インドネシア「ミニ情報2009年」


2009年1月5日
政府はこれまで植物検疫サービスに関連して徴収していた税外国庫収入を輸出の場合は免除すると発表。輸入の場合は従来どおり徴収される

2008年12月31日に行われた中銀債競売で販売総額は39.5兆ルピアに達し、2008年下半期の低調さから覚醒した観を示した。銀行界貸付資金が行き場の狭まりで中銀債に戻ってきたとの観測が一般的

2009年1月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,925、Pertamax Plus 6,400、Pertamina DEX6,300(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

学校始業時間繰上げの都庁方針にあくまでも反対する生徒の父兄が、新始業時間ボイコットを宣言。「都下248中学校を糾合する学校委員会フォーラムを基盤にして生徒はみんな午前7時に登校させる、学校自治は決して政治に侵されない。」と強硬姿勢

2009年1月6日
グローバル不況で受注4割減となり操業度が大幅低下したバタム産業界は2008年12月に従業員5千人を自宅待機にした。自宅待機中に契約期限が来たら再雇用はしないと言い渡している由

中部ジャワ州は2009年州最低賃金を定めなかったため、州内県市レベルで最も低いブルブス県最低賃金575,000ルピアが州最低賃金となる。東部ジャワ州も同様で、ブリタル県の570,000ルピアが州最低賃金となる

2008年第4四半期のアパートメント/コンドミニアム販売は第3四半期から半減。今年の総販売数は1万ユニットを下回って2007年実績の14,388ユニットから35%減の見込み

2009年1月4日14時から4時間に渡ってスカルノハッタ空港第2ターミナル滑走路で補修工事が行なわれ、国内線でいくつかの便に出発遅れが出た

2009年1月7日
5品目に対する輸入規制が2009年1月1日から始まる。船積前検査証明書が必要なのはまだ衣料品だけ。通関場所と定められていた5海港と全国際空港にドゥマイ港が飲食品だけを対象に加えられる予定

ブカシ県とブカシ市で10工場が操業を止めるため従業員6千2百人が解雇される見込み。グローバル不況の影響を強く蒙っているセクターは、衣料・繊維・自動車・家電だ、とアピンドブカシ支部長談

2009年1月1日以降の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン4,565.218、灯油4,962.443、軽油4,760.288、A重油4,467.975、C重油3,030.665、Pertamina Dex5,068.390(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの)

海外出稼ぎ者の2008年本国送金は99.6億ドルが見込まれているが、従来は70%に満たなかった銀行経由送金が今年は82%に達している、とインドネシア銀行経済通貨統計局長が報告

2009年1月8日
中央統計庁発表の月次経済統計。2008年12月のインフレ率はマイナス0.04%、当年累計11.06%、YOYは11.06%。上昇の大きいカテゴリーは衣料品、食材、飲食品タバコの順

政府は2008年商業大臣規則第54/M-DAG/PER/12/2008号で中古建機の輸入を従来どおり直接使用者および再調整会社の双方に許すことを決定。基本的に国内生産がまだないものを対象とするが、少量の特免はありうる由

麻薬覚せい剤使用者のうち中高生は110,870人、小学生は12,848人で、特に覚せい剤使用者は年々40%の増加率。動機はイセンがメインで、その原因は環境に由来している、と国家麻薬庁長官

都庁の学校始業時間繰上げ方針に応じて都内の公共乗合いバスが朝の運行時間開始を早めることを決めた。都バスやアンコッなど62,020台が午前5時から動き出す

2009年1月9日
2008年11月の輸出総額は96.1億ドル。1〜11月累計1,280.9億ドルで対前年同期比24.2%増。国別累計は日本向けが129.3億ドルでトップ、二位アメリカは116.1億ドル。11月輸入総額は87.2億ドル、1〜11月累計1,209.7億ドル。輸入当年累計でKB外は986.8億ドル、KB222.9億ドル

2008年1〜10月の衣料品輸入は前年実績の2.5倍に達しており、本来輸入禁止である古着が3,420万ドルに上っている。これは行政の不正行為を証明するものだ、と繊維業協会事務局長が発言

2008年第3四半期の製造セクター労働者名目賃金は1,095,790ルピアで第2四半期の1,200,772ルピアから9%ダウン。実質賃金のほうは11%も低下

アチェ・西スマトラ・バンカブリトゥン・中部スラウェシ・マルクの5州が2009年に工業団地総面積3千5百Haを新規開設する予定。2008年データでは、全国工業団地は88ヶ所、総面積32,460Ha、販売済み11,320Ha、入居会社6,320社

2009年1月10日
電気通信統制庁が携帯電話オペレータの無料SMSサービスの一部を禁止する意向。禁止されるのは別オペレータ向け無料SMSで、市場競争原理を保持させるのが目的。同一オペレータ内の無料SMSは規制されない

国民教育省言語センターの編纂したインドネシア語大辞典(Kamus Besar Bahasa Indonesia略称KBBI)第4版が主要書店で発売中。今回の出版元はグラメディアで価格はジャカルタで375,000ルピア

中部ロンボッ(Lombok)県に建設中の新国際空港とマタラム市は35キロ離れており、その内の16キロに有料自動車道を通す計画である、と県令が表明

ジョクジャのRumah Cantik Citraがジャカルタに進出。2009年1月27日、南ジャカルタ市トゥベッラヤ通り(Jl Tebet Raya Lapangan Ros No.30)にオープンの予定

2009年1月12日
2008年11月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は52.4万人で今年累計は562.4万人となり、対前年同期比は12.8%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの190.5万人、二位スカルノハッタ131.5万人、三位バタム94.9万人

ガイキンドが公表した2008年12月四輪車生産者国内販売台数速報は3万9千台で、年間累計は607,151台を突破し、開闢以来の最高記録が達成された。またタイやマレーシアをしのいでアセアンのトップに躍り出たとのこと

2009年1月7日中銀がBIレートを8.75%に50ベーシスポイント引き下げた。しかし銀行界の金利率はまだ異なる要因が作用しているため、市中金利率引下げへの即効性は薄い

2008年11月にシンガポール・マレーシアに入国したインドネシア人は10月から顕著な減少。シンガポールは15万7千人から11万8千人に、マレーシアは24万6千人から21万8千人に

2009年1月13日
14大観光先州における星級ホテルの2008年10月客室稼働率は全国平均で48.8%。州別トップはバリの69.1%、二位北スラウェシ59.6%、三位ジョクジャ59.3。最低はリアウ36.8%、北スマトラ38.8%

2008年末の外貨準備高は516億ドルで、10月の66億ドル消失と11月の502億ドルというボトムを経て反転の気配。しかし輸出低下のためにリバウンドカーブはゆるい、と中銀総裁

AISIが公表した2008年12月二輪車生産者国内販売台数速報は403,511台で、2008年間販売台数は621万台を突破し史上最高記録が作られた。メーカー別トップはホンダの2,874,576台、二位ヤマハ2,465,546台、三位スズキ794,543台

12月の二度のプレミウムガソリン市場価格引下げで、安くなったプレミウムを故意に品切れにして高いプルタマックス等の購入に消費者を誘導しようとしたガソリンスタンドが全国的なガソリン不足を煽ったため不良経営者に制裁を与える、とプルタミナが表明

2009年1月14日
14大観光先州における星級ホテルの2008年10月宿泊客平均滞在日数は2.19日で、外国人3.21日、イ_ア人1.80日という内訳。最長はバリの4.24日で、外国人4.28日、イ_ア人4.09日。外国人の最大連泊は北スラウェシの5.95日、イ_ア人はバリ

政府は2009年1月15日からプレミウムガソリン市場小売価格をこれまでの5,000から4,500に、また軽油を4,800から4,500に引き下げると発表。産業向け電力料金も割引が与えられる(数字はリッター当たりのルピア価格)

2009年メダン市最低賃金が102万ルピアと定められた。2009年1月7日付け北スマトラ州知事決定書第561/032/K/2008号はこの最低賃金を1月1日にさかのぼって施行と定めている

バリ州バドゥン県クタ南部のウガサン(Ungasan)とクドガナン(Kedonganan)の二地区で盛んになった狂犬病禍は北に向かってデンパサル市へと拡大。州政府は再度対応を強化して厳戒態勢に入っている

2009年1圧15日
2008年11月航空機搭乗旅客数国際線は57.3万人で今年累計は653.4万人となり対前年同期比10.5%増。空港別累計トップはスカルノハッタの294.5万人、二位グラライ150.9万人。国内線は11月258.8万人、当年累計2,908.6万人で対前年比3.4%増

預貯金保証機関が2009年1月15日から5月14日までの保証対象金利率を発表。一般銀行ルピア建て9.5%米ドル建て3%、国民貸付銀行は13%

商業省はモダンマーケットに対し生活基幹物資9品目の周辺パサルより低い値付けをする廉価販売プロモを禁止する意向。9品目とは米・砂糖・バター食用油・灯油・食塩・牛肉鶏肉・鶏卵・ミルク・どうもろこし

首都圏でデング熱がふたたび猛威をふるい始めた。中央ジャカルタ市とブカシ県で既に死者が出ており、また2009年1月最初の2週間で合計数百人の治療報告が多くの病院から出されている

2009年1月16日
2008年11月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,570万人、当年累計は1億7,513万人で対前年比11.4%増。スマトラ島の11月は28万人、当年累計362万人で対前年比16.8%増。全国海運旅客数11月は50万人。当年累計565万人は前年同期比0.4%増

政府が2009年度予算前提条件を見直し。経済成長率6→5%、対米ドルルピアレート9,400→11,000、インフレ率6.2%で不変、中銀債金利率7.5%で不変、原油国際価格80→45米ドル/バレル、原油国内生産96万バレル/日で不変。結果的に収入予算は128兆低下して857.7兆ルピア

輸入規制のためにモダンマーケットで販売されている輸入飲食品は3〜4割が国産品と入れ替わるだろう、と飲食品事業者連盟会長が表明。変わらないのはチーズ・バター・ナツメヤシ・ワイン・缶詰食品の一部と日本食品などエスニックものとのこと

ラブアンのバンテン第2火力発電所建設資材運搬トラック通行をチャリタ住民がブロックしたため、2009年1月14日午前9時から6時間に渡って街道で交通麻痺。道路をこれ以上破損させるな、破損した道路を政府はすぐ修復せよ、と地元民が要求

2009年1月17日
月〜金10.00〜22.00、土日10.00〜23.00という首都のモダンマーケット営業時間を始業終業それぞれ30分遅らせるよう都庁が検討。都内交通渋滞緩和政策の一環としてのこの営業時間調整に売上が落ちると業界が反発

ガルーダ航空が2009年1月16日からジャカルタ〜マラン線に就航。GA290便は毎日ジャカルタ午前9.30発マラン10.55着、戻りのGA291便は毎日マラン午前11.30発ジャカルタ12.50着

北ジャカルタ市Jl Pluit Selatan Rayaに2009年1月17日、Emporium Pluit Mallが公式オープニング。中国正月祝祭にからめてさまざまな催しが満載

12〜15世紀に興隆したアル王国の遺跡が発見された北スマトラ州デリスルダン県の土地4.3Haは住民私有地であり、またそこに隣接して住宅地開発が行なわれているため、遺跡の消滅が懸念されている

2009年1月19日
食品薬品監督庁が輸入飲食品国内流通認可であるML番号と化粧品に対するCL番号の認可手続きを1日で終了させると発表。現行規定の変更はしないが手続きのスピードアップで市場の品薄事態改善を支援する、と政府

政府は商業大臣規則第1/M-DAG/PER/I/2009号で国内一次産品の輸出に対する支払をL/Cだけとするよう義務付けた。中銀の手形再割引システムと連結させたこの規則は2009年3月5日から開始

6千万人インフォーマルセクター勤労者に対する社会保障制度加入を進めているジャムソステックが2008年総加入者数は123,734人だったと公表。顕著な増加はたいへん難しいとのこと

2009年1月20日
2009年1月18日夜、北ジャカルタ市プルンパンのプルタミナ石油デポで容量5千klガソリンタンク第24号が爆発炎上。火勢は最大百メートルの高さに達したが翌朝7時前には鎮火し、他のタンクへの延焼は免れた

タンジュンプリウッ港に近いプルンパンの石油デポ火災がガソリンスタンドでの燃料欠乏を引き起こすことを懸念した消費者が、深夜もかまわず都内各所のガソリンスタンドに殺到

2009年1月15日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,925、Pertamax Plus 6,400、Pertamina DEX6,300(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

2009年1月21日
FTZにおける物品移出入手続きと関税・国税・チュカイに関する2009年政令第2号が2009年1月19日に制定され、バタム・ビンタン・カリムン地区で即日施行された

2009年1月15日以後は産業向け石油燃料価格公表を取り止める、とプルタミナが公表。プルタミナの価格公表は競合他社の価格設定に楽をさせているだけだ、というのがその理由

バタム市が市内乗合いバスの料金を10%引き下げることを決定。乗合いバス業界は2008年12月に料金の3%引下げを行なっており、これで13%料金が下がることになる

2009年1月22日
国内市場に流通している4千品目の工業製品中SNI(インドネシア製品規格)が行なわれているのは84品目に過ぎず、他は国家規格が存在していない状態。これでは低品質外国産品に市場を荒らされて国内産業が危うくなる、と産業調査開発庁長官が警鐘

2008年国内コンピュータサーバー市場は1億5千9百万ドルに達したと見られ、対前年比は金額で4%増、台数で14%増になったと業界者が表明。ブランド別シェアはサンマイクロシステムズが58%、ヒューレットパッカード21%、IBM16%

バリのHIVエイズ罹患者は1987年以来2,413人が報告されており、そのふたりにひとりは20〜29歳の男性。蔓延防止対策として政府は職場における啓蒙活動を2003年から推進しているものの、協力的な事業者はわずか5%

2009年1月23日
2008年完成車輸出台数は100,538台で、2007年実績の66,974台から5割増。メーカー別はトヨタ57,214台(暫定)、スズキ25,888台、ダイハツ17,436台

飲食品ラベルにbebas pengawet/pewarna(防腐剤/着色料不使用)表示を禁止する食品薬品監督庁規則実施が開始された。含有成分はすべて個別に表示されなければならず、ラベルの不使用表示は消費者を惑わすことになるため

持続的な人口増がバタムの食糧供給改善を困難にしており、地元供給は総需要の25%しかカバーしていない。このままではバタムは絶えざる食糧危機にさられる、とバタム市海洋畜産漁業局長が発言

2009年1月24日
プルタミナが2009年1月15日に航空機燃料価格を10%弱引き下げた結果、航空会社5社が国内線燃油サーチャージを5〜12%カット。中には燃油サーチャージを全廃した会社もある

スカルノハッタ空港第3ターミナル建設工事は9割方終わっており商業利用は2009年4月に開始する、と空港運営国有事業体PT Angkasa Pura IIが発表。マンダラとエアエイシアの2航空会社が利用を表明している

スカルノハッタ空港鉄道を通過させる計画になっている北ジャカルタプルイッ(Pluit)のモール街に都庁は鉄道駅とバスターミナルを設けて空港旅客輸送の便を向上させるかまえ

2009年1月26日
大統領選挙国民投票日は2009年7月8日が総会で議決されたと総選挙コミッション役員が公表。二次投票が必要になれば、2009年9月8日がその投票日となる

2008年家電品国内販売台数をエレクトロニックマーケタークラブが公表。()内は2007年間実績。テレビ4,679,366(3,982,791)、DVD・ビデオディスクプレーヤー1,019,104(829,793)、オーディオ605,789(633,873)、冷蔵庫・冷凍庫2,325,424(2,126,199)、洗濯機1,159,816(919,614)、揚水ポンプ1,801,463(1,782,846)

都バス料金が2009年1月27日から500ルピア引き下げられる。都議会の求める引下げ幅を都知事は最終的に承認したが、こんどは都バスオペレータが拒否姿勢を表明してストを予告

2009年1月27日
労働集約産業の運転資金が減少しており、昨年同時期より20%ほど低下することが懸念されている。2009年は同産業界の人員整理が一層進むと見られているが、過度の資金減による原材料調達への影響も不安を呼んでいる

四輪車メーカーの新車値上げで中古車価格の連動値上がりを懸念した消費者が中古車需要を押し上げはじめた。2009年1月前半の中古車市場は活発化している、と業界筋

卸販売会社マクロを買収したPT Lotte Shopping Indonesiaが全国の元マクロ19店に加えて16店を2012年までにオープンし、2013年には全国販売網を45店に広げて国内トップ売上を狙う、と意欲的な計画を公表

2009年1月28日
ジャカルタ集中ジャワ島優位という国内経済地図は地方自治の時代になっても緩和されるどころか激化している。ローン貸付金額もその一例で、2008年11月のジャワ島シェアは76.5%ジャカルタは52%。一年前はジャワ島シェア75%ジャカルタ50%

国内家電品業界は2008年第4四半期に5〜10%の値上げを行なったが、諸コストの上昇で理想的には20〜25%の値上げが必要とされており、今後も値上げの継続は避けがたい、とエレクトロニックマーケタークラブ事務局長が表明

地方別最低賃金と別にセクター別最低賃金を設けているジャカルタで、賃金評議会が提案した12%の差をその間に設けるという案がすんなり決まりそうにない状況に、労働界がスト実施を表明

2009年1月29日
総選挙・大統領選挙・地方首長選挙などの投票資材・キャンペーン資材・要人遊説など僻地への交通需要が大幅に増加するため、チャーター航空会社は今年急激な業績アップが見込まれている

2009年4月の総選挙が過ぎても景況が回復しないなら総選挙後に大量解雇が国内を襲うだろう、とソフィヤン・ワナンディ、アピンド会長が発言。今のところは総選挙に向けた政党からの巨額の支出が経済の更なる落ち込みを救っているからとのこと

グローバル経済危機の影響で韓国政府が2009年外国人勤労者受入枠を決めないままになっており、インドネシアからの海外出稼ぎ者派遣は自動的にストップ。韓国は15カ国に労働力受入れ門戸を開いており、2008年受入れ枠は7万2千人だった

2009年1月30日
工業省が2009年3月までに四輪二輪自動車のホイールリムに対するSNI(インドネシア製品規格)義務付けを行なうと表明。これは自動車用バッテリーと自転車へのSNI施行と同時に行なわれる予定

2008年国内プロジェクター販売は5万台に達し、前年実績の3万7千台を大幅に上回った。需要の70%は一般小売で政府・教育機関の直接購入は30%。サンヨーのインドネシア代理店は台数の4分の3が低価格帯商品だと語っている

スカルノハッタ空港には航空機の運行適格性を審査する航空機検査官が15名不足しているので、その人数を充足させた上国内外航空機の検査を励行させるようにしたい、と空港管理局長が発言

2009年1月31日
ジョクジャ特別州グヌンキドゥル県ポンジョン郡サワハン村で2008年12月初から水田に深さ1メートルの亀裂が入り、今や亀裂の長さは50メートル。加えて地底からはズンズン響く鳴動が聞こえるため、住民の間に不安が拡大

居住地近くの森林でジュルトン樹の分泌物を採集していたジャンビ州ムアラジャンビの村民が野生虎に襲われて死亡。森林開発で食物の減った野生のスマトラ虎が民家近くに出現して家畜などを襲う事件が増えている

2009年3月6〜8日、ジャカルタコンベンションセンターで今年もJava Jazz Festival開催。Laura Fygi, Swing Out Sister, Bryan McKnight, Peabo Bryson, Jason Mraz, Matt Biancoらが出演予定

2009年2月2日
国道総延長3万5千キロの内3千キロは寿命が来ており作り替えなければならないが、政府に十分な予算がないので交通障害を生まない程度の最小限の対応しか取れない、と公共事業相が発言

毎年6万トンの中国産釘が国内に不法輸入されており、釘針金製造業界は市場を蚕食されて経営不振に陥っている。今年も既に虚偽申告輸入コンテナ20本がスマラン港経由で国内に入り、更に20本がスラバヤ港目指してオンザウエイだと業界者

2008年オートバイタイヤ国内販売は2,830万本で前年から19%上昇したとインドネシアタイヤ会社協会が公表。内訳はOEM1,250万本前年比32%↑、スペア用1,504万本9%↑、輸出77万本28%↑

2009年2月3日
政府は2009年に実施を予定していた324品目の輸入関税率調整を2010年に延期すると発表。グローバル不況下にある国内諸産業セクターからの要請に応じたものとの説明

