インドネシア「ミニ情報2018年」


2018年1月8日
2017年12月29日がインドネシア証券取引所の年末最終日となった。総合株価指数(IHSG)は瞬間的に過去最高の6,368.322ポイントをつけたが、終値は6,355.654ポイントで幕引き。年初からほぼ2割のアップ

18年1月2日のスーパームーンで満潮時に海面水位上昇が懸念されたが、ポンティアナッでは平常より139cm上がっただけ。17年12月9日のスーパームーンでは268cmアップしている

ロンボッ国際空港が2018年元日の国際線到着フライト外国人乗客に歓迎プレゼント。乗客はロンボッ特産織物のスレンダンを掛けてもらい、ローカル菓子と飲み物の接待を受けた
2018年1月9日
中銀報告によれば、2017年11月の銀行界平均金利率は、貸付が11.45%で前月から0.1%低下。預金は1-3-6-12-24ケ月ものがそれぞれ5.8-6.17-6.63-6.82-6.72(%)で、これも前月から低下傾向

地学気候気象庁が2017年に記録した地震件数は6,929で、前年からおよそ1千件増加。ジャイロロ群発地震で2,809件あったのが一大要因。規模別にはM7.1~8が2件、M6.1~7が6、M5.1~6は147、M4.1~5は1,658、M4以下が74%を占めた

バリ州児童保護催行コミッションは、17年の児童が関わった犯罪事件を253件記録。137件は子供が起こした犯罪で、窃盗68件、オートバイギャング32件など。子供が被害者の犯罪116件の中には性暴力被害42件がある

2018年1月12日
トロール漁法禁止が全面施行されたとたん、すり身(surimiは既に国際語)生産工場15軒中の11軒が操業を停止。従来トロール船の漁獲がすり身の原料として年間34万トン供給されていた。不法伐採木材が激減したとたん、家具業界に材料入手難が起こった昔の状況にそっくり

去る11月中旬に若者グループがチサルアのサファリパークで動物にワインらしきものを飲ませているソーシャルメディアのビデオがブーイングを浴びた。サファリパーク側が調査してメディアアカウント者男女一名を警察に告訴。ふたりはサファリ側と世間に謝罪表明をし、サファリ側の提案を受け入れて動物飼育を手伝うことに

ジュアンダ空港で入国した外国人は2016年に199,155人。2017年は11月までで216,989人。入国者国籍別トップはマレーシアで、次いでシンガポール、中国、台湾、インド、米国、タイ、日本、韓国、オーストラリア

2018年1月13日
外貨準備高の対GDP比は14%前後で、タイ58%、マレーシア34%、フィリピン28%などより低い。おまけに外国からの投資が大きいシェアを占めており、投資の引き上げによるルピアレートの暴落を支えるために外貨準備高の激減リスクが高く、現在の体質はハイリスクだ、とインデフ専門家

教員能力試験の州別平均点が全国平均を超えた州は、上からヨグヤカルタ、中部ジャワ、ジャカルタ、東ジャワ、バリ、バンカブリトゥン、西ジャワ、西スマトラ、リアウ島嶼、南カリマンタンの10州だけ

18年1月2日の新年からオプロサン酒を飲んで生命を落とす若者が西ジャワ州チアミス県と西バンドン県で13人も出た。かれらは密造酒(ciu)にソーダ水とデキストロ錠剤を混ぜたオプロサンを飲んでいた

2018年1月15日
中央統計庁発表の月次経済統計。2017年12月のインフレ率は0.71%。当年累計3.61%、YOYは3.61%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは食材、運輸・通信・金融サービス

フィリピン南部ミンダナオ島一帯に先祖代々住んでいるインドネシア人の中に、9千人近い無国籍者がいる。スクリーニングを終えた8,745人にイ_ア国籍を与えた政府はかれらにパスポートを順次交付する予定。パスポートを得た者はフィリピン政府から5年ごとに更新可能な在留許可を与えられる

中部ジャワ州クラテンでツマグロスズメバチが急増しており、5歳と6歳の子供が遊んでいるときに刺されて死亡している。軒下の壁や樹木にできた巨大な巣の処置に県消防局は大わらわで、未処置の要請がまだ26件残っている由

2018年1月16日
2017年11月の輸出総額は152.8億ドル。当年累計1,538.99億ドルで対前年同期比17.2%増。国別累計では1位から順に中国、アメリカ、日本、インド、シンガポール

2017年東ジャワ州交通事故発生件数は24,196件で、事故者総数は31,885人。死亡者は5,352人で前年の5,794人から減少

政府はヌサカンバガンにナルコバ犯罪のハイリスク服役者専用刑務所と、もうひとつテロ犯罪服役者専用の刑務所を設ける予定。この種の服役者は外部社会との連絡を絶やさずにビジネス継続や思想宣伝を行っているため、専用刑務所での監視強化が期待されている

2018年1月17日
2017年11月の輸入総額は151.5億ドル。当年累計1,418.8億ドルは対前年同期比15.5%増。内訳は原材料補助材が1,067.1億ドル、消費物資128.1億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、タイ、シンガポール、米国、韓国

中央統計庁データでは、2017年9月の全国貧困者人口は2,658万人で、都市部の貧困者人口比率は7.3%、村落部は13.5%

例年のごとく、2018年も3月2・3・4日はジャヴァジャズフェスティバル。中央ジャカルタ市クマヨランのJIエキスポ会場で、どうぞ

2018年1月18日
2017年11月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は106.1万人。当年累計1,267.9万人で対前年同期比は21.8%のアップ。通常入国者のポイント別累計トップはグラライの534.96万人、二位スカルノハッタ237.1万人、三位バタム131.3万人

女性活性化児童保護省データによれば、15~64歳の女性は2千8百万人が、つまりその年齢ブラケットの三人にひとりが性的暴行を経験しているとのこと

全国的に有名なエビの産地チレボンで年々生産量が低下。2008年の196トンは2015年に79トンまでダウンし、その後は単独統計項目から消滅

2018年1月19日
27大観光先州における星級ホテルの2017年11月客室稼働率は全国平均で57.9%。州別トップはブンクル72.0%、二位中部スラウェシ69.8%、三位西パプア67.6%。最低は北カリマンタン33.4%、マルク41.2%

中央統計庁データによれば、地域別貧困者人口比率は下の通り。スマトラ島10.4%、ジャワ島9.4%、バリ・ヌサトゥンガラ14.2%、カリマンタン島6.2%、スラウェシ島10.9%、マルク・パプア21.2%

2017年の72回から18年は77回にフェスティバル件数を増やして、バニュワギ県は観光客誘致をはかる。2010年に同県を訪れた国内観光客50万、外国人観光客7千人は、今や3百万と8万人に近付きつつある

2018年1月22日
27大観光先州における星級ホテルの2017年11月宿泊客平均滞在日数は1.80日で、外国人2.80日、イ_ア人1.92日という内訳。最長は西パプアの3.17日で、外国人1.87日、イ_ア人3.22日。外国人の最大連泊は北スラウェシ4.15日、イ_ア人は西パプア

18年1月18日の中銀総裁会議で指標金利率の据え置きが決定された。7日リバースレポレート4.25%、消費者向け預金金利率3.5%と貸付金利率5.0%

スラウェシ島北部だけに生息する原生動物アノアは5千頭に減ってしまった。絶滅を防ぐために政府はできる限りのことをしている、と生活環境森林大臣が発言。18年1月8日にマナドの生活環境森林開発調査館でアノアの赤ちゃんが生まれたばかり

2018年1月23日
2017年11月航空機搭乗旅客数国際線は134.0万人、累計1,517.4万人で対前年同期比14.0%増。空港別累計トップはスカルノハッタの660.7万人、二位グラライ534.9万人

地方条例や地方首長規則の廃止を、上位法規に則していないとの理由で中央政府が命じるのは違憲である、との憲法裁判所の判決で、地方首長はますます独裁王朝を築きやすくなった。その改廃は地元住民と地方政府の主権であるという思想は、低開明度社会の文明化を遅らせる作為を可能にする

スカブミ県プラブハンラトゥのチルトゥ(Ciletuh)渓谷と、ロンボッ島リンジャニ火山の世界ジオパーク認定申請をユネスコが承認。公式承認は18年4月4~17日の理事国会議で決定される

2018年1月24日
2017年11月航空機搭乗旅客数国内線は750.4万人、累計8,102.3万人で対前年同期比11.5%増。空港別累計トップはスカルノハッタ1,982万人、二位ジュアンダ718.9万人

アニス・バスウェダン都知事が選挙運動中に都民と結んだ契約の一項目「ベチャの復活」に動き始めたら、都議会が「ノー」を宣言。ベチャの製造・流通・販売・所有などすべてが条例で禁止されていて、「条例改定には応じない」と都議会

スンバ島ニヒワトゥビーチにあるホテルニヒワトゥが世界のベストホテルに選ばれてから、世界の有力ホテル17社が続々と現地に進出。既に3ホテルは営業を開始しており、14ホテルも建設工事の最中

2018年1月25日
2017年11月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,379.8万人。累計は3億5,022万人で対前年同期比11.4%増。スマトラ島の11月は56.3万人、累計624.0万人で対前年同期比16.4%増

インドネシアの輸出入品目は10,826あり、そのうちの48.3%が禁止もしくは規制対象品目。それが輸出入通関に手間と時間をかけさせている一要因であるため、政府は20%程度まで減らす考え

PT Aneka Tambang (ANTAM)が2018年中国正月を記念して88グラムのゴールドバーを発売。福の文字や干支の犬が表裏に刻印されたこのゴールドバーは1千個限定販売

2018年1月26日
2017年11月の全国海運旅客数は154.1万人で累計1,573万人、対前年同期比15.5増。主要港での累計数最高はマカッサルの29.0万人、二位はスラバヤの26.7万人

2016年に教育学学士号を得た人数は254,669人。教員職業教育コースを受けた者はそのうち2,309人。2017年の教員需要は27,000人。アンバランスの一言

ジャワバリ送電系のバリ島への送電量を2千6百MW高めるためのバリクロッシング建設計画に対して、バリ島9県市のインドネシアヒンドゥソサエティ支部が合同で拒否を表明。ヒンドゥ寺院数軒の上を高圧送電線が通るため、プラの神聖さが侵される懸念がその理由

2018年1月29日
キャッシュレス化を推進している中銀が、バリ州内では自動車道とグラライ空港を2017年に開始。次の目標は観光地の入場料金支払いで、タバナン県がその方針に乗ってタナロッ、ブラタン湖ウルンダヌ、ジャティルウィで近々キャッシュレス方式への変更を実施予定

デポッ市ベジ地区をひとりで歩いていた女性が突然オートバイの男に胸を触られたシーンが住民の監視カメラに写り、その住民が動画をソーシャルメディアに掲載。話題になったため警察が犯人を逮捕したが、取調べ後に市内虜囚の罰を与えただけ。それでまた話題騒然。セクハラが当たり前の場所がいまだにたくさん

西ロンボッ警察と西ヌサトゥンガラ州天然資源保存館がロンボッ島ルンバル港で、トラックでバリ島とジャワ島に送られようとしていた野鳥1,711羽を保護。ロンボッ島とスンバワ島で違法捕獲が盛んに行われており、当局は検査を厳しくしている

2018年1月30日
2017年12月末の外貨準備高は1,302億米ドル。前月からの大幅な上昇は、政府のグローバルボンド発行の影響が大きいとのこと。また2017年のルピア対米ドルレートは平均13,385で、0.6%の低下

市中に流通しているナルコバの5割は、刑務所で服役中のナルコバビッグボスたちが操っている、と国家麻薬庁長官が表明。腐敗看守の裏切り行為を粛正しなければ、ナルコバ撲滅は夢のまた夢

18年1月31日の皆既月食観測のため、中央ジャカルタ市チキニ通りのTIMプラネタリウムが17時から23時までTIM内plaza teater Jakartaで一般市民対象に観測会開催。入場無料だが予約が必要で、https://bit.ly/TLE-31JAN2018で受付

2018年1月31日
2018年2月はひと月中ソロで割引販売祭Solo Great Sale Festival開催。星級ホテル・購買中心・在来パサルまで、至る所でディスカウント満載。バティック布まとめ買いの大チャンス

アブドゥラッマン第4代大統領の祖父で、インドネシア独立宣言時にナフダトゥルウラマ会長だった同団体創設者のハシム・アシュアリ師の思想が、民族と国家の分裂危機に直面している現代ウラマ層の指針になるとして政府がキャンペーンを開始、

ジャカルタのゴミは一日8千トン。内訳は有機ゴミ53.7、紙14.9、プラスチック14.0、ガラス2.4、金属1.8、布1.1、木0.8、ゴム合成皮革0.5(数字は%)

2018年2月1日
前払いSIMカード使用者再登録で、18年1月29日までの再登録実施番号は171,636,014件に達した、と通信情報省が公表。再登録受付は18年2月28日まで続けられ、期限内に再登録されなかった番号は無効になる

スマトラ犀の個体数が百を切っている。絶滅から守るために政府は野生スマトラ犀保護区をランプン州ワイカンバス国立公園に設けて全国からその一カ所に集める計画。東カリマンタンにいる14頭を移すためのチームが既に動きを開始

スンバワ島タリワンのパキルン村にある金山で不法採鉱を行っていた中国人4人が逮捕された。ふたりは西ジャワ州スカブミでの就労のためのkitasがあり、もうふたりの男女は観光ビザで入国していた

2018年2月2日
全国民に義務付けられている医療社会保障制度の加入者は2017年12月31日時点で1億8,798万人、未加入者は7千1百万人となっている。政府が掛金を援助している加入者は9,240万人

