雨水浸透井などを設ける、Recovery池や貯水施設を設けるというのが5R。これは都内地下水位低下原因の87%をなす高層ビルの汲み上げ対策 2007年10月10日 2007年8月の全国15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は40万6千人で今年累計は297万人となり、前年同期実績の262万人から13%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの113万人、二位スカルノハッタ75万人、三位バタム71万人 シンガポールを本拠とするAsian Corporate Governance Associationが行った環境意識に関するサーベイで、インドネシアの事業家は11ヵ国中最低との位置付け。株主に優れた財務業績を示すことが大優先事項で、生活環境社会環境への関心は低い実態が浮き彫り ホテルインドネシアとホテルウィサタを併せて改装したグランドインドネシアショッピングタウンが2007年10月5日にソフトオープン。グランドオープニングは2008年中盤の予定 2007年10月11日 10大観光先州における星級ホテルの2007年7月客室稼働率は全国平均で52.5%。州別トップはジョクジャの60.4%、二位ジャカルタ59.1%、三位バリ58.7%。最低は南スラウェシの37.7%、中部ジャワ39.4% 上位法規に違反している地方法規1百件に対して内務省が廃棄命令を出す。違反法規の大部分は地方税と課金に関するもの。これで2002年以来全国で地方法規694件に違反宣告が出された 51航空会社が523機を擁するインドネシアにパイロットは4,182人必要だが現実には2千5百人しかいない。そのパイロットの月給は5百〜3千ドルで諸外国の9〜13千ドルと格差がありすぎるため政府はパイロットの最低賃金を設けよ、とインドネシアパイロット連盟が要求 2007年10月12日 10大観光先における星級ホテルの2007年7月宿泊客平均滞在日数は2.16日で、外国人3.15日、イ_ア人1.83日という内訳。最長はバリの3.78日で、外国人3.84日、イ_ア人3.64日。外国人イ_ア人ともに最大連泊はバリ インドネシア銀行総裁会議は10月のBIレートを8.25%で据え置きにすると決定。これで2007年7月から4ヶ月間、ルピアの標準金利率は8.25%が継続 インドネシアエアーエイシアが2007年10月23日からジャカルタ〜バンコック線のサービスを開始する予定。同社は9月28日にジャカルタ〜ジョホールバル線運行を開始しており、またジャカルタ〜ペナン線がその次の目標 2007年10月16日 2005年12月3日以来バリのグラライ空港に対して与えていた危険な空港の指定をアメリカ政府が解除。コンチネンタル航空が2007年10月11日から週三便の乗り入れを再開 2007年10月14日にファウジ・ボウォ新都知事公邸で催されたオープンハウスに集まった庶民に5万ルピア入り封筒と軽食が配られた。ところが副大統領来訪に際して邸内安全確保のために表門が閉ざされ、表で順番待ちだった庶民への説明が何もなかったために庶民と警備チームの間で騒乱が発生 2007年10月14日に南ジャカルタ市ラグナン動物園を訪れた行楽客は14万人。シマトゥパン通りから動物園に至るハルソノ通りは普通10分で通過できるのにこの日要した時間は2時間。動物園前まで入るバスウエイ第6ルートもノロノロ運転に巻き込まれ、都民はぎゅうぎゅう詰めの車内で苦行 2007年10月17日 全国の中小零細企業104.7万社が国有銀行5社に対して抱えている17.9兆ルピアの不良債権帳消しを政府が決定。帳消しになるのは1社最高50億ルピアまでの長期未返済債務で、その8割はBRI銀行とマンディリ銀行のもの 2007年8月7日の火事で重大な損傷を蒙りその後通行規制が行われている都内リングロードのジュンバタンティガエリアで、道路改修工事がルバラン明けから開始される予定。そのために高架道路とその下の一般道の両方で工事区間が閉鎖されることになっており、閉鎖は4ヶ月間続けられる見込み 2007年10月12日20時ごろ、モールタマンアングレッの外の路上で白色のタクシーをひろった29歳の会社勤めの女性が強盗タクシー被害者となる。現金30万ルピア、携帯電話2個、パニン銀行本人口座残高190万ルピアが被害総額。賊は礼儀をわきまえていた、と被害者 2007年10月18日 2008年度政府会計予算案が国会で承認される。前提条件は変更なしだが、収入は781.4兆ルピアで支出は854.6兆、収支73.3兆の赤字という内容は政府予算案から変化している 2007年1〜8月期にバリに入国した外国人観光客数は107.7万人で、日本人がトップの23.1万人、次いでオーストラリア人12.4万人、台湾人10.1万人、韓国人8.5万人となっている エコノミックインテリジェンスユニットが世界64カ国のIT産業国際競争力番付を発表。日本はアジア太平洋地区でトップで世界では2位。韓国は2位と3位、インドネシアは14位と57位 2007年10月19日 世界経済フォーラムが発表した観光競争力番付によればインドネシアの観光競争力は世界125カ国中で60位。アジアのトップはシンガポールで世界の第8位 主計官や非主計文民公務員などがミスや怠慢のために引き起こした国庫収入不足が7.9兆ルピアある、と会計監査庁が2007年上半期調査報告の中で公表。ミスの多くは公務員以外の者による算出ミスだが、それを通している公務員の責任と各政府機関責任者の不足納入分回収の怠慢が責められている PLN西ジャワバンテン配電支社が新規電力供給契約を制限すると発表。この方針は産業界だけを対象にするもので、家庭向けは30万軒にのぼるため影響が大きすぎるので対象外と説明している 2007年10月20日 2007年11月1日から30日までジャカルタのTaman Ismail MarzukiとGedung Kesenianでアートサミットインドネシア2007開催。11カ国からおよそ2百人のアーティストが来訪して音楽・舞踊・演劇などを上演する予定 ほとんど満杯状態のスカルノハッタ空港で2007年11月から新参の5社が運行を開始する。Lorena Air, Efata Air, Top Air, Linus Airways, そして香港資本のHong Kong Expressがそれ 2007年10月18日から21日までバリでヌサドゥアフィエスタ開催中。