パルプ製紙産業が使っている材料の70%は天然林に由来している、とインドネシアエコラベル機関が発表。不法伐採がその材料調達を支えており、コルプシと同程度にリーガルコンプライアンス不在が国民生活の隅々に及んでいる

ソロ河があふれてブンガワンソロの歌詞通りに。ソロ市を含めて流域の大半の町や村は水没し、浸水家屋は数万軒にのぼっている。今年の雨量は2002年2007年ほどでないものの、環境破壊が進んでいるため被害は似たようなもの

2009年2月4日
中央統計庁データによれば、2008年首都ジャカルタの産業別就業人口は一次と三次が増加して二次が減少。一次は3万3千人で前年から17%↑、二次86万7千人で前年比2%↓、三次は329万1千人で12%↑

2008年完成品輸入車販売台数は90,607台にのぼり、年間四輪車市場607,805台の15%を占めた。メーカー別トップはトヨタの44,474台、次いでホンダ9,731台、三菱9,500台、フォード7,999台、スズキ3,999台、シボレー2,657台

2009年2月1日以降の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン4,877.000、灯油5,007.000、軽油4,634.000、A重油4,502.000、C重油3,322.000、Pertamina Dex4,979.000(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの)

2009年2月5日
亜鉛鋼板市場78万トンのうち36%は廉い品質規格不適合品に奪われ、規格適合品生産工場は生産能力年間130万トンの31%しか稼働できない状況に陥っている、とインドネシア亜鉛鋼板工場連盟会長が発言

全国から選ばれた90人の中学高校教員をオーストラリア政府が教育研修に招待。教員たちは三週間滞在して英語と教育現場における授業法を学習する予定

2009年2月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,925、Pertamax Plus 6,600、Pertamina DEX6,300(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

2009年2月6日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年1月のインフレ率はマイナス0.07%でデフレが2ヶ月続いている。YOYは9.17%。デフレの起こったセクターは運輸通信金融サービス、住宅水電気ガス燃料のふたつ

ジャカルタアウターリングロードのクブンジュルッ(Kebun Jeruk)からスカルノハッタ空港自動車道インターまでの区間は2010年に開業する、と公共事業相がコミット

会員会社は2008年から既に1万人以上の従業員を自宅待機措置に付しており、そのうちの1千人は解雇された、とアピンドメダン支部が発表。木材・飲食品・農園・自動車セクターがそのメインを占めている

2009年2月7日
インドネシア版セサミストリートJalan SesamaのTV放送が2009年1月31日午前9時半からTrans7で開始。この番組はSesame WorkshopがジャカルタのCreative Indigo Productionと共同で制作するもの

2008年ジャカルタの非識字者は72,553人で前年の85,753人から減少。対住民人口比率全国平均の5%よりジャカルタは大幅に低い。首都の非識字者に対する識字教育は住民学習活動センターで行なわれている

ジャンビ州ムアロジャンビでまた住民がスマトラ虎に襲われて死亡。1月29日未明に森林の宿泊小屋で休んでいた住民3人が怪しい物音を聞いて外へ出たところ、目の前に虎が出現してふたりが殺された

2009年2月9日
2008年12月の輸出総額は86.9億ドル。1〜12月累計1,367.6億ドルで対前年同期比19.9%増。国別累計は日本向けが138.1億ドルでトップ、二位アメリカは125.2億ドル。12月輸入総額は77.0億ドル、1〜12月累計1,287.9億ドル。輸入当年累計でKB外は1,051.0億ドル、KB236.9億ドル

銀行界定期預金金利率は一時の最高15%台から下がったものの、12%の線で動きが止まりBIレートの8.5%に遠く及ばない。どうやら銀行界の第三者資金集め競争は依然火花を散らしているもよう

バタミンド工業団地入居企業2社が受注大幅減に対応するため週4日就業制を開始。出勤日は月〜木のみで、金〜日は工場が完全にシャットダウンされる

2009年2月10日
2008年12月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は61.0万人で今年累計は623.4万人となり、対前年同期比は13.2%の上昇。ポイント別累計トップはグラライの208.2万人、二位スカルノハッタ146.5万人、三位バタム106.1万人

最低賃金適用保留を申請した会社は全国で235社にのぼり、地元政府労働局の審査結果で177社が申請を承認された。保留期間は会社によって異なり、申請のもっとも多いセクターは繊維衣料品だ、と労相が国会で答弁

インドネシアでシンガポール風邪と呼ばれている手足口病罹患者がブカシ市でふたり報告された。このふたりは6歳と5歳の兄弟で、学校で伝染したのではないかと見られている

2009年2月11日
14大観光先州における星級ホテルの2008年12月客室稼働率は全国平均で49.7%。州別トップはバリの62.2%、二位ジョクジャ57.4%、三位西スマトラ55.4%。最低は南スラウェシ39.5%、北スマトラ40.4%

2009年2月4日に開かれた中銀総裁会議で、市中金利率の指標であるBIレートが1月の8.75%からふたたび50ベーシスポイント下がった8.25%に決定された

ILOが今年インドネシアの失業者は最大で65万人増加するだろう、との予測を発表。失業率8.5〜9%は政府予測の8.34%より大きい

2009年2月12日
14大観光先州における星級ホテルの2008年12月宿泊客平均滞在日数は2.05日で、外国人3.03日、イ_ア人1.70日という内訳。最長はバリの4.57日で、外国人4.82日、イ_ア人3.55日。外国人の最大連泊は北スラウェシの6.48日、イ_ア人はバリ

2008年10月から2009年1月までの間に繊維産業界で発生した解雇は2万4千人。世界不況で多くの工場が倒産や閉業に陥っており、多数の労働者が職場を失っている

マルチメディアを教育設備の中に持っているインドネシアの小学校は全国で19%、中学校47.8%。国立普通科と職業高校は75%だが私立高校は50%

2009年2月13日
2008年12月航空機搭乗旅客数国際線は61.9万人で今年累計は715.3万人となり対前年同期比9.1%増。空港別累計トップはスカルノハッタの352.5万人、二位グラライ211.0万人。国内線は12月282.6万人、当年累計3,191.1万人で対前年比2.4%増

政府が不動産ブローカービジネスに認可制を導入。職業認定機関(LSP)が認定証を与えた者だけに不動産売買仲介ビジネスが認められる。商業省もSIUP4という専用事業認可を準備中

ボゴール県チサルア市場周辺の歩道や路上を占拠して営業している物売りの売店強制撤去を県庁が実施。休日の交通渋滞対策がその主要因

2009年2月14日
中央政府と地方自治体が共同でJabodetabekpunjur(JAkarta-BOgor-DEpok-TAngerang-BEKasi-PUNcak-cianJUR)での広域バスウエー実施計画を作成。幹線・支線・末線の網が張り巡らされ、プンチャッをバスウエーが通る日がくる

2009年3月18日から22日まで、ジャカルタコンベンションセンターのホールA&Bでバティック・織物・皮革製品・インテリア・エクステリアなどの工芸品を集めた展示即売会Kerajinan Indonesia開催

シンガポール航空がバレンタインデーにちなんで特別運賃をオファー。ヨーロッパとアメリカの諸都市向けはひとり1,088米ドル、香港向けは438米ドル。料金は税金および燃油サーチャージを含んだもの

2009年2月16日
2008年12月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,501万人、当年累計は1億9,014万人で対前年比10.6%増。スマトラ島の12月は32万人、当年累計394万人で対前年比15.3%増。全国海運旅客数12月は51万人。当年累計616万人は前年同期比0.8%増

2008年の鉄鋼輸入は116.4億ドル1,220万トン相当で、2007年年間実績の55.5億ドルから倍増した

チップ式ATMカード・デビットカードの使用を19の一般銀行シャリア銀行が開始する予定。ただしクレジットカードのチップ化が終わってからのステップとなる

2008年の労災死亡者数は2,124人にのぼり、2006年の1,597人、2007年の1,883人と年々上昇。また2008年労災発生件数は93,823件

2009年2月17日
2009年2月初の中銀債投資総額は227.3兆ルピアにのぼり、2008年1月の231.4兆に迫る勢い。リスクと利益のバランスがそれより良い資金運用先が見当たらない模様

イスラムリテール国債申込みが絶好調で、発行目標1.7兆ルピアは3.4兆に倍増された。13販売エージェントが受け付けた申込み総額は2.5兆ルピアに達している

メルセデスベンツインドネシアは2009年3月1日に乗用車2.4%、バス4.9%の値上げを行なう。2008年のプレミアムカー市場は3,598台でベンツは2,424台と67%シェアを占めた

都下のデング熱罹患者数は2009年2月10日時点で2,940人にのぼり、都下57町がデング熱流行赤信号地区に指定された。流行ピークは3〜4月に訪れると都庁保健局が警告

2009年2月18日
2009年2月15日以降の産業向け石油燃料価格は、プレミウムガソリン4,913.500、灯油5,681.800、軽油4,421.200、A重油4,292.000、C重油3,578.400、Pertamina Dex4,804.000(数字はルピア/リッターでWilayah 1 のもの)

2008年銀行界純利金額は2007年から13%減少した。第三者資金獲得競争による資金コストアップとデリバティブ取引での損失のためと中銀は分析している

ガイキンドが公表した2009年1月四輪車生産者国内販売台数実績は31.725台で、対前年同月比は23%の減少。メーカー別はトヨタ21,498台、ダイハツ4,391台、スズキ4,267台、三菱3,727台

2003年政令第63号で定められたバタムでの自動車・タバコ・アルコール飲料・家電品へのPPN・PPnBM・チュカイ課税が2009年政令第2号で撤廃された。大蔵大臣規則が出る2009年2月20日から施行開始の予定

2009年2月19日
2009年2月15日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,600、Pertamax Plus 6,400、Pertamina DEX5,800(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

国内流通している自動車用タイヤの中にSNI(インドネシア製品規格)マークの付けられたノーブランド非合法品があることを業界者が発見。価格は国内生産品より25%ほど安い

国内イスラム銀行界の2008年業績は、資産が2007年の36.5兆ルピアから2008年は49.6兆に、第三者資金は28.6兆から36.9兆に増加したものの利益は0.54兆から0.43兆に低下

パプアでは酔った警官が市民に発砲する事件が2009年1月にメラウケとティミカで2件発生しており、事態を重く見た州警察長官は酔っ払った警官に21日間の禁固刑を与えると警告

2009年2月20日
インドネシアに出荷先を変更した中国産履物不法輸入品の流入が目立ちはじめた。ダンピング価格、更に低い通関申告価額、低税率HS番号での虚偽申告、地方部小港での輸入通関という手口で入った商品は国内市場価格相場より17〜33%廉い

医薬品の国内流通認可は国内で生産活動を行っている製薬会社のみに与えられるという保健相規則で国内ビジネスの道を閉ざされた国内生産を行なっていない12の外国系製薬会社が撤退準備を開始

2009年文民公務員給与を政府が2009年政令第8号で決定。勤続1年未満の?A類は月額104万ルピア、勤続32年の?E類は340万ルピア。今年の公務員給与引上げ率は15%

自動車販売の落ち込みが続くようならいまの週5日就業を4日に短縮して従業員解雇を食い止めたい、と自動車製造業界が表明。週休三日が産業界に広がりそう

2009年2月21日
ガルーダ航空が中華航空と共同運航の合意覚書を2009年2月12日に調印。この共同運航はジャカルタ〜台北、デンパサル〜台北線を含む広範な航路で実施されるとのこと

2004年のインド洋津波災害以後の度重なる自然災害の影響か、ガジャマダ大学では地理学専攻志望者が大幅増。2004年の入学競争倍率3倍は2005年から12倍に激増

マカオを訪れるインドネシア人の数が2006年68,114人、2007年133,432人、2008年187,752人と急上昇しており、マカオ政府はイ_ア人観光客誘致に注力するかまえ。イ_ア国籍者のマカオ入国はビザ不要

望まれない妊娠がバリで増えていると青少年保健クリニックが警鐘。家族計画統括庁2006年データは全バリで18,582件と報告。2008年9〜12月のクリニックデータはカウンセリング件数156中88%が10〜20歳、残りは21歳以上とのこと

2009年2月23日
従来KAPET(統合経済開発地区)制度下に出国フィスカルが免除されていた指定地区住民はNPWP保有者免除制度の開始で支払義務を負うようになった。大蔵省はNPWP保有者フィスカル免除制度に例外なしを謳っているが、指定地区州知事は既存制度継続を要求

第一回イスラムリテール国債SR−001シリーズ申込みは2009年2月16日に3.46兆ルピアに達して倍増させた目標額3.4兆を超え、2月20日の締切日には4兆をオーバー

首都バスウエー第8ルートの運行が2009年2月21日から開始された。ルバッブルス(Lebak Bulus)バスターミナルからハルモニ(Harmoni)までの29キロを走るこのルートはポンドッキンダ(Pondok Indah)やプルマタヒジャウ(Permata Hijau)地区を通る

狂犬病異常発生宣言地区となったデンパサル市が2009年2月17日から野犬狩りを開始。飼い犬への予防接種と並行して進められている野犬狩りは南部からスタートして北上して行く計画

2009年2月24日
エレクトロニックマーケタークラブが報告した2008通年家電品販売データは、テレビ467.9万台、ビデオディスクプレーヤ101.9万台、冷蔵庫232.5万台、洗濯機116.0万台、揚水ポンプ180.1万台、オーデイオ60.6万セット

インドネシアウラマ評議会が妊婦・未成年者・公共スペースでの喫煙はハラム(宗教禁忌に触れる)であるとの宣詔を公示。タバコ産業への打撃は避けられない模様

エコノミックグローバルフォーラムが評価した世界各国のツーリズム競争力番付でインドネシアは世界第80位。評価項目は公共スペースにおける清潔さ、安全、サービスなど12クリテリア

2009年初の首都HIVエイズ罹患者数は3,761人と報告され、2000年の700人から5倍増となった。保健省は首都だけで実質4万人と推定している。伝染経路は70%が注射針で性行為29%、輸血1%

2009年2月25日
5品目輸入規制で履物と衣料品の国内生産者が国内販売を伸ばしている。履物は30%増、衣料品は15%増になっている、と業界団体が表明

中小規模銀行が貸付け金利率を0.5〜1.0%引き下げて中銀のBIレートに追随する姿勢を示した。大型銀行はまだ引下げタイミングを計っており、利率は据え置かれている

国有交通保険会社ジャサラハルジャが2007年下半期以来、航空機事故死亡補償クレームはゼロが続いていると報告。過去5年間で最悪だったのは2007年上半期で、飛行機行方不明とジョクジャ空港機体炎上事故による死亡118人

FOCUSと銘打った写真・デジタルイメージEXPOが2009年2月25日〜3月1日ジャカルタコンベンションセンターで開催。入場料5千ルピア。スラバヤ・スマラン・バンドン・ジョクジャ・マカッサルでも同時開催

2009年2月26日
アセアンプラス日中韓三国が加盟国の経済と通貨の安定を図るために準備した緊急対応資金が1千2百億ドルに引き上げられ、インドネシアは136.8億ドルの割当を得た。政府外貨準備高はいま510億ドル

2009年2月6日時点の全国解雇者数は33,444人で自宅待機者数は10,089人、との労働省データ。インドネシア全国労組同盟が、実業界はクライシスを口実に不要な首切りを行なっている、と批難

都庁運通局は都内の路上駐車違反取締りを日々行なっており、毎日数十台の違反車両に車輪ロックをはかせて仕置きをしているもののまったく焼け石に水。何千台もの駐車違反車両がジャカルタからいなくなる日は来るのか?

2009年2月24日午前8時半ごろ、中央ジャカルタ市ガンビル駅とゴンダンディア駅の間で、設置されていた近郊鉄道電車用パンタグラフが外れて下の一般道に落下。ボゴール〜ジャカルタ線は夕方まで不通となる

2009年2月27日
国内金融界がアブナイと判断した製造産業セクターが増加し、融資ネガティブリストに入ったセクターは借入の道が狭まる。繊維産業中間から下流、鉄鋼、家電、履物、化薬品下流特にプラスチック、などがネガティブセクター

低所得層向け補助金付き住宅(RSh)の土地建物取得税(BPHTB)課税対象品取得価額非課税限度(NJOPTKP)が2009年2月5日付け大蔵大臣規則第14/PMK-03/2009号で5千5百万ルピアに引き上げられた。従来は4千9百万ルピア

首都商工会議所会員1万1千事業者のうち8割は中小企業で、そのほとんどがNPWPを持っていない。首都商工会議所は国税総局と協力して未取得企業にNPWP取得とSPT作成指導を行なっていく計画

首都2009年1月〜2月24日のデング熱発症は4,290件で死者12人。2007年は31,836件死者87人で過去5年間の最高を記録し、2008年は27,400件死者26人に低下した。今年はどうなる?

2009年2月28日
首都警察が2008年11月から開始した都内路上犯罪取締作戦別名ゴロツキ作戦を逆手に取って、一部ゴロツキが警察を詐称して駐車番、バス運行係り、3in1ジョッキーらを恐喝搾取している

バンテン州セラン市の州議会建物前で州間長距離バスが14歳と15歳の女子中学生が相乗りするオートバイをはね、死者と重傷者が出た。それに怒った群衆がバスを取り囲んで破壊放火を行い、運転手と車掌は逃亡

2009年2月25日にメダンのJWマリオットホテルが公式オープン。インドネシアはジャカルタ・スラバヤに次いで三軒目。6スイートルームを含む全287客室に2千2百人収容のボールルームも完備

リアウ州インドラギリ県プラギラン郡タンジュンパサルシンパン村住民が頻繁に家畜を襲い始めた野生トラに反撃。既に3頭が罠にかかって死んでいる

2009年3月2日
2009年1月の投資実施金額はPMA6.39兆PMDN0.76兆の合計7.15兆ルピアで前年同月から58%アップ。PMAの投資先地域はジャカルタ3億ドル西ジャワ2.1億ドル。投資国トップは韓国の2.1億ドル

原子力監督庁が2008年に放射能汚染事故が7件あったことを国会第7委員会で報告。取扱い規定が厳格に守られておらず、廃棄物盗難も発生。中にはPT JVCの輸出品に強力な放射能が注入されていたのを輸出先の米国税関が発見してインドネシアに返送してきた事件もある

メダンのポロニア空港ではNPWP保有者出国フィスカル窓口でフォトコピーを持参しない出国者から窓口職員が5千ルピアのフォトコピー費を取り立てていたことが発覚。フォトコピー提出義務廃止の声が高まっている

2009年3月4日
国税総局は1億ルピアを超えて税金を滞納している納税者に6ヶ月間の出国禁止措置を与える意向。移民局に対して毎月出国禁止措置依頼を出す、と国税総局長が国会答弁

2009年3月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,900、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX5,800(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

バジャイ二輪車のブランド独占代理店PT Bajaj Auto Indonesiaは今年全国に3Sでィーラーを35店増やして100店販売網に拡張する計画。2008年バジャイオートバイ販売台数は18,600台

2009年3月6日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年2月のインフレ率は0.21%、当年累計0.14%、YOYは8.60%。上昇の大きいカテゴリーは衣料品、食材、飲食品・タバコの順

2008年国内販売シェア13%を占めたダイハツは、ジャカルタの新規警察登録台数24万3千台中11.8%シェアだったが、地方別シェアで4.7%しかないスラウェシ・パプア市場で15.5%のシェアを占めてインドネシア東部地方での人気を実証

中央ジャカルタ市タムリン通りのサリナデパートはNo Plastic Bag Dayに協賛して商品購入客に綿布バッグを無料配布する。定期的に配布日を設けるが他の日はひとつ1万ルピアで販売する由

2009年3月7日
2009年3月3日、働きながら文化習慣を学べる1年間のワーキングホリデービザを互いに相手国の18〜30歳の青年100人に与える合意覚書書をオーストラリアとインドネシアが交わす

都庁教育局は全国レベル中学高校修業テスト日程を、総選挙の影響を避けて2009年4月末に予定。高校は4月20〜24日、中学は4月27〜30日。総選挙投票日は学校休み

ジャンビ州奥地の南スマトラ州に隣接する森林で木こりふたりが野生トラに襲われて死亡。これでトラの被害者は合計8人になった

2009年3月9日
2009年1月の輸出総額は71.5億ドルで対前年同月比36.1%減。国別では日本向けが7.9億ドルでトップ、二位アメリカは7.7億ドル。1月輸入総額は63.4億ドル、KB外は51.7億ドル、KB11.7億ドル