都内の交通渋滞軽減のための特効薬が見つからないため、ジャカルタ都市交通協議会が都庁に対し、駐車に大きい負担を課すよう勧告。駐車料金を高くすること、違法駐車の取締りを厳しくすることの二方法

アセアンツーリズムフォーラムがバニュワギ県に対し、アセアンツーリズムスタンダード賞の最もクリーンな観光都市部門で最優秀賞を授与。バンスリンとワトゥドドルの見違えるような変身が高評価を獲得

2018年2月5日
2017年12月の銀行界貸付金総額は4,763兆ルピアで、一年前から8.2%増加。消費ローンの増加率は10.9%、事業資本ローン8.3%、投資向けローンは4.8%の伸び率

2017年ジャカルタの不健康日は329日中の21%。2016年は365日中の17%で、大気汚染規準指標を超過した日が大幅に増加

ロンボッ島原生種のリンジャニミミズク(Celepuk Rinjani)は絶滅が懸念される種として保護動物指定がなされているが、現実にその個体数は顕著に減っているとリンジャニ山国立公園管理館が表明

2018年2月6日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年1月のインフレ率は0.62%。当年累計0.62%、YOYは3.25%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは食材、衣料品。運輸・通信・金融サービスにデフレ

18年1月23日にジャカルタを揺さぶった地震はプラブハンラトゥ断層に由来しており、これまで震源としての記録がなかったエリア。インド洋東部沈み込み帯の裏側にある断層で、ジャワ島西部海岸により近く、津波発生源が沿岸部に接近して来たことに地震関係者は脅威を表明

首都警察がナイトスポット管理者に対し、夜間の警備をもっと手厚く行うよう指導。目的はナルコバ流通を阻むことにあり、警察がナルコバを発見したナイトスポットは今後、営業認可取り消しを当局に要請する、と言明している

2018年2月7日
2017年12月の輸出総額は147.9億ドル。当年累計1,687.3億ドルで対前年同期比15.7%増。国別累計では1位から順に中国、アメリカ、日本、インド、シンガポール

テレビ・印刷メディア業界の2017年広告宣伝費収入は145.5兆ルピアで、前年実績から8%上昇。ニールセンがそれに関連して、テレビと印刷メディアのタリフがそれぞれ9%と3%値上がったことを指摘

西ヌサトゥンガラ州原住民の地方語が、KBBI第5版に収録された。Sasak語22語、Samawa語14語、Mbojo語11語が今回公式インドネシア語になった

2018年2月8日
2017年12月の輸入総額は150.6億ドル。当年累計1,568.9億ドルは対前年同期比15.5%増。内訳は原材料補助材が1,176.6億ドル、消費物資141.7億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、タイ、シンガポール、米国、韓国

2017年にインドネシアの航空機事故はジェット機もプロペラ機もゼロで、17年10月にICAOが行った航空安全監査でも81.15%の評価を得てシンガポールに次ぐ域内ランクを獲得し、世界192カ国中の55位にいる。その事実を正当に評価してほしい、と空運総局長が発言

18年2月3日12時44分、南スラウェシ州ジュネポントとバンタエンを初めて地震が襲う。M4.6の地震はこれまで震源になったことのない地域からのもので、自然災害予測地図が修正される見込み

2018年2月9日
2017年12月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は114.7万人。当年累計1,403.98万人で対前年同期比は21.9%のアップ。通常入国者のポイント別累計トップはグラライの565.3万人、二位スカルノハッタ256.3万人、三位バタム150.4万人

2017年Q3インドサット社移動通信事業収益のデータ通信収入は10.5兆、音声通信5.5兆、SMS通信3.1兆。エクセル社はデータ通信9.3兆、非データ通信5.7兆。テルコムセル社のデータ通信42.5兆、非データ通信36.7兆(すべてルピア)

ジャカルタのスッタとハリムの二空港以外は全国的に、地元タクシー業界の反対でオンラインタクシーが空港で客を乗せることが禁止されているが、バンドンのフセイン空港がその風潮をついに蹴った

2018年2月12日
27大観光先州における星級ホテルの2017年12月客室稼働率は全国平均で59.5%。州別トップは北スラウェシ76.3%、二位ヨグヤカルタ72.2%、三位ブンクル70.3%。最低は北カリマンタン35.3%、西スラウェシ36.3%

IDCの2017年調査で、インドネシアのスマートフォン市場の平均買い替え期間が前年の2.02年から2.2年に延びていることが判明。新モデルが顕著な新フィーチャーを持っていないのが原因とのこと

バリ島アグン山の火山活動が低下し、過去二週間の観測結果できわめて静かになる時があることなどが確認されているため、2月10日から立入禁止区域が火口から4キロ以内に縮小され、避難民は全員帰宅が許された。しかし警戒ステータスは最高位のまま

2018年2月13日
27大観光先州における星級ホテルの2017年12月宿泊客平均滞在日数は1.72日で、外国人2.46日、イ_ア人1.62日という内訳。最長は西パプアの2.56日で、外国人2.91日、イ_ア人2.54日。外国人の最大連泊は東南スラウェシ4.90日、イ_ア人は西パプア

ジャカルタ~バンドン高速鉄道は土地収用が計画の54%しか完了しておらず、その完了と許認可手続きの完了が工事開始のための融資入手の条件になっており、操業開始予定2019年末~2020年初が遅れるかもしれない、と海事統括大臣が発言

プルワカルタからパダラランまでのチプララン自動車道と、パダララン~チルニ間のプルバルニ自動車道の利用料金が2018年2月15日から値上がりする

2018年2月14日
2017年12月航空機搭乗旅客数国際線は143.5万人、累計1,660.9万人で対前年同期比12.4%増。空港別累計トップはスカルノハッタの737.4万人、二位グラライ562.9万人

ガルーダ航空がスカイトラックスから授与されている5星級エアラインの評価は今年も維持された。2014年から連続して4年の栄誉。またガルーダ航空子会社のシティリンクも、ローコストエアライン部門で4星級の評価を今年得ている

陰暦正月のロングホリデーで乗客が5%増加するとの見込みから、国鉄は各地で18年2月15~18日の間、列車運行を増便させる計画。その期間の国内旅行は混雑が予想される

2018年2月15日
2017年12月航空機搭乗旅客数国内線は833.5万人、累計8,935.8万人で対前年同期比11.1%増。空港別累計トップはスカルノハッタ2,193万人、二位ジュアンダ792.4万人

スリ・ムリヤニ蔵相が第6回世界政府サミット会議で世界ベスト大臣に表彰された。かの女は三人目のベスト大臣で、初回はオーストラリア、二回目はセネガル、三回目がアジアで初の受賞

陰暦正月を前に、東部ジャワ州マランの薫香生産者がバリ島向け出荷に大わらわ。今年はアグン山噴火の影響で不景気か、受注量が大幅に減っているとのこと

2018年2月19日
2017年12月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,614.0万人。累計は3億8,637万人で対前年同期比11.7%増。スマトラ島の12月は66.7万人、累計690.7万人で対前年同期比15.5%増

スマトラ島東岸マラッカ海峡に面するリアウ州プカンバルと西岸インド洋に面するパダンを結ぶ全長244キロの自動車道建設工事が18年2月9日から開始された。シチンチン~パヤクンブ~パンカラン~バンキナンを経由する

陰暦正月に欠かせないクエクランジャン(kue keranjang)の生産が今年は減少。去年1クインタル100~120万ルピアだったコメが、今年は260万ルピアに暴騰。去年は1キロのクエを2万7千ルピアで販売したが、今年は4万5千で販売せざるを得ず、需要が減るに決まっている、と悲観的

2018年2月20日
2017年12月の全国海運旅客数は172.7万人で累計1,746万人、対前年同期比17.1増。主要港での累計数最高はマカッサルの31.6万人、二位はスラバヤの28.2万人

東ヌサトゥンガラ州フローレス島の9県で、狂犬病死者が増加傾向。2015年5人、16年8人、17年12人。1997年以来の累計は321人にのぼり、そのうちの279人は5歳未満の幼児

バリ州クロボカン刑務所でナルコバ所持の看守27歳が国家麻薬庁バリ支部捜査員に逮捕された。刑務所の外にいる人間から品物をもらってきてくれと受刑者に依頼されたためとのこと。外にいたふたりも逮捕されている

2018年2月21日
18年2月16日の陰暦正月を記念して、儒教信者の服役囚17人に15日から45日の恩赦が与えられた。全国の刑務所に入獄している服役囚は235,114人で、儒教信者は60人いた由

東カリマンタン州東クタイ県で頭部から全身にかけて138発の空気銃弾が撃ち込まれて死んでいるオランウタンが発見された。2004年以来、スマトラとカリマンタンで40頭のオランウタンが空気銃の標的にされ、そのうち18頭が死亡。自然保護団体が政府に対し、国民の空気銃所持禁止を要請

1~2月はロンボッ島のドゥリアンシーズン。西ロンボッ県シドゥマン村はドゥリアンの産地。1月は一個6~10万ルピアだったが、2月は3万ルピア前後に下がっている由

2018年2月22日
2017年投資実行金額は692.8兆ルピアで、PMAが430.5兆、PMDNが262.3兆。PMAの国別番付はシンガポール26%、日本16%、中国10%、香港7%、韓国6%

スラバヤの国有農園会社PTPN XIがバリ島北海岸部のブレレン県にサトウキビ農園開発を計画。結果如何で更にジュンブラナ県とカランガスム県に広げて総面積1万5千Haを狙う。植民地時代に観光産業優先政策で近代産業をシャットアウトされたバリ島にも産業革命が到来

スラバヤ市でパーキングメーターが増設されている。なにしろ、設置の以前は市の一日当たり収入が一カ所2百万ルピア程度だったものが、設置後は6百万に跳ね上がっているのだから。駐車番が何をしていたのかが一目瞭然

2018年2月23日
スラバヤ南部の工業地区シドアルジョ県で操業していた企業の間に、工場国外移転の動きが進行中。その一社は、最低賃金が年々上昇して今やタイやベトナムよりハイコストになっており、事業健全性が危うい、と語っている。1万人を超える失業者の発生が懸念されている

世界に18万7千人いると見られている地球平面論者のうちで、インドネシアには6万3千8百人。宗教教義に従って古代的宇宙観を信じ、現代科学を否定しているひとびとがほとんど

ロンボッ島マタラム市アンペナンで偽タマゴが出回っているというユーチューブのビデオの内容を検証した当局が、そのビデオはホウクスである、と判定して発表。警察はホウクス情報を流した者を追跡中

2018年2月26日
2018年1月末の外貨準備高は1,320億米ドルで、前月から18億ドル増加。収税・輸出代金・外国借款・外貨建て中銀債などが増加の要因。1月のルピア交換レートは平均13,537ルピア/米ドルで、Q4平均値から1.5%上昇

ヨグヤ特別州スレマン県ブドッのサンタリドゥイナ教会で日曜朝のミサのとき、ムスリム男性22歳ひとりが乱入して4人を刃物で傷つけた事件のあと、事件を知った近隣のムスリム住民が乱れた教会内外の片付けと掃除を手伝いに加わった美談が評判に

バリ州カランガスム県で、アグン山噴火で寂れた観光産業を盛り返すためのフェスティバルが開催される。18年3月はDiscover Karngasem、4月はWorld Music Festival、5月はWorld Cultural Village Festival

2018年2月27日
域内通貨優先方針を支持して、メイバンクがインドネシアでリンギッ口座、マレーシアでルピア口座開設に便宜を図ることを表明。特に輸出入企業が優先される

全国652地方語のうちの71地方語の維持能力を調べた教育文化省が、マルク・北マルクで9、パプアで2地方語が既に絶滅し、絶滅寸前が4、絶滅進行中19、後退進行中2、危険が始まっているのが16あったことを発表。優れた維持能力を持っているのは19だけ

2018年ベルリナーレで、バリ島の地元映画界が制作した86分の映画「Sekala Niskala」が長編映画部門で最優秀賞を獲得。18年3月8日から国内の映画館で一般上映が開始される

2018年2月28日
インドネシア国際モーターショー(IIMS2018)は2018年4月19~29日にクマヨランのジャカルタインターナショナルエキスポで開催予定

政府がジャワ島北海岸部住民にマングローブカニ(kepiting bakau)の養殖を奨励。日本名をノコギリガザミという甲幅20cmに達する大型カニで、市場ではキロ15万ルピアもする高価なカニ。今のところ国内メイン市場はジャカルタ・デンパサル・バタムで、日本への輸出も行われている

チカンペッ自動車道東ブカシと西ブカシ料金所を利用していた自家用車に、近隣のモールからスナヤンとハルモニ行きトランスジャボデタベッバスの利用を推奨。バス料金ひとり2万ルピア、バスチケットを提示すれば、駐車料金は何時間でも一律1万ルピア

2018年3月1日
チカンペッ自動車道東ブカシと西ブカシ料金所で2018年3月12日から、その日の日付に合わせたナンバープレート番号の奇数偶数制限が開始される。制限は月~金の午前6~9時の間。その時間帯には4千4百台もの車が各料金所を通過し、ノロノロ走行の元凶になっていた

地方語の国内地域別分布は、スマトラ26、カリマンタン57、スラウェシ58、マルク66、パプア384、ジャワ・バリ10、西ヌサトゥンガラ11、東ヌサトゥンガラ68

2018年3月1日から4日まで、地元ローカルファッションクリエーター約55団体が商品を一堂に会するParadise Island Clothing Association Festival をデンパサルのグラライスポーツセンター(GOR Ngurah Rai)で開催。開場時間は10~23時