11年前から始まったこのフェスティバルは今年全国60県市が参加していまや年中行事に 2007年10月22日 バタム・ビンタン・カリムンのフリートレードゾーン実施の中で企業の契約社員雇用を禁止するとの意向をリアウ島嶼州知事が表明したのに対し、バタム商工会議所が「契約システムは必要不可欠」と応酬 今年ルバランのSMS利用は大幅増。XLは10月12・13日とも3.5億コールに達して昨年ルバラン日の6千万コールから一挙6倍。10月13日のテルコムセルは4.1億コール、インドサットは2.0億コール ボデタベッ首都周辺地域の60万5千台の自動車が毎日ジャカルタへ流入しており、都民所有の自動車2百万台オートバイ3百万台と合流して都内の渋滞を引き起こしている。首都と郊外地区を結ぶマストランスポートは急務だ、と都知事が語る 2007年10月23日 2007年ルバラン帰省でジャカルタから地方部へ向かった四輪車は72万4千台で昨年の63万2千台から15%増。二輪車は197万台で昨年の180万台から10%増 国内5大モダンリテーラーの2006年売上シェアは全モダンマーケット市場の47%を占め、国内小売セクター全体の中では17%を占めた、とACニールセンインドネシアが公表。5大モダンリテーラーはマタハリグループ・ラマヤナ・へローグループ・アルファ・カルフル 2007年9月29日に最高警戒レベルに引き上げられたクルッ(Kelud)山は噴火の兆候が低下して峠を超えたと見られていたが、10月19日15時ごろ激しい火山性微動が発生して地元に緊張がみなぎる。しかし55分間続いた火山性微動はそのまま消滅して噴火に至らず 2007年10月24日 2007年10月6日〜19日のルバラン交通期にランプン〜ジャワ〜バリで発生した交通事故は1,059件死者322人と国家警察が発表。死者の74%が二輪車関連で、総事故件数・総死者数とも昨年から減少しているが二輪車関連事故死は増加 都内612軒のナイトスポット中184軒が、出入り口が狭い・非常口がない・電気配線が危険といった大きい火災リスクを抱えている、と都庁消防局が指摘。業界者側は、それはナイトスポット運営者の責任でないため対応命令は建物所有者に出すようにと要請 クルッ山の火山性微動は鎮静して局地的地震が数回起こっているだけだが、火口湖の水面温度が35.8℃、水面下15メートルは38.3℃と上昇しており、また火口の形成も続いているため依然として予断を許さない状況 2007年10月25日 エレクトロニクスマーケタークラブが集計した2007年1〜9月期家電品国内販売データによれば、テレビ293.9万台、冷蔵庫161.5万台、エアコン70.2万台、洗濯機67.6万台、トータルオーディオ48.8万台、揚水ポンプ136.9万台、ビデオ・ディスクプレーヤー61.6万台、炊飯器118.0万台、電子レンジ3.4万台 2007年ルバランの7日前から5日後までのルバラン帰省者総数は1,140万人に上ったと運通相が報告。中でも飛行機を使った帰省者数は169万人で昨年から13%の増加 西スマトラ州パサマン県ウジュンガディン郡で、地元で生産されているアルコール飲料を飲んだ住民の間に身体の異状を訴える者が続出し、7人が死亡し5人が入院治療中 2007年10月26日 家電品11品目にかけられているPPnBM(奢侈品税)を2007年11月から撤廃する、と工業省が表明。対象となるのはTV21インチから32インチ未満、冷蔵庫180〜240リッター、洗濯機10Kg、エアコンなど 2007年9月の国内四輪自動車販売台数は8月の41,471台から少し下がった41,035台。10月は工場稼働日数が少ないためにさらに低下するのではないかと見られている クマヨランのジャカルタフェア会場でTrade Expo Indonesia 2007開催中。インドネシアの輸出商品が勢ぞろいする今年で22回目を迎えるこのショーは2007年10月27日に閉幕予定 2007年10月27日 国連が催した貧困撲滅のための国際デー記念切手デザイン公募に応じた124カ国1万2千人の子供たちの中で6人の作品が選出された。西カリマンタン州ポンティアナッ在住の小学2年生男児がそのひとりで当選者中最年少 2007年12月3日から14日までバリ島ヌサドゥアで気候変動枠組条約第13回締約国会議開催予定で、ヌサドゥア地区のすべての宿泊施設はこの催しのためにフルブッキング状態 追加で公務員一斉休暇を与えられたにもかかわらず、ルバラン長期休暇明けの10月22日は多数の公務員が欠勤。都庁は8万3千人の公務員のうち1,519人が無断欠勤、他の地方自治体も似たり寄ったり 2007年10月29日 スカルノハッタ空港出国フィスカルユニットの2004〜2006年収入報告は出国者が775万人となっているが空港運営会社データは875万人で不正行為の疑いが生じている。特に出国フィスカル免除者が急増しており、免除証明書の売買が推測されている マグラン県クラタアン村に設けられているムラピ山地震観測ステーションのアンテナケーブルと避雷針が盗まれているのが判明。そのため火口に近い三ヶ所に設置された地震計のデータ入手が不可能で、目視観測しかできなくなっている 2007年10月23〜28日にジャカルタで予定されていたデビッド・コパーフィールドのショーはアメリカでの告訴でキャンセルされたが、ショーに使われる機材の入ったコンテナ2本がタンジュンプリウッ港に到着しており、その送り返しがひと悶着 2007年10月30日 PT RaiLinkのスカルノハッタ空港鉄道建設進捗が緩慢なため運通省が工事の肩代わりを提案。インフラ完成後RaiLinkは鉄道運営だけを行えばよいとのこと。2009年稼動開始は至上命令 2007年10月26日午前4時ごろ、ブカシ市東ブカシにあるカルフル店に5人を超える強盗団が押し入り、警備員を縛った上で店内のATMから現金を奪おうとしたが、機械を壊したものの金を取ることができずに逃走 2007年10月23日22時ごろ、デポッ市パンチョランマス地区でおよそ百人の群衆がトラック2台分のアルコール飲料を保管している民家に押入り、8人を警察に突き出す。アルコール飲料はすべて表の道路で廃棄措置 2007年10月31日 2007年9月国内二輪車メーカー販売台数は477,072で今年最大の数値だったとAISI(インドネシアオートバイ産業協会)が公表。2007年1〜9月累計販売は338.6万台で対前年同期比8.7%アップ ルバランや学年末休みなどのシーズンにはデジタルフォトのプリント注文が通常の2割増になる。