2009年3月4日のインドネシア銀行総裁会議でBIレートが更に引き下げられて7.75%となった。しかし市場の貸出し金利実勢は13〜15%台にあり、実業界は銀行界に対して早急な金利率ダウンを要求

アディラ保険が業界ではじめて家畜保険を開始。家畜は牛とヤギが対象で、盗難、紛失、病気死亡のリスクが付保される。養殖農家は家畜を担保に借入を行なっているため需要は大きいとのこと。保険料率は3.5%

中国産低価格携帯電話器輸入が政府の5品目輸入規制で半減しており、従来の輸入量月間20万個は10万個に落ちている、と業界者が表明

2009年3月10日
2009年1月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は47.3万人で対前年同期比は8.0%の上昇。ポイント別1月トップはグラライの17.4万人、二位スカルノハッタ9.2万人、三位バタム8.2万人

2009年2月28日時点でNPWP保有者は1,270万人に達し、2007年末の550万人から14ヶ月間で700万人以上の増加を見た。サンセットポリシー関連で提出されたSPTは80万件超

インドネシア銀行は2009年上半期東ジャワ州銀行界不良債権率について、一般銀行は3%、国民貸付銀行は6〜7%になるだろうと予測。これは2008年末から30%程度の増加

都庁が地下水利用課金タリフを現行の5倍に引き上げて水道料金と同じレベルにする意向。当初はもっと高額にして地下水利用を減らす考えだったが、どうやら柔らかい線に落ち着きそう

2009年3月11日
14大観光先州における星級ホテルの2009年1月客室稼働率は全国平均で45.1%。州別トップはバリの53.4%、二位ジャカルタ49.4%、三位ジョクジャ47.1%。最低は南スラウェシ32.4%、中部ジャワ35.8%

政府は減税経済刺激策として、農業・農園・牧畜・森林、水産、加工製造の三セクターにPPh21納税免除措置を与えることを決定。月給130〜500万ルピアの従業員に雇用者は源泉徴収所得税を支給しなければならない

AISIが公表した2009年2月二輪車生産者国内販売台数速報は414,004台で1月実績の367,205台から回復の兆し。購入ローンは返済金利2%、頭金100〜130万ルピアで活発さが戻りつつある

2009年1月首都ジャカルタの輸出高は22.7億ドルで、前年同月実績から22%ダウン。2008年11月から下降が続いている

2009年3月12日
14大観光先州における星級ホテルの2009年1月宿泊客平均滞在日数は2.22日で、外国人2.88日、イ_ア人1.99日という内訳。最長はバリの3.60日で、外国人3.66日、イ_ア人3.44日。外国人の最大連泊は西ヌサトゥンガラの5.91日、イ_ア人はバリ

2009年2月首都ジャカルタのインフレ率はマイナス0.22%(デフレ)で、運輸セクターの料金値下がりが大きく貢献。当年累計はマイナス0.46%、YOY7.58%

2009年1月国税総局収税総額は39.5兆ルピアで前年同月から21%アップ。法人PPhは多くの税種で低下しているが、個人PPhはサンセットポリシーのおかげで2倍を超える伸び

ガルーダ航空が2008年の営業利益を2007年の2.5倍を超える6,836億ルピアと発表。総収入は18.1兆で前年から38%増。しかしロードファクターは77.5%から76.5%に低下

2009年3月13日
2009年1月航空機搭乗旅客数国際線は54.4万人で対前月比12%減。空港別累計トップはスカルノハッタの24.3万人、二位グラライ18.9万人。国内線1月は271.9万人で対前月比4%減

2009年2月末外貨準備高は505.6億ドルで前月から3.1億ドル減少。2008年11月の501.8億ドルの底からは立ち直ったものの、中銀は第二防衛ラインを固めてからルピアレート引上げにかかりたい意向

児童労働廃止プログラムの2006年実態調査によれば、子供労働者は全国に275万人おり、地域別では東ジャワ州・中部ジャワ州・北スマトラ州が三傑。また従事している業種は農業・農園・製造業が主体

ガイキンドが公表した2009年2月四輪車生産者国内販売台数は33,363台で、1月の31,634台から上昇。対前年同月比は29.8%ダウン。メーカー別当年累計はトヨタ24,530台、ダイハツ10,903台、三菱8,450台、スズキ7,268台

2009年3月14日
鳥フルがタングラン県市で大流行した場合、全住民450万人中90万人が罹患しその3分の1が死亡する可能性が高い、と鳥フル流行対策検討チームが公表。その場合スカルノハッタ空港利用への影響は免れない

総選挙コミッションが国有郵便会社と提携して2009年総選挙記念切手を3月5日に初日カバー付きで発売。20枚各1千5百ルピアのシート販売で最寄の郵便局で購入できる。使用有効期限は3年間

2008年2月1日に葛西臨海水族園からチサルアのサファリパークに贈られたペンギンが産んだ卵三個のうち二個が孵化。インドネシアで生まれたペンギンははじめての快挙

2008年6月に中央ジャカルタ市メンテンのテウクウマル通りにあるオランダ時代の建築物で文化遺産に指定されている旧イミグレーション事務所にオープンしたブッダバーは仏教徒の反対デモで都庁と都議会が禁止姿勢を固めつつある

2009年3月16日
2009年1月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,425万人で対前月比5%減。スマトラ島の1月は25万人で対前月比23%減。全国海運旅客数1月は49万人で前月比3.4%減

2009年3月10日、シンガポールとインドネシアが西側海域の領海線を確定する条約に調印。最初の条約は1973年に交わされており、今回は2度目。しかし東側海域の領海線はまだ合意に至っていない

2009年3月初時点で今年の解雇者数は222,500人に達したとアピンドが公表。マジョリティは契約社員とのこと。労働省データは3月6日時点で37.909人で、その差は地方自治体からの報告がすべて集まっていないためと見られている

2009年3月17日
国税総局は富裕者high wealth individuals1千2百人を専門に担当する税務サービス事務所開設準備として、高資産高所得個人納税者を対象に個別調査を実施する意向。2008年PPh総収入の内で個人納税者シェアは23%

PTテルコムが従業員1千人を対象に早期引退プログラムを組む計画。2008年末時点のテルコムユーザーは携帯電話6,530万、固定電話860万、モバイル固定電話1,270万、インターネット85万

家電品業界はルピアレートの回復が思わしくないため、この先数カ月かけて小売価格を15%ほど引き上げる計画であることをエレクトロニックマーケタークラブ会長が表明。既に今月3%ほど値上げしたメーカーもある

2009年3月18日
国内生産を行なっていない医薬品輸入者に国内医薬品流通認可を与えないという保健相の政策は外国メーカーの反対にも負けず徹底完遂される見込み。2年後の完全実施時には外国産医薬品の中で国内市場から姿を消すものが出そう

日本インドネシア経済連携協定(IJ−EPA)の効果で日本製プレミアムカーの市場価格が下がっており、販売数は急上昇中。これまでヨーロッパ車の牙城だったこのセグメントに勢力変化が起こりつつある

2009年最低賃金適用延期を地元州知事に申請していた全国235社の内で185社が申請承認を得た。申請者がもっとも多かった州は西ジャワの81、次いで中部ジャワの77

2009年3月19日
預貯金保証機関が2009年3月15日から政府保証金利率を引き下げ。一般銀行ルピア建ては8.25%、国民貸付銀行11.75%、一般銀行米ドル建ては2.75%

シャリア(イスラム)銀行の貸付は先細りになっており、銀行界はシャリア中銀債への投資割合を増やしている。2009年1月の中銀債残高は6.7兆ルピアで前月から1.5兆増加。第三者資金は38.2兆ルピア

首都のタクシー料金値下げは行なわないことを都庁運通局・ジャカルタ都市交通評議会・陸運機構首都支部が合意。都バスのパタス料金も値下げ検討が進んでおらず、値下げはエコノミー料金だけで終わるかもしれない

2009年3月20日
工業団地の利用促進をはかって政府が工業団地の地代と家賃を決める意向。業界者はこれまでの市場メカニズムから官製化に向かうことで不健全競争が生じることを懸念

BIレートの低下にもかかわらず住宅所有ローン金利は14〜15%から下がる気配がなく、おかげで住宅販売が20%減少しているとインドネシア不動産会会長が表明。特に補助金なし1.5〜5億ルピアの価格帯が顕著である由

2009年3月18日から22日までジャカルタコンベンションセンターでインドネシア工芸品フェアKerajinan Indonesia開催中。開場は10時〜21時

2009年3月21日
フォーブズ誌最新版で公表された世界長者番付に入ったインドネシア人のトップは430位にブディ・ハルトノとミハエル・ハルトノ、450位にスカント・タノト、522位にマルトア・シトルス、701位にペテル・ソンダッ

ジャカルタの公共照明は205,582ヶ所あり、内訳は街灯187,984、公共施設照明12,921、モナス庭園灯2,664、街路装飾灯2,013。毎週そのうち5%が寿命・天候・破壊・盗難のため点灯しなくなる

東ヌサトゥンガラ州レンバタ県ラマレラでは古来から近海で鯨漁を行なっており、世界の動物保護団体がラマレラ漁民に鯨漁をやめさせるよう働きかけている。村役は外来活動家たちに対し、昔からの暮らしを邪魔せず村から去って欲しい、と要請

2009年3月23日
政府は観光産業界の外資開放方針を決めた。外国人観光客を国内に誘致する旅行代理店には100%シェアもありうるとのこと

北ジャカルタ市マルンダのヌサンタラ保税工業団地(KBN)で2009年3月16日に地元民数百人が『職よこせ』デモ。入居企業の多くが当初地元民雇用を約束していたため、その約束を果たせと要求

2009年3月、バンドン県ナグレッ村で乗合いバスが運行中に爆発。車内に乗客が持ち込んだガソリンが容器からこぼれてバスのエンジンにかかったため

2009年3月24日
PPh21納税免除措置は2009年6月で一旦打ち切られ、7月以降はNPWP保有従業員だけを対象にして再開される。未保有者もNPWPを取得すれば適用対象になる

2009年3月20日12時ごろ、パレンバンで会社の金1億3千万ルピアを取引の場に車で持参しようとした38歳の従業員を二人組強盗が襲い、現金を奪う。二輪車で逃走した強盗を車で追った従業員が二輪車に体当たりし、強盗ふたりは即死

2009年4月9日を過ぎると精神病院入院者が増えるだろう、と首都総選挙コミッション役員が発言。20倍を超える当選倍率と当選の保証もないのに所有資産を売り払って運動資金を作っている候補者の振舞いがカタストロフィを予感させている

2009年3月25日
2500ポイント台まで上り詰めたインドネシア証取IHSGはクライシスによる外資引上げで1100台までダウンした。その後1300台半ばまで徐々に回復しつつあったところに大量の外資が最流入し、3月23日に1400ポイント台に復帰

バンテン州セラン県でここ半年間に繊維工場7社が閉業。失業者が1万数千人出ている

中央ジャカルタ市で開業しているブッダバーに対する仏教徒の抗議に関して宗教省仏教徒育成総局が決着を下す。店の営業継続は可だが、店の名前は変更しなければならない

2009年3月27日
プルタミナの軽油在庫が標準の25日分を大幅に超える32日分に達したため、20キロリットルを民間会社数社に割引販売。輸入のスローダウン調整も行なう、とプルタミナは説明している

首都地域レイアウト計画で住宅地区と定められている南ジャカルタ市クマン地区を都庁は商業地区に機能転換すると決定。メンテンとクバヨランバルも類似の状況にあるが、追随させるかどうかはまだ検討中

2009年3月11日に国立インドネシア防衛大学が公式に発足。式典のあとでSBY大統領が第一回記念講義を行なった

2009年3月28日
SUMOと略称されるスラバヤ〜モジョクルト間コミュータ列車の運行を2009年4月から開始すると国鉄が発表。スラバヤ向けコミュータ列車はスラバヤ〜シドアルジョ(SUSI)、スラバヤ〜ラモガン(SULAM)に次いで三つ目

ヒルトンホテルがバンドン市HOSチョクロアミノト通りNo.41−43で2009年3月21日からソフトオープン

スラメッ山麓のバトゥラデン観光園内にある植物園にジャワ島原生の竹24種が加えられた。これで同園にあるジャワ島原生種樹木コレクションは147種となる

2009年3月30日
総選挙キャンペーン地方遊説のために立候補者や政党がチャーターする臨時フライトは9社51便にのぼっている。そのトップ航空会社はスリウィジャヤエアーでフライトは19便

フィリップス社がスラバヤに電球製造工場を新規オープンした。T−5型省エネ小型電球生産をメインに行なう工場で、全世界向け輸出が計画されている

シドアルジョ県ポロン郡熱泥噴出地のすぐそばを通っているポロン街道の地面が沈下しており、2008年10月に行なわれたかさ上げ工事がまた必要。地表面の沈下は1ヶ月で16センチ、1日平均は5ミリ

2009年3月31日
2009年第1四半期製造産業セクターの収入は209.8兆ルピアと見込まれ、前年同期実績262.3兆から2割ダウン。落ち込みの激しいのは繊維衣料品・木工家具・家電・履物・紙パルプ・ゴム手袋・パーム原油

保健省2008年データによれば、HIVエイズ全国罹患者は16,110人で男性74.9%女性24.6%の比率。14歳以下罹患者は2.3%で、その内の32%は1歳未満、77%は4歳未満

2009年3月24日からインドネシアエアエイシアがジャカルタ・デンパサル・バンドン・ジョクジャからシンガポール向け新航路を開設。親会社のマレーシアエアエイシアとの棲み分けボーダーが取り除かれ始めている

2009年4月1日
稼動中の航空機に対して毎月行なわれている運通省航空機飛行適性審査チームの検査で発見される故障は、低下しているとはいえ、まだ1機に1件以上という割合。中には多数のボルトが抜け落ちている機体も見つかっている

エレクトロニックマーケタークラブが公表した2009年1〜2月合計家電品販売データは、テレビ70.8万台、ビデオディスクプレーヤ40.2万台、冷蔵庫30.8万台、洗濯機21.0万台、エアコン14.0万台、オーデイオ1.6万セット

政党が総選挙のために発注した繊維衣料品は5兆ルピアに達した、とインドネシア繊維業協会が公表。しかしその内の3.8兆ルピアは中国産輸入品に流れており、国内産業への貢献度は小さい

2009年4月2日
銀行界不良債権は2009年1月に9兆ルピア増加して合計84.7兆に達した。正常債権は2008年12月の1,190兆ルピアから1,159兆に減少している

フランス系TOTALがジャカルタのダアンモゴッ(Daan Mogot)通りとハルヨノ(MT Haryono)通りにガソリンスタンドをオープン。外資系ガソリンスタンドの市場参入はこれで三社となる

インドネシアに密入国したオーストラリアを目指すアフガニスタン人がジャンビで7人ランプンで24人、船に乗り込む前に警察に逮捕された。国家警察はオーストラリア警察からの情報で動いた由

2009年4月3日
専攻分野に合致した求人は30%しかなく、人口・教育・労働三面を統合した全国システムを構築しなければ高学歴失業者は減らない、と労働省専門スタッフが指摘。中央統計庁2008年2月データでは全国失業者総数943万人のうち高校大学卒は450万人

マイクロソフトインドネシアが中小企業のビジネス管理用ソフトに20%割引を与えると公表。他にもボーナスや分割払い特典が付く。平常価格は5パッケージセットで1万2千〜3万米ドル

政府は2010年からビル建物機能適正検査制度を開始する。ビル所有者は5年毎に審査を受けてサーティフィケートを取得しなければならない

2009年4月4日
第11回Jakarta International Handicraft Trade Fair通称INACRAFTが2009年4月22〜26日にジャカルタコンベンションセンターで開催

ガルーダホリデーがジャカルタ〜シンガポール〜ジャカルタ二泊三日パッケージツアーを170米ドルから発売。ただしふたり同行が必須条件。宿泊はIbis on BencoolenまたはGrand Mercure Roxyで朝食は割引価格。その他諸条件あり

バリ州ジンバランのリッツカールトンホテルが2009年4月1日からAYANAリゾート&スパと名前を替えた。マネージメントの移管が行なわれた模様

2009年4月6日
2009年第1四半期製造産業セクターの生産予測は6,515万トンで前年同期実績8,144万トンから2割減のおそれ

PT Grid CommunicationsのBouraq Airlinesに対する破産請求訴訟で、中央ジャカルタ商業法廷が被告側に破産判決を下す。原告側の未収債権は5.8億ルピア

往年、一世を風靡したシンガーミシンの国内デイストリビュータPT Singer Indonesiaが商売替えをする。PT Singleterraと社名を変えて情報通信ビジネスに参入する計画で、バンドワイズサービス事業を中心に据える意向

2009年4月7日
政府は海外シャリア国債を今年6月までに総額7億ドル発行すると発表。当初計画されていた5億ドルが大幅にアップ

インターネット料金引下げを進めている情報通信担当国務省が、総選挙後の全ISP(インターネットサービスプロバイダ)料金引下げを指示。既に値下げしているISPもある

ロンボック(Lombok)新国際空港竣工予定を2009年10月に設定せよとユスフ・カラ副大統領が指示。滑走路は7割がたできあがっている由

2009年4月8日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年3月のインフレ率は0.22%、当年累計0.36%、YOYは7.92%。上昇の大きいカテゴリーは衣料品、保健、飲食品・タバコの順

総選挙のあと都庁は禁煙取締を再開する意向。公共禁煙スペースで喫煙違反を冒した市民は取締チームがその場で簡易裁判を行い処罰する。取締チームには検事が参加することになっている

ボゴール市でくず拾いの13歳の少年が自分に優しくしてくれていた家庭の主婦35歳と女中43歳をその家の包丁とはさみで刺し、主婦は死亡、女中は重態。動機はその家にある赤い自転車欲しさ

2009年4月9日
2009年2月の輸出総額は70.8億ドル。当年累計142.3億ドル対前年同期比34.5%減で国別ではアメリカ向けが15.7億ドルでトップ、二位日本は15.1億ドル。2月輸入総額は58.2億ドル。当年累計124.2億ドル対前年同期比36.2%減でKB外は99.7億ドル、KB24.4億ドル

首都ジャカルタのジャムソステック加入者は年々増加しており、2008年は77万人が新規加入。累計は430万人に達したがアクティブなのは247万人

住宅地区における中規模モダン商店の営業は違法であると商業省が表明。売場面積400〜800平米のメディアム商店はスーパーマーケットと同じというのがその理由

2009年4月10日
2009年2月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は42.2万人当年累計89.5万人で対前年同期比は1.0%の低下。ポイント別累計トップはグラライの32.0万人、二位スカルノハッタ19.0万人、三位バタム15.1万人

国内医薬品市場28兆ルピアの20%は偽造薬で占められているとインドネシア製薬会社連盟が表明。偽造薬はアジア・アフリカからの輸入品と国内生産品がある

アルコール飲料を来店客に供するレストラン・バーなど娯楽施設の多くがチュカイ対象物品事業者基本番号(NPP−BKC)とアルコール飲料商業事業許可(SIUP−MB)を完備せずに営業しており、摘発された20軒は営業停止処分を受ける見込み

2009年4月11日
2008年国産映画制作本数は87タイトルにのぼり、2007年の53、2006年の33から大幅増。観客動員最高記録はLaskar Pelangiの450万人

首都ジャカルタバスウエー2008年乗客総数は7,462万人で2007年の6,144万人から21.5%上昇。2006年の3,883万人からほぼ倍増した

ブロモ山カルデラの砂の海が観光車両で踏み固められて雨水浸透能力低下が著しい。対策を講じなければ周辺地域の地下水供給に影響がでる、とブロモ・テンゲル・スメル国立公園総館技術部長が発言

2009年4月13日
14大観光先州における星級ホテルの2009年2月客室稼働率は全国平均で44.5%。州別トップはバリの51.0%、二位ジャカルタ50.8%、三位北スラウェシ48.5%。最低は西ヌサトゥンガラ31.7%、北スマトラ36.6%

スカルノハッタ空港第3ターミナル完成に伴って、インドネシアエアエイシアが2009年4月15日から第3ターミナルの使用を開始

首都Jl Thamrin, Cawang-UKI, Jl Perintis Kemerdekaan, Jl Suprapto, Simpang Tomang, Simpang Permai, Simpang Lebak Bulus, Simpang RS St Carolusの8ヶ所で二輪車と乗合いバスの専用車線が2009年4月1日から始まる