2018年3月2日
2018年10月はバリ島ヌサドゥア地区でIMF-世銀アニュアルミーティング開催予定。189カ国から元首高官ら1万7千人が訪れる見込みで、現地側は33カ所の観光スポットを総手入れする意向

西スマトラ州ムンタワイ諸島住民の慣習であるウミガメの捕食で、カメを捕まえて村で配った者は世間が称賛してくれる。南西シブルット郡タイレレウ村住民90人が配られたカメ肉を食べて中毒症状を起こし、老人と幼児3人が死亡

洪水に見舞われた西ジャワ州チレボン市内ララガン村に全長4mのニシキヘビが出現。まるでバティック模様のようなこのニシキヘビは檻に入れられて施設に置かれている

2018年3月5日
2018年1月の四輪車販売台数は95,892台で前年同月から11%増。二輪車販売台数は482,537台で前年同月から2%増

汚職刑法違反で公判中の東南スラウェシ州知事が、KTP(住民証明書)を三枚持っていることが法廷で暴かれた。知事になる前のジャカルタのKTP、知事になってから知事としてのKTPと私人としてのKTPを持っているとしゃあしゃあと発言

オランダ時代の中部ジャワ州カランアニャルにあるチョロマドゥ(Colomadu)製糖工場が国際レベルのコンサートホールに変身。18年3月24日にはデヴィッド・フォスターのコンサートが計画されている

2018年3月6日
エネルギー対象政府補助金支出は2012年306兆ルピア、2014年342兆とピークを迎えたが、2015年61兆、2016年44兆、2017年32兆と大きく低下

2016年にバリ・ジャカルタ・ジョグジャ・中部ジャワなど9州で日本脳炎と疑われる発症が見られ、最多件数はバリの246件でそのうち17件が真性との判定。保健省はバリ州で予防接種を18年3月から開始。生後9カ月から15歳までを対象に、96万人分のワクチンが用意されている

食用にされてきた北スラウェシのクロザル「ヤキ」がまたミナハサとボラアンモゴンドウの5カ所の在来市場で売買されている。政府と保護団体がキャンペーンを張っているが、サル食の需要は衰えを見せない

2018年3月7日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年2月のインフレ率は0.17%。当年累計0.79%、YOYは3.18%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは飲食品・タバコ、衣料品・保健

ジャカルタのタンジュンプリオッ港のドゥエリングタイムが長い要因のひとつに、通関完了後輸入者がすぐに貨物を港外に出そうとしない要因があり、中でも土日休業の工場はその間貨物が動かないことをJICT代表取締役が指摘

スラバヤ市には高さ2百メートル未満の高層ビルが150ある。火災対策として104メートルまで消火能力を持つフィンランド製消防車を市が購入。脱出シュートは高さ50メートルまで有効

2018年3月8日
2018年1月の輸出総額は144.6億ドル。当年累計144.6億ドルで対前年同期比7.9%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

政府は2018年中に補助金付き石油燃料と電力料金を値上げしないとの基本方針を確定。石油国際相場がリッター100米ドルを超えなければ据え置きで、補助金支出の膨張はカバーできるとの腹づもり

シティリンクが18年3月25日からジャカルタ~ペナン線を開設。スッタ第3ターミナルからデイリーで9.55発、ペナンからもデイリーで14.50発

2018年3月9日
2018年1月の輸入総額は151.3億ドル。当年累計151.3億ドルは対前年同期比26.4%増。内訳は原材料補助材が1,128.7億ドル、消費物資135.2億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、シンガポール、米国、タイ

トランススマトラ自動車道建設は、通行車両台数の少ない区間は投資回収がおぼつかないため民間業者が二の足。政府は無料自動車道にして国家予算から分割投資回収させる案を提言

クラパガディンとラワマグンのフェロドローム間LRT5.8キロは18年8月稼働開始予定。発注済みの列車16セットが韓国から順々にジャカルタへ送られてくる計画

2018年3月12日
2018年1月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は103.96万人。当年累計103.96万人で対前年同期比は6.2%の減。空路入国者累計64.6万人海路累計20.5万人、陸路累計18.9万人

米ドル通貨レート上昇で中銀のルピア買い支えが外貨準備高を減少させており、18年2月末の外貨準備高は前月から39億米ドルダウンして1,281億米ドル

2019年大統領選を睨んで、ジョコウィ再選を阻みたい政敵支持層が再びホウクスキャンペーンを開始。コミュニズム嫌悪国民感情を刺激しようと、ジョコウィはPKI絡みという書込みがソスメドにちらほら。次は華人の血統というホウクスがまた出るか?

2018年3月13日
2018年1月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの34.5万人、二位スカルノハッタ20.95万人、海路累計トップはバタムの11.6万人、二位タンジュンウバン2.7万人、陸路累計トップはジャヤプラ1.3万人、二位アタンブア0.5万人

関係諸官庁が個々にスウィーピングをかけている印象を外国人就労者が苦情しており、政府は国内にいる外国人就労者監視方式を改善するために、18年3月末までに大統領規則を施行する計画

ジャンビ州予算確定のための法廷判決を州議会が毎年買ってきた。判事が判決を確定させるときの槌音を買う槌打ち金額が、15年ごろまでは1億ルピアで、16年は1.5億、17年は2億と凄まじい値上がり

2018年3月14日
全国34州における星級ホテルの2018年1月客室稼働率は全国平均で51.9%。州別トップはジャカルタ64.7%、二位北スラウェシ60.2%、三位ブンクル57.98%。最低はマルク26.8%、アチェ31.6%

2018年3月1日付けで出された「テロ資金供与とマネーロンダリング防止に関わる企業の効用所有周知原則実施」に関する2018年大統領規則第13号で、企業オーナー宣言が義務付けられた

車両運転者の注意散漫問題で、運転者がスマホを見るのが禁止されているのだから、スマホをダッシュボードに取りつけてカーナビを見るのも違反である、と警察が見解を表明。自動車に元から設置されているカーナビなら問題ないとの判断

2018年3月15日
全国34州における星級ホテルの2018年1月宿泊客平均滞在日数は2.02日で、外国人3.20日、イ_ア人1.83日という内訳。最長はバリの3.44日で、外国人3.60日、イ_ア人3.15日。外国人の最大連泊は西ジャワ4.49日、イ_ア人はバリ

全国45万社の企業のうち、社内労組と会社側が結ぶ労働協約があるのはわずか13,624社。社外労連・労組は顕著にあり、272万人の労働者を糾合しているが、社内労組のない企業もたくさん。お抱え労組を作らせて会社規則を労働協約の形にしてあるだけのものもたくさん

LCCのシティリンクが2018年Q4から機内でフリーワイファイサービスを開始する予定。同社の集めたアンケートで、利用者のトップ希望がそれだった

2018年3月16日
2018年1月航空機搭乗旅客数国際線は134.96万人、累計134.96万人で対前年同期比5.9%減。空港別累計トップはスカルノハッタの61.4万人、二位グラライ39.9万人

2018年中銀規則第20/2/PBI号で、中銀の許可なく10億ルピア相当を超えて国内持込/国外持出がなされる外貨現金への罰則規定が、3億ルピアを上限とする10%の没収と定められた

18年3月17日ニュピ祝祭日に、バリ州では今年から移動通信インターネットもオフになる。インドネシアヒンドゥソサエティが中央政府に要請して了承されたため、移動通信オペレータは17日午前6時から18日午前6時まで電波を止める

2018年4月2日
2018年1月航空機搭乗旅客数国内線は761.4万人、累計761.4万人で対前年同期比8.7%減。空港別累計トップはスカルノハッタ175.1万人、二位ジュアンダ68.98万人

全国に4千4百の店舗を擁する国有質公社の2017年営業収入は10.5兆ルピアで、前年実績の9.69兆から上昇。17年の純利益は2.5兆ルピアで、18年利益計画は2.7兆

西スマトラ州パダン市が18年3月末から29座席のツーリスト向け無料観光バス運行を開始。運行は土日と国民の休日の9~19時で、一日5便が運行する

2018年4月3日
2018年1月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,411万人。累計は3,411万人で対前年同期比5.6%減。スマトラ島の1月は61.0万人、累計61.0万人で対前年同期比5.7%減

WHOの2016年データによれば、10~19歳インドネシア国民人口4,473万人のうち、HIV罹患者15万人、結核罹患者16.33%。対青少年医療体制に積極性が求められている

リー・クワン・ユーワールドシティプライズ2018でスラバヤ市が、ハンブルグ、カザン、東京と一緒にスペシャルメンション賞を獲得。最優秀賞はソウル

2018年4月4日
2018年1月の全国海運旅客数は170.3万人で累計170.3万人、対前年同期比1.4%減。主要港での累計数最高はマカッサルの2.6万人、二位はスラバヤの1.6万人

地方自治体が行っているジャカルタ~バンドン高速鉄道用地買収法的プロセスはやっと計画の57%に達し、また中国鉄道公社の指導下に国有事業体コンソーシアムが行う全長142.3キロの鉄道建設工事も進捗状況は5%程度で、2019年の開通目標は2020年に延期される、と国有事業体相が表明

チカンペッ自動車道西ブカシ第1第2料金所と東ブカシ料金所で週日午前6~9時に行われているナンバープレート奇数偶数制限で交通量が36%低下し、通行速度が22%上昇。反対に午前4~6時の交通量は13%アップ

2018年4月5日
インドネシア政府が日本アセアン包括的経済連携協定を批准し、2018年2月15日付けで大蔵大臣規則第18号が出されたことから、日本産品9,542品目に輸入関税率0%が18年3月1日から適用開始されている

2018年1~2月四輪自動車生産車販売台数累計は190,236で、対前年同期比4.9%増。二輪自動車の方は922,123で、対前年同期比0.6%のマイナス

デンパサル市内でATMにカードリーダーを仕掛け、カード保有者の口座から金を盗んでいたトルコ人3人のうちのふたりをチャングー地区の商店、ひとりをスバン地区のホテルで警察が逮捕。トルコにいるもうひとりの仲間もインターポールに逮捕依頼

2018年4月6日
2018年2月末の外貨準備高は1,280.6億米ドルで、前月末から3%減。外貨借入返済と外為市場でのルピア買い支えがダウンの主要因。また同月中銀ルピアレート平均値は13.603ルピア/米ドル

東ヌサトゥンガラ州でまた狂犬病による死亡者が発生。18歳の女子高生と12歳の男子小学生がそれぞれ別の県で登校時に隣人が飼っている子犬に咬まれ、大けがでないため放置したことが命取りになった。飼い犬に狂犬病予防接種をする住民は決して多くない

18年10月のIMF世銀年次国際会議参加者がバリから直接訪れるための便宜向上を目的にして、ロンボッ島のギリ三島のひとつギリトラワガン(Gili Trawangan)に客船専用埠頭建設計画

2018年4月9日
ニセ収入印紙が全国に大量流通。製造者は正価1.5億ルピアの5百枚セットを1千万ルピアで卸し、購入者はそれをネットショップサイトで3千万ルピアで小売していた。国有郵便会社が売行き低下で調査し、警察に届け出た結果、製造者と流通者が逮捕された。犯行は3年前から継続

小学校就学前児童への早期教育は首都圏でもまだ参加率は低い。ジャボデタベッ全域での参加率は58.7。最高は南タングラン市66.0、次いでブカシ市65.9、ジャカルタ63.3、タングラン市61.4。最低はボゴール県42.2(数字は%)

スマラン県ジャンブのブルサリ(Bulusari)部落の1万平米に育つ60本のドリアンピトロ(Durian Pitoro)が愛好家の間で大評判。収穫があると、各地から賞味希望者が集まってくる。価格は最低でキロ3.5万ルピア

2018年4月10日
2017年個人年次納税申告書提出を期限日までに行った納税者は10,589,648人で、対前年比14%の増加。しかし国税側が納税者番号を与えてあるのに申告書を出していない者は620万人にのぼる

4百万人の文民公務員中で、タイプ係程度の能力しかない者が4割を占めており、行政機構の人材能力向上のお荷物になっている。新規採用者への人材教育は種々進められており、ジョコウィ大統領自らも一般講義を行う力の入れよう

ソロ市を出入りする車は一日2百万台。市周辺7カ所の平面交差踏切が道路渋滞発生原因と化し、立体化が叫ばれている。国鉄の列車運行増便、ソロ~ジョグジャ電車運行計画、空港鉄道運行などで5分おきに列車が通過すれば、遮断機は下りたままになる

2018年4月11日
提出期限を過ぎて年次納税申告書未提出の個人納税者620万人は依然として提出義務を負わされているが、提出に行けば10万ルピアの罰金が科される。個人納税申告書提出ははたして更に増えるのか?