コダックエクスプレス店では4Rサイズ写真を一日平均1千5百枚プリントし、全国428店で10億ルピアの売上を得ている スンダ海峡のアナクラカタウ火山が活動を活発化させており、2007年10月27日に火山警戒ステータスが最高位のsiagaに引き上げられた。一般市民は同島への接近が禁止されている 2007年11月1日 政府は四輪車の輸入関税率を2007年9月14日から変更。1800CCを超える排気量の完成品HSコード2品目は20%から45%に、2500CCを超えるCKDHSコード1品目は45%から20%に。これは変更でなく間違いの修正だ、と蔵相 2007年12月の気候変動に関する国連会議のプロモーションのために11月11日から12月1日までの間ジャカルタ〜バリ1,447キロを踏破するBicycle for Earth: Goes to Baliの完走者15人を選抜中。一区間だけを走る伴奏者35人は各地元から参加する カンプンムラユ〜アンチョル間首都バスウエイ第5ルートを2007年11月から連結バスが走る。そのあとブロッケム〜コタ間第1ルートにも連結バスを使う予定 2007年11月2日 麻薬法にある死刑罰は憲法違反であるとのイ_ア国籍者二人外国籍者三人からの司法審査請求に対して憲法裁判所は2007年10月30日、イ_アの死刑制度は対象者の制限や入獄中の軽減措置等十二分に練り上げられたもので憲法違反に当たらない、との判決をくだす 東ヌサトゥンガラ州エンデ県の数ヶ村で水牛が死亡し県保健局はその死因をアントラクスと判定したが、村民がその肉を共同で食していたためアントラクス菌陽性者がすでに10人見つかっている 中央ジャカルタ市ホテルインドネシア〜ホテルウィサタコンプレックスに建設されたGrand Indonesia Shipping Town 西館レベル3の伝統民芸品を集めたアルンアルンインドネシアがSBY大統領夫人によって2007年9月29日に公式オープン 2007年11月3日 3百年間インドネシアに君臨したオランダ人総督の肖像画写真全60部を一堂に会した展示会が2007年10月30日から11月末までジャカルタ歴史博物館で開催される。肖像画も一緒に展示されるとのこと 「刻版画からステンシルまで」と題する1940年代からのグラフィック作品展示会がBentara Budaya Jakartaで2007年11月1〜15日、Galeri Nasionalで11月2〜11日の間に開催予定 映画館業界ジャイアント21Cineplexの対抗馬としてバンドンから登場したBlitzmegaplexがジャカルタのSCBD地区Mal Pacific Placeに第2号店を2007年11月22日に、Mal Kelapa Gadingに第3号店を2008年初にオープンする予定 2007年11月5日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年10月のインフレ率は0.79%、1〜10月累計5.24%、YOYは6.88%。上昇の大きいカテゴリーは食材、衣料品、飲食品タバコ、交通通信金融。コアインフレ率は単月0.80%、累計5.12%、YOY6.13% 2007年11月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン6,389.40、灯油6,860.70、軽油6,849.70、A重油6,641.80、C重油4,776.20、Pertamina Dex7,268.00、運輸向け軽油7,161.05(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) PTダイムラークライスラーインドネシアの生産するメルセデスベンツ車2007年1〜9月販売台数は1,745台にのぼり、対前年同期比183%という驚異的実績をあげている。最大の売れ筋はCクラスで697台続いてEクラス547台 チボダス植物園が駐車場整備と園内レイアウト変更のために2007年11月1日から一般入場者の入園をストップ。一週間後には再開できる、と園側が公表 2007年11月6日 2007年9月の輸出総額は95.2億ドル。1〜9月累計830.3億ドルで対前年同期比12.9%増、非石油ガス輸出先トップは日本の102.4億ドル。一方輸入は67.6億ドル。1〜9月累計536.7億ドルで対前年同期比17.4%アップ、非石油ガス輸入元トップは中国の58.4億ドル 2007年11月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax 6,250、Pertamax Plus 6,400、Pertamina DEX 7,500(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの) フローレス島エンデで2007年11月1日にアントラクス異常流行宣言が発令された。住民に対し、四足動物の肉を当分の間食べないように、との警告が出されている ジャカルタ〜マラン間を運行しているマンダラ航空B737−200機が11月1日に雨上がりのマラン空港で着陸時にスリップ事故を起こし、乗客5人が軽傷。マンダラ航空はしばらくこの路線の運行を休止すると発表 2007年11月7日 2007年9月の全国15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は38万2千人で今年累計は336万人となり、前年同期実績の296万人から14%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの129万人、二位スカルノハッタ85万人、三位バタム79万人 改定通関法第6A条実施規定として出された2007年大蔵大臣規則第124/PMK.04/2007号に従って、すべての輸入者は税関総局にオンライン登録届出を行い番号の交付を得なければならない。登録手続きは2007年12月から開始 ジャカルタの2008年最低賃金が決まる。972,604.80ルピアは2007年の900,560ルピアから8%のアップ。このあと首都のセクター別最低賃金が各セクターの労組と事業者団体の間で決定されることになっている 都議会は税収増を目的に2000年より前に製造された自動車の都内での通行を禁止する条例を計画中。この条例の制定は2008年に予定されている 2007年11月8日 10大観光先州における星級ホテルの2007年8月客室稼働率は全国平均で51.5%。州別トップはバリの60.0%、二位ジョクジャカルタ59.6%、三位ジャカルタ54.6%。