2009年4月14日
14大観光先州における星級ホテルの2009年2月宿泊客平均滞在日数は2.08日で、外国人2.91日、イ_ア人1.83日という内訳。最長はバリの3.49日で、外国人3.53日、イ_ア人3.41日。外国人の最大連泊は西ヌサトゥンガラの4.53日、イ_ア人はバリ

2009年第1四半期製造セクター原材料コストが前年同期から26.5%上昇した、と中央統計庁が発表。筆頭要因は輸入原材料のルピア安による値上がり

スラバヤとマドゥラ間の海上を渡るスラマドゥ橋が2009年3月31日につながった。東南アジア最長のこの橋は2009年6月から利用が開始される予定

2009年4月15日
2009年2月航空機搭乗旅客数国際線は50.2万人で累計104.7万人、対前年同期比1.4%減。空港別累計トップはスカルノハッタの48.8万人、二位グラライ34.2万人。国内線2月は243.3万人で累計515.2万人、対前年同期比5.7%減

ガイキンドが公表した2009年3月四輪車生産者国内販売台数速報は34,500台で、当年累計は100,757台。メーカー別はトヨタ37,988台、ダイハツ18,288台、三菱13,566台、スズキ9,723台

2008年国内コンパクトデジタルカメラ販売総数は70万台であり、そのうちキャノンは20万5千台で29%シェアを占めた、とキャノン国内総代理店ダタスクリプが公表

2009年4月16日
2009年2月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,359万人で累計2,784万人対前年同期比3.4%減。スマトラ島の2月は28万人で累計53万人対前年同期比11%減。全国海運旅客数2月は44万人で累計93万人対前年同期比3.7%減

渡海フェリー乗降用可動ブリッジの重量制限を厳しく励行する、と運通省陸運総局長が表明。貨物トラックの路上交通重量規制との整合性が取られないと、またボトルネックができそう

2009年3月末時点のNPWP保有者は1千3百万人で2月末の1,270万人から30万増加。個人納税者はそのうちの1,110万人

2009年4月17日
4千5百アイテムの西ジャワ州家内産業製飲食品が市場流通認可を得たが、未認可で流通している数千件の審査はこれからで、それらは人体に有害な成分を含んでいる可能性があると食品薬品監督庁バンドン総館長が表明

2009年4月1日から10日間に全国で5リヒタースケールを超える地震が14件発生したと地学気候気象庁が発表。小さいものも含めるとその二倍を超える。インドネシア東部地方が特に多い

2008年国内プリンターインク販売は1千万ユニットに達し2007年から14%上昇した、とインターナショナルデータコーポレーションが公表。インクジェットタイプは910万ユニットでレーザージェットは90万ユニット

2009年4月18日
中部ジャワ州ブロラ県クラデナン郡で古代樹の葉の化石が発見された。他に象牙の化石なども見つかっており、洪積世期にこの一帯はサバンナだったと考古学者は推測している

中部ジャワ州プカロガン(Pekalongan)で第2回国際バティックフェア(Pekan Batik Internasional)が2009年4月29日から5月3日まで開催。カーニバル・ワークショップ・ファッションショー・展示会など盛沢山

タンジュンプリウッ鉄道ターミナル駅が9年間の閉鎖後2009年4月13日に使用再開。近郊鉄道線数ラインとスラバヤ行き長距離列車が運行する。公式オープニング式典は4月22日の予定

2009年4月20日
グローバルクライシスで外資が大量に国外に引き上げられたためにインドネシア証取IHSGは半分以下まで暴落したが、外貨が再び証取に戻りはじめており、IHSGもうなぎ登りの状況

2009年1〜2月タイヤ販売は513万個で、対前年同期比31%の低下とインドネシアタイヤ会社協会が発表。カテゴリー別シェアで最大の輸出向けは372万個で29%のダウン、スペア用105万個で36%減

東カリマンタン州サマリンダのマハカム川にかけられたマハカムウル橋で、4月中に催される開通式を前に、橋桁のボルトが多数盗まれているのを州公共事業局が発見

2009年4月21日
2009年4月15日にPTバクリテルコムがダイヤル直通国際電話サービスを開始。インドサットとテルコムの二社独占体制は終焉を迎えた。政府はもう一社この事業分野に呼び込みたい意向

2009年2月の不良債権率が上昇したと中銀が公表。最大は建設セクターで2008年12月の3.1%から5.3%にアップ

総選挙票集計のさ中にある南スラウェシ州総選挙コミッションの投票経過公表サイトにハッカーが侵入してデータをひっかきまわした。システム保護が強化されたあとも、12回侵入が試みられたとのこと

2009年4月22日
製革工場63社が操業を停止もしくは閉業した。グローバル不況が引き起こしている需要減で資金繰りが悪化しているのが原因

AISIが公表した2009年3月二輪車生産者国内販売台数速報は435,479台。今年累計は1,216,614台で対前年同期比14%ダウン。メーカー別ではホンダが依然市場をリードしているが対前年比9%減、ヤマハは4%の低下

2009年4月24日からガルーダ航空がオーストラリアのダーウイン向け運航を停止する。ただし既に予約の入っている5月7日と15日は予定通り運行するとのこと

2009年4月23日
繊維衣料品製造業界の製品在庫は膨れ上がって15億ドルに達した。これは2009年第1四半期生産量の50%と推測されている

シンガポールフル(風邪)と呼ばれている手足口病患者がデポッ市で8人発見された。患者はすべて5歳未満幼児で、ベラカッサ住宅地区の住民

2009年4月22日から26日まで、ジャカルタコンベンションセンターでJakarta International Handicraft Trade Fair 別名INACRAFT開催中。インドネシアの手工芸品が集まるこの催しは、超廉価で買えるのが魅力

2009年4月24日
外国ブランドの塾や習い事など教育関係フランチャイズの国内進出が活発化しており、政府は外国系フランチャイズの出店を州都だけに制限する意向

国内家具産業2009年第1四半期の生産実績は対前年同期比三割減。輸出減少が大きくひびいている

2009年4月16日現在、ジャカルタの累計デング熱罹患者は9,947人に達した。そのうちで死者は21人出ている

2009年4月25日
2010年はビジットミュージアムイヤー。現在ミュージアムを訪れる国民は2%しかおらず、来年は大きく改善させたいと観光文化省歴史古代総局長が表明

中央ジャカルタ市メダンムルデカウタラ通りに奇妙な交通標識が出現。RAWAN PAKUという文字の添えられた、ひとがピンを撒いている絵柄は、パンク強盗や不正パンク修理が頻発していることへの警告
中部ジャワ州クドゥス県で長さ121センチ最大直径30センチの古代象の象牙化石が発見された。パティアヤム遺跡で発見された化石はこれで1,235個になる

2009年4月28日
2008年末から大型銀行に移し替えられていた第三者資金の流れは復旧してきたようで資金が小規模銀行に戻りつつあり、現金確保のための銀行界資金集め競争は峠を超えた模様。しかしIFI銀行閉鎖で預金者の資金移動が再発する可能性もある

いつまでも下がらない消費者ローン金利率にBCA銀行が風穴を開けた。2009年4月20日から自動車購入ローン金利は6.25%から5.5%にダウン

食品薬品監督庁が市場で流通している干肉類35アイテムを検査して5アイテムに豚肉が含有されているのを発見。市場からのリコールは地方自治体の職務

2009年4月29日
合板工場44社が最新テクノロジー機械を持っていないため市場の需要に追随できず、操業停止あるいは閉業した。生き残っているのは71社

バタムのスクパン港からジャカルタに向けて出航予定の船でアフガニスタン人不法入国者27人をバタム移民局が拘留。かれらはマレーシアからバタムに入ったあとオーストラリアを目指す予定にしていた

2009年4月30日から5月3日まで中央ジャカルタ市クマヨランのJakarta International ExpoホールBで、履物と皮革製品展示即売フェアIndo Leather & Footwear開催

2009年4月30日
2009年2月の消費者ローン貸付額は81.2兆ルピアで2008年10月の単月最高記録85.5兆から5%ダウン

ガルーダ航空、リヌスエアウエイズ、シルクエアー、シンガポール航空がバンドンのフセイン・サストラヌガラ空港への乗り入れを表明。2009年5月以前に運航開始の予定

2009年学業修了国家試験に東ジャワ州プロボリンゴでは女子高校生11人が結婚のために受験を取り止め。このような若年結婚で受験を放棄する女子高生は毎年何人かいるとのこと。またスラバヤでは女子高生2人が妊娠のため受験を禁止された

2009年5月1日
2009年1〜3月間に国内銀行界第三者資金は33.7兆ルピア増加して総額1,798兆となる。特に政府保証上限の20億ルピアを超える預貯金がその増加金額中で20兆を占めた

家具手工芸品籐素材の2009年第1四半期輸出高は半減した。オーダーも価格も30%ダウンとのこと

エレクトロニックマーケタークラブの2009年3月家電品販売データでは、テレビ35.6万台、ビデオディスクプレーヤ19.0万台、冷蔵庫16.0万台、エアコン8.3万台、洗濯機9.7万台、揚水ポンプ11.0万台

2009年5月2日
中部ジャワ州スラマッ山(Gunung Slamet)の火山活動が活発化しており、観測体制が強化された。行楽スポットのグチ(Guci)温泉は今のところ安全としてまだ閉鎖されていない。

東ジャワ州レンバン郡のババガン(Babagan)とビナガン(Binangan)の二村をラスム(Lasem)バティック観光村にしようとの計画が進行中。ババガンは旧華人街の中にあり、エキゾチックな環境が観光スポットに最適

仏教界から激しい抗議を受けた中央ジャカルタ市メンテン地区のブッダバーは、ついにその名を返上して建物名称Bataviasche Kunstkringに改名

2009年5月4日
住宅所有ローンの不良債権率が2008年12月の2.5%から2009年2月は3%に上昇。返済途絶発生の最大は価格4億ルピアのブラケット

2009年第1四半期の四輪車完成品輸出台数は18,118台で前年同期実績23,287台から22%ダウン。1月7,088台、2月5,913台、3月5,117台と降下中

バコフニ港湾保安警察がアフガニスタン・パキスタン・スリランカからの不法入国者47人を港で逮捕。マレーシアからジャンビに入ったかれらは組織のアレンジでジャカルタ行き長距離バスに乗っていた

2009年5月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,900、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX6,150(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

2009年5月5日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年4月のインフレ率は(−)0.31%、当年累計0.05%、YOYは7.31%。デフレの起こったカテゴリーは衣料品と食材

都庁地方税収入の中でホテル・レストラン・遊興税は不況知らず。2008年実績はそれぞれ6.2/6.5/2.5(千億ルピア)で、2009年は4月21日時点で1.9/2.3/0.8(千億ルピア)と依然好調

ガルーダ航空の2008年事業年度業績は純利益が6,690億ルピアに達し、前年実績の600億ルピアから一足飛びの11倍。2008年運送旅客数は1,010万人で、前年実績は920万人

2009年第1四半期首都ジャカルタのコンドミニアム販売は780戸で、前四半期から半減した。CBD地区のシェアは26%

2009年5月6日
2009年3月の輸出総額は85.4億ドル。当年累計229.0億ドル対前年同期比32.1%減で国別では日本向けが24.1億ドルでトップ、二位アメリカ23.9億ドル。3月輸入総額は65.3億ドル。当年累計190.7億ドル対前年同期比35.9%減で原材料補助材は134.7億ドル、消費物資13.3億ドル、残りは資本財

ISPのインターネット料金は各社が持つバンドワイズ能力に応じたボリュームベース料金に統一されつつあり、タリフも下降している。ISP協会は既に8割が政府指導のパターンに変わりつつあると表明している

ニールセンインドネシアの報告によれば、2008年消費者買物時支出金額はモダンマーケットで一回訪問当たり59,832ルピア、伝統マーケットは10,409ルピア

都内公共スペースでの禁煙取締りで違反摘発されたひとについてインドネシア消費者財団が行なった調査では、違反者の36.9%が公務員、32.1%が警備員、外部からの訪問客は31.0%だった

2009年5月7日
2009年3月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は51.1万人当年累計140.6万人で対前年同期比は0.04%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの48.8万人、二位スカルノハッタ31.2万人、三位バタム23.8万人

豚インフル予防対策の一環で政府は農業相決定書第1977/Kpts/PD.620/4/2009号を制定し、豚インフル汚染国からの豚とその加工品の輸入を禁止

2009年3〜4月にニールセンインドネシアが行なった消費者調査で、家の外に娯楽を求めて出かけるひとは昨年後半調査時の25%から20%に、休暇があれば旅行するというひとは33%から25%に減少した

2009年5月8日
14大観光先州における星級ホテルの2009年3月客室稼働率は全国平均で47.3%。州別トップはバリの57.7%、二位ジャカルタ53.8%、三位ジョクジャ46.8%。最低は西ヌサトゥンガラ35.4%、中部ジャワ37.2%

2009年4月30日インドネシア証取への外資流入が激増してIHSGは1千7百ポイント台まで押し上げられた。この日、外資の買い商いは5.8兆ルピアに達し、前日から一挙5倍

豚インフル国内侵入阻止のために政府は総力をあげて対応している。ジャワ〜バリで養豚業センター地区があるのは、Tangerang, Semarang, Kediri, Bantul, Sragen, Magelang そしてBadung

2009年5月9日
中部ジャワ州スラマッ山噴火に続いて今度はロンボッのリンジャニ山で火山活動が活発化し、火口湖スガラアナッに新山が生まれつつある。警戒レベルはwaspadaに引き上げられ、火口付近への立入りは禁止された

東ジャワ州パスルアン県プリゲンにあるインドネシア第2サファリパーク(Taman Safari Indonesia II)でベンガル虎の赤ちゃんが三頭誕生。母親の様子がおかしいので、三頭は付属動物病院で介護されている

東カリマンタン州サマリンダでセンザンコウを違法捕獲して中国やシンガポールに密輸していた男を森林警察がその自宅で逮捕

2009年5月11日
14大観光先州における星級ホテルの2009年3月宿泊客平均滞在日数は2.11日で、外国人3.00日、イ_ア人1.84日という内訳。最長はバリの3.87日で、外国人3.75日、イ_ア人4.29日。外国人インドネシア人とも最大連泊はバリ

2009年5月5日のインドネシア銀行総裁会議でBIレートが7.25%に低下。これは2005年7月にBIレート制度が開始されて以来の最低記録

プカロガンで2009年4月29日から5月3日まで開かれた第2回国際バティックフェアは14億ルピアの取引を記録。特設食堂街の売上も1.2億ルピア。アセアン諸国・日本・韓国・オランダ・ドイツ・南米からバイヤーが来訪

2009年5月12日
2009年3月航空機搭乗旅客数国際線は60.0万人で累計164.7万人、対前年同期比49.8%増。空港別累計トップはスカルノハッタの78.8万人、二位グラライ51.7万人。国内線3月は282.2万人で累計797.5万人、対前年同期比3.9%減

マレーシア航空で2009年5月10日にバリのグラライ空港に到着した32歳のオランダ人女性観光客が豚インフル感染の懸念ありとして機内から直接デンパサルのサンラ病院に隔離収容

水道会社PTパリジャが2009年4月30日から北ジャカルタ市で巡回給水停止措置を開始。原水供給会社のポンプ故障でパリジャに原水量不足が発生しており、上水生産量が不足している

2009年5月14日
2009年3月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,683万人で累計4,804万人対前年同期比7.8%増。スマトラ島の3月は31万人で累計93万人対前年同期比2.8%増。全国海運旅客数3月は45万人で累計107万人対前年同期比2.6%減

2009年2月のクレジットカード国内流通枚数は11,552,233で、1月の11,562,572から史上はじめて減少した、と中銀が報告。不況でカードを閉める消費者数が新規発行枚数を上回っている

ニールセンインドネシアの最新調査によれば、今は買物をするのにあまりよい時節ではないと言う人が60%を占めた。まったく良くないは9%、反対にベストの時節だ言う人は3%。適切だ、は26%

2009年5月15日
鉄鋼輸入規制で政府は輸入品の船積前検査を義務付けたものの、サーベイヤ指定がまだなされていない。義務付け除外セクターとして政府は既に自動車と部品・家電品と部品・船舶と部品を決定しており、さらに対象セクターの追加を検討中

AISIが公表した2009年4月二輪車生産者国内販売台数速報は386,106台。ヤマハがそのうちの18.9万台で、15.6万台のホンダを抜いて久方ぶりの首位交替

2009年5月11日夜を徹して降り続いた雨で北ジャカルタ市プルィッのムティアラ海岸防潮堤が決壊し、折からの2.5mに達する高潮のため海水が陸地に浸入。浸水被害はマンガドゥアからチュンパカブティまで達した

2009年5月16日
国際調査機関マーサーが行なった世界440都市における生活クオリティレベル調査でジャカルタは140位となり、昨年から6ランクアップ。東南ア諸都市中ではシンガポール・クアラルンプル・バンコック・マニラの後塵を拝し、ムンバイ・ハノイよりは上

バンテンから中部ジャワに至るジャワ島インド洋岸の421キロにわたる道路建設に当たって、既存道路を含む全路程を国道にするとの意向を公共事業省が表明

中央ジャカルタ市パサルスネン南の三角地帯にあるホテルアストンアトリウムに喫煙室が設けられていないことから、都庁首都生活環境統制庁が操業許可取消を警告

2009年5月18日
バタムで過去6ヶ月間に20社が倒産し、1万5千人の解雇者が出ている。更に10社が従業員への賃金支払能力を失っていると表明

2009年第1四半期の完成品四輪車輸入は2,661台で、前年同期実績20,193台から87%低下。筆頭メーカーのトヨタもセダン車需要が半減とのこと

フォルクスワーゲンがインドモビルグループと四輪車組立販売事業の合意を結んだ。最初に手がけられるのはVW Touranで、この事業はじっくりと体制を整えながら進めるとVW側が表明

2009年5月19日
スマトラで猛威を振るっているノーブランドでSNI(インドネシア製品規格)マークのついた不法タイヤが中部東部ジャワに拡大中。SNI合格が生産者不詳品に与えられるはずがなく、品質よりも価格を重視する消費者の性向が不法品の跳梁を許している

ガイキンドが公表した2009年4月四輪車生産者国内販売台数は34,361台で、小売販売台数は31,132台。生産者別当月販売はトヨタ12,125台、ダイハツ5,682台、三菱4,603台、スズキ3,723台

西ジャカルタ市カプッ(Kapuk)にある豚肉屠殺解体施設をタングラン県にある都所有地に移転させるという計画に、タングラン県令と地元民が猛反対

2009年5月20日
2009年1〜4月国税総局税収金額は113.75兆ルピアで対前年同期比1.9%のアップ。非石油ガス産品PPh60.7兆、PPN・PPnBM39.3兆、PBB0.52兆、BPHTB0.84兆、その他0.67兆という内訳
2008年4月は自動二輪国内生産者販売台数の7割近いシェアを占めていたカブタイプが今年4月は3割減で54%シェアに低下。一方スクーティック型は対前年同月比で14%増。

都内水害常習地区23町の貧困層住民を対象に、都庁が保険会社三社と共同で1年間有効のバンジル保険を用意。保険料5万ルピアで保険金は2億5千万ルピア

2009年5月21日
2009年4月末の外貨準備高は565.7億ドルで前月末から17.2億ドル増加。証券市場への外貨流入は勢い強く、イ_ア証取IHSGの顕著な回復、ルピアレート上昇、国債・中銀債の外貨ポーション膨張など諸相に影響をもたらしている

ミランダ・グルトム中銀上級副総裁の後任として、ダルミン・ナスティオン現国税総局長が国会の適格性審査をパス。絶対多数議員の指名賛成を得ており、国税総局長の転身は確実視されている

大統領選が終わるまで解雇は避けるとの実業界の決意は破れつつある。2009年5月8日現在で解雇者数のトップは首都ジャカルタが14,268人、続いて中部ジャワ州9,883人、バンテン州5,497人、東カリマンタン州2,833人

2009年5月22日
国債1〜5年ものの市場価格が過去一年間で最高になっており、市中金利の下降傾向に対して国債が有利との判断が強まっている。経済状況の回復をうかがわせるものだと観測筋

アジア太平洋地区違法ソフト使用国のトップはバングラデシュで92%、続いてスリランカ・パキスタンでインドネシアは85%の第4位、最低は日本の21%、とBSAとIDCが2008年の状況を報告。インドネシアは2007年の84%から増加

自動車メーカーBMWが2009年6月1日から全車種を対象に2.2%前後の価格改定を行うと発表。日本車は頻繁な価格改定を行なっているが、BMWは2008年初から価格を据え置いてきた