ジャカルタコタ地区西ジャカルタ市タンボラの都営ルスナワ(低所得層向け賃貸アパート)は879ユニット住民の75%が家賃滞納。最小の18平米は月10万ルピア前後。半年から1年以上の滞納者もざら。非人道的として滞納者の強制明渡を避ける傾向が見透かされ、責任全うよりも優しさを優先する社会は正直者が馬鹿を見る社会

タングラン県コサンビのダダップ海岸倉庫街で大量のCDを積んでトラックが出入りしているとの通報で警察が捜査を開始し、1.6万枚の海賊版映画・ヒット曲・カラオケなどのCDを押収。複製ライセンスは持っていたが、すべて著作権侵害のもの

2018年4月12日
2017年個人年次納税申告書提出をオンラインで行った納税者は8,213,098人にのぼり、前年から22%上昇した。オンライン比率は顕著な増加を見せており、マニュアルで行う者は近々微々たるものになりそう

大蔵省が2018年5月からリテール国債のオンライン販売を開始する予定。国民の国債投資は116兆ルピアで、政府借入金の4.8%を占める。投資者ひとり当たりでは1~5億ルピアのレベル

今年で第15回目のJakarta Fashon and Food Festival が2018年4月11日から29日まで北ジャカルタ市クラパガディンで開催

2018年4月13日
全国民への健康保障を目指す保健BPJS制度加入国民はいまだ1億9,470万人で、6千6百万国民が未加入。おまけに加入済み国民の中に掛金滞納者が1,420万人いて、そのままでは保障を受けられない

ATMスキミングを行う東欧シンジケートはまだ何組もインドネシアで活動中。ブカシ市で18年4月3日に発見されたブルガリア人メンバーが逮捕時に抵抗して捜査員をナイフで襲ったため、反対に射殺されている

2018年4月8日のトリニティ大学消防ホームロボットコンテストに参加したガジャマダ大学チームが優勝。米国への渡航時にバゲージ預けを強いられたために破損が起こっていたのを修理しての優勝だった由

2018年4月16日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年3月のインフレ率は0.20%。当年累計0.99%、YOYは3.40%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは保健、衣料品、運輸・通信・金融サービス

18年4月末の竣工予定目指して西ジャワ州マジャレンカに建設中のクルタジャティ(Kertajati)国際空港は、マカッサル・メダン・スラバヤ・バリ・バリッパパン向けルバラン帰省を皮切りに、7月のハジ巡礼フライトにも使われる計画

Indonesia International Motor Show 2018 は2018年4月19日から29日まで、クマヨランのJIExpoで開催。昨年は展示だけだったインドネシアの学生製作電気自動車が、今年は来場客の眼前で走る

2018年4月17日
2018年2月の輸出総額は140.97億ドル。当年累計286.5億ドルで対前年同期比10.1%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

バリ島ブノア(Benoa)港の客船埠頭拡張工事は18年10月のIMF世銀年次国際会議前に完成させる、と港湾運営会社プリンドIIIが表明。完成すれば3千5百人収容大型客船が接岸できるようになる

ニセ10万ルピア紙幣319枚を5百万ルピアで売買した売り手と買い手をスラバヤ市警が逮捕。流通ルートを追う中で別の売人が逮捕され、ニセ1万シンガポールドル紙幣26枚が発見された。1万Sドル紙幣はコルプトルご愛顧の金種であり、需要は小さくない模様

2018年4月18日
2018年2月の輸入総額は142.1億ドル。当年累計295.2億ドルは対前年同期比26.6%増。内訳は原材料補助材が220.5億ドル、消費物資27.4億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、タイ、シンガポール、米国

ムスリムツーリズム観光先国130カ国の評価ランキングであるグローバルムスリムトラベルインデックス2018で、インドネシアはUAEと同点の2位になった。1位はマレーシアの80.6ポイント、2位は72.8ポイント)

先にデンパサル~日本航路をスタートしたエアエイシアインドネシアが、2018年5月1日からジャカルタ~日本直行航路を運行させる計画。これまでインドネシア14都市の日本向け乗客はクアラルンプルに集めていたが、乗客数が大きく伸びているため、ジャカルタに移すとのこと

2018年4月19日
2018年2月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は120.1万人。当年累計230.2万人で対前年同期比は7.99%の増。空路入国者累計138.95万人、海路累計48.2万人、陸路累計43.0万人

これまでイスラム法違反者にモスクなどで公開鞭打ち刑を行っていたアチェ州で、今後は刑務所や留置場を処刑場所とすることが決定。公開処刑は子供までが見物に集まり、ビデオがソーシャルメディアにあふれてエンタメ化しており、懲罰という本来の趣旨にそぐわないとの理由

2018年5月11~12日にバリ島ヌサドゥアITDC内Pulau Peninsula でバリブルースフェスティバル開催。地元ミュージシャンが主体

2018年4月20日
2018年2月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの78.9万人、二位スカルノハッタ41.2万人、海路累計トップはバタムの27.1万人、二位タンジュンウバン5.9万人、陸路累計トップはジャヤプラ2.4万人、二位アタンブア0.8万人

2018年のハジ巡礼は7月。今年の巡礼費用は昨年から0.99%上がってひとり3,523万ルピア。これは平均値で、出発地によって違っている

中部カリマンタン州で実の父親45歳が三年前から娘(当時14歳)をレープし続けていたことが、娘の妊娠によって判明。父親は逮捕。今年、同州では類似の事件がこれで二度目

2018年4月23
2018年2月国籍別入国者数累計トップはマレーシア41万人、次いで中国32万人、ティモールレステ28万人、フィリピン22万人、インド8.8万人、日本7.5万人、韓国6.3万人、米国5.4万人、イギリス4.7万人、台湾3.4万人

既に施行されている2014年法律第33号「ハラル法」がいまだに等閑視。全国内産品と輸入品をハラル認定されたものにする趣旨は、依然として生産者・輸入者の任意状態のまま

アチェから17人が違法労働者としてマレーシアのジョホールバルに密入国したところ、マレーシア警察がかれらを出迎え。蜘蛛の子を散らすように逃げたが12人が捕まり、5人が逃走。しかし5人のうち一人が溺死体で発見された

2018年4月24日
全国34州における星級ホテルの2018年2月客室稼働率は全国平均で56.2%。州別トップは北スラウェシ69.5%、二位バリ66.7%、三位南スマトラ63.3%。最低は北カリマンタン32.2%、バンカブリトゥン35.7%

中部カリマンタン州コタワリギン(Kotawaringin)で41年前に栽培されていたリベリカコーヒーの再活性化が開始された。コーヒー市場の状況は大幅に変化しており、新種コーヒーの市場斬り込みに期待がかけられている

バリ島南部デンパサル・バドゥン・ギアニャル・タバナン(サルバギタ)のゴミは毎日平均1千5百トンがブノア港に近いスウンの最終処理場に入る。IMF世銀年次国際会議前までに再整備の完了を計画

2018年4月25日
全国34州における星級ホテルの2018年2月宿泊客平均滞在日数は1.92日で、外国人2.96日、イ_ア人1.73日という内訳。最長はバリの3.17日で、外国人3.30日、イ_ア人2.94日。外国人の最大連泊は南スマトラ5.79日、イ_ア人はバリ

IDCの携帯電話器市場報告によれば、2017年Q4の携帯電話器生産者出荷台数は780万で、前年同期比9%ダウン。斬新な新テックが出現せず、ローカルコンテンツ引き上げが急なことから、消費者が買い控えを起こしている、との見解

エアエイシアインドネシアがバニュワギ、シラギッ、ブリトゥン、ラブアンバジョの4空港を海外都市と国際線で結ぶ計画を公表。現在既に結んでいるのは、ジャカルタ、スラバヤ、デンパサル、メダン、バンドン、パダン、スマラン、ジョグジャ

2018年4月26日
2018年2月航空機搭乗旅客数国際線は134.9万人、累計269.9万人で対前年同期比3.4%増。空港別累計トップはスカルノハッタの120.0万人、二位グラライ85.9万人

IMF世銀データによれば、銀行等金融界に口座を持たず、また携帯電話器経由のアカウントも持っていない国民人口トップは中国の2.25億人。次いでインド1.9億人、パキスタン1.0億人。インドネシアは四位の0.95億人

2018年4月25日から29日まで、ジャカルタコンベンションセンターで手工芸品展示即売会INACRAFT2018開催中。開場時間10~22時で、入場料ひとり2.5万ルピア

2018年4月27日
2018年2月航空機搭乗旅客数国内線は690.7万人、累計1,452.1万人で対前年同期比9.1%増。空港別累計トップはスカルノハッタ344.9万人、二位ジュアンダ128.7万人

現在の法務省移民総局が持つパスポート作成能力は年間3百万部で、ハジ巡礼専用分90万部を含んでいる。国民のパスポート交付申請は年間15~20%で増えており、その対策としてパスポート有効期限を5年間から10年間にする計画

2002~13年に小学生を対象に行われた調査で、寄生虫症有病率は全国平均28.3%。最高率は西スマトラ州85.9%、次いで中部カリマンタン82.3、西カリマンタン78.7、バリ73.7、東ヌサトゥンガラ72.0、マルク70.5、南スラウェシ70.5

2018年4月30日
2018年2月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,072万人。累計は6,483万人で対前年同期比13.3%増。スマトラ島の2月は55.7万人、累計116.7万人で対前年同期比6.6%増

2017年12月に開業したスカルノハッタ空港鉄道は今、6両編成の列車が一日片道35便運行しており、一日当たりの輸送能力は9,520人。一日の利用者数は平均してほぼ2千人前後であるため、きわめて余裕満点

スッタ空港からマカッサルに空輸される航空貨物の中の、フカヒレ90キロに検疫職員が不審を抱き、調べたところ検疫関連証明書類が偽造と判明。空港警察が書類偽造者など関係者3人を逮捕。荷主を追跡中。貨物の中には保護されているシュモクザメのヒレも混じっている

2018年5月2日
2018年2月の全国海運旅客数は153.1万人で累計323.4万人、対前年同期比33.1%増。主要港での累計数最高はマカッサルの4.0万人、二位はスラバヤの2.96万人

ガルーダ航空がデンパサル~ムンバイ線に18年4月24日から就航。当面は週二便の運航が予定されている。17年インドからバリへの訪問者は27万人で、前年から48%アップ

東ヌサトゥンガラ州でエコシステムの劣化からワニが狂暴化し、人間への襲撃が増加。過去10年間で住民46人が歯牙にかけられて死亡。18年4月23日昼間に川へ釣りに出かけた住民35歳が、ワニの咬み痕のある死体で発見された

2018年5月3日
国税総局はこれまで税務調査の4~5割を占めていた過剰納税のための税金還付申請を10%に減らし、ハイリスク法人個人納税者に対する税務調査を増やす意向。どの業種の誰をどのようにしてハイリスク納税者に区分していくのだろうか?

情報テクノロジー分野の学歴を持つ144万人中でITプロフェッショナルとして働いている者は7.4%しかいない。ITセクターでアシスタントや技術者になっている者を含めると22.7%で、教育成果を実社会で果たしている者は四分の一に満たない

北ジャカルタ市アンチョルドリームパーク内マリーナがヨットで訪れる外国人観光客の入国ポイントになった。西ジャカルタイミグレーション事務所の所轄で、入国審査官事務所が18年4月25日に公式オープン

2018年5月4日
2018年Q1のPMDN州別投資高は中部ジャワ州が10.3兆ルピアでトップ。PMAは5.9兆。トランスジャワ自動車道などのインフラ建設投資が貢献している

前払いSIMカード使用者再登録プロセスが18年4月30日に完了し、電気通信統制庁が通信オペレータに不適格番号の完全シャットアウトを指示。不適格番号は5月1日から発信受信が一切オフにされ、使用者は別の番号を再購入しなければならない

インドネシアに家を借りて通信オフィスに仕立て、何十人もの中国人を雇ってVoIPで中国在住の中国人に詐欺を仕掛ける犯罪が十年以上前から継続しており、今回はバリ島バドゥン県アビアンバセの住宅地内民家とデンパサル市内二カ所で中国人総勢103人が逮捕された。18年1月、17年7月と既に何度もおなじみ

2018年5月7日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年4月のインフレ率は0.10%。当年累計1.09%、YOYは3.41%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは衣料品、飲食品・タバコ。食材にデフレ

2018年イドゥルフィトリの公務員一斉休暇のメリットデメリットを政府が検討中。デメリットの方が大きければ、一斉休暇は調整される。結論は5月7日中に出される意向

18年4月30日北マルク州テルナーテ発スカルノハッタ行きガルーダ航空GA649便乗客の中国人男性29歳が機内トイレで喫煙してアラームを鳴らす。おまけにベルト着用の指示も無視。着陸後空港警備部門が身柄を拘束して取調べ

2018年5月8日
2018年3月の輸出総額は155.8億ドル。当年累計442.7億ドルで対前年同期比8.8%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

ルピアレート軟化で証券市場の外貨にエクソダス。ルピア化して運用されていた外貨の引き上げで、外貨買いが激化する悪循環。IHSG(インドネシア証取総合株価指数)は18年1月の過去最高記録6,635.33ポイントを尻目に、5月4日は5,792.34ポイントまで落下

公的な場でもインドネシア語の法則に従う正しい表現のなされない発言表明が増加している。どんな素晴らしい意見も、世の中に正確に伝わらなければ意味がない。時代の風潮に流されることなく、正しく善いインドネシア語を身に着けるべきだ、とマカッサル国際ライターズフェスティバルで警鐘

2018年5月9日
2018年3月の輸入総額は144.9億ドル。当年累計439.8億ドルは対前年同期比20.1%増。内訳は原材料補助材が328.5億ドル、消費物資39.4億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、タイ、シンガポール、米国

北スマトラ州バタントル(Batang Toru)地域に棲息しているタパヌリ種オランウタンは総数8百頭と見られている。バタントル川ダム建設計画でその棲息地が湖底に沈めば、絶滅するかもしれない、と動物保護団体が警告

ジャワ島の鉄道乗車旅客数は2012年の年間1億9,848万人から2017年は3億8,367万人に倍増。全体の8割超がジャボデタベッのコミューター電車利用者

2018年5月11日
2018年3月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は136.5万人。当年累計366.6万人で対前年同期比は14.9%の増。空路入国者累計223.6万人、海路累計78.6万人、陸路累計64.4万人