最低は南スラウェシの35.3%、西ジャワ37.9% 二輪車メーカー各社が発表した2007年10月国内卸販売台数の合計は431,526で前月からほぼ1割ダウン。2007年1〜10月累計販売は381.7万台となる 噴火期に入ったクルッ(Kelud)山の火口湖に2007年11月5日溶岩が盛り上がって島が作られ、水があふれて周囲に流出。水温は77℃まで上昇している 灯油からLPGへの転換政策を行っている政府が低所得層国民に無料分配した3キロ入りボンベを、ジャカルタでは一緒にもらった無料ガスコンロが壊れたとの理由で都民が一本10万ルピアで売り払っている 2007年11月9日 10大観光先における星級ホテルの2007年8月宿泊客平均滞在日数は2.16日で、外国人2.94日、イ_ア人1.87日という内訳。最長はバリの3.32日で、外国人3.33日、イ_ア人3.28日。外国人の最大連泊はジョクジャが3.58日、イ_ア人はバリ 2007年11月6日のインドネシア銀行総裁会議で、BIレートは現状の8.25%を維持すると決定。一次産品価格とインフレ率上昇懸念を考慮したものだが、外国からホットマネーを吸い寄せる要因が維持されることでもあるため金融界は政府に資金過剰流動性対策を求めている インドネシアタイヤ会社協会が公表した2007年1〜9月のタイヤ生産者販売状況は3,223万ユニットで対前年比7.1%増。内訳は輸出が2,432万ユニット、スペア用621万、OEM170万 2008年バンテン州最低賃金は837,000ルピアで今年から12%のアップ。セラン県賃金評議会は11月6日に2008年最低賃金検討の中で927,497ルピアとの結論を下す 2007年11月10日 政府運通省はジャカルタに次いでスラバヤとマカッサルにバスウエーを走らせる計画。ジョクジャでもまたバスウエーに類似の公共運送システムを計画している 2007年12月3日、都内クニガンビジネスディストリクトに今年11月27日オープン予定のJakarta Placeでキタローのコンサート開催。入場券は50〜200万ルピアが予定されている 中央ジャカルタ市HI前ロータリーに面するジャカルタマンダリンホテルは2007年12月23日で一旦営業を停止する。1978年にオープンしたこのホテルは今回全館建て直しを行って再出発する計画 2007年11月12日 政府の調達活動が行政腐敗行為の巣窟になっており、年間36兆ルピアという膨大な腐敗マーケットが形成されている。腐敗行為撲滅コミッションが調査を行っている4百件の疑惑案件中7割が政府調達関連のものだ、と同コミッション長官が発言 2007年11月10日夕方都内各地を襲った豪雨でスカルノハッタ空港滑走路の視界が2百メートルまで狭まり、国内線国際線36便の出発が30分〜2時間遅延。国際線の遅延はMH・LH・KL・SQのみ 2007年11月8日未明、アナクラカタウ山が噴火。ガスを含んだ黒煙と火山弾が噴出し、溶岩が斜面を流れ落ちている 2007年11月13日 国民皆兵と軍事徴用の制度化を目指す予備役法案の国会審議が始まる。現役国軍の制度整備を先に行え、と民間人権団体が政府にその延期を求めて一斉に反発 都内交通渋滞緩和のためにバスウエイ専用車線を時間と場所によって一般車に開放することを都庁が決定。2007年11月12日から首都警察職員が現場の状況を見ながら一般車両をバス専用車線に誘導する 西ジャワ州プルワカルタ県でチクグニヤ(Cikungunya)罹患者が2週間のうちに6人から112人に激増。県庁は11月9日に異常流行宣言を発令 2007年11月14日 2007年の銀行界貸付は下半期に入ってますます活況を呈しており、今年は10ヶ月で140.5兆ルピアの資金が市場に放出され年間目標の150兆ルピア達成まであとわずかだ、と中銀銀行界統制調査局長デピュティが発言 2007年10月の四輪車国内販売台数は31,500台で1〜10月の累計は35万台。8月の4万1千台をピークに下降傾向。メーカー別累計はトップがトヨタの12万台、二位三菱4.9万台、三位スズキ4.7万台、四位ダイハツ4.2万台 2007年11月11日未明、バリ州デンパサル市とギアニャル県で旋風が荒れ狂う。数十本の樹木を倒し枝を折り、数十軒の家屋を損壊し、像や装飾物を吹き飛ばし、死者ひとり負傷者22人を出す 2007年11月15日 サウジアラビアがインドネシアからの輸入物品に課していたインボイスと原産地証明書への領事査証を今年中に無料化すると政府商業省が発表。ただし全国商工会議所中東部での手続きに関しては言及なし 2003年以来外交官特権を使って高級車208台を免税輸入し国内市場に流していたと見られるグループを税関が摘発。内部職員の関与が確実視されており、税関が取り調べを進めている。大使館関係容疑者はシンガポール人3名 プルワカルタのチクグニヤ異常流行は患者数が徐々に減少して鎮静に向かう。ところが次はジャンビ州ムアロジャンビ県で罹患者が53人に達しており、異常流行が懸念されている 2007年11月16日 2007年10月国内二輪車メーカー販売台数は424,331だったとAISI(インドネシアオートバイ産業協会)が公表。下降傾向は四輪車と同じ。2007年1〜10月累計販売は382.6万台 2007年11月14〜18日、ジャカルタコンベンションセンターで第27回インドネシアブックフェアー開催。開場は10時〜21時 1997年経済危機でインドネシア国内販売がどん底に低下したリーバイスジーンズは今年の売上が35%成長という目覚しい躍進を見せているものの、アジア市場ではインドネシアが依然最下位。販売店は127に増加し、高級ジーンズ市場でのシェアは39%に回復 2007年11月17日 今年のメッカ巡礼(ハジ)フライト第1便は11月17日スカルノハッタ空港出発予定で、帰国第1便は12月22日にスカルノハッタに戻ってくる、と空港運営会社アンカサプラ?が発表。スカルノハッタからはガルーダとサウジエアーが36,500人のためにハジフライトを93便飛ばす予定 東ジャワ州クルッ(Kelud)山の警戒ステータスはawasからsiagaに一級低下したが依然活発な火山活動が継続しており、溶岩ドームが1日で15メートルの高さに成長している 都内の交通渋滞緩和に大車輪の首都警察交通局は2007年11月15日から、路上で動いていない自動車を徹底的にマークしてレッカー車による強制移動を行うという措置を開始。対象はエンスト車・不法路上駐車・15分間停車した車など 2007年11月19日 プルタミナはこれまで月単位で設定していた産業向け石油燃料価格を国際相場の動きに近付けるために15日間隔に縮めることにし、突然価格変更を発表。