2009年5月23日
公共緑地を占拠して営業を行なっているガソリンスタンドは歴代都知事の頭痛のタネ。今回スマンギ立体交差にあるスタンドの所有者・経営者と都庁が移転合意に到達。メガワティ前大統領に近い筋と言われる所有者が移転補償金をもらったかどうかは不明

2009年2月末にソフトオープンした中央ジャカルタ市タムリン通りのホテルインドネシアケンピンスキーが2009年5月19日SBY大統領を招いて公式オープニング式典開催。ガネシャウイング8階のプレジデンシャルスイートは一泊1万5千米ドル

英国系育児と妊婦向けマーチャンダイジングショップMothercareとその子会社Early Leaning Centerがジャカルタのプラザインドネシアに7百m2の床面積を持つ総合大型拠点をオープン。ジャカルタの総合大型拠点はロンドン・ドバイ・上海に次ぐ第4店

2009年5月25日
膨大な製品在庫を抱える履物・繊維・製紙の三セクターが積極的な値引き販売を開始。生産者価格で20〜50%、在来マーケットでは60〜70%平常より低い価格で販売されている

中国産と推測されるStabilo Bossの偽造品がジャカルタ・スラバヤ・バンドン・メダン・パレンバンなど国内諸都市に出回っており、パレンバンでは偽造品を市場に流していた三文房具店を警察が摘発

ガルーダ航空が2009年4月22日以来運航をストップしたデンパサル〜ダーウィン航路をインドネシアエアエイシアが引き継ぐ意向。2009年末にはA320型機で週3便の運航を開始したい、と同社代表取締役が表明

2009年5月26日
2009年第1四半期銀行界純利益は12.24兆ルピアで対前年同期比28%の上昇。しかし営業利益は低下し営業外利益が大きく増加している

2年毎の自動車専用道路通行料金見直しで、2年間の地元インフレ率反映を基本とする値上げが2009年8月に実施される。その値上げ対象となる13路線の中でキロ当たり単価の最高はマカッサルの530ルピア、最低はパダララン〜チルニで85ルピア

中部ジャワ州ソロで2009年6月26〜28日に第2回ソロバティックカーニバル開催予定。既に200団体が参加を表明しており、主催者は500団体をターゲットにしている

2009年5月27日
繊維と繊維製品の過去6ヶ月間の生産が対前年同期比で37.4%下落。輸出量の激減がその主要因

完成品輸入四輪車の中でトヨタアルファードに人気が集中しており、月間150〜200台の受注台数になっている、と自動車輸入者協会会長が報告

ジャカルタ外環状自動車道のスカルノハッタ空港自動車道につながるプンジャリガン〜ウルジャミ区間が未開通だが、その間のプンジャリガン〜クブンジュルッ区間を2009年11月に開通させるとコントラクターが表明

2009年5月28日
2009年2月末のサンセットポリシー終了時から4月末までにNPWP保有者数は90万5千増加して1,360万に達した。そのうちで個人納税者は1,170万

鉄鋼輸入規制による特定輸入者登録は2009年4月1日から開始されており、船積前検査義務付け制度は6月1日から開始される。自動車と部品・家電品と部品・船舶と部品、石油セクターおよび贈与品を義務付け除外セクターとする意向

2008年首都住民人口増加率は1.5%で全国平均の1.2%を凌駕。5市別人口内訳は、東ジャカルタ市239万人、西ジャカルタ市232万、南ジャカルタ199万、北ジャカルタ145万、中央ジャカルタ86万で、増加率最大は西の4.0%

2009年5月29日
インドネシア銀行上級副総裁への転出が決まったダルミン・ナスティオン国税総局長の後任人事が話題を呼んでおり、アニー・ラッナワティ大蔵省予算総局長の下馬評が高い。初の女性国税総局長という可能性が出ている

プラボウォ副大統領候補が外国寄りの経済システムから民衆のための経済システムに大変革をもたらすことを計画している、と政策方針を表明。一方印華系国民はユスフ・カラ〜ウィラント組みとSBY〜ブディオノ組みに支持が分裂している模様

2009年第1四半期に国内市場で減少が見られた不法輸入飲食製品がまた増加している、と全国飲食品事業者連盟会長が表明。その間輸入品は5割減になっていたのにまた盛り返しているとの弁

2009年5月30日
老人病とされていた脳卒中が生活パターンの変化によって30代未満の者にも起こるようになってきた。喫煙・高血圧・高血糖・高コレステロールに若い時期から警戒しなければならない、とタングランのシロアム病院脳卒中科医師が発言

インドネシアの民族的嗜好品だったコンデンスミルクが粉末ミルクに切り替わりつつある。ニールセンインドネシアのサーベイによると、2009年第1四半期のコンデンスミルク販売は前年同期から1.4%低下し、粉末ミルクは2.6%上昇

カリマンタンのオランウタンは年間に2,817頭減少しており、このままでは現在の固体総数8,613頭は3年後に絶滅してしまう、とオランウタン保護センターが警鐘

2009年6月1日
マースインドネシアの2009年調査によれば、国民の支出の25%は日用生活必需品購入に宛てられ、交通費9.2%、子供の小遣い8.7%、衣料品アクセサリー7.5%、教育費7.3%となっている

ソロのラディヤプスタカに保存されていた19世紀前後の地図に光が当てられた。地図は16枚あり、昔のソロ周辺の状況が明らかになる

西ジャカルタ市のキャンパスで学生仲間のオートバイを専門に盗んでいた大学生が警察に逮捕された。逃走を図ったため脚に銃弾を受けている

2009年6月2日
オーストラリアの民間機関と動物園の6団体がアジアパルプ&ペーパー社の製品に対するボイコットを表明。同社製品の原料が熱帯雨林を破壊して得られていることがボイコットの理由

AB所得層の衣料品購入は2008年10月調査時の10着から2009年1月は15着に増加。CDE所得層は11着から10着に減少。女性は一定期間過ぎると衣装を総換えする、とニールセンインドネシアが報告

中部ジャワ州警察とソロ市庁が不法アルコール飲料摘発検問を開始。今年スマランとトゥガルで混ぜ物アルコール飲料を飲んだ住民36人が死亡しており、地元政府が重大な問題として対応を開始

2009年6月4日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年5月のインフレ率は0.04%、当年累計0.10%、YOYは6.04%。上昇の大きいカテゴリーは保健、飲食品・タバコだが、衣料品と食材で依然デフレが起こっている

2009年6月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,900、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX6,300(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

バリのグラライ空港に代わる新国際空港をブレレン県ブンクラン(Bungkulan)村に建設するという新規プロジェクトを運通省が30年間のBOT契約という条件で中国の海南航空にオファー

2009年6月5日
2009年4月の輸出総額は84.6億ドル。当年累計314.9億ドル対前年同期比29.5%減。国別では日本向けが31.1億ドルでトップ、二位アメリカ31.0億ドル。中国が4月単月輸出額のトップを占めたが、累計ではまだ第四位

大気汚染規制に関する2005年都条例第2号と禁煙エリアに関する2005年都知事規則第75号は執行が不十分であり、政府機関の67%は建物内に喫煙室を設けていない、と都知事が発言

2009年第1四半期Eメールトラフィックの87%はスパムであり、昨年より5%の増加が見られる、とカスペルスキーラブが報告

2009年6月6日
インドネシアの喫煙者8千万人は一億人近い非喫煙者に煙害の脅威を及ぼしている。喫煙者中の88%はクレテッ(kretek)タバコ消費者で、また家庭支出の12%がタバコ購入にあてられている

中国・インド・パキスタンなどから来た外国人医師による非合法医療活動が増加しており、監督当局に対する取締り要請の声が国民の間に高まっている

アフガニスタン人・イラク人・イラン人をオーストラリアに密航させていたシンジケートの中核として1年前に国家警察が逮捕したイラン人一名を政府移民局がオーストラリアに強制出国

2009年6月8日
2009年4月の輸入総額は63.8億ドル。当年累計254.8億ドル対前年同期比38.4%減で原材料補助材は180.3億ドル、消費物資18.2億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の37.7億ドル、昨年トップの日本はほぼ半減して27.9億ドルの第二位

日本インドネシア経済連携協定専用原産地証明書発行部数は2008年7月以来2009年4月末までに31,332件に達しており、この条約は積極的に活用されていると商業省国際協力局長が発言

中央政府が国有事業体を通して出資している工業団地の株式を売却すると発表。対象工業団地はメダン・マカッサル・中部ジャワ・バタムにあるものとKBN

2009年6月9日
2009年4月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は48.7万人。当年累計189.3万人で対前年同期比は1.6%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの67.6万人、二位スカルノハッタ40.9万人、三位バタム31.6万人

2009年第1四半期製紙印刷物業界の成長率は10.2%という二桁の大台に乗った。総選挙特需の効果だ、と業界側は分析している

首都ジャカルタでの外国投資は昨年に続いて依然好調で、2009年2月はYOYで176%増加した一方、内国投資は34%減少。PMA投資好調セクターは運輸・倉庫・通信分野

2009年6月19日
14大観光先州における星級ホテルの2009年4月客室稼働率は全国平均で45.7%。州別トップはバリの59.0%、二位ジャカルタ49.7%、三位ジョクジャ45.3%。最低は北スマトラ34.0%、リアウ島嶼州35.6%

2009年6月3日の中銀総裁会議でBIレートが7.0%に引き下げられた。このレート下降を好観して株式市場IHSGは2000ポイントの大台への復活を果たした、と金融筋

2009年6月5日現在の首都デング熱罹患件数は累計17,472で、前年同期の14,163件から19%アップしている、と都庁保健局が発表

2008年11月から2009年4月まで6ヶ月間の銀行界第三者資金は3月の1,786.2兆を頂点にして上下に揺れ動いているが、貸付金残高は11月をピークに下降している

2009年6月20日
スラバヤとマドゥラ島をつなぐ全長5.4キロのスラマドゥ橋(jembatan Suramadu)が2009年6月9日公式開通。インドネシア最長のこの海峡横断橋は二輪車四輪車の通行が可

国内線航空券販売は6月に入って5月から5割増しの売行きと旅行代理店業界が表明。学校休みシーズンを控えてフライト予約もうなぎ登り。人気旅行先はメダン・パダン・パレンバン・ジョクジャ・スラバヤ・ソロ・デンパサル

都市部貧困家庭の73.8%は戸主が喫煙者で、タバコ購入支出は米購入より22%大きい。タバコはインドネシア国民の貧困化を煽っている、と消費者保護財団

ホカホカベントー略称Hokbenが出前サービスを開始。今のところミニマムオーダー条件はないとのこと

2009年6月22日
14大観光先州における星級ホテルの2009年4月宿泊客平均滞在日数は2.14日で、外国人2.98日、イ_ア人1.84日という内訳。最長はバリの3.65日で、外国人3.64日、イ_ア人3.67日。外国人の最大連泊は東カリマンタンの4.73日、インドネシア人はバリ

大統領選挙運動資金拠出金額トップはプラボウォ・スビヤントの150億ルピアでメガワティの50億とあわせて200億、SBY+ブディオノ組は203億、カラ+ウィラント組102.5億ルピア

2009年4月完成車輸出台数は3,813台で前年同月実績の10,528台から6割減。当年累計は21,931台で対前年同期比65%

2009年首都ジャカルタのデング熱発症件数は衰えを見せない。1月3,142件、2月3,107件、3月4,263件、4月3,044件、5月3,902件で5ヶ月間の死亡者数は28人。都内5市では東ジャカルタが累計5,630件で最大

2009年6月23日
2009年4月航空機搭乗旅客数国際線は59.0万人、累計223.7万人で対前年同期比2.3%増。空港別累計トップはスカルノハッタの107.8万人、二位グラライ70.1万人。国内線4月は258.6万人、累計1,056.1万人で対前年同期比2.4%減

2009年第1四半期日用生活必需品54品目売上高は24.0兆ルピアで、対前年同期比8%の成長を示した、とニールセンインドネシアが報告。2008年第1四半期の成長率は21%であり、今年は成長が鈍化している

中国産メラミン食器62種中30種からフォルマリンが検出されたため食品薬品監督庁は商業省に対し、中国産メラミン食器の輸入禁止を勧告

2009年首都ジャカルタ創設記念月間にタムリン〜スディルマン通りHI前ロータリー一帯で41件の催し物が計画されている

2009年6月24日
2009年4月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,646万人。累計は6,449万人で対前年同期比7.5%増。スマトラ島の3月は32万人、累計125万人で対前年同期比5.6%増。全国海運旅客数4月は44万人で累計182万人対前年同期比3.5%減

国道や州道の激しい道路破損が陸上長距離輸送に与えているコスト膨張は、燃料消費・走行時間・運転者経費・スペアパーツやタイヤの消耗などのロスで15%に達している、と陸運機構が公表

首都ジャカルタの3万1千企業4百万人労働者に関する2008年労働災害件数は330で、2007年の400件から顕著な減少

全国的に学年末休みに入ったことから全国の観光地でホテル予約が増加しており、東ジャワ州プロボリンゴのブロモ山は既に7割がた予約で埋まっている。政府はこのシーズンの人の移動が昨年より5〜10%増加するものと見ている

2009年6月25日
ガイキンドが公表した2009年5月四輪車生産者国内販売台数は35,894台で、前年同月からほぼ3割減。生産者別当月販売はトヨタ14,202台、ダイハツ5,370台、三菱4,245台、スズキ3,551台

2009年第1四半期国内コンピュータ販売は、ラップトップ型30万台デスクトップ型20万台で、ラップトップ型が全体の6割を占めた

ジョクジャの7私立大学が今年中に閉鎖すると発表。その結果ジョクジャの大学数は116となる。多くの大学で学生数不足が嘆かれている

米国マクドナルド本社がインドネシア側合弁パートナーに無断で97店舗を紅茶会社ソスロに売却したとして、インドネシア側パートナーが南ジャカルタ地裁に米国マックを告訴

2009年6月26日
国税総局が2009年滞納税回収目標を16兆ルピアと設定。高額滞納者トップ2百がその優先ターゲットで、ラージタックスオフィス傘下の税務サービス事務所がその先鋒となる

銀行界が新規契約分の住宅取得ローン年間金利率を1〜1.5%引き下げて13〜14%のレベルに至る。最低金利率はPANIN銀行の10.8%

国内の住宅クオリティインデックストップはジャカルタの0.81、続いてジョクジャ0.78、東カリマンタン0.65、バリ0.64、バンカブリトゥン0.63、東ジャワ西ジャワ同率0.61、中部ジャワ0.60、北スラウェシ0.59

シンガポールのチャンギ空港がライオンエアーを乗客と貨物の輸送量上昇トップ5エアラインで表彰。2008年のシンガポール・ベトナム向け乗客数は293,529人が前年から390%上昇、貨物は440トンで59%の増加

2009年6月27日
2009年6月27日〜7月12日の間、北ジャカルタ市アンチョルドリームランド内海洋館(Gelanggang Samudera)でジャパンウイーク開催。和紙・折り紙・書道・コスプレ・太鼓・盆踊り・バンドなど盛沢山の催し

情報通信担当国務省が国内ポルノサイト2百件をリストアップ。しかしプロバイダー業界に混乱を与える懸念から、それらのサイトに対する遮蔽対策はまだ取っていない

青少年を含む都民100人中5人が麻薬覚せい剤常用者になっている、と国家麻薬庁が公表。全国平均は100人中2人

都庁が2009年度国立小中学校入学金全廃を表明。高校は貧困家庭のみが対象。また小中学校を成績優秀で卒業した生徒は望む学校への進学が認められる

2009年6月29日
国内鉄鋼産業界は今年既に2万4千人を解雇しており、業界雇用総数20万人の12%に達した。国産鉄鋼品が国内市場で輸入品との競争に負けていることが最大の理由

警備員の制服がますます警官や軍人のものに酷似してきたので、2009年7月1日から取締りを実施すると国家警察が発表

2008年の調査でバンドン市内の小学生4百人中血液中の鉛含有濃度が限界に近い者が25%いた。2005年の65%からは大幅に減少したが、市内の子供のほうが郊外部より汚染被害が顕著

2009年6月30日
これまで優勢だったローカル組立コンピュータの勢いが、ノート型やネットパソコンあるいはブランドものデスクトップの攻勢に押されて衰えを見せている。IDCは2009年のローカル組立シェアを55%、ブランドもの45%と予測

市場で流通しているトラディショナル医薬品中で化学物質を含んでいる痩身薬・精力剤など60種を食品薬品監督庁が流通禁止措置

2009年6月4日付けで地下水税変更に関する都知事規則が制定され、一般家庭向けはm3当たり525ルピアから8,800ルピアに16.7倍の上昇となった。商業工業向けは3,300ルピアから23,000ルピアに7倍のアップ

2009年7月1日
2009年7月8日に予定されている大統領選挙投票日前後の首都圏治安維持のために首都警察は2千人の治安要員を動員して警戒に当たる。騒擾発生の徴候はまだないが、油断はできないとのこと

二次市場における国債の取引が活発化しており、2009年6月10日の取引高は一日で6.32兆ルピアに上った。これは2009年の最高記録

ブルーバードタクシーグループが2008年にメルセデスベンツCクラス3百台をプレミアムタクシー用に稼動させたのに続いて2009年はE−200コンプレッサー4百台を追加購入

2009年7月2日
経営開発国際研究所が2009年国別労働者競争力番付でインドネシアを第41位に置いた。2008年の51位から大幅上昇だが、インド・中国・タイ・シンガポール・マレーシアより下位

銀行界事業運転資金貸付残高が2008年末の685兆ルピアから2009年4月末は659兆に26兆ルピアも低下。一方消費向けローン残高は267兆から378兆へと激増

ILOの報告によれば、インドネシアの10〜14歳少年労働者は110万人おり、そのうちの女児21.6万人男児6.6万人は家庭プンバントゥ(女中・下男)で、18歳未満の家庭プンバントゥは70万人いる。またジャワ島の18歳未満女子2.1万人が売春に従事

西スマトラ州ムンタワイ諸島南方で海底火山が発見された。火山はふたつあり、成長を続けているがまだ爆発を起こしたことがない模様

2009年7月3日
エレクトロニックマーケタークラブが公表した2009年5月家電品販売データは、テレビ33.3万台、ビデオディスクプレーヤ18.9万台、冷蔵庫21.1万台、洗濯機10.4万台、エアコン11.5万台、オーデイオ3.6万セット

プラスチック廃棄物が国内で入手難になっており、プラスチックリサイクル会社13社が操業を停止し従業員3百人が解雇される

ビジネスソフトウエアアライアンスがインドネシア政府に対し、生産者・輸入者レベルでのコンピュータ収納ソフトの合法性検査規則を定めるよう要請している。これまでエンドユーザーをターゲットにしていた取締が生産者側に拡大される模様

大腸ガンの発症がより若い世代で増加しているとインドネシア大学医学部が発表。新たなガン患者の15%は大腸ガンで、食生活パターンの影響と思われることから今後猛威をふるう懸念が高いとのこと

2009年7月4日
リアウ州とその周辺エリアで1976〜2006の30年間に夜間最低気温が21.5℃から23.5℃に上昇しており、これが全国の最高記録。温室効果の影響と地学気候気象庁が説明

トヨタプリウスのインドネシア生産をトヨタアストラモトルが計画。国内小売価格は6億ルピアが見込まれている

ロンボッ(Lombok)島リンジャニ(Rinjani)山の火山警戒ステータスは依然waspadaのままだが、2009年6月18日州政府は山の東側からの登山道のみ閉鎖を解除した。地元民の生計が脅かされているのがその理由

バンテン州セラン県チャルナン郡ワリククン村アスタナアグン部落で村の保健所用井戸掘り工事中に地中から硫黄臭と共に水・砂・石・泥が15メートルの高さまで噴出。住民はシドアルジョ県ポロン郡の二の舞を懸念

2009年7月6日
国家保証預貯金上限を超える第三者資金がますます増加している。2009年5月時点の1口座20億ルピアを超える預貯金総額は829.6兆ルピアで2008年末の811.4兆から増加

2009年のカムコーダー市場は12万台と見込まれており、トップブランドはSONYで二位はJVC。2008年販売実績の40%はミニDV使用型、30%はDVDタイプで残りはフラッシュデイスクタイプ