木材丸太輸出に付加価値を付けたいとして、ラオス政府がインドネシアに協力を要請。木彫りや木工技術から工場経営までの指導をインドネシア家具手工芸品産業会が約束。ラオスへの投資と工場進出の道が開かれそう

国内で流通している装飾塗料は鉛含有率が高いため、幼児教育施設は建築や改修用資材としての塗料とアスベストに対して厳重に留意するように、とバリフォーカスが表明。装飾塗料のSNIはいまだに任意であり、鉛含有製品を作っても咎められない

2018年5月14日
2018年3月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの127.4万人、二位スカルノハッタ65.6万人、海路累計トップはバタムの44.6万人、二位タンジュンウバン9.6万人、陸路累計トップはジャヤプラ3.5万人、二位アタンブア1.4万人

ジャワ島中部のムラピ山が18年5月11日午前7時40分に5分間噴火。2010年の大噴火以来、単発噴火は7回目。水蒸気爆発による火山灰のため、アディスチプト空港が10時半から14時過ぎまで閉鎖され、ガルーダ航空とエアエイシアの合計28便が運航取りやめとなった

政府予測の2018年全国ルバラン帰省者数は1,950万人で、前年から15%の増加。そのうちのオートバイ帰省者は639万人と見られており、17年の478万人から3割増になっている

2018年5月15日
2018年3月国籍別入国者数累計トップはマレーシア66万人、次いで中国50万人、ティモールレステ42万人、シンガポール39万人、インド13万人、日本12万人、韓国8.8万人、米国8.8万人、イギリス8.3万人、台湾5.3万人

2016~17年の二年間に刑務所と拘置所で死亡した服役囚拘留者は自殺を含めて203人に上っている。それらの所内が定員過剰でストレスに満ちており、暴力行為が一般的であり、諸設備が不十分であるといったことが原因と言われている

ヨグヤカルタ市の中心部マリオボロ通りは2019年初から一般車両の通行が禁止される計画。通りを通行できるのは公共乗客運送車両に限定され、道路は24時間歩行者天国にされる意向

2018年5月16日
全国34州における星級ホテルの2018年3月客室稼働率は全国平均で57.1%。州別トップは南カリマンタン66.2、二位南スマトラ65.9%、三位北スラウェシ65.8%、。最低は西スラウェシ37.7%、アチェ38.3%

ラマダン月からルバランにかけてはインターネット通信量が激増する。17年は平常期の3割増しだったことから、業界は18年の通信量予測を4割増しと見込んでいる。激増するサイトはユーチューブ・インスタグラム・フェイスブック・ワッツアップ・グーグル

ジャカルタのレストランホテル業界24店が年間15トンのフカヒレを消費していたが、そのうち14店がメニューから消したため12トンに減少。しかし10店はまだ続けており、年間7トンを消費する中央ジャカルタ市の1店は説得がたいへん困難だとWWFインドネシアが発言

2018年5月17日
全国34州における星級ホテルの2018年3月宿泊客平均滞在日数は1.95日で、外国人2.83日、イ_ア人1.79日という内訳。最長はバリの3.22日で、外国人3.30日、イ_ア人3.08日。外国人の最大連泊は南スマトラ4.99日、イ_ア人はバリ

2018年5月15日に開かれたイスバッ会議で、今年のラマダン月初日は5月17日と決定。16日夜からプアサを開始するタラウィの行事がスタート。イスラム暦の一日は日没から始まる

2018年5月15日に開かれたイスバッ会議で、今年のラマダン月初日は5月17日と決定。16日夜からプアサを開始するタラウィの行事がスタート。イスラム暦の一日は日没から始まる

2018年5月18日
2018年3月航空機搭乗旅客数国際線は153.7万人、累計423.5万人で対前年同期比6.4%増。空港別累計トップはスカルノハッタの190.1万人、二位グラライ134.6万人

平年は8月末に訪れる無水涸渇期が早くも中部ジャワ州グロボガン県の一部を襲う。雨水槽や井戸が涸れはじめており、水道会社からの給水に頼らざるをえないというのに、水道供給も家庭需要の6割しか満たせていない

北ジャカルタ市外国人監視チームがアフリカ人多数の居住するアパートを早朝取調べ、滞在資格の違反者24人を逮捕。ナイジェリア人20人とガンビア・セネガル・ウガンダ・無国籍各一人。中には一年間数次訪問ビザを持ちながら、一回の滞在期限を超えたオーバーステイ者も

2018年5月21日
2018年3月航空機搭乗旅客数国内線は772.8万人、累計2,225万人で対前年同期比9.9%増。空港別累計トップはスカルノハッタ538万人、二位ジュアンダ195万人

先々週からの一連のテロ関連事件をよそに、マナド・バリ・ボロブドゥル・マラン・ドゥラワンなど国内の各観光地は観光客の到来で賑わっており、キャンセルはあまり出ていない模様

パラヒヤガンカソリック大学生マティルダさんとフラシスカさん(いずれも24歳)が18年5月17日にエベレストの登頂に成功し、14年8月以来デナリ、ヴィンソンマッシフ、キリマンジャロ、アコンカグア、エルブルス、カルテンスピラミッドと7つの世界の高峰をきわめる

2018年5月22日
2018年3月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,527万人。累計は1億12万人で対前年同期比12.7%増。スマトラ島の3月は60.3万人、累計177万人で対前年同期比7.1%増

ガルーダ航空とシティリンク、スリウィジャヤ航空とナムエアーの二グループが国内線で航空券予約提携を開始。自社が運航していない路線の航空券も同時に発券できるので、たとえばシティリンク~ナムエアーの乗り継ぎをシティリンクあるいはナムエアーで購入できる

2016年宅配便コスト調査で、ジャワ島は0.65~2.50/1~5日、スマトラ1.5~7.0/1~10日、カリマンタン2~5/1~7日、スラウェシ2~7/2~7日、マルク4~13/2~10日、パプア6~17/2~10日と判明(キロ当たり米ドル/所要日数)

2018年5月23日
2018年3月の全国海運旅客数は159万人で累計483万人、対前年同期比32.7%増。主要港での累計数最高はマカッサルの5.6万人、二位はスラバヤの4.3万人

GDP構成の中で2003年に25.7%を占めていたロジスティクスコストは2017年に23.5%まで下がったが、基礎インフラ不十分とデジタルテクノロジー活用不足のため、依然としてコストダウンとスピードアップは遠い目標だと業界者が発言

60歳超老齢者は2015年に2千1百万人いて、健康かくしゃくな老人は13.2%、知力体力がヨボヨボの老人は25%、61.6%がヨボヨボ予備軍と区分されている

2018年5月24日
外為市場でのルピア廉継続に対処するため、中銀は18年5月17日にルピアの市場金利率指標であるBIレートを4.50%に引き上げた。17年9月以来維持されていた4.25%がここにきて上昇

今もっとも過激なイスラムテロ組織になっているジャマアアンサルッダウラ(JAD)のリーダー、アマン・アブドゥラッマンは既に逮捕されて裁判中であり、18年5月18日の公判で検察側は2016~17年の4回のテロ事件の責任を理由に死刑を求刑

2013年基礎保健調査によれば、青年層に貧血症が少なくない。男子12%女子23%が貧血症に陥っている

2018年5月25日
前払い携帯電話番号所有者再登録の結果3億2,833万番号まであった電話番号が、政府と業界の間で行われた再検証によって2億5,472万9,159という数字で確定した。なんと2割超のダミー番号があったことになる

パダン市内シンパンハルパダン鉄道駅とミナンカバウ国際空港を結ぶ空港鉄道が18年5月21日に公式オープン。運行時間は6時~18時。これはインドネシアで第三番目の空港鉄道

JFK はニューヨークの空港でなくてジャカルタフェアークマヨラン。2018年も5月23日から7月1日まで元気に開催。昨年の入場者数は延べ610万人。東南アジア最大の展示会である由

2018年5月28日
2018年Q1の輸入金額が対前年同期比大きく増加した上位輸入アイテムは、コメ、ワクチン、玩具、履物、人工粉乳、ナシ(果実)。ニンニク、冷凍肉、リンゴ(果実)は減少

クルタジャティ西ジャワ国際空港が18年5月24日に公式開港。チパリ自動車道でジャカルタへ180キロ、ブカシの諸工業団地へは100キロ、バンドンへはチスムダウ自動車道経由で70キロほどの距離。チルボンへは50キロ弱

タンジュンプリオッ港アクセス自動車道の通行料金が高いため利用車両はあまりなく、ほとんどが一般道の通行を続けており、ラヤチリンチン通りとジャンペア交差点区間は昔ながらの大渋滞。トラックは月平均20~24トリップ稼働していたが、渋滞のせいで15~17トリップに減少

2018年5月30日
2018年4月末の外貨準備高は前月の1,260億米ドルから更にダウンして1,249億。減少の原因は外貨借入返済および外為市場でのルピア買い支え。4月の中銀ルピアレート平均値は前月から1.06%ダウン

2016年4月以来国会審議段階にあった反テロ法案を、国会がやっと承認して成立した。法廷がテロ組織と判定した団体に関わる者はすべて犯罪者とされ、またその領域は国内外を問わない

2018年ラマダン~イドゥルフィトリ期のガソリン需要をプルタミナは一日当たり10.4万klと予測してストック手配を行っている。平常期の一日当たり需要は9万kl

2018年5月31日
毎年イドゥルフィトリ期に軍警文民公務員に支給されるルバランボーナスは当月の基本給相当だったが、18年は当月手取り額相当にアップ。また13回目の月給も当月の手取りで、更に従来なかった退職公務員にも今年はルバランボーナスが支給され、政府会計上の支給総額は35.8兆ルピアに上る

2013年基礎保健調査によれば、18歳以上インドネシア国民の高血圧有病率は25.8%。最高州はバンカブリトゥンの30.9%で、最低はパプアの16.8%

2017年にレッカー車で運搬された駐車違反車両は年間22,732台。16年の20,817台から9.2%上昇。2018年Q1は6,970台

2018年6月4日
輸出売上が一日平均6億米ドル外貨市場で売られているものの需要は依然として高く、6月一杯この状況は継続し、受給バランスが落ち着いてくるのは7月になるだろう、と中銀が予測

地学気候気象庁の発表によれば、国内諸都市の酸性雨のpH度は5.6~4.5で、4.5より下の数値はランプン・ジョグジャ・パル・ジャヤプラが該当。ジャカルタは2011年以来5.0を下回っている

全国の捕獲漁業に従事する漁民家庭は2015年に56.4万戸になり、2005年以来の最低を記録。平均数値は60万戸前後で、2013年に過去10年間の最高である67万戸になっている

2018年6月5日
一年間で通貨供給量が最大に膨れ上がるのがルバランシーズン。2017年は平常月平均値が613兆だったのに対して、ルバラン期は719兆がばら撒かれた。中銀は今年のルバランに188兆が平常月に上乗せされると見ており、900兆に接近する見込み

2015年世界学校保健サーベイでインドネシアの学校生徒は、65.2%が朝食を毎日食べない、93.6%が野菜果実繊維質摂取不足、75.7%人工調味料使用食品摂取過多、42.5%が運動不足

ニョマン・ヌアルタ作ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像の完成が近付く。バリ島南部のどこからでも見えるように作られている台座からの高さ121mの像は18年8月完成予定。22階の胸の部分に展望台が設けられ、一般客はそこまで登れるようになる

2018年6月6日
2016年加工産業への投資額は内国107兆ルピア・外国167億米ドル、2017年99兆・131億、2018年Q1は21兆・31億と減少傾向。工業相が投資インセンティブを検討

ジョコウィ大統領が、2018年大統領決定書第13号にサイン。2018年イドゥルフィトリのための公務員一斉休暇日が18年6月11・12・13・14・18・19・20に変更されている

爆弾ジョークテロが全国の空港でまた活発化し、18年5月には10件の事件が記録された。航空法には懲役刑が定められているがテロリストはすべて放免されており、大きな社会損失を生むかれらを厳罰に処せとの声が高まる

2018年6月7日
2020年に老齢者人口は国民全体の9.99%に達し、2025年11.8%、2030年13.8%、2035年15.8%と老齢化の急坂を転げ落ちて行くと政府が予測

大学内での過激思想流布活動を抑止せよ、と政府が全国の大学に要請。テロリストを出した大学の学長は首がかかることになりそう

他人と分かち合うラマダンの善行に断食の生活慣習サウル(夜食)が合体して路上でだれかれ構わず食物を振舞うsahur on the road。そこに他人に勝る自己を実現したい若者のたぎる血が乗っかって、深夜のタウランが聖なる断食月に頻発し、二輪ギャングも時の利を得て復活。イスラム守護戦線は抑え込めても、若者のたぎる血は手に余る模様

2018年6月8日
2015年に住民人口の10%超が老齢者になった州は、ヨグヤカルタ13.8%、中部ジャワ12.6%、東ジャワ12.3%、バリ10.7%、北スラウェシ10.4%

国家諜報庁が2017年に行った一部大学での調査で、学生の39%がキャンパス内での過激思想流布活動に接触しており、学生の24%がジハードによるイスラム国家建設に賛成していることが報告されている

1千トン超のシャブを密陸揚げしようとして、リアウ諸島海域で18年2月に逮捕された台湾船籍サンライズグローリー号乗組員4人に対し、検察庁は死刑を求刑することを決定

2018年6月11日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年5月のインフレ率は0.21%。当年累計1.30%、YOYは3.23%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは衣料品、飲食品・タバコ

大学での過激思想流布活動に貢献しているのが教官たちである可能性が高いことを、国家公務員庁が指摘。学内におけるヘイトスピーチの届出に、教官が対象者として関わっているものが目に付くようになっている由