これでは発狂する、と産業界は激しく拒絶 2007年11月15日からの産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン6,389.40、灯油6,860.70、軽油7,537.20、A重油7,401.90、C重油5,668.30、Pertamina Dex7,268.00、運輸向け軽油7,879.80(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 政府は国産と輸入を問わず国内で販売されるすべての子供用玩具にSNI(インドネシア製品規格)を適用する意向。2008年中の完全実施を目指している 2007年11月20日 二輪車生産者に対して製品1台当たりヘルメット2個を付属に付けて販売させる規定を運通省陸運総局が出す予定。運行中のヘルメット装着義務を消費者からメーカーに摩り替えようとしている、とAISIが反発 サウジアラビア航空が2008年3月からジェッダ〜スラバヤ線就航を計画。フィリピンのセブパシフィック航空はマニラ〜KL〜スラバヤあるいはマニラ〜シンガポール〜スラバヤ航路開設を検討。タイ航空はバンコック〜メダンあるいはバンコック〜スラバヤ線を検討 2007年11月15日夕刻バンテン州セラン市を襲った激しい雷雨のために住民5人が落雷の被害を受け、4人が死亡しひとりが重態。事故は3ヶ所で起こっており、そのいずれもが水田 2007年11月21日 原産地証明書オンライン化実施に伴って商業省が各地方自治体証明書発行機関に対し、履歴のクリーンな輸出者に対する輸出事実の検証措置を簡素化してよいと指導 12月10日に公式オープンが予定されていたスカルノハッタ空港第3ターミナルはターミナルアクセス路建設工事に関連する用地補償のため工事進行が遅れており、2008年1月のオープニングとなった。このターミナルはTKI(海外出稼者)専用となる 国鉄スラバヤ第8操車区がテルコムと共同でSMSによる鉄道案内サービスを開始する。7005番にSMSで運行時刻や料金の問い合わせが可能 2007年11月23日 国家麻薬庁が摘発した麻薬禁制薬物使用者データによれば最近5年間で民間従業員は年間1千人台から1万数千人に激増しており、これまで注力してきた学生生徒向けキャンペーンは方向転換が必要だと同庁が表明 BMWインドネシアの2007年1〜10月国内販売台数は802台となり、前年同期実績の431台からほぼ倍増。売れ筋はシリーズ3が50%超のシェアで、シリーズ5、X3・X5と続く デポッ(Depok)市2008年最低賃金を962,500ルピアとしたデポッ市賃金評議会の推薦に、首都と同一レベルを要求していた労働者同盟が譲歩して決着 2007年11月24日 エレクトロニクスマーケタークラブが公表した2007年10月家電品国内販売データによれば、テレビ27.3万台、冷蔵庫14.9万台、エアコン7.0万台、洗濯機7.2万台、トータルオーディオ3.6万台、揚水ポンプ10.7万台、ビデオ・ディスクプレーヤー6.4万台で9月実績から軒並みダウン 2007年12月3〜14日バリで開かれる気候変動に関する国連会議のためにデンパサル空港は1,245人の保安要員を動員して厳戒態勢を取る。また要人のための駐機場を38ヶ所用意する予定 2007年11月20日0時45分ごろ東ジャワ州マランでガソリンを運搬中の10両編成の列車が脱線転覆し、3万5千リットルのプレミウムガソリンが流失。機関車のスピード出し過ぎが原因と見られ、この事故で5百メートルに渡って線路が破損したため復旧に15時間を要し、その間バニュワギ〜マラン〜スラバヤの列車運行が不通 2007年11月26日 2007年5月と8月の二度の火災で構造が大きく劣化した都内環状自動車道ジュンバタンティガエリアの高架道路補修工事はいまだに始まっていない。今現在工事業者入札プロセス中であり、工期は最短4ヶ月かかると道路運営会社が表明 2007年11月23日、西ジャカルタ市Apartemen Taman Anggrekで49万錠のエクスタシーやその素材、また巨額の現金を自宅に隠匿していたマレーシア人組織を国家警察が摘発。この組織は香港からマレーシア経由で2百万錠をインドネシア国内に密輸入している 2007年11月20日〜21日早朝、ムラピ山が久しぶりに熱雲と溶岩を放出。地震回数も増加しているが、警戒ステータスは引き上げられていない。一方クルッ(Kelud)山では火口湖の9割が溶岩ドームに覆われ、あと少しで火口湖が消滅する 2007年11月27日 スマランのタクシー業界がブルーバードタクシー営業開始に強く反対して2007年11月22日に市庁舎前でストを決行。市内の全タクシーが市庁舎前を埋めたため、市内はタクシー不在 北ジャカルタ市で下痢症状患者が急増しており、三病院の患者数は131人に達し赤児2人が死亡。水道会社が11月16日にポンプ故障を起こし、一部地区に給水不足が起こっているのが原因と見られている 再び強盗タクシー事件。35歳の女性会社員が2007年11月19日午前7時ごろ東ジャカルタ市UKI前から乗ったタクシーがWIKA前のターン路で止まり、ふたりの仲間が左右から車内に侵入して女性の財物を奪う。車は市内を彷徨したあと郊外に走り、スカブミ付近で被害者を放り出す 2007年11月28日 航空貨物フレートフォワーディングや宅配事業を主ドメインとするRPXグループが自動車販売に乗り出すと発表。フランス自動車メーカーシトロエンの独占代理店を2008年7月に設立してシトロエンの国内市場復活をはかる計画 首都近郊電車ボゴール線で2008年初から電子化乗車券の使用を開始すると国鉄第一操車区が表明。最初はJakartaKota・Jayakarta・SawahBesar・ManggaBesar・Juanda・Gondangdia・Cikini・Tebet・PasarMinggu・DepokLama・DepokBaru・Bogorの12駅でのみ実施 キッザニアが都内スディルマンCBDのPacific Place Mallにオープン。毎日二回のセッションで週日は朝9時から、土日は朝10時から。予約はwww.kidzania.co.idまたは電話021−5154222 2007年11月30日 文民国家公務員5万人が年金を支給されておらずかれらに最大1,750億ルピアの支給が求められている、とPT Taspen代表取締役が発言。