マイクロソフトがワルネッ業界に95%割引でソフトウエアをオファー。マイクロソフトオフィスプロフェッショナル2007は正規料金340ドルが20ドルになる

2009年7月8日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年6月のインフレ率は0.11%、当年累計0.21%、YOYは3.65%。上昇の大きいカテゴリーは飲食品・タバコ、交通・通信・金融サービスだが、食材で依然デフレが起こっている

国家事業「海外出稼ぎ者派遣プログラム」で最大の労働力供給先であるマレーシアがイ_ア人出稼ぎ者に対する保護姿勢を持っていないとして政府は送り出しの門戸を閉じたが、両国の求人と求職の高い需要に変化ないため、不法出稼ぎ者が増えるだけと諸方面から批判の声

2009年6月11日から7月12日まで、中央ジャカルタ市クマヨランのジャカルタフェア会場でNational IT eXpo 「NIX09]開催中。IT関連機器が超破格の値段で購入できる

2009年7月9日
2009年5月の輸出総額は92.6億ドル。当年累計407.4億ドル対前年同期比29.2%減。国別では日本向けが40.5億ドルでトップ、二位アメリカ39.5億ドル、三位シンガポールで中国は第四位

2009年7月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax6,300、Pertamax Plus 6,900、Pertamina DEX7,000(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

2009年1〜5月国内小麦粉消費は124.5万トンで対前年同期比13.7%のアップ。即席麺やケーキ菓子類などの生産者が消費を増やしたためだが、総選挙キャンペーンでそれら商品が選挙民に配られたことがその原因

2009年7月10日
2009年5月の輸入総額は78.5億ドル。当年累計336.5億ドル対前年同期比36.6%減で原材料補助材は239.9億ドル、消費物資23.4億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の48.5億ドル、日本は35.0億ドルで第二位

2009年4月消費用途銀行貸付残高のうち不動産セクター向けは70平米以下住宅アパートに512億ルピア、70平米超住宅アパートに514億ルピアで、それらは一年間で二割増

政府は依然として「たばこ対策枠組条約」の批准を先延ばしする姿勢を崩さない。現金直接援助(BLT)支給対象者1千9百万人中の1千2百万は喫煙常習者で食物よりタバコ購入を優先しており、タバコの野放しは貧困国民救済政策への矛盾だとNGOが批判

2009年7月13日
2009年5月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は52.1万人。当年累計241.4万人で対前年同期比は1.7%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの86.7万人、二位スカルノハッタ52.8万人、三位バタム39.5万人

2009年第1四半期の国内コンピュータ販売はAcerが13万4千台の実績をあげて総市場50万台の筆頭シェアを獲得

2009年7月18日から8月19日まで、恒例のジャカルタグレートセール開催。都内ほとんどすべてのモールで20〜70%引き大廉売。他にも小売店やサービス業者が協賛割引。今年の売上高目標は6.1兆ルピア

2009年7月14日
14大観光先州における星級ホテルの2009年5月客室稼働率は全国平均で47.8%。州別トップはバリの60.3%、二位ジャカルタ52.8%、三位北スラウェシ51.7%。最低は北スマトラ31.8%、中部ジャワ34.3%

2009年7月の中銀総裁会議でBIレートが6.75%に引き下げられた。しかし市中銀行金利率は依然高レベルにあり、消費者ローンはコスト高のため2009年上半期はローンから現金購入へのシフトが顕著だ、とマルチファイナンス業界者

2009年上半期国内四輪車生産者販売台数は208,462台で対前年同期比28.8%のダウン。自動車製造業界は中銀のBIレート引下げに伴って貸付金利率の引下げを金融界に強く要請

2009年7月16日
14大観光先州における星級ホテルの2009年5月宿泊客平均滞在日数は2.14日で、外国人3.01日、イ_ア人1.82日という内訳。最長はバリの3.45日で、外国人3.79日、イ_ア人2.72日。外国人の最大連泊は東カリマンタンの5.27日、インドネシア人はバリ

国内アクティブクレジットカード発行枚数は2009年4月で総計1,167万枚となり、2008年末の1,154万枚から増加しているが、取引高と取引件数は経済危機を反映して減少

ジャカルタのHIV/エイズ罹患者は3,052人おり、中央ジャカルタ市1,277人、北ジャカルタ672、西ジャカルタ362、南ジャカルタ334という分布状況だ、と都庁保健局が発表。7割は麻薬覚せい剤注射針による伝染で、性行為によるものは29%とのこと

2009年7月17日
2009年5月航空機搭乗旅客数国際線は62.9万人、累計286.6万人で対前年同期比3.9%増。空港別累計トップはスカルノハッタの137.7万人、二位グラライ81.7万人。国内線5月は290.2万人、累計1,346.3万人で対前年同期比0.6%増

2009年上半期二輪車生産者国内販売台数速報は254万台で、対前年同期比マイナス16.9%。しかし2009年6月の販売は5月から4%上昇しており、ルバランシーズンに向けての販売増を業界は期待している

ジャカルタコンベンションセンターからクマヨランのジャカルタフェア会場に移って2009年7月24日から8月2日まで開催予定の第17回インドネシア国際モーターショーに、GM・フォード・スバル・マツダ・プジョーなど多数のメーカーが出展を辞退

2009年7月21日
2009年5月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,747万人。累計は8,196万人で対前年同期比7.8%増。スマトラ島の5月は35万人、累計160万人で対前年同期比7.6%増。全国海運旅客数5月は44万人で累計225万人対前年同期比4.0%減

木製パネル輸出王国だったインドネシアは熱帯雨林保護と不法伐採のイシューにふりまわされて中国・マレーシア・ブラジルの後塵を拝している。2002年の輸出実績775万m3はいまや200万台に低下

毎年ジャカルタ創設記念日にからめて開催されているジャカルタフェアの開催者をPT Jakarta International Expoに独占させず、2010年はPT Pembangunan Jaya Ancolに交替させてはどうかと都議会が提案

2009年7月22日
違法伐採抑止のために政府が2009年6月12日付け森林大臣規則第38/2009号で合法木材保証システム(timber legality assurance system = sistem jaminan legalitas kayu)を開始。合法性検証は独立NGOが行うことになる

AISIが報告した2009年6月生産者別二輪車販売台数はホンダ21.7万台、ヤマハ21.1万台、スズキ4.2万台、カワサキ0.7万台

2008年入国観光客数は640万人でひとりあたり平均支出金額は1,178米ドル。2007年の971ドルから増加したが、2009年は1,100ドルに低下するだろうと観光文化相

2009年7月23日
銀行界2009年5月の貸付残高は1,339兆ルピアで2008年末から15兆低下したが、当月金利収入は10.8兆ルピアで横ばい。借入者の未返済ローン整理が活発化している、と中銀が報告

2009年上半期国内タイル製造業界の輸出高は2千5百万ドルしかなく、2008年実績の1.1億ドルに対して今年は半減しそうだと苦境を表明している。業界2008年売上高は18兆ルピアで、その8割は国内市場向け

2012年Visit Lombok Sumbawa YearのキックオフをSBY大統領が宣言。観光客誘致ターゲットは100万人で、2008年実績50万人の二倍。2008年実績の半分は外国人

2009年7月27日
2009年5月末時点の銀行界不良債権高は63.1兆ルピアに達して2008年末から12.2兆の増加を見せた。しかし率は4.6%でまだ5%を下回っている、と中銀上級副総裁が発言

アルミニウムインゴットの国際相場が半減して各国は生産を絞っている一方、インドネシアの国内需要は年間17万トンから25万トンに膨張。2008年国内生産24.6万トンのうち国内市場向けは4割しかなく、輸入量が急増している

2009年3月バリ州の貧困者数は18.2万人で前年同月の21.6万人から減少。都市部9.2万人農村部9.0万人で都市部住民に貧困者が多い

2009年7月28日
2009年1〜5月期国有銀行界不良債権率は4.3%から5.1%に急上昇。外国銀行は6.0%から5.4%に低下したがまだ高い。民間外為銀行は3.1%から3.7%に、外資合弁は2.2%から3.1%に、民間非外為銀行は1.7%から2.3%に、地方開発銀行は1.6%から1.8%に上昇

2009年7月13日に預貯金保証機関が政府保証金利率を引き下げた。ルピア建て一般銀行向け7.25%、国民貸付銀行10.75%、外貨建ては2.75%

2009年7月17日に中央ジャカルタ市バンテン広場(Lapangan Banteng)で毎年恒例のフローラファウナ展示即売会がオープン。毎日1千5百人の来場者が訪れており、閉幕は8月20日

2009年7月30日
2009年大統領選挙国民投票結果は、SBY〜ブディオノ組みが有効投票総数121,504,481のうち60.8%を獲得して二期続投を決めた。メガワティ〜プラボウォ組みは26.8%、カラ〜ウィラント組み12.4%という得票率

2009年4月銀行界貸付残高に関するインドネシア銀行報告によれば、製造セクターは2008年末から3千億ルピア減少して55.9兆ルピア、鉱業セクターは6千億ルピア減少して10.9兆ルピア。銀行界はその両セクターがハイリスクであると見ている

2009年7月17日のメガクニガン(Mega Kuningan)爆弾テロのためオーストラリア政府は国民に対してジャカルタへの渡航勧告を出したものの、タングランで開催されるアジアツアートーナメントにオーストラリア人ゴルファー24人が大挙入国

2009年7月31日
2009年5月の579.3億ドルをピークに中銀外貨準備高は6月576億ドル、7月24日は569億ドルと減少しており、輸出の回復が遅れればさらに低下するものと推測されている

2008年上半期セダン車生産者販売台数16,158台は2009年同期に6,840台に暴落。今年の生産者別実績はホンダが2,298台でリードしトヨタが1,364台で追従。次いでベンツ1,253台、プロトン473台、スズキ454台、BMW356台

多数の国際著名ブランド代理権を持つPT Mitra Adiperkasaの2009年1〜5月累計売上は2.1兆ルピアに達した。2008年売上高は4.85兆で2009年の目標は5.82兆

2009年8月3日
ジャカルタ歴史博物館(Museum Fatahillah)の入館者数が学年末休みに倍増した。ふだんは1日5百〜1千人だが、2009年6月末から7月中旬にかけての学校休みには1日の入館者数が2千人に上る

文筆家アブドゥル・ハエルがかつて発刊したジャカルタ方言辞典が改定され、ブタウィ表現ことわざ辞典と同時に発売。都知事はこの偉業を高く評価し、1千冊を買い上げて図書館・文芸家・マスメディア・ブタウィ文化研究機関・教員などに配布する意向

クラカタウフェスティバルでスンダ海峡を訪れた観光客にアナクラカタウが噴火を見せて歓迎。ほぼ15分おきの噴火に観光客は不安と興味の入り混じった表情で見物

2009年8月4日
マルチファイナンス業界の消費者向けローン貸付残高が2009年1月の138.1兆ルピアから5月は130.4兆ルピアに低下。2008年11月のピーク時残高141.1兆からは10兆以上のダウン

2009年第2四半期国内コンピュータ販売台数は65万台で、上半期合計は昨年並みの115万台が維持された。そのうちの60%はノートブックとネットブック

通行人に見えたまだ若い白人女性がホテルインドネシア前ロータリーに着衣のまま飛び込んで泳いだ。1年半のインドネシア勤務のお別れハプニングと語るオーストラリア人ベリンダ・ロペスにおとがめはなかった模様

2009年8月5日
インドネシア銀行上級副総裁に転任するダルミン・ナスティオン国税総局長の後任者は現国税総局諜報捜査局長のモハンマッ・チプタルジョに決定

首都ジャカルタで火事は毎日2〜3件発生しており、2007年の火災損失額1,687億ルピアは2008年に2,271億に跳ね上がった。火災による死者数は2007年15人、2008年14人だが、2009年は中盤までで27人に達している

2009年上半期家電品国内販売金額は前年同期の8.8兆ルピアから6%増加して9.4兆。冷蔵庫・フリーザーと揚水ポンプの販売は一貫して上昇している

2009年8月6日
2009年6月の中銀債投資残高は229.7兆ルピアに達して新記録。そのうち20.7兆は外国資金。銀行界資金流動性が低落した2008年中盤に反して10月ごろから残高の上昇が顕著

過去4年間に労使関係はたいへん協調的になった、とソフィヤン・ワナンディ、アピンド会長が発言した。昔は労働界の事業家不信が強くストが頻発したが、2007年は147件2008年146件とスト件数は安定している

生産的年代の糖尿病患者は全国に8百万人おり、都市部14.7%農村部7.2%でライフスタイルが発症者の拡大をあおっている。首都ジャカルタ住民はそのうちの70万人だとチプトマグンクスモ病院が報告

2009年8月8日
2009年5月民間企業の外貨借入残高は616億ドルで、2008年末の626億ドルから10億ドル減少した、と中銀が公表。銀行界の借入も低下傾向

女性海外出稼者による2008年外貨収入は64億ドルで、2009年は75億ドルが見込まれている。しかしかれらへの保護予算は50〜80億ルピアであまりにも小さい、と大使館関係者

西ヌサトゥンガラ州ロンボッ島のリンジャニ山東登山道が今の踏み分け道から2メートル幅の道路に拡張される。スンバルンブンブン村から第3ポストまで9キロが拡張対象

2009年8月10日
ここ5年間は年間平均5百万人の出生があり、インドネシアではベビーブームが起こっている。2億2千7百万国民のうち8千万人は子供だが、1歳未満の幼児死亡率は34パーミルだと小児科医師会役員が発言

海外で働いているインドネシア人科学者が国際インドネシア科学者会を発足させた。発足宣言がなされたのは2009年7月5日にオランダのハーグで

ジョクジャ特別州グヌンキドゥル県では、小学生の欠席理由の最大は歯痛。全国データでも、虫歯などのために歯が抜けて完全にそろっていない12歳未満児童は30%いる

2009年8月11日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年7月のインフレ率は0.45%、当年累計0.66%、YOYは2.71%。上昇の大きいカテゴリーは教育・娯楽・スポーツ、食材、飲食品・タバコだが、衣料品でデフレが起こっている

2009年8月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,900、Pertamax Plus 6,400、Pertamina DEX6,400(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

IMFがインドネシア政府に対し、中銀の金利率引下げ方針は年末に向けてルピア過剰流動性をもたらすおそれが高いため、更なる引下げはストップするべきだと警告。最新BIレートは6.75%

2009年8月12日
2009年6月の輸出総額は93.3億ドル。当年累計500.2億ドル対前年同期比28.9%減。国別累計では日本向けが50.4億ドルでトップ、二位アメリカ48.3億ドル、三位シンガポールで第四位は中国

2009年7月31日現在の豚フル陽性罹患者は495人に上り、バリ・バンテン・ジョクジャ・ジャカルタ・西ジャワ・東ジャワ・中部ジャワ・南カリマンタン・東カリマンタン・リアウ島嶼・北スラウェシ・南スラウェシ・南スマトラ・北スマトラ・ジャンビ・リアウの16州に拡大

国内のフランチャイズブランドは1,010あり、地元ブランドは750、外国ブランドは250で、地元ブランドは2005年の129から年々大幅な増加を見せている

2009年8月13日
2009年6月の輸入総額は79.5億ドル。当年累計414.0億ドル対前年同期比36.5%減で原材料補助材は296.7億ドル、消費物資28.9億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の59.0億ドル、日本は43.3億ドルで第二位

政府は2010年1月から発効するアセアン=中国フリートレードアグリーメントに即して17産業セクター8,097HS品目の関税を0%にする計画。中国との貿易収支は悪化するだろうとの懸念が強い

2009年上半期の首都自動車名義変更税収入は対前年同期比マイナス30%で、同時期の自動車販売の低調さを反映している

2009年8月14日
2009年6月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は55.1万人。当年累計296.5万人で対前年同期比は2.2%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの106.8万人、二位スカルノハッタ65.3万人、三位バタム48.0万人

二輪車購入ローンを扱っているマルチファイナンス会社の2009年上半期業績はいずれも前年同期比大幅利益増。アディラは4千2百億から5千8百億に、フェデラルは3千億から3千5百億、サミットは8百億から2千6百億(数値はルピア)

2009年の半年間で解雇者数が4千人に上っている、と全国労連スマラン県支部長が公表。そのうち70%は40歳以上の高齢者

2009年8月15日
14大観光先州における星級ホテルの2009年6月客室稼働率は全国平均で52.7%。州別トップはバリの62.8%、二位ジョクジャ58.00%、三位ジャカルタ56.1%。最低は中部ジャワ40.9%、リアウ島嶼41.3%

奨学金を得て海外の大学や研究機関で働いているインドネシア人科学研究者6百人は海外での活動継続を希望。かれらの多くは日本とドイツに在住している

国民ひとり当たりの年間魚消費量は2007年26キロ、2008年28キロと増加しており、2009年は30キロを超えるものと漁業海洋省は予測している

2009年8月24日
14大観光先州における星級ホテルの2009年6月宿泊客平均滞在日数は2.01日で、外国人3.03日、イ_ア人1.72日という内訳。最長はバリの3.54日で、外国人3.77日、イ_ア人3.01日。外国人の最大連泊は北スラウェシの5.45日、インドネシア人はバリ

中国産ニンニク・エシャロット・たまねぎの入ったコンテナ25本をタンジュンプリウッ港植物検疫総館が差し押さえた。植物検疫証明書に記載の徐活済みと実態の不一致が検疫担当官の疑惑を呼んだため

中部ジャワ州でマングローブ林の破壊が97%に達し、海岸の浸食は4,114.8Haに上っている、と州生活環境庁長官が公表。その対策にマングローブの苗250万株の植樹を州森林局が計画

2009年8月25日
2009年6月航空機搭乗旅客数国際線は70.3万人、累計356.9万人で対前年同期比5.3%増。空港別累計トップはスカルノハッタの172.5万人、二位グラライ110.5万人。国内線6月は304.0万人、累計1,650.3万人で対前年同期比3.3%増

2009年8月5日の中銀総裁会議でBIレートが6.5パーセントに引き下げられた。しかし銀行界は金利率をほぼ据え置いてきており、BIレートの効力を疑問視する声も出始めている

都内貧困世帯18万戸の各市別配分は北ジャカルタ市54,827戸、東ジャカルタ市50,856戸、西ジャカルタ市37,194戸、中央ジャカルタ市26,531戸、南ジャカルタ市10,061戸、スリブ諸島651戸

2009年8月26日
2009年6月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,775万人。累計は9,971万人で対前年同期比7.6%増。スマトラ島の6月は40万人、累計201万人で対前年同期比7.4%増。全国海運旅客数6月は48万人で累計274万人対前年同期比1.4%減

2009年7月27日時点の外貨準備高は569億ドルで、5月6月の570億ドル台を割った。中銀上級副総裁は、2009年第3四半期には580億ドル台にアップするだろう、と予測を述べている。

茶の栽培面積が8年間で16%減少しており、業界関係者が警鐘を鳴らしている。2000年の153,675Haが2008年に129,589Haまで低下したのは気象状況と茶葉の国際相場が安すぎることの結果である由

2009年8月27日
インドネシア銀行が8月のBIレートを6.5%に引き下げたことで銀行界資金が中銀債投資に流れており、2009年8月第一週の投資残高は44.3兆ルピアという顕著な伸び。最大ポーションの1ヶ月ものは29.1兆ルピアで利回りは6.59%、3ヶ月ものは6.67%

2009年上半期証券会社の収益は軒並み前年実績から大幅増の活況。業界6社平均は対前年同期比142.5%アップで、最高は370%を記録したReliance Securities

1973年に改修されたボロブドゥル寺院の排水システム機能不全が進行しており、年中土中からの滲水で濡れている石が増えている。放置すれば石の風化が早まるため、ボロブドゥル遺跡保存館は対策工事を進めている

2009年8月28日
2009年6月の銀行界第三者資金総額は1,824兆ルピアで2008年末の1,751兆から71兆増加。そのうち37兆は定期預金で総額が862兆となる。当座預金から定期預金への資金移し替えが盛んになっていると銀行筋

2009年上半期四輪自動車完成品輸入台数は8.078台で、前年同期実績38,010台の二割強で終わった。最大シェアはトヨタの4,283台、続いて三菱2,174台、ホンダ910台、ダイハツ390台、レクサス144台

2009年上半期インターネットサービス市場は2千4百万ドルに拡大。バンドワイズのデータトラフィックは20GBに達し、ネット利用者3千万人、ワルネッ総数は1万5千軒に達したとISP運営者協会会長が表明