バリ島内の邸宅が中国への詐欺活動基地にされ、そこで働いていた中国人105人が去る5月にバリ州警察に逮捕された。その105人は一斉に国外追放され、かれらはチャーター機2機で迎えに来た中国警察に引き渡された

2018年6月12日
2018年4月の輸出総額は144.7億ドル。当年累計587.4億ドルで対前年同期比8.8%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

中国の一帯一路政策に対してインドネシア政府は北スマトラ・北カリマンタン・北スラウェシ・バリの4カ所を開発対象に提案。それに対して中国側は、スマトラからパプアに至る国内航路全域に興味を示した由

2016年国民健康指標サーベイで5歳未満幼児の33.6%、2歳未満幼児は26.1%が発育不良であるとの結果が出された。短躯者増加傾向を止めるためには、国民の衛生観念向上による生活改善が不可欠

2018年6月13日
2018年4月の輸入総額は160.95億ドル。当年累計600.5億ドルは対前年同期比23.7%増。内訳は原材料補助材が447.9億ドル、消費物資54.5億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、タイ、シンガポール、米国

インドネシアが国連安全保障理事会非常任理事国に選出された。任期は2019~2010年で、非常任理事国就任は今回で4度目

開業近付くジャカルタMRT社は料金設定の検討を開始。17年10月の1万人超都民への調査で65.5%が利用する意思を表明しており、同社は一日の利用者平均13万人を予測。料金は10キロ当たり8千5百、1万、1万5千ルピアの三案を検討

2018年6月14日
2018年4月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は130.1万人。当年累計496.6万人で対前年同期比は13.8%の増。空路入国者累計308.2万人、海路累計102.3万人、陸路累計86.0万人

2018年6月8日からクルタジャティ西ジャワ国際空港で商業フライトが開始された。処女飛行はスラバヤ前5.25発のシティリンクA-320型機が59人の乗客を運び、戻りは前7.25クルタジャティ発で乗客は170人

薬を飲んで流産させた妊娠5カ月の胎児をゴミ投棄所に捨てた女性25歳がバンドン市警に逮捕された。家庭プンバントゥのこの女性は、恥になるのでそれを行ったと取調べに供述

2018年6月18日
2018年4月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの178.99万人、二位スカルノハッタ87.98万人、海路累計トップはバタムの59.1万人、二位タンジュンウバン12.8万人、陸路累計トップはジャヤプラ4.5万人、二位アタンブア1.9万人

ウエスタンユニオンと提携している国有郵便会社のバニュワギ支所は、イドゥルフィトリの2~3週間前から海外からの送金が大幅増になっていると報告。平常期は県内の送金受領が一日8~9億ルピアのところ、20~30億にアップしている由

西スマトラ州観光局はこのルバランホリデーに州内観光地を訪れる観光客が250万人にのぼると予測。前年実績は2百万人。帰省するミナン人ランタウ者がいかに多いかを、それが物語っているかのよう

2018年6月19日
2018年4月国籍別入国者数累計トップはマレーシア88、次いで中国68、ティモールレステ57、シンガポール52、オーストラリア38、インド18、日本16、米国12、韓国11.5、イギリス11.4、ドイツ7.3(数字は万人)

18年5月末日までの国税総局税収総額は480兆ルピアで、年度予算の34%を消化。目標完遂のためには、残る7カ月に944兆を収税しなければならない

自分の母親に何度も自分の素行を告げ口したことで母の友人に恨みを抱いた15歳の少年が、その友人の娘5歳をレイプした上に殺害した。西ジャワ州チビノン地裁は少年に10年の入獄刑判決を下す

2018年6月20日
全国34州における星級ホテルの2018年4月客室稼働率は全国平均で57.4%。州別トップから北スラウェシ67.9%、ブンクル66.3、中部カリマンタン63.96%。最低は西スラウェシ41.6%、北スマトラ45.4%

2018年ジャボデタベッからのルバラン帰省者は8~10兆ルピアを故郷に流した。中銀によれば全国の通貨供給量追加分188兆ルピアのうち41兆が首都圏から地方部に回ったものであるとのこと

国鉄が寝台車の導入を開始。ジャカルタ~スラバヤ間アルゴアングレッ(Argo Anggrek)に連結されたSleeper車両は一両18席のフルリクライニングで横になれる。18年6月12日から25日までプロモ期間でひとり90万ルピア。発売後すぐに売り切れた由

2018年6月21日
全国34州における星級ホテルの2018年4月宿泊客平均滞在日数は1.81日で、外国人2.87日、イ_ア人1.64日という内訳。最長はバリの2.98日で、外国人3.09日、イ_ア人2.82日。外国人の最大連泊はジャンビ4.35日、イ_ア人はバリ

北スマトラ州トバ湖で定期航路船が強風と波浪のため操船不能となり、沈没。出港時は好天だったが、目的港近くで天候が急変したとのこと。行方不明者63人との最初の報告が、家族からの届出で2百人に達している

スカルノハッタ空港鉄道は依然として乗車率25%程度。運搬能力は一日1.9万人だが、利用者は平均4,750人。発着をブカシ駅まで延長し、6月末まで料金は7万ルピアに下げているが、効果は今一つの模様

2018年6月22日
2018年4月航空機搭乗旅客数国際線は151.5万人、累計575.0万人で対前年同期比6.97%増。空港別累計トップはスカルノハッタの256.3万人、二位グラライ188.3万人

平常期は一日に9千から1万1千台のトラックが1.5~1.6万台のコンテナを引いて出入りしているが、大半のトラック運転手がルバラン帰省のため大量のコンテナがタンジュンプリオッ港に溜まっており、トラック稼働が平常に戻るのは25日ごろからだろう、とプリンド2が表明

ルバランが終わって5日目、プンチャッ行楽は相変わらずの盛況。過激な交通渋滞をものともせず、首都圏各地から集まってくる車・車・車・・・。運転するパパたちは「なあに、覚悟して来てるんだから」。そこまでしなくとも・・と尋ねる記者に、「行かなきゃ家で喧嘩になるだけだから。

2018年6月25日
2018年4月航空機搭乗旅客数国内線は790.8万人、累計3,016万人で対前年同期比10.4%増。空港別累計トップはスカルノハッタ733万人、二位ジュアンダ262万人

海外からのポートフォリオ投資がどんどん引き上げられ、IHSG(ジャカルタ証取総合株価指数)は下落の一途。先週後半は低落の記録を更新し、5821.82ポイントで閉める

トバ湖での渡航船海難事故は1968年以来、今回で7度目。最後の事故は1997年7月で過去最大の死者数84人を記録。今回の事故はそれを上回るものと見られている

2018年6月26日
2010年4月30日時点の輸入関税収入6.1兆ルピア、2018年4月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,514万人。累計は1億3,526万人で対前年同期比12.96%増。スマトラ島の4月は61.9万人、累計239万人で対前年同期比7.6%増

18年6月27日の全国首長選挙一斉投票日を狙ってテロを計画していたJADメンバーひとりを警察が射殺。JAD創設者アマン・アブドゥラッマンの死刑判決に抗議してJADの蠢動が活発化する懸念

マグラン県ガルゴレッノ村の伝統医(ドゥクン)67歳が25年間に渡って不法堕胎医療を行っていたことが発覚。この伝統医は赤ちゃんマッサージで地元に名が知られており、毎日マッサージ患者が絶えなかった。堕胎は数カ月の胎児から出産間近のものまで扱い、ビニール袋に入れて裏庭に埋めていた

2018年6月27日
2018年4月の全国海運旅客数は170万人で累計653万人、対前年同期比33.5%増。主要港での累計数最高はマカッサルの7.1万人、二位はスラバヤの5.3万人

ルバラン帰省で仮使用がなされた全国自動車専用道4区間が公式開通準備に入る。タンジュンモラワ~パルバラカン10.7km、レンバン~パスルアン6.6km、東ブルブス~プマラン37km、ソロ~スラゲン35kmがそれ

イスラム系ネットショッピングサイトのひとつは、ラマダン期間中の深夜(サウル時間帯)の利用が顕著に増加し、7割が21~35歳の年齢ブラケットで占められたと報告

2018年6月28日
ルピアレートの軟化はまだ収まらない。レートが下がるにつれて、対外債務はどんどんと膨れ上がり、5,029兆ルピアに達した。輸出代金の流入では追い付かない状態

国鉄が長距離エコノミー列車の料金をゾーン制に変更。2018年7月1日から従来の単一料金は廃止され、近距離は廉く、遠距離は高くなる

西ジャカルタ市プドンケランカプッに住む少年12人が剣や鉈などの刃物を持って集まっていたため、警察が逮捕。かれらは他のグループにタウランを仕掛ける計画だった。中に石油入り石油缶を持っている者もいた

2018年6月29日
中小零細事業からの納税促進のため、2013年に売上の1%が事業所得税率と定められていたが、2018年政令第23号で税率が0.5%に引き下げられた。納税の習慣付けが重視された模様

18年ルバランと帰省期間中の帰省先地方都市におけるネット通信需要は激増し、タシッマラヤでは平常期の7割増しになった。アクセス傾向はオンラインビデオやナビゲーションが上位を占め、ソーシャルメディアはそれらより低調

18年ルバランと帰省期間中の帰省先地方都市におけるネット通信需要は激増し、タシッマラヤでは平常期の7割増しになった。アクセス傾向はオンラインビデオやナビゲーションが上位を占め、ソーシャルメディアはそれらより低調

2018年7月2日
法人個人の中小零細事業者数は全国に6千万いるとされているが、2017年納税者総数は150万。税率を1%から0.5%に下げたことで、「下げたんだから納税せよ」のセリフが使えるようになった

フィリピン空軍がディルガンタラインドネシア社製航空機NC212iを2機購入。この機種は更にベトナムから3機、タイとセネガルから各2機受注している

タンジュンプリオッに体長3mのワニが出現し、別の日にグロゴル川にも1m超のワニが三匹出現。いずれもまだ捕まえられていない。養殖場から逃げたワニはいないそうで、飼い主が放した可能性が高い。あるいは本性を現す男たちが増えたのか?

2018年7月3
プルタマックスガソリン(RON92)が18年7月1日から値上がり。ジャワ・バリではリッター6百ルピア上がって9,500/l。全国で一番高いリアウ州はリッター9,900。プルタライトは全国据え置き

18年7月1日に閉幕したジャカルタフェアー2018は40日の開催期間中の売上が7.3兆ルピアに達し、史上最高記録を更新。17年の売上高は6.6兆ルピア

18年6月28日14時ごろ、ジャカルタ外環状自動車道KM34の歩道橋に鉱業用掘削機械を積んだ大型トレーラーが引っ掛かり、歩道橋が4メートルに渡って崩壊して通行中の他車に被害。歩道橋には高さ4.2mの制限が表示されているが、全高5mのトレーラーはゲートから容易に進入している

2018年7月4日
2018年Q1のGNP島別構成は、ジャワ58.7%、スマトラ21.5%、カリマンタン8.2%、スラウェシ6.0%、バリ・ヌサトゥンガラ3.0%、マルク・パプア2.5%

バリ島アグン火山が7月2日に6回噴火し、溶岩流が2キロに渡って山を下る。現在の指定危険区域は火口から4キロ。噴煙は2千m上空に達し、火山灰は火口の西から南西にかけて7キロを超えて降る

精神分裂症患者(俗称キチガイ)は恥や安全への配慮で家の中に閉じ込められているケースが多い。中には鎖でつながれている者も。2017年保健省調査で全国に6万人いる家庭内幽閉者の解放キャンペーンを保健省が強める意向

2018年7月5日
2018年東カリマンタン州バリッパパン市長規則第8号が月間432万枚を消費する市内モダンマーケットへのプラ袋全面禁止を定め、同年7月3日から施行された。それで軽減されるのは29~43トンで、同市最終投機場に集まるゴミの7.5~10%と見積もられている

バリ島アグン山の火山活動活発化のため、山腹居住者2,731人がカランガスムとギアニャルに避難。火口溶岩ドームには2千8百万立米の溶岩が溜まっている模様

18年6月27日23時半ごろタングラン~ムラッ自動車道KM49の歩道橋から投石して5台の車両に被害が出た事件の犯人18歳と16歳合計5人をセラン警察が逮捕。動機はイセン

2018年7月6日
2018年5月末の外貨準備高は1,229億米ドル。証券市場からの外資流出とルピア軟化の激化で、前月末の1,249億から更に低下。6月末の中銀ルピアレートは前月末から3.4%ダウン

ソーシャルメディアを使ったジハード過激思想宣伝に対抗するため、同じようにソーシャルメディアを使って正しいイスラム教義の説法を行うよう政府はウラマ層に呼びかけ

オンラインオジェッに乗っていた37歳の女性がひったくりの被害者となり、携帯電話を奪われまいとして座席から転落し、死亡。場所はアッマッドヤニ通りのチュンパカプティ地区

2018年7月9日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年6月のインフレ率は0.59%。当年累計1.90%、YOYは3.12%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは運輸・通信・金融サービス、食材

2010年の爆弾テロで逮捕され、5年の服役を終えて3年前に出所していた50歳の男がパスルアンの自宅で作った低性能爆弾が幼児のいたずらで暴発し、男は残る三発を爆発させて逃亡しようとしたが、住民と警察に捕まる。警察はテロリストの新たな動きが起こっている、と推測

ランプン州が2018年8月24~26日、第28回フェスティバルクラカタウを開催予定。その前景気に、アナクラカタウが6月25日に噴煙を1キロ上空まで噴き上げたばかり

2018年7月10日
2018年5月の輸出総額は161.2億ドル。当年累計749.3億ドルで対前年同期比9.7%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