この5万人は定年退職以外の理由でやめた人たちであり政府はそれに対し、懲戒免職や自己都合で最低勤務年数未満で辞めた者は受給権利がない、と応酬。しかし、かれらが納めた年金掛け金は返却する、と優しい対応 2007年11月26日16時半〜22時半の間、スカルノハッタ空港と都内プルイッ(Pluit)を結ぶ自動車専用道路が高潮のため40センチほどの深さに冠水して通行不能。少なくとも11便に出発の遅れが出た 2007年11月26日0時半ごろ、スンバワ島ビマ県の県都から50キロ北西の海底50キロ地点を震源とする6.7リヒタースケールの地震が発生。前日その近くで発生した地震とのダブルパンチを受けて大きい被害が出ている。人的被害は死者6人怪我人は数百人との報告 2007年12月1日 エミレーツ航空がスーパージャンボA380型機をスカルノハッタ空港に乗り入れるため、空港運営会社は第2Dターミナルのタクシーウエーとエプロンの拡張工事を来年初に行う予定 アジアカスタマーサービス協会が実施したAsia Pacific Customer Service Excellence Awardとシンガポールコンタクトセンター協会が実施したThe Best Contact Center of the Yearでマンディリ銀行とBCA銀行がブロンズ賞とシルバー賞を受賞 首都のエイズ罹患者は2,173人で、都民男性152万2千人が高い罹患リスクを負っている、と都庁エイズ防止コミッションが報告 2007年12月3日 2007年11月26日にスカルノハッタ空港自動車道を冠水不通にさせた高潮は首都北岸地区や西ジャワ州スバン〜カラワン北岸をも水没させた。この現象は地球温暖化による海面上昇とマングローブ林や海岸湿地帯を破壊した環境無視のビジネス指向とそれを祝福する行政の相乗作用によるもので今後も継続発生するだろう、とバンドン工大気象学者が警告 タンジュンプリウッ港自動車専用ターミナルのオープニング式典が2007年11月28日に催される。首都圏から国内外への自動車輸送能力がこれによって大きく向上する チボダス植物園が2007年12月1日から再開される。一般入園客用駐車場は植物園外のチアンジュル県が運営するキャンプ場の一部が使われる 2007年12月4日 政府は2008年1月1日からジャボデタベッ地区を筆頭に、自家用車用ガソリンを今の補助金付きプレミウムから補助金なしプレミウムに転換させる意向。そのためRON88より高オクタン価のプレミウムガソリンが市場に導入される予定 生命保険に加入している都市居住者は11%だけである、とAIGライフマターインデックス2007サーベイが報告。需要の一倍高い保険は事故と入院を補償するもの 西ジャワ州ブカシ市2008年最低賃金は990,000ルピアが州知事令で確定した。これは2007年から9万ルピアの上昇で、西ジャワ州内では最高でありまた首都の最低賃金をも上回っている 2007年12月5日 2007年12月の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン7,450.85、灯油8,347.90、軽油7,939.80、A重油7,700.00、C重油5,750.80、Pertamina Dex8,450.20、運輸向け軽油8,300.70(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 諸外国のものはA・B・Cの3遺伝子型であるのにインドネシアで発見されている鳥フルビールスH5N1はA・B・C・C*・Dの5種あるため、臨床処置は外国の例だけを参考にしていてはいけない、とスラバヤのアイルランガ大学のニドム医師が表明 ジャカルタ証取がスラバヤ証取を吸収合併してインドネシア証券取引所となった国内唯一の証券市場は2007年12月1日から業務開始。ただし商いの初日は3日月曜日から 2007年12月6日 2007年12月のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax7,500、Pertamax Plus 7,850、Pertamina DEX 8,600(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)、首都圏の競合スタンド価格はPertamax とBiopertamax7,450、Pertamax Plus7,800 政府のロビイング努力にもかかわらず、EUのインドネシア航空会社乗り入れ禁止および国民への不使用勧告は継続中。自国航空会社が諸外国から監査を受けているのでイ_ア政府も外国航空会社への監査を行う、と報復措置を予告 2007年1〜9月に精神疾患で都内の保健所を訪れた都民は140万人。都庁保健局はその期間のストレス症候群罹患者数を5,653,563人と報告。精神性疾患罹患者には高所得層もいるとのこと 2007年12月7日 コルプリ創設36周年記念式典で官僚効用改善担当国務相が、「最大限の規律と業績を示せ」と公務員に求めたSBY大統領メッセージを読み上げる。今後は明確な業務指示書と職務分析を導入して厳しく勤務評定を行う、と大臣が表明 ブルーバードグループが株式の30%を公開する予定。同社はスマランに次いでスマトラ・カリマンタンにもタクシー事業を進出させる計画を立てており、2008年には現有の1万6千台に1千台を追加するため市場から資金を集めたい意向 西ジャカルタ市ロキシーの踏切をまたぐ高架道路の使用が2007年12月4日から開始された。しかし陸橋南端から目と鼻の先にあるUターン路にふさがれて交通の流れは旧態然 2007年12月8日 北スマトラ州マナド市の住宅地チトラランドにアジア最大のキリスト像が建立される。高さ30メートルのこの像は両手を挙げて斜めに飛翔する姿をしており、これまでアジアでもっとも高かったティモールのキリスト像より3メートル高いがリオデジャネイロのものより8メートル低い 国内の心臓専門医444人中170人はジャカルタに居住。全国440県市中の5ヶ所に心臓専門医は偏在しており、他の県市はほとんど真空状態に近い 南ジャカルタ市にあるスナヤンシティで11月27日から12月27日までジャカルタフードフェスティバル開催中。都庁観光局が後援するこのプログラムはブタウィ料理にもおいしいものがあることを観光客にプロモートするのが目的 2007年12月10日 中央統計庁発表の月次経済統計。2007年11月のインフレ率は0.18%、1〜11月累計5.43%、YOYは6.71%。