2009年8月29日
2009年上半期四輪自動車用タイヤ販売は1,754万個で前年同期実績から21%の減少。特に自動車メーカー向け販売が3割減で国内自動車販売の不調を反映。輸出とスペアタイヤはそれぞれ2割程度のダウン

2009年1〜5月オランダからの特許申請は88件にのぼり、オランダはトップファイブのひとつに食い込んだ。オランダのハイテク商品攻勢がはじまるのではないかと業界筋は見ている

バリ州は2010年から2011年にかけて電力危機に見舞われるだろう、とPLNジェネラルマネージャーが表明。バリの電力供給能力は現在568MWで、急増している電力需要を満たせなくなる時期が近付いている

2009年9月7日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年8月のインフレ率は0.56%、当年累計1.22%、YOYは2.75%。上昇の大きいカテゴリーは食材、教育・娯楽・スポーツ、飲食品・タバコだが、交通・通信・金融サービスでデフレが起こっている

2009年9月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax6,600、Pertamax Plus 7,200、Pertamina DEX7,100(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

中央ジャカルタ市スナヤンシティと南ジャカルタ市ポンドッキンダモール?に都庁税務サービスブースが2009年8月21日からオープン

2009年9月8日
2009年7月の輸出総額は96.5億ドル。当年累計597.2億ドルで対前年同期比28.0%減。国別累計では日本向けが59.7億ドルでトップ、二位アメリカ57.8億ドル、三位シンガポールで第四位は中国
2009年9月3日に開かれた中銀総裁会議でBIレートは6.5%に据え置かれることが決定された。9ヶ月間連続で下降してきたレートは今月一休み

世界第2の即席麺生産者PT Indofood Sukses Makmurが2009年9月2日に発足させた新会社PT Indofood Consumer Branded Products Sukses Makmur (Indofood CBP)に即席麺と食品調味料の部門を移管すると公表

2009年9月10日
2009年7月の輸入総額は86.9億ドル。当年累計500.7億ドルは対前年同期比35.8%減。原材料補助材は358.0億ドル、消費物資36.3億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の70.0億ドル、日本は52.0億ドルで第二位

エレクトロニックマーケタークラブが報告した2009年7月家電品販売データは、テレビ35万台、ビデオディスクプレーヤ16.6万台、オーデイオ3.3万セット、冷蔵庫26.6万台、エアコン11.3万台、洗濯機10.2万台、揚水ポンプ14.6万台、

インドネシアエアーエイシアは2009年9月18日からジャカルタ〜マニラとジャカルタ〜バンダルスリブガワンの二航路で運航を開始する。一方ジャカルタ〜パダン、ジャカルタ〜バタム、ジャカルタ〜マカッサル航路は閉鎖

2009年9月11日
2009年7月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は59.3万人。当年累計356万人で対前年同期比は2.6%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの130.2万人、二位スカルノハッタ80.4万人、三位バタム55.1万人

2009年8月22日から9月18日までのプアサ期間中、アンチョルドリームランドでは多くのアミューズメント施設で半額割引、レストラン・カフェで25%割引を実施中

サリナがスーパーマーケットとミニマーケット事業から撤退することを決めた。残ったスマランの2店を半年後に閉店して百貨店と専門店事業に専念するとのこと

2009年9月24日
14大観光先州における星級ホテルの2009年7月客室稼働率は全国平均で52.6%。州別トップはバリの61.5%、二位ジョクジャ60.3%、三位ジャカルタ57.1%。最低は北スマトラ35.6%、リアウ島嶼36.4%

BIレートの引下げに追随しない銀行界への金利率引下げ誘導方針が奏功して大型銀行が定期預金金利率を引き下げたところ、中銀の風当たりが弱かったため金利率があまり下がっていない地方開発銀行に第三者資金が大挙して移動

国内履物市場は国産品シェアが40%前後しかなかったが、今年から開始された5品目輸入規制方針のおかげで60%までシェアが回復した。不法輸入品は依然として10%シェアを占めている

2009年9月25日
14大観光先州における星級ホテルの2009年7月宿泊客平均滞在日数は1.98日で、外国人2.70日、イ_ア人1.74日という内訳。最長はバリの3.63日で、外国人3.64日、イ_ア人3.59日。外国人の最大連泊は東カリマンタンの4.95日、インドネシア人はバリ

トランスミグラシ労働省データによれば、2009年8月21日現在の全国解雇者数は63,433人自宅待機者数は27,560人とのこと

2008年末のTelkomsel Flash登録者数20万人は2009年8月末時点で100万人に達した。2010年に国内のモバイルブロードバンドインターネット利用者は500万人にのぼると業界では見込んでいる

2009年9月26日
2009年7月航空機搭乗旅客数国際線は71.4万人、累計428.3万人で対前年同期比5.9%増。空港別累計トップはスカルノハッタの205.9万人、二位グラライ134.0万人。国内線7月は330.2万人、累計1,980.4万人で対前年同期比5.2%増

国税総局が登録納税者(個人・法人)に対し、無料税務相談サービスを開始すると公表。希望者は登録税務サービス事務所に対し文書で依頼することになる

工業大臣が大統領に対し、2010年1月1日から始まるアセアン〜中国FTAの延期を要請。全国商工会議所もその意向に賛成を表明している

2009年9月28日
2009年7月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,796万人。累計は1億1,767万人で対前年同期比6.8%増。スマトラ島の7月は42万人、累計243万人で対前年同期比6.1%増。全国海運旅客数7月は54万人で累計328万人対前年同期比4.2%減

2009年上半期の著作権登録申請却下件数は549件で、過去最高だった2008年の年間件数584にほぼ匹敵。却下理由のメインはオリジナルでないというもの

フィリピンの同業メーカーがインドネシア産蚊取り線香をダンピング提訴。2009年に輸出先国でダンピング提訴されている輸出産品はこれで8件、セーフガード対象は5件

2009年9月30日
大蔵省国税総局はサンセットポリシーに続く次の政策として2010年から法執行厳格化方針を開始すると公表。ひとりひとりはお上に弱いが集団になるとたちまち後足で砂をかける民族性への挑戦がはじまる

インドネシア製品規格(SNI)の義務付けられている産品に忠実なコンプライアンスを示す生産者には法人所得税減税恩典を与えて欲しい、と工業省が提案。SNIがほとんど守られない現実に政府は手を焼いている

炭酸飲料消費者の多くがジュースや果汁飲料消費に鞍替えしており、この業界はほとんど成長が期待できない、とソフトドリンク産業協会が表明。2008年の炭酸飲料市場は6.1億リッター5.1兆ルピア

2009年10月1日
インドサットが収益に貢献しない携帯電話番号の整理を進めており、2008年末の3,650万顧客はいまや3,330万に減少。公表顧客数ではエクセルコミンドがインドサットを急追している

エレクトロニックマーケタークラブが公表した2009年8月国内家電品販売状況は、冷蔵庫30.9万台、エアコン10.8万台、揚水ポンプ20.1万台、ビデオ15.4万台。売上金額は13.2兆ルピアで前年同月比7.6%のアップ

2009年9月29日13時半ごろ東ジャカルタ市チャワンにある1千MWの変電所で変圧器2基の爆発事故があり、チピナン・プロマス・ドゥレンティガ・マンガライ・マンパン・チャワン地区電力利用契約者15万世帯に給電不能

2009年10月2日
中央銀行が2009年10月1日に銀行界の強制預託金をこれまでの5%から7.5%に引き上げた。2008年に9%から5%に引き下げられた預託金が今回また引き上げられたのは、銀行界の持っている流動資金量にあわせたもの

サウジアラビア・アメリカ合衆国・マレーシアが東ジャワ州海外出稼ぎ者の三大人気国で、2009年第2四半期本国送金額は総額9,068億ルピアの82.9%を占めた、とインドネシア銀行スラバヤ支店が公表

2009年1月〜9月で解雇された従業員数は累計で1万人を超えた、とバタム市労働局長が発表。バタム島の失業者は7千人に上っているとのこと

2009年10月3日
ユネスコがインドネシア産バティックを世界無形文化遺産に認定した。インドネシアの無形文化遺産はワヤンとクリスに次いで三件目。国内バティック産業界は早くも販売増の期待に湧きたっている

海賊版音楽メディアが国内市場で増加しており、中小規模の闇産業だけでなく名前の通った大企業も不法コピー競争に加わっているとのこと。不法コピーによる損害は4兆ルピアほどで、そのうち1兆は著作権保有者の損害

固定通信網によるインターネットブロードバンド利用家庭は全世界で20%のシェアを占めているとサーベイ機関ガートナーが公表。2008年普及状況トップは韓国の86%、インドネシアは1%しかない

2009年10月5日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年9月のインフレ率は1.05%、当年累計2.28%、YOYは2.83%。上昇の大きいカテゴリーは食材、衣料品、飲食品・タバコ

例年9月末から10月初にかけてはスンダ海峡バンテン州側で高波が発生するため海上では十二分の警戒を行なうように、と地学気象庁セラン測候所からの警報

正体不明の男7人が2009年9月30日16時過ぎ、チェックイン受付中のスカルノハッタ空港1Bターミナルスリウィジャヤエアーチェックインカウンターに殴りこみ、ひとを襲わずガラスやコンピュータを破壊して逃走。空港警察は逃げる暴徒の車に発砲してふたりを逮捕

2009年10月6日
2009年8月の輸出総額は105.5億ドル。当年累計703.0億ドルで対前年同期比26.3%減。国別累計では日本向けが70.2億ドルでトップ、二位アメリカ66.8億ドル、三位中国で四位のシンガポールとほぼ横並び

2009年上半期の紙と木製品輸出実績は7.3億ドルで、対前年同期比21.6%の減少。これは米・日など大手市場がグローバル経済危機のため縮小したのが原因だと森林省が説明

2009年第2四半期保険業界の投資高は前年同期実績18.6兆ルピアから一躍136.3兆に跳ね上がった。そのうち111.3兆は生保セクターからのもので、メインの投資先は投資信託ポートフォリオ

2009年10月7日
2009年8月の輸入総額は93.0億ドル。当年累計593.6億ドルは対前年同期比34.3%減。原材料補助材は419.3億ドル、消費物資42.5億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の100.2億ドル、日本は95.7億ドルで第二位

全国17,500の島々のうちで4,981島が2007年8月に地理学的名称に関する国連専門家グループに登録された。5年に一度のこの登録に2012年には合計1万島を超えるようにしたい、と海洋漁業相

全国の口唇口蓋裂症者は年間5〜6千ケースあるが治療がなされているのは1千〜1千5百人しかおらず、手術費や治療費が高額であることがネックになっている、とインドネシア口腔医師会が表明

2009年10月8日
2009年8月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は56.7万人。当年累計413万人で対前年同期比は1.4%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの153.5万人、二位スカルノハッタ92.7万人、三位バタム62.9万人

インドネシア銀行データによれば、2009年6月のマルチファイナンス業界総貸付残高は131.9兆ルピアで5月の130.4兆から微増。消費者ローンは最大の82.2兆でリースは46.6兆、債権買収2兆、クレジットカード1兆という内訳

2009年上半期シンガポール入国観光客最大ポーションはインドネシア人で76.4万人17%のシェア。インドネシア人観光客がシンガポールに落とした金は10.7億Sドル。二位中国人は5.8億Sドル、オーストラリア人は三位の4.4億Sドル

2009年10月9日
14大観光先州における星級ホテルの2009年8月客室稼働率は全国平均で51.7%。州別トップはバリの65.5%、二位西ヌサトゥンガラ58.4%、三位ジャカルタ56.6%。最低は北スマトラ35.2%、リアウ島嶼36.5%

2009年10月5日の中銀総裁会議でBIレートは6.5%が維持された。国内銀行界のレート引下げがあまり順調でない状況のため、中銀側は市中金利率がBIレートと3〜4%の差で推移するよう指導すると表明している

2009年10月8日から11日まで組まれたパッケージツアーPesta Danau Tobaの予約者30人が西スマトラ州地震災害の三日後に予約をキャンセル。このツアー参加者はほぼ半減

2009年10月10日
14大観光先州における星級ホテルの2009年8月宿泊客平均滞在日数は2.28日で、外国人2.70日、イ_ア人1.96日という内訳。最長はバリの3.91日で、外国人3.88日、イ_ア人4.01日。外国人の最大連泊は東カリマンタンの4.32日、インドネシア人はバリ

国連開発計画が公表した2009年版人間開発報告書によると、インドネシアは全182ヵ国中の第111位にある。昨年は177ヵ国中の107位にいた。近隣諸国はシンガポールが23位にいて飛びぬけており、マレーシアも66位で差を付けている

ガルーダ航空の子会社シティリンクは2010年から国内諸都市およびペナン・クアラルンプル・シンガポール・プーケット・ダーウィンを結ぶ域内ローコストキャリヤーとして空運事業競争に参入するとガルーダ航空代表取締役が表明

2009年10月13日
2009年8月航空機搭乗旅客数国際線は73.5万人、累計501.8万人で対前年同期比6.4%増。空港別累計トップはスカルノハッタの240.3万人、二位グラライ160.2万人。国内線8月は303.8万人、累計2,284.2万人で対前年同期比5.7%増

2008年に米国特許商標局にインドネシアから出願された登録申請件数は37件で登録承認は16件。2009年は8月までで21件が登録承認されており、増加傾向にある

2009年の補助金メカニズムが確定したことによって、バイオ燃料産業は年間13兆ルピアの巨大ビジネスに跳ね上がる見込み。2008年中盤から生産停滞に陥っていたバイオ燃料業界に火がともりそう

2009年10月14日
2009年8月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,720万人。累計は1億3,487万人で対前年同期比6.3%増。スマトラ島の8月は32万人、累計275万人で対前年同期比4.7%増。全国海運旅客数8月は44万人で累計372万人対前年同期比1.3%減

過去2年間の労働災害は半分が道路上で起こったものだとPTジャムソステック代表取締役が表明。職場での労災と出勤途上での事故が均衡している

北スラウェシ州はクリスマスから新年にかけて卵とバターの需要が平常時の5〜6倍に激増すると予測。卵は一日3百万個で5倍、バターは月間1千8百トンで6倍に跳ね上がる

2009年10月15日
ジャムソステック掛金を小さくするために従業員数に不正操作を加えた100社をPTジャムソステックが法律違反行為で告訴した。そのうち20社はジャカルタ所在企業で、国有事業体も混じっている

2009年7月の自動車とその部品の輸入高は3.2億ドルに達し、6月の2.7億ドルから2割増となった。ラマダン〜ルバランの販売シーズンに向けて自動車生産者の材料調達が活発化

1997年以来クローズされていたトルコ航空のイスタンブール〜シンガポール〜ジャカルタ航路が再開された。ジャカルタから13時間のフライトでイスタンブールへ行ける。ジャカルタ発は月火水金土の週5便

2009年10月16日
マレーシアで働いている海外出稼ぎインドネシア人は200万人おり、80万人はイリーガルだ、と駐マレーシアインドネシア大使が報告。公認出稼ぎ者は40万人が農園、50万人がサービスで30万人は家庭プンバントゥ

都庁生活環境運営庁が都内建物の地下水利用調査で162ヶ所が違反を行なっていることを摘発した。業種の最大はランドリーの69軒、次いで製造業46軒、あとはオフィス・ホテル・アパート・商店などで病院も1軒あった

ソロ市商工局が発行した原産地証明書件数は2009年8月が1,133部、9月は1,051部で、その半分はフォームAであるとのこと。主にスラカルタ地区の輸出が欧米向をメインにしている

2009年10月19日
ガルーダ航空は2010年6月1日を目指してジャカルタ〜アムステルダム航路再開の準備を開始。ドゥバイ経由のフライトはジャカルタ21時発アムス8時着、戻りはアムス10時発ジャカルタ7時10分着

中央ジャカルタ市パサルスネン三角地に建つアトリウムビルは都庁資産で民間に運営委託されている。国税総局は2006年度納税額に547億ルピアの不足があるとして未納督促を行なっており、滞納が続くなら差し押さえて競売に付す予定

2009年1月〜9月に西ジャカルタ市で発生した火災は151件で20人の人命が失われた。5郡で20件を超える発生があり、最高はカリドラス地区の26件

2009年10月20日
政府はインドネシア輸出銀行を解消してインドネシア輸出ファイナンシング機関を設立した。中央銀行の監督指導遵守で輸出政策のフルサポートが難しかったのがその背景。業務開始は2009年9月1日

2008年12月31日時点の正社員解雇者数23,752人は2009年0月2日時点で66,334人となっており、クライシスが生んだ解雇者数は42,582人だったと労働省が報告

北スマトラ州税関がシーバスリーガル・赤ラベル・バカルディ・アメンソンなどビン入りアルコール飲料14,388本5,284キロの密輸入を摘発。現品無検査のグリーンレーン通関を悪用してコンテナ内に無申告品を混ぜてあったのを税関職員が発見して押収

2009年10月21日
外国人観光客が国内で購入して国外で消費する物品に関してPPNとPPnBM戻税制度を検討していた政府は、戻税適用金額を5百万ルピア以上と決定。国会の3百万以上という要求は押し切られたかたち

2009年総選挙が当選が確定した国会議員と地方代表議会議員560人と128人のうちの60%がNPWPを未取得であると国税総局が公表

2009年上半期ジャカルタの外国投資は28.8億ドルで前年同期実績の70億ドルから大幅な後退。

2009年10月22日
2009年1〜8月期にジャカルタを訪れた外国人観光客が落とした外貨はひとり一日平均130ドルで、2008年の120ドルからアップ。国内観光客のひとり一日当たり支出は昨年の18万ルピアから今年は19.5万ルピアにアップ

2009年9月四輪車生産者国内販売台数は37,295台で、8月実績から22.5%、前年同月実績からは32.4%のダウン。ディーラーから消費者への引渡し台数は36,509台となっている

2008年1月〜2009年4月に東ジャカルタ市で摘発された麻薬覚せい剤違反者は3,971人で、そのうち3,063人は中毒者とのこと。908人は流通販売者

2009年10月23日
2009年1〜8月期にインドネシアを訪れた中国人観光客は231,981人で、そのうちの60%がバリに来ているとバリ州観光局が公表。観光プロモ・フライトの増加・到着時ビザ制度がサポートしているとのこと

2009年9月二輪車生産者国内販売台数は422,219台で前年同月実績から32.5%低下。9月は休みが長かったために生産数が減少したのが最大の原因だと業界者

2009年3月の都内貧困家庭は171,120戸あり、北ジャカルタ市54,827、東ジャカルタ市50,856、西ジャカルタ市37,194、中央ジャカルタ市26,531、南ジャカルタ市1,061、スリブ諸島651という明細

2009年10月24日
2009年10月15日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax5,900、Pertamax Plus 6,500、Pertamina DEX6,500(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

ジャカルタは子供の暮らしに不適な街。政府が選んだ子供にとって住みよい地方10傑は、シドアルジョ県・スラカルタ市・マラン県・スラゲン県・スルダン県・パダン市・クパン市・ジョクジャ市・ゴロンタロ県・グロボガン県

緑地帯や道路の一部を占拠して営業してきた都内ガソリンスタンド27ヶ所を都庁は年内に強制撤去する。対象ガソリンスタンドは中央と南ジャカルタが各9ヶ所、東・北・西ジャカルタは各3ヶ所

2009年10月26日
2009年7月末時点のベースマネーは322.34兆ルピアで前月末から1,440億ルピア減少したと中銀が報告。ベースマネー中の現金通貨は242.4兆ルピアで前月末から2兆ルピア減っている

工業省が一次電池・安全靴・メラミン加工品・大豆テンペ・米粉・粉末クリーム・粉末カカオ・ミルク砂糖入り粉末コーヒー・発酵乳ドリンクなど11品目に対してSNI(インドネシア製品規格)適用義務付け。開始時期は2009年9月から12月までさまざま

都庁は2012年から特定地区にあるすべてのビルにゴミ処理設備の保有と運営を義務付ける計画。またすべての会社もゴミ分別設備を自前で用意することが義務付けられる

2009年11月4日
2009年9月の外貨準備高は前月の579億ドルから622.9億ドルに顕著な上昇を見せた。国際収支の黒字とIMFからのSDR27億ドルが貢献している

プルタミナがオーストラリアのシドニーにガソリンスタンドをオープンする計画で現在詳細調査段階に入っている。プルタミナはかつてミャンマーに進出したが撤退した経験を持つ

インドネシア銀行ポンティアナッ支店に持ち込まれる一般銀行と顧客間の係争調停依頼は2009年1〜9月間で176件。2006年から始まった調停制度では今年9月までに682件の調停申請があり、440件が既に処理済