2017年末外貨準備高1,302億米ドルが半期の間に1,036億米ドルまで減少。政府は輸入削減輸出増進の対処方に注力し始めた。特に、輸入制限と国産化の諸方針が打ち出される見込み

不動産セクターの2018年5月不良債権率は2.79%で、2016年8月の3.22%から低下しているものの、建設業界の不良債権率は4.97%から6.43%へと膨張している

2018年7月11日
2018年5月の輸入総額は176.4億ドル。当年累計777.7億ドルは対前年同期比24.8%増。内訳は原材料補助材が579.6億ドル、消費物資71.7億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順に中国、日本、タイ、シンガポール、米国

バリ島アグン山は頻繁に噴煙を噴き上げており、山腹居住民は4千4百人が避難したものの、観光客のエクソダスはほとんど見られず、ホテル業界は7~8割の客室稼働率が維持されていて、星級ホテルの中には9割台のところもある由

2018年リー・ クアンユー世界都市賞のスペシャルメンションとしてスラバヤがハンブルグ・カザン・東京と共に選ばれた。シンガポール人材国家開発大臣はスラバヤの都市建設を学んで吸収したいと談話

2018年7月12日
2018年5月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は120.1万人。当年累計616.6万人で対前年同期比は11.9%の増。空路入国者累計388.5万人、海路累計121.4万人、陸路累計106.8万人

モダンマーケット業界にプラスチックレジ袋使用を禁止した東カリマンタン州バリッパパン市の当該業界は一様に売上が激減。日々の売上が8%ダウンしている店もある。買物袋持参者は入るだけしか買わなくなり、袋持参を忘れた者は近隣の無料袋をくれる店に向かう

今年の中部ジャワ州ディエン高原は例年を凌ぐ寒さ。夜半から早朝にかけて低下する地表温度の最低は連日7℃~10℃を記録し、頻繁に霜を見る日々。霜のインドネシア語はembun es(氷露

2018年7月13日
2018年5月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの231.6万人、二位スカルノハッタ107.0万人、海路累計トップはバタムの69.3万人、二位タンジュンウバン16.2万人、陸路累計トップはジャヤプラ5.3万人、二位アタンブア2.6万人

パレンバン市のLRT(軽量軌道交通)料金について、6カ月間補助金付きでジャカバリン~アスラマハジ間20kmを5千ルピア、更に空港までは1万ルピアを中央政府が提案

ボゴール県チトゥルップに住む16歳の少女が地元遊び仲間の男子8人(14~20歳)に空き家に連れ込まれて輪姦され、極度の抑うつ症に陥って7日後に死亡。男が女を同類と見ていない社会

2018年7月16日
2018年5月国籍別入国者数累計トップはマレーシア106、次いで中国86、ティモールレステ71、シンガポール61、オーストラリア49、インド24、日本19.7、米国15、イギリス14.7、韓国14.4(数字は万人)

スンダ海峡の火山島アナクラカタウの火山活動が活発化。18年7月12日の噴煙と地震を伴う爆発は56回。その前は99回発生しているが、警戒ステータスはまだ第二級waspadaのまま。スンダ海峡渡海への影響はない

「歩行者のための歩道」意識の高まりで官民あげて歩道を塞ぐ者が目の仇にされ、トランスジャカルタバスレーンも警察が目の仇にするため、オンラインオジェッ運転者らが何十台もオートバイをバスレーンセパレータに接する車道上に駐車。「公とは支配権」意識を持つ民衆の姿か

2018年7月17日
全国34州における星級ホテルの2018年5月客室稼働率は全国平均で53.9%。州別トップからバリ67.8、ジャカルタ65.6、北スラウェシ65.2、最低は北マルク34.1、バンカブリトゥン35.5(数字は%)

コペラシ中小事業省2014年データでは全国のアクティブなコペラシ(協同組合)が212,570あったが、2018年データでは152,714で、大幅な減少。一方GDPシェアは16年の3.99%から17年は4.48%に上昇

ラマダン~ルバラン期の生活基幹物資値上がりはシーズンを越えた今、軒並み下がっているが、鶏卵価格はまったく下がらず、全国的に15~20%高いまま。農業省も確定原因がつかめていない

2018年7月18日
全国34州における星級ホテルの2018年5月宿泊客平均滞在日数は1.84日で、外国人2.60日、イ_ア人1.67日という内訳。最長は西スラウェシの3.97日で、外国人0.0日、イ_ア人3.97日。外国人の最大連泊はマルク5.24日、イ_ア人は西スラウェシ

スラバヤ11月10日工大が設計した電動オートバイGesit用のリチウムイオン電池をソロ3月11日大学が生産する。プルタミナがスポンサーになり、大学が設ける学習工場での生産予定は日産1千個。3kWhの能力で70キロ走行できる由

18年7月14日夕刻、ヨグヤカルタ州スレマン県でテロリストの逮捕に向かったデンスス88に発砲して抵抗したグループ4人のうち3人は射殺され、逃げたひとりは追跡中。テロリストが近隣の民家に飛び込んで住民を人質にしようとした一幕も

2018年7月19日
2018年5月航空機搭乗旅客数国際線は141.3万人、累計716.4万人で対前年同期比6.6%増。空港別累計トップはスカルノハッタの314.7万人、二位グラライ223.7万人

18年7月15日2時半ごろ、ふたりの男女がインドラマユ県警本部に押し入ろうとして拒まれ、逃げた。警備要員が発砲したとき鍋爆弾が転がり落ちたが爆発せず、ふたりは捕まった。そのふたりは26歳と27歳の夫婦とのこと

インドネシアの伝統メニューのひとつグドゥッ(gudeg)の缶詰がヨーロッパに輸出された。政府とLIPIは2004年からルンダンなど伝統料理の缶詰化を促進してきたが、その成果が出つつあるとして一層注力する意向

2018年7月20日
2018年5月航空機搭乗旅客数国内線は727.1万人、累計3,743万人で対前年同期比8.3%増。空港別累計トップはスカルノハッタ909.9万人、二位ジュアンダ321万人

18年7月17日から今年のメッカ巡礼が全国6つの空港で出発開始。サウジアラビア政府がインドネシア政府に与えた今年のクオータは22.1万人

各地の警察署長などに任じられている国家警察中級幹部4人が、種々の不始末で左遷された。本庁に無断で中国の地方警察と合作を行った者、総選挙警戒資金をつまみ食いした者、自分の店で窃盗者に暴力を振るった者、部下の婦警と不倫した者

2018年7月23日
2018年5月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,488万人。累計は1億7,014万人で対前年同期比11.3%増。スマトラ島の5月は60.5万人、累計299万人で対前年同期比6.6%増

18年5月スラバヤ爆弾テロ事件以来、全国の州警察は30~100人の反テロタスクフォースを編成して関係者洗い出しを進め、既に180人を逮捕し、20人を射殺。7月15日のインドラマユ県警襲撃未遂犯はJADの下部組織ジュマアアンサルッキラファのメンバーとのこと

18年7月2日から開始された都内での拡大交通制限(奇数偶数制限)はこれまで社会告知期間のため取締りは何も行われていなかった。そろそろ違反車両を制限道路から排除する動きを開始すると首都警察が表明。発表されて即従った正直者にはやるせないインドネシア文化

2018年7月24日
2018年5月の全国海運旅客数は174万人で累計827万人、対前年同期比33.2%増。主要港での累計数最高はマカッサルの9.4万人、二位はスラバヤの6.6万人

過去11年間にインチキあるいは不正な投資勧誘で国民が蒙った損失額は105.7兆ルピアと金融サービスオーソリティが見積もり。相変わらず口コミを簡単に信じる国民に、法的資格を確認した上で金を委託せよと警告

ジャゴラウィ自動車道がスカブミへ延長され、またボゴール~スカブミ間鉄路が複線化される。更にスカブミ県チクンバル(Cikembar)に空港が設けられる予定。この先1~2年でスカブミは首都圏につながる

2018年7月25日
預貯金保証機関が18年7月18日から9月17日までの保証対象金利率を引き上げ。一般銀行ルピア建て6.25%、外貨建て1.5%、国民貸付銀行ルピア建て8.75%

中小零細事業向け貸付高比率を最低20%にするよう指導されている銀行界も、銀行によっては高いハードル。しかし18年5月末の中銀報告では、全体で20.7%に達している由。中銀からの拍車が激しさを増すか

東部インドネシア地方は激しい干ばつ。18年7月10日時点の無降水連続日数はビマ県サペの112日を筆頭に、東ロンボッ県ジュロワル107、フローレス島レンバタ県103、バリ島ブレレン県テジャクラ102など厳しい状況

2018年7月26日
中央統計庁発表18年3月の地域別貧困者人口比率は、最低がカリマンタン島の6.1%、ジャワ島は第二位の8.9%、次いでスマトラ島10.4%、スラウェシ島10.6%、バリ・ヌサトゥンガラ14.0%、マルク・パプア21.2%、全国合算は9.8%

中小零細事業納税高は2013年に4千3百億ルピアしかなかったが、その後は年々2.2⇒3.5⇒4.3⇒5.8(兆)と増加。対売上高課税率1%が半減された今、政府の次の手はゴジェッやトコペディアなどオンラインパイオニア事業に照準

首都の洪水対策活動は従来通り進められているものの、前都知事が腐心した住民の活動参加による水域へのゴミ捨て不可意識向上は置き去り。政争が文化の改革を生むことなど期待できるはずもない

2018年7月27日
インドネシア銀行はルピアレート安定化を目指して、2017年8月に廃止された中銀債の発行を再開する意向。外資の呼び込みと国内流動資金吸い上げのツールを増やすのが狙い

18年7月28日の皆既月食は、インドネシア西部時間午前2時半から始まって午前4時13分に終わる。21世紀最長の103分間は、インドネシア東部時間帯地域では月没に阻まれて途切れ、中部時間帯地域は日の出との競り合い

ガルーダ航空がスカイトラックスの世界ベストキャビンスタッフ賞を2018年も授賞。5年連続で同賞を受賞した航空会社は世界はじめて

2018年7月30日
2006年に0.50mWhだった国民一人当たりの電力消費量は、2011年に0.74mWhとなり、2016年はやっと0.95mWh。少量生産のためなるべく国民に使わせないという思想は電力界から去ったようだが、水道はまだまだ

中央統計庁ジャカルタ支部の貧困者調査で、18年3月の都民貧困者数は37.3万人(人口比3.57%)と報告。次回9月の調査は17年の3.78%を下回るかどうか

19歳女性に振られた37歳男性が西ジャカルタ市カプッの借室で殺虫剤250ccを飲んで自殺を決行。様子がおかしいとの女性からの通報で警官が借室を押し破り、病院に運んで生命はとりとめた。ふたりのよりは戻るだろうか?

2018年7月31日
玩具は優良輸出品のひとつとされているものの、国内市場は65%が輸入品で占められ、その大半は中国製。中国製品の多くは非開港にひっそりと、しかし大量に密輸入される。商品は隣国倉庫に集められ、詰め合せられて漁船に積まれ、インドネシアの陸地に上がる

全国に拡大中の自動車専用道路網が地元の経済発展に貢献することを図って、全レストエリアでの販売品は食べ物を含めて地元産品に限定し、外国ブランドの食品等は販売させないようにせよとジョコウィ大統領が指示

南スマトラ州から中部ジャワ州に送られようとしていたイノシシ肉4.6トンがバンテン州チレゴン農業検疫館で摘発されて没収の上焼却処分。検疫証明のないイノシシ肉は牛肉などの違法マゼモノ用で、ムスリム国民から憎悪の的

2018年8月1日
世銀が隔年で報告しているロジスティクス業績レポート2018年版でインドネシアは前回の63位から46位にアップした。しかし業界者は効率向上がコスト削減と連動していないことを指摘

2019年国政総選挙に各政党から出馬する地方代表議会議員の中にコルプシ実刑前科を持つ者が199人いることを総選挙監督庁が公表。各選挙区を監督する地元総選挙監視コミッションが通した前科者を資格条件不備で閉め出すようコミッション中央本部が通達

電子式交通違反切符の方式をスラバヤ市交通局・市警・市検察庁が合議の上で変更。違反者に通知を郵送して罰金を納付させるのは実効性に欠けるとして、画面に映った違反車両を路上で捕らえて罰金納付させるようになった

2018年8月2日
インドネシアの5大トップ産業は繊維・自動車・家電・バイオケミカル・飲食品。中でも18年上半期に8%成長を示した飲料と2.5%成長の食品製造産業に政府の期待が集まる

ハラル証明書は各国が二国間協定に基づいて輸入品のハラル認定を行っている。協定のない国に輸出しても、その国で認定された認定機関による証明書が更に必要になり、飲食品化粧品医薬品は輸出先によって障害を受けている。インドネシア国内のハラル法施行と輸出振興のすれ違い

18年6月8日に6千ポイント台から滑り落ちたIHSG(インドネシア証取総合株価指数)は7月30日にやっと6千ポイント台に復帰して6027ポイント。ところが31日の利食い売りでまた5936ポイントに沈没

2018年8月3日
2017年のeコマースは顕著な進展。利用者数は2,807万人で前年から13%増え、取引金額は70.6億米ドルで対前年比22%アップ

ジュマアアンサルッダウラが18年7月31日の南ジャカルタ地裁での公判で、新反テロ法に基づき非合法組織の判決を受けた。10年前にジュマアイスラミヤが非合法化されており、テロ組織の非合法化はこれで二件目。検察は更にジュマアアンサルッカリファや東インドネシアムジャヒディンも非合法化する方針

拡大交通規制に関する都知事規則2018年第77号が出され、この政策は18年9月2日までであることが正式に謳われた。8月一杯は我慢せよということのよう

2018年8月6日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年7月のインフレ率は0.28%。当年累計2.18%、YOYは3.18%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは食材、教育・レク・スポーツ。運輸・通信・金融サービスにデフレ

ジャカルタ証取総合株価指数は6千ポイント台に乗っており、外資流入が再開されているものの、ルピアレートはまだ好転しない。企業のドル買いが足を引っ張っている

1942~45年の日本軍政期の諸資料を展示する「銃と桜の間にトウモロコシの花開く」と題した展示会が、南ムルデカ通りの国立図書館4階で18年8月10日まで開催中

2018年8月7日
2018年6月の輸出総額は129.99億ドル。当年累計880.2億ドルで対前年同期比10.0%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

アジア大会での爆弾テロの懸念を払拭するべく、国家警察デンスス88は過去の爆弾テロに関わった人間の総ざらえにフル回転。先週後半の3日間に西ジャワ州で14人を逮捕。18年5月以来256人が逮捕もしくは射殺されている

バリ州警察が島内全域で路上犯罪撲滅作戦実施中。もちろん観光センターのバリ島南部地域が焦点。18年5月以来8月初までに93件の事件で93人が逮捕されている

2018年8月8日
2018年6月の輸入総額は112.6億ドル。当年累計890.4億ドルは対前年同期比23.1%増。内訳は原材料補助材が664.9億ドル、消費物資81.8億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順で中国、日本、タイ、シンガポール、米国

輸出売上で国内に入った外貨は、たった15%しか外為市場でルピアに転換されていない。18年4月の中銀データでは、輸出総額118.2億米ドルに対して国内に入ったのは109.5億で、その92.7%は外貨のまま輸出者が保持している

61歳のトルコ人男性が18年5月31日にスカルノハッタ空港でビザフリー入国し、そのまま南カリマンタン州タバロン県に移って、6月に子持ち未亡人とシリ婚し、オーバーステイのまま住み着いていた。見つかって抑留所に入れられ、8月初に強制送還

2018年8月9日
2018年6月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は131.8万人。当年累計752.6万人で対前年同期比は13.1%の増。空路入国者累計469.99万人、海路累計154.2万人、陸路累計128.4万人

プリペイド携帯電話番号再登録実施後、イニシャルカードを使い捨てる傾向は影を潜め、プルサ買い足しが普通になって来た、と業界者が発言。レフィルの売上は昔より15%増えており、一回の平均購入額は2万5千ルピア超である由

ジャカルタのLRT(軽量軌道交通)は18年8月15日から試運転が開始されひと月間継続される。期間を過ぎるとインフラ工事を完了させるために再び完全閉鎖される。正式開始は2019年になるとのこと

2018年8月10日
2018年6月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの285.7万人、二位スカルノハッタ125.4万人、海路累計トップはバタムの90.0万人、二位タンジュンウバン20.2万人、陸路累計トップはジャヤプラ5.9万人、二位アタンブア3.3万人

18年Q2の地域別GDPシェアはジャワ島58.6%、スマトラ島21.5%、カリマンタン島8.1%、スラウェシ島6.2%、バリ・ヌサトゥンガラ3.1%、マルク・パプア2.5%

デポッ市の住宅地区を二人組の泥棒が荒らしまわっている。夜中2~3時ごろ川伝いに住宅地区に侵入し、隣接する数軒に窓をこじ開けて入り、金目のものを盗む手口。入れなかった家は外に置いてある品物を盗まれている

2018年8月13日
2018年6月国籍別入国者数累計トップはマレーシア128、次いで中国105、ティモールレステ84、シンガポール79、オーストラリア61、インド29.9、日本26、米国19、イギリス18、韓国17(数字は万人)

貧困国民2,595万人のうち1,581万人が村落部に居住。食糧生産セクターである村落部の18年6月インフレ率は全国平均値を上回り、その最大貢献カテゴリーが食材で、全国平均0.86%に対して村落部は1.40%という皮肉

政府は18年9月からパレスチナからのオリーブオイルと干しナツメの輸入関税を免税にする予定。この措置でパレスチナのそれら産品の国内消費は30%増加するものと推測されている

2018年8月14日
全国34州における星級ホテルの2018年6月客室稼働率は全国平均で52.0%。州別トップからバリ70.3、北スラウェシ68.8、南スマトラ55.7、最低は北マルク24.5、中部スラウェシ30.1(数字は%)

ワヒッ財団が公表した2017年の信教の自由に対する侵害行為に関する報告で、非国家機構が行った侵害内容はトップがヘイトスピーチ、次いで逸脱活動、威嚇脅迫、宗教差別、宗教迫害行為、宗教の犯罪化、宗教活動妨害、礼拝場所の閉鎖や封鎖

デポッ市クラパドゥアの国家警察機動旅団司令本部がテロリストの襲撃を受けた対策として、国家警察はテロリスト専用留置場をボゴール県チケアスに設ける計画。防御態勢は格段に向上する見込み

2018年8月20日
全国34州における星級ホテルの2018年6月宿泊客平均滞在日数は1.85日で、外国人2.75日、イ_ア人1.66日という内訳。最長はバリの2.87日で、外国人3.05日、イ_ア人2.50日。外国人の最大連泊は東南スラウェシ5.39日、イ_ア人は西スラウェシ2.80日

イスバッ会議で今年のズルヒジャ月1日は18年8月13日と決定したため、イドゥルアドハ(犠牲祭)は8月22日に確定。イランから日本、オーストラリア一帯は同じ日になるが、サウジやアラビア半島一帯は8月21日

最終的にアジア大会の選手村と競技会場を結ぶルートにある幼小中高学校70校が18年8月18日から31日まで休校と決定された。都庁は各競技会場での応援の賑わいを高めるために、中高生をのべ2万5千3百人動員する計画で、無料入場券が用意されている

2018年8月21日
2018年6月航空機搭乗旅客数国際線は152.2万人、累計868.6万人で対前年同期比7.8%増。空港別累計トップはスカルノハッタの379.1万人、二位グラライ299.9万人

政府は輸入抑制政策として輸入時前納所得税PPh22をこれまでの2.5%から7.5%に引き上げた。理論的に、これは年次納税申告時に相殺できるため、実質コストに影響しないとされている

2018年も8月12日から9月4日までジャカルタグレートセールフェスティバル開催。都内82モールと8ホテルが割引販売を実施。アジア大会見物客への福音となるか

2018年8月23日
2018年6月航空機搭乗旅客数国内線は845.3万人、累計4,588万人で対前年同期比10.5%増。空港別累計トップはスカルノハッタ1,109.7万人、二位ジュアンダ392万人

コペラシ中小事業省2017年データでは、インドネシアの大企業1千社・中企業6万社・小企業7.6万社、零細事業6千2百万社。2013年中小零細企業の貢献度は対GDP60.3%、対雇用シェア97%、非石油ガス産品輸出シェア15.7%

アンタム社が生産販売する黄金インゴットにミレニアル世代が投資意欲。18年8月10日の価格は1gr/64.5、5gr/305.2、10gr/603.8、25gr/1,498.8、50gr/2,990.1、100gr/5,973.2、250gr/14,907.9 (grはグラム/万ルピア)

2018年8月24日
2018年6月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,227万人。累計は2億241万人で対前年同期比10.6%増。スマトラ島の6月は76.0万人、累計375万人で対前年同期比12.0%増

2018年7月末日までの国税総局税収総額は687.2兆ルピアで、対前年同期比14.4%の上昇。他には関税チュカイ92.9兆ルピア、税外国庫収入211.0兆ルピア

トランスジャワ自動車道は18年末に西端ムラッ(Merak)から東岸プロボリンゴ(Probolinggo)まで965キロがつながり、東端バニュワギ(Banyuwangi)までの1,150キロにあと一歩。単一会社による運営が計画されている

2018年8月27日
2018年6月の全国海運旅客数は207万人で累計1,034万人、対前年同期比33.7%増。主要港での累計数最高はマカッサルの1,14.4万人、二位はスラバヤの13.3万人

中部ジャワとヨグヤカルタの州境をなしているムラピ山で、火口の溶岩ドームの成育が急速化している。8月21日に1.4万立米だった溶岩ドームは1日で1.8万立米に肥大化。火山警戒ステータスは第2級Waspadaで、火口から3キロ以内は進入禁止

国営旅客海運公社ペルニが中部ジャワ州ジュパラ県の海洋観光地カリムンジャワとスマラン港を結んで定期航路を開設している。乗客1千人収容のクリムトゥ号が二週間ごとに金曜の夜~日曜の往復航海。また、各地からスマランへの航空券や鉄道乗車券も一緒に購入できる由

2018年8月28日
2018年上半期の直接投資高は361.6兆ルピアで、対前年同期比7.4%のアップ。外国投資は56.6%のシェアで、内国投資は43.4%。セクター別はトップが鉱業、次いで運輸通信、電気ガス水道、飲食品製造

麻疹風疹罹患でインドネシアは世界トップ10のひとつ。保健省データでは2014年以来の累積罹患者数が5万7千人と報告されている

都内内環状自動車道チャワンインターチェンジ近くで、24歳の青年が運転する乗用車が急ブレーキを踏んだ。後続車が怒ってクラクションを鳴らし、青年の車の前に回って進行を塞ぐと、運転者が降りてきて青年の首を絞めた。助手席の14歳の弟が降りて兄の首を絞めている運転者の手を放そうとしたところ、顔面パンチ。路上はファイターたちの舞台か・・・

2018年8月29日
18年8月20日時点の国税総局税収総額は760.6兆ルピアで、年度税収予算の53.4%に達した。今年の予算達成は高確率と国税総局長。一方税関総局は7月末までで92.9兆あり、年度予算の47.9%。内訳は輸入関税21.4兆、輸出関税3.9兆、チュカイ67.6兆

中銀のルピア金利率指標である銀行間7日リバースレポレートが8月15日に0.25%引き上げられて5.50%となった。中銀ルピア交換レートは18年Q2のものとして当年7.04%軟化という公表だけで、平均レートは秘匿

東ジャワ州天然資源保存総館は18年9月一杯イジェン火口登山を閉鎖する予定。山火事防止と10月のIMF世銀年次国際会議参加者の来訪に備えて施設の準備を行うため

2018年8月30日
18年7月末外貨準備高は前月から15億ダウンして1,183億米ドルとなる。外貨借入返済と外為市場でのルピア買い支えが主因とのこと

通信情報省が16年5月に打ち上げた.idドメイン100万サイトプロジェクトは、現在やっと5万サイト。期待されていた5千9百万中小零細事業者のホームページ作りは、ソスメドやネットショッピングサイト利用の簡便性の前に歯が立たず

アジア大会を記念して各銀行が出したキャッシュカードが大人気で、右から左へと消えていく。2017年末のキャッシュカード流通枚数は9千万枚であり、この年末にはどれだけ伸びているだろうか

2018年8月31日
中銀データによれば、住宅購入国民の75.2%が政府の提供する住宅取得ローンを使っている。中銀が市場金利率指標を引き上げたため、銀行界は住宅取得ローンを引き上げる態勢に入っている

アジア大会期間中のジャカルタ都内ホテル客室稼働は、会場から2キロ以内のホテルが平常の60%台から80%にアップしているが、他は平常通りだとホテルレストラン会首都支部長が表明。該当するホテルはおよそ20軒

2018年アジア大会のアイコン、ビンビン、アトゥン、カカのぬいぐるみが品切れ。一年前から発売されたのに前景気は見映えせず、そんな調子かと思いきや、大会が始まるとあっという間に売り切れ。増産して配達するから注文してください、と大会委員会

2018年9月3日
ジャカルタ銀行間為替レートJISDORは18年8月31日に14,711ルピア/USDまで軟化。2015年9月29日の14,728以来の最安値

フローレス島は狂犬病のメッカのひとつ。シッカ県で18年8月に64匹の犬を検査したところ狂犬病陽性のものが29匹発見された。県下の犬は5万4千匹いて、3万3千匹に予防接種を施したが、未実施のものがまだ2万匹以上いる

走行中のトラックの荷台に飛び乗って貨物を盗む「跳ねリスbajing loncat」の犯行現場を移したビデオがソスメドにアップされたのを、警察が自主的に捜査して一味4人を逮捕。被害届が来るまで動かなかった昔が嘘のよう

2018年9月4日
ITベースキャッシュローンの庶民化が進展。業界の興隆が始まった2015年初の一人当たり貸付金額は平均4億ルピアだったが、今や借入者数は4倍増して一人当たりの平均は8千万ルピアに低下

首狩りの風習を持っていたパプア州アスマッ(Asmat)種族が持っていた人間の頭蓋骨がオーストラリアで膨大な金額でネット販売されていたのを、オーストラリア政府が没収してインドネシア政府に返却

植民地時代にスマラン市中心部をなしていた旧市街(Kota Lama)をフィーチャーするフェスティバルコタラマが18年9月21~23日にスマラン市で開催される。往年の雰囲気に浸るチャンス

2018年9月5日
外貨獲得チャンピオンは依然としてパーム原油だが、二位石炭に次いで観光セクターが三位の座を確保。かつて優等生だった繊維セクターは観光セクターに追い越されてしまった

女性活性化児童保護・教育文化・通信情報・宗教の4大臣が学校内での生徒のガジェット使用の制限に合意。ポルノ・過激思想・暴力・ホウクス・SARA差別などの有害なものを生徒から遠ざけるのが目的。教育現場では、持参禁止あるいは学習のためのダウンロードのみといった制限措置が