上昇の大きいカテゴリーは衣料品、飲食品タバコ、保健。コアインフレ率は単月0.43%、累計5.57%、YOY6.25% 2007年12月6日のインドネシア銀行総裁会議で、今年7月から4ヶ月継続したBIレート8.25%が8.00%に引下げられた。国内インフレ率と国際原油価格に配慮した結果である由 2007年11月国内四輪自動車メーカー販売台数(生産者売上)は46,200台で、過去26ヶ月の最高数値を記録。今年11ヶ月間の累計は395,684台で対前年同期比137.5% 2007年12月11日 2007年10月の輸出総額は102.5億ドル。1〜10月累計932.6億ドルで対前年同期比13.4%増、非石油ガス輸出先トップは日本の113.1億ドル。一方輸入は62.6億ドル。1〜10月累計600.0億ドルで対前年同期比19.3%アップ、非石油ガス輸入元トップは中国の64.7億ドル トランスペアレンシーインターナショナルのためにギャラップが60カ国で行った世界腐敗バロメーター2007で、インドネシアの最悪腐敗機関は4.2ポイントを獲得した警察。続いて裁判所と議会が同率二位、三位は政党 マタハリ、ヘロー、ライオンスペリンドなど大手小売企業がはじめたディスカウントショップは消費者を引き付けることができず、各社は店舗をスーパーマーケットに転換 2007年12月12日 2007年10月の全国15主要入国ポイントにおける外国人入国者数は35万1千人で今年累計は371万人となり、前年同期実績の325万人から14%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの144万人、二位スカルノハッタ94万人、三位バタム87万人 2007年1〜11月のメーカー別国内四輪自動車販売台数はトヨタが断トツの136,634台、二位三菱56,062台、三位スズキ53,020台、四位ダイハツ46,727台、五位ホンダ36,930台 バンテン州チレゴン市に引越してきた者で職業職場がなくまた就職予定もない者は市に5千万ルピアの保証金を納めなければならない。セラン県は引越し自由だがKTP非保有非所持者に5千万ルピアの罰金を科すことにしている 2007年12月13日 10大観光先州における星級ホテルの2007年9月客室稼働率は全国平均で46.4%。州別トップはバリの56.2%、二位ジャカルタ50.2%、三位ジョクジャカルタ43.2%。最低は中部ジャワの31.4%、南スラウェシ33.8% 市場の資金流動性をコントロールするツールとして用いられてきた中銀債が国債・政府証券への移行を進める中で期限6ヶ月以上のものを一度廃止したが、6ヶ月もの・9ヶ月ものを再び開始するとインドネシア銀行が発表 日本向け鮮魚輸出が減少しており、インドネシア漁業ソサエティは漁業関係者に状況の推移に注意するよう警告している。鮮魚・冷凍物は2004年237万トン、2005年227万トン、2006年205万トン、一方加工品・即席物は上向き傾向にある 2007年12月14日 10大観光先における星級ホテルの2007年9月宿泊客平均滞在日数は2.35日で、外国人3.15日、イ_ア人2.05日という内訳。最長はバリの3.40日で、外国人3.25日、イ_ア人3.85日。外国人の最大連泊は東ジャワが4.39日、イ_ア人はバリ アセアン域内輸出入単一通関システムであるアセアンシングルウインドウにつながる国内版ナショナルシングルウインドウのタンジュンプリウッ港におけるトライアルが2007年12月17日から開始予定。トライアル参加輸入者はおよそ百社 インドネシア各地の織物を集めた展示即売会Gelar Tenun Tradisional Indonesiaが2007年12月12〜16日の間、南ジャカルタ市のジャカルタコンベンションセンターで開催。開場時間は10時から21時まで 2007年12月15日 2007年12月12日に宗教省で開かれたイスバッ会議で、ズルカイダ月29日にヒラルが見られなかったことからズルヒジャ月1日は12月11日と判定され、次のイドゥルアドハは12月20日になることが公表された 西ドイツからの使用済みコンドームを満載した40ftコンテナ1本にタンジュンプリウッ港税関が輸入差し止め措置。B/Lの記載は天然ラテックスコンドームの新品工程廃棄ゴミ。使用済みコンドームは輸入が認められている天然ゴム廃材に該当しない、との税関判断 都内ホテル業界のかきいれどきである大晦日のショーがいまだに売り出せないでいる。例年都知事規則で催し物内容と料金上限がホテルランク別に定められるが、今年はまだそれが制定されておらずホテルはショーの開催許可が得られない 2007年12月17日 2007年12月15日からの産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン7,347.35、灯油8,220.30、軽油7,877.10、A重油7,687.90、C重油5,503.30、Pertamina Dex8,481.25、運輸向け軽油8,235.15(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの) 公認会計士による会計監査報告書を多くの会社が偽造しており、インドネシア公認会計士院が政府に対応を要請。IATAメンバー延長条件を満たすために多くの旅行会社が行った偽造が発覚しており、70監査法人がその被害を受けている。他にも政府調達入札条件を満たすための偽造も発見されている 一様に毒性ガスを吸引した症状を呈しているカルフルのジャカルタ・ラトゥプラザ店従業員19人が12月11日16時前から17時ごろまで相次いでプルタミナ中央病院救急室に。原因は一酸化炭素中毒で、PLN停電時に同ビル非常用発電機が地下駐車場に電力供給できないことが明らかになったため、都庁は駐車場に一般者立ち入り禁止措置 2007年12月18日 2007年12月15日からのハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax7,450、Pertamax Plus 7,800、Pertamina DEX 8,600(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)、首都圏の競合スタンド価格はPertamax とBiopertamax7,400、Pertamax Plus7,800 首都近郊電車運行事業を行っている国鉄ジャカルタ第一操車区が首都環状電車ブルーライン「チリウン」左回り線とデポッ〜マンガライ線エアコン電車運行開始を延期すると表明。電車運転士不足・線路内不法居住者建物撤去・切符料金と販売準備未完などがその理由 2007年12月22日午前8時50分にジャカルタ湾で高潮がはじまり、24日午前10時36分に最高潮位に達する、とジャカルタ水害プロジェクトが予報を発表 2007年12月19日 四輪自動車製造業界が2008年に2〜5%の値上げを実施すると表明。プルタミナが2週間ごとに行っている産業向け石油燃料価格の急上昇による製造コストアップが原因 PTダノンインドネシアが2008年第1四半期に西ジャワ州チカランでヨーグルト工場立上げを計画。年間2万トンの牛乳加工能力を持つこの工場はActiviaブランドのヨーグルトを製造販売する 降雨のため首都の道路に陥没や舗装剥離などの損壊が増加しており、総面積は3万平米を超えている。都庁の道路補修予算は70億ルピアしかない 2007年12月21日 全行政機構内で発見された非公式銀行口座のうち75機関の持つ1,737件残高総額1.1兆ルピアにコルプシ疑惑が強いと大蔵省審査チームが発表。既に口座閉鎖処理が終わったのは280件残高総額0.85兆で残りはまだプロセス中だが最高裁のようにノーコメントの姿勢を取っている機関もある 政府は2008年1月1日からガス石油の輸入税を免除すると発表。関税は現行15%がゼロ%に、また輸入PPNとPPh22は政府負担とされる 自動車用ファイナンシングが従来のジャカルタ/ジャワ島集中からスマトラ〜カリマンタン〜スラウェシへと広がりつつある。ローン対象は二輪車がメインだが、カリマンタンでは建機リースも多い 2007年12月22日 2007年12月15日から中部ジャワ州チュプでプルフタニ所有チーク林22キロを抜けて走るロコツアーがはじまる。観光客の乗る客車を引く蒸気機関車は1928年ドイツ製のもの 西ジャワ州バンドン県レンバンにあるボスカ天文台にオランダの援助で太陽望遠鏡が設置された。既存の大型天体望遠鏡5基とともにこれからの天体観測に威力を発揮する予定 IATAがパスポート・ビザ・予防注射・税課金など世界各国の入国手続きに必要な条件についての情報をまとめたインターネットサイトwww.iatatravelcenter.comを立ち上げる 2007年12月24日 過去4年間、グリーティングカードはSMSとEメールに取って代わられていたが、今年は反転上昇傾向が見られる、と国有郵便会社。同社第4地区支社では今年のイドゥルフィトリカード取扱いが25%上昇したとのこと ジャカルタ湾の高潮が2007年12月22日から始まる。潮位は2メートルを超え、海水はおよそ1キロ内陸部まで浸入。何ヶ月も浸水しているムアラバル地区に加えて、パサルイカン〜ルアルバタン地区でも60センチまで冠水。この高潮は12月26日まで続く見込み 都内スリーインワン地区は2007年12月20日から25日まで開放されることを都庁と首都警察が合意。スリーインワンは26日から再開される 2007年12月26日 インドネシアの石炭埋蔵量は53億トンで、その83%はカリマンタン残りはスマトラにあると鉱物資源エネルギー省地質学庁が公表 エレクトロニクスマーケタークラブが集計した2007年1〜11月期家電品国内販売データによれば、テレビ360.5万台、冷蔵庫194.0万台、エアコン84.9万台、洗濯機83.1万台、トータルオーディオ57.4万台、揚水ポンプ163.5万台、ビデオ・ディスクプレーヤー78.0万台 都内で有料自動車通行区間(ERP)の運用を開始するのは公共輸送機関がさらに充実してからの2008年末になる、とファウジ・ボウォ都知事が副大統領に報告 2007年12月27日 金融機関証券市場監督庁データでは、2007年8月消費者金融貸付総額の28%が首都、西ジャワは17%、ジャワ島全体では68%にのぼり、スマトラ19%、カリマンタン・スラウェシ各4%、バリ・ヌサトゥンガラは3.6%でジャワ高外低の構図がくっきり 2007年12月20日から輸入貨物搬出がストップしていたタンジュンプリウッ港では、12月24日から担当職員の休出ピケローテーションが組まれたことで輸入貨物の動きがはじまっている 「オンラインアドの広告宣伝費支出が増加しており、技術進歩と膨大な国内市場規模は大きい右肩上がりの余地を存分に残している。来年はSMS広告が激増するだろう。」とセルラー電話業界者 2007年12月28日 2007年12月26日はスマトラ・カリマンタン・ジャワ・バリ・ヌサトゥンガラの17地方以上で水による災害が続出。洪水・高潮・土砂崩れ・突風等に襲われて大きい被害。中でも中部ジャワ州カランアニャルとウォノギリの土砂崩れでは90人近い死者 2007年1〜10月の銀行界定期預金の伸びは低金利時代を反映してか33.1兆ルピアしか増えておらず、2006年同期の43.7兆から大きくダウン。資金は投資信託に流れているもよう 西ジャワ州ブカシ県北タンブン郡カランサトリア村とサトリアジャヤ村でチクグニヤ(Chikungunya)罹患者が3週間で45人以上発生していることから、県保健局が二か村に限定して異常流行宣言を発令 2007年12月29日 光と花火に酔う恒例のカウントダウンを祝う首都モナス広場2007年の大晦日は大勢の人出が予想されており、12月31日17時から1月1日朝までモナス周辺への車両乗り入れは禁止。またモナス広場周辺への徒歩進入路では所持品チェックが行なわれる 全国的な雨と強風による天候不順で海上の波浪が強まっており、バリ島クタ海岸は27日から観光客立ち入り禁止となった。海岸部住民の間に不安が広がっている アンチョルドリームランド2007年の大晦日はJakarta Seaside Festival。恒例の花火大会、外国のグループショー、ブタウィとバリの伝統ショー、バンド演奏など盛沢山 2007年12月31日 大蔵省のオンライン税収管理システムである国庫収入モジュールのデータによれば、2007年度の国税総局分税収不足は47.8兆ルピアになる見込み。総局長は納税命令書分がまだ加算されていないと反論 2007年12月28日にジャカルタ証取が今年の商いを終えた。総合株価指数(IHSG)は2745.826ポイントで締め1年前から52%の上昇。今年のHSG最高値は12月11日に記録した2810.962ポイント 大晦日の夜から元日の朝にかけてプンチャッ街道が一方通行になる。チアウィ〜プンチャッ〜チアンジュル間は31日18時から1日1時までチアンジュルからの進入が、1日0時〜10時はチアウィからの進入が禁止される |