2009年11月5日
5品目に対する輸入規制の結果、国産履物業界はこれまで40%しかなかった国内シェアを55%まで回復した、とインドネシア履物業協会会長が表明

公共事業省がマカッサル・スラバヤ・パレンバン・スマラン・バタムに総合排水処理施設を建設する。国内でその施設を持つ都市はソロ・デンパサル・バンジャルマシンなど16ヶ所になる

ジャカルタとスラバヤのスペアタイヤ市場は日系ブランドが7割シェアを占め、Gajah Tunggal, Elang Perdana, Swallowなど地元ブランドは2割シェアで残りは欧米韓。その二都市にタイヤショップは435店

2009年11月6日
2009年上半期の入居製造会社2千社の業績について、前年同期から30%の生産ダウンになっている、とインドネシア工業団地会が報告。繊維衣料品・履物・鉄鋼・家電・自動車が特に不調

国内大手銀行が2009年11月1日から預金金利を0.5%引き下げる構え。マンディリ銀行は今年既に1.75%引き下げている

ジャカルタで2009年上半期にはしかに罹患した子供の数は2,189人で、15歳以上が570人と最大ポーションを占め、二位は564人の1〜4歳児、三位は5〜9歳児の540人

2009年11月10日
2009年8月末時点の国税総局NPWP登録者数は1,505万件あり、2009年度目標の1,500万件をオーバーした。しかし目標未達の地方事務所や税務サービス事務所がまだあり、年末には1,550万件にのぼる見込み

2009年携帯電話器輸入量が前年に比べて6割減になっているのは政府が輸入手続に厳しい条件を加えたためであり、輸入申告への取説添付義務付けは最大のガンだ、と業界団体役員が表明

政府はこれまで所得税課税対象としていた海外奨学生を対象外に変更する。これは国内奨学生が対象外になっているのとバランスを取るため

2009年11月12日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年10月のインフレ率は0.19%、当年累計2.48%、YOYは2.57%。上昇の大きいカテゴリーは飲食品・タバコ、衣料品。運輸・通信・金融サービスはデフレ

2009年11月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax6,050、Pertamax Plus 6,600、Pertamina DEX6,900(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

2009年10月のアルミニウム国内価格はトン当たり1,750米ドルで前年同月の2,350米ドルから25%もダウン。国内最大のアルミメーカーPTインドネシアアサハンアルミニウムは生産原価が1,500米ドルでまだ赤字にはならない由

2009年11月10日
2009年9月の輸出総額は98.3億ドル。当年累計801.3億ドルで対前年同期比25.6%減。国別累計では日本向けが80.9億ドルでトップ、二位アメリカ75.4億ドル、三位中国で四位のシンガポールとほぼ横並び

インドネシア工業団地会の報告によれば、工業団地内土地価格は全国平均で10%ほどアップしており、特にブカシ県でジャカルタに近いMM2100工業団地は平米あたり65〜70ドルで20%増とのこと

スカルノハッタ空港第1・2・3ターミナルの駐車料金を変更するとアンカサプラ?が発表。四輪車は最初の一時間4千ルピアでその後1時間毎に1千ルピア、二輪車は時間に関係なく2千ルピア

2009年11月13日
2009年9月の輸入総額は85.6億ドル。当年累計683.3億ドルは対前年同期比32.8%減。原材料補助材は487.8億ドル、消費物資48.2億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の94.8億ドル、日本は68.9億ドルでシンガポールとほぼ横並び

2009年6月に1千8百兆ルピアを突破した銀行界第三者資金は7月に17.7兆ダウンしたが依然1千8百兆の大台を維持。減少分のうち16.4兆はルピア預金が占め、外貨預金は小幅な減少ながら今年3月以来継続的に下降中

2009年12月3日からタイエアエイシアがプーケット〜ジャカルタ航路を新設する。一日一便のスケジュールが予定されている。またプーケット〜メダン線も開設される予定

2009年11月14日
2009年9月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は49.4万人。当年累計462万人で対前年同期比は1.1%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの175.3万人、二位スカルノハッタ101.4万人、三位バタム69.5万人

マルチファイナンス業界の2009年第3四半期業績は顕著な利益増を示している。四輪二輪自動車ローンの回復がその原因

これまでNPWP(納税者番号)保有者に郵送されていたSPT(年次納税申告書)フォームの送付を国税総局は2010年から廃止する。国税総局長通達第S-428/PJ-09/2009号による

2009年11月16日
14大観光先州における星級ホテルの2009年9月客室稼働率は全国平均で45.5%。州別トップはバリの63.0%、二位東カリマンタン49.6%、三位西ヌサトゥンガラ48.2%。最低は北スマトラ32.5%、リアウ島嶼34.6%

中国から輸入された40ftコンテナの中に多数の無申告化粧品が入っているのをタンジュンプリウッ港税関が発見。ポンズブランドのついたそれらの化粧品は偽造品と判定された

2009年10月首都ジャカルタのインフレ率は0.12%で通年累計1.78%。年間予測の2.75%は下回りそう

2009年11月17日
14大観光先州における星級ホテルの2009年9月宿泊客平均滞在日数は2.15日で、外国人3.26日、イ_ア人1.74日という内訳。最長はバリの4.11日で、外国人4.23日、イ_ア人3.61日。外国人の最大連泊は北スラウェシの4.64日、インドネシア人はバリ

2009年第3四半期の財務報告で、国内第2位のBRI銀行は利益高5.3兆ルピアで対前年同期比25%増、第3位のBCA銀行は5.1兆ルピアで27%増と報告

2009年1〜8月バリのマグロ輸出は13,925トン5,750万ドル。前年同期実績は17,991トン5,250万ドルだったので、単価の上昇が目覚しい

2009年11月19日
2009年9月航空機搭乗旅客数国際線は68.0万人、累計569.9万人で対前年同期比6.8%増。空港別累計トップはスカルノハッタの272.5万人、二位グラライ182.2万人。国内線9月は280.5万人、累計2,564.7万人で対前年同期比8.3%増

2009年第3四半期国内シャリア銀行界の利益高は4,690億ルピアで対前年同期比24%ダウン。事業経費の大幅増がその原因で、不良債権も64%増加している

シンガポールへの野菜供給はマレーシアが最大シェアの46%で、中国は28%シェアで第二位。ひさしを接する隣国インドネシアはわずか6%で野菜供給国の第8位

2009年11月20日
2009年9月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,684万人。累計は1億5,171万人で対前年同期比6.4%増。スマトラ島の9月は44万人、累計320万人で対前年同期比10.0%増。全国海運旅客数9月は65万人で累計437万人対前年同期比1.7%減

世界の野生トラは3千5百から4千頭しか残っておらず、スマトラトラはそのうちのわずか250頭。野生動物闇国際市場は年間200億ドルと見積もられ、縮小する気配はない

スリウィジャヤ航空が5百億ルピアをかけてバンカブリトゥン(Bangka Belitung)州とタングランのスカルノハッタ空港にパイロット養成学校を設立する。毎年30〜50人の飛行士を輩出したいと同社代表取締役

2009年11月21日
2009年9月インドネシア証券市場での外資による株式保有は67.2%を占め、内資の32.8%の2倍を超えている。

過去2年間でパティの小規模タバコ生産者1,950社の事業許可が取り消されている。その大半はタバコ製造事業を廃業したため

一日の労働時間8時間中の2時間を無駄に費やすことを強いているジャカルタの交通渋滞は年間9.7兆ルピアの経済ロスを生んでいると試算され、総合的なロスの合計は28兆にのぼる、とインドネシア大学生活環境専門家が発言

2009年11月24日
預貯金保証機関が2009年11月15日から三ヶ月間の政府保証金利率を発表。一般銀行ルピア建て7%、外貨建て2.75%、国民貸付銀行10.25%

2009年10月27〜30日にインドで開催された第3回算数国際コンペティションおよびアセアン小学校スポーツオリンピックでインドネシアの小学生が総合優勝

インドビジョンが国産デコーダーの使用を決めてサムスンに発注。サムスンのチカラン工場が製品供給を行なう予定

2009年11月26日
インドネシア銀行が6.5%という今のBIレートは年内いっぱい継続するだろうとの予測を公表

西スマトラ地震の建物損害額はパダン地区で8,210億ルピア、ジャンビは1.2兆ルピアで、その月初のタシッマラヤ地震の建物保険求償額は43億ルピアとマイパーク保険会社が試算

省エネランプ輸入量が2009年1〜9月で9千万個と激増しており、昨年1年間の輸入実績8千万個を今年は大きく引き離しそう。年間1.6億個という国内市場での国産品シェアはますます片隅に

2009年11月27日
2009年税収は年間目標577兆ルピアに対して20%ショートの着地になりそうだとINDEFの経済専門家が警告。経済回復のスピードが速まらないことと政府が与えている減免税経済刺激策が主要因との由

2009年11月10日に行われたSukuk(イスラム債権)販売で政府はふたつのシリーズ総額1.07兆ルピアの債権を発行

2008年の生産高1,803万トンに比べて輸出はわずか32万トンという状況を見かねたカルフルがインドネシア産果実の輸出に意欲。問題は品質と供給に一貫性をもたせることで、これは昔からの弱点

2009年11月28日
政府の輸入制限策で国内市場での繊維衣料品国産品シェアが72%と大幅に回復したのも束の間、ラマダン〜ルバラン需要期に合法非合法の外国産品が国内になだれこんできたため国内製造業界の出荷が大幅にダウン

銀行界第三者資金1,222兆ルピアの65.8%が国内10大銀行に集中。2002年に72.8%が握られたときよりは低下している

パプアの森林5百万Haが89社に握られっており、そのマジョリティはパーム椰子農園事業権。パプアには4千5百万Haの森林が眠っている

2009年11月30日
ジャカルタ・西ジャワ・バンテンエリアの2009年第3四半期工場用地販売はブカシとセランで24Haが売れただけ。それでも前四半期からは63%の上昇

BCA銀行子会社BCAファイナンスの2009年第3四半期の消費者貸付予約金額は8.2兆ルピアに達し、対前年同期比で17%増加。四輪車購入ローンの活発化によるもの

シンガポール経由アムステルダム〜デンパサル直行航路をエアフランス=KLMが開設し、2009年12月7日から運行を開始する。運行は月・水・土の週三便で、B747型機が使われる予定

2009年12月1日
国内石油化学産業はハイコスト経済に蝕まれて国際競争力を喪失しており、輸入量は増加の一途。2009年のナフタ輸入量は160万トン10.2億ドルと見積もられている

「税務署員の不正行為に容赦しない。それは納税者に対しても同じだ。」とチプタルジョ国税総局長が表明。不正行為をはたらいた全国211名の国税職員が何らかの処分を受けている

最新データによるとジャカルタの車両登録台数は950万台でそのうち660万台が二輪車。年間9%の増加率とのこと

2009年12月2日
反工業化が着実に進展。2009年第3四半期の製造産業成長率は工業省見込みの2.5%に反して1.72%と上半期より低い実績。年間予測は1.84%と見込まれている

シャリア銀行界の2009年11月時点貸付総額は対前年同期比で27%の伸びを示しており、インドネシア銀行が目標に据えた年間25%成長は達成できそう

2009年1−10月期国産パーム原油輸出は1,276万トンで対前年同期比16%のアップ。輸出先トップはインドで、続いてEU、中国という順位

2009年12月3日
輸入廉価商品に押された国内鋼管産業の生産量が前年実績から4割減。国内市場では中国産鋼管が優勢になっている

国内保険産業の2009年保険金収入は2008年実績から15%程度増加するとBapepamが予測を公表

オペラミニのダウンロード件数でインドネシアは世界第二位。トップはロシアで三位がインド、更に中国・ウクライナ・南ア・アメリカ・イギリス・ポーランド・ベトナムというのがトップ10

2009年12月4日
中央統計庁発表の月次経済統計。2009年11月のインフレ率は−0.03%(デフレ)、当年累計2.45%、YOYは2.41%。上昇の大きいカテゴリーは衣料品、飲食品・タバコ。食材と運輸・通信・金融サービスにデフレ

2009年12月1日以降のハイオクガソリン価格は、ジャボデタベッ・西ジャワ・バンテン地区でPertamax とBiopertamax6,300、Pertamax Plus 6,800、Pertamina DEX7,100(数字はルピア/リッターでUPms ?のもの)

ボゴールリングロードセクション1南スントゥル〜クドゥンハラン3.7キロ区間が2009年11月23日に開通

2009年12月5日
2009年10月の輸出総額は118.8億ドル。当年累計920.3億ドルで対前年同期比22.3%減。国別累計では日本向けが97.9億ドルでトップ、二位アメリカ85.0億ドル、三位中国68.3億ドルで四位のシンガポールを引き離す

環境破壊によってインドネシアが蒙っている損失は年間269億ドルにのぼり、GDPの6.2%に該当する、と世銀が報告

南カリマンタン州バンジャルマシン市が新規に建築される建物はすべて地元伝統家屋様式の高床式を取り入れることを義務付け

2009年12月8日
2009年10月の輸入総額は94.7億ドル。当年累計777.5億ドルは対前年同期比30.8%減で内訳は原材料補助材が558.8億ドル、消費物資54.8億ドル、残りは資本財。国別最大輸入元は中国の107.6億ドル、二位日本は79.09億ドルでシンガポールを少し引き離す

ジャワ島のツバメの巣生産量は自然破壊のために年々減少しており、2005年以来毎年平均30%の低下率になっている、と業界者が発言

ジャカルタのスハルト・ヘールジャン精神病院入院患者は年間ほぼ1千人で通院患者も一日平均80人。過度のストレスによる精神障害が主原因だと病院理事

2009年12月21日
2009年10月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は54.7万人。当年累計517万人で対前年同期比は1.3%のアップ。ポイント別累計トップはグラライの197.9万人、二位スカルノハッタ113.2万人、三位バタム76.8万人

都内ショッピングセンターの賃貸テナントスペース入居率は80.8%で買取テナントスペース入居率63.1%を圧倒的に凌駕しているとカッシュマン&ウェイクフィールドが報告

中国産粗悪品質セメントCUCC1万5千トンが国内に不法輸入されている、と商業省が発表。建材店経由とネット販売で25キロ2万5千ルピアという超廉価価格

2009年12月22日
14大観光先州における星級ホテルの2009年10月客室稼働率は全国平均で50.0%。州別トップはバリの64.3%、二位ジャカルタ54.5%、三位西ヌサトゥンガラ50.8%。最低はリアウ島嶼35.6%、北スマトラ36.1%、

一括払い退職金の非課税限度を政府が2千5百万ルピアから5千万ルピアに引き上げた。退職金所得税はPPh21の最終課税で、税率は5・15・25%

トヨタアバンザの2009年1−10月期販売台数は81.471台でローMPVセグメントの56%シェアを占め、今年年間販売は10万台に達するかが注目されている

2009年12月23日
14大観光先州における星級ホテルの2009年10月宿泊客平均滞在日数は2.13日で、外国人3.10日、イ_ア人1.82日という内訳。最長はバリの4.21日で、外国人4.20日、イ_ア人4.24日。外国人の最大連泊は北スラウェシの6.27日、インドネシア人はバリ

外国系企業に対する移転価格調査をその本国の税務担当機関と協力して行なう方針を国税総局が発表。本国会社の税務調査が行われるときに国税総局調査官が出張参加する形になりそう

インドのオートバイメーカーバジャイのインドネシア独占商標権保有者であるPT Bajaj Auto Indonesiaが2010年から完全ノックダウン輸入の現地組立方式を開始する。同社工場はブカシ県チカランにある

2009年12月24日
2009年10月航空機搭乗旅客数国際線は75.4万人、累計645.3万人で対前年同期比8.3%増。空港別累計トップはスカルノハッタの306.2万人、二位グラライ206.6万人。国内線10月は339.5万人、累計2,904.2万人で対前年同期比9.6%増

2009年第3四半期の中銀債投資への外資流入は前四半期から15.8億ドル増加して37.1億ドルとなる。国債投資は94億ドルが外資分

アセアン=中国FTA開始の暁にはセクター総雇用者の30%にあたる15万人が自宅待機〜解雇の道をたどるだろう、と履物業協会会長が発言

2009年12月25日
2009年10月鉄道乗車旅客数はジャワ島1,744万人。累計は1億6,915万人で対前年同期比6.1%増。スマトラ島の10月は31万人、累計351万人で対前年同期比4.9%増。全国海運旅客数10月は67万人で累計503万人対前年同期比2.2%減

国税総局が税金滞納会社オーナーの個人口座凍結を実施中。オーナーとは会社経営者・取締役・株主・責任者・代表者など

中央統計庁が公表した2009年8月の全国失業率は7.87%で、2009年2月の8.14%、2008年8月の8.39%と減少が続いている

2009年12月26日
2009年8月ジャカルタの顕在失業率は12.15%で前年同月と同じレベルだが全国統計よりはるかに高い。また失業率最大は東ジャカルタ市の14.61%

世界最大の即席麺生産者PT Indofood Sukses Makmurがチェコでインドミー輸入代理店を指名した。将来的にそこを拠点として東欧地区への売り込みを行なう意向

北ジャカルタ市タンジュンプリウッのクブンバワン住宅地区で、野良猫が増えすぎて狂犬病の不安が高まっているとの住民の声に応じて、北ジャカルタ市牧畜水産課が50匹の猫を捕獲

2009年12月28日
現在ジャカルタ・バンドン・ジョクジャ・スマラン・スラバヤ・バリ・ロンボッ・マナドでタクシー事業を行っているブルーバードグループは2010年にジャワ・スマトラ・カリマンタンの一都市で新規に操業を開始する計画

民間外貨借入が減少傾向にあり、2008年末から2009年中盤にかけて総額で7億ドルダウンした。借入残高が減ったのは銀行界で、非銀行界借入残高は反対に569億ドルから573億ドルに増えている

労働安全衛生活動優良企業437社を労働省が表彰。287社はゼロアクシデント分野、150社は労働安全衛生管理システム実施分野で選考された

2009年12月29日
国内のスペアタイヤ市場は年間1千5百万本の需要を持っているが国内メーカーの供給は1千万本で輸入品が5百万本のシェアを奪っている。そのうち1〜2百万本は中国・インドを主体とするSNI規準不備商品であり、商業省はその違法品取締りを進めている

リース貸付先はほとんどジャワ島内で占められ、次いでカリマンタンとスラウェシが残りのシェアだが、リースされている建機は国内のいたるところで使われている、とリース業界者のひとりはジャワ島と外島の格差を物語る

ブルーバードタクシーの2009年回転効率は一日平均15〜20で、2008年実績とあまり変わっていない。シルバーバードやゴールデンバードは不況のために実車率が低下している

2009年12月30日
2009年12月21日時点の国税総局収税額は石油ガス所得税を除いて469兆ルピアに達して年間目標の528兆を89%弱消化した。今年の税収不足は6%前後と見込まれている

2009年12月21〜31日の間、市中の納税銀行・外為納税銀行・納税郵便局は15時まで納税を受け付ける。ただし土地建物税と土地建物名義変更税は14時まで。また12月31日の土地建物税・土地建物名義変更税納税受付は12時まで。国税総局長回状第115号参照

2009年11月の国内二輪車生産者販売台数は546,352台で年間累計は530万台に達したが、2008年同期実績の580万台には及ばず。メーカー別11月販売はホンダ252,998台、ヤマハ249,364台で二社間の激戦が続いている

2009年クリスマス〜新年の歳末首都保安作戦通称ろうそく作戦には首都警察を中心に行政警察ユニット、都庁、国軍、国家警察などから支援を得て2万2千人の治安担当員が都内要所の警備にあたる。作戦実施期間は12月24日から10日間

2009年12月31日
2010年クリスマス〜新年のホリデーシーズンに中銀は全国で120兆ルピアの流通通貨量を確保する態勢を取った。市中銀行界の要請に応じて現金ストックはいつでも放出される

2010年クリスマス〜新年のホリデーシーズンに空運業界は110便を追加運航させる計画。追加便は2009年12月22日から2010年1月4日までの期間のもの

2009年12月22日から2010年1月10日までのプルタミナによる燃料供給確保作戦では、プレミウムガソリン10.5億kl、軽油15.1億kl、航空機燃料2.3億kl、LPガス19.8万トンのストックが12月21日に報告されている

2009年11月国内四輪車生産者販売台数は48,329台で今年の月間販売台数としては10月の5万2千台に次ぐ数値。11ヶ月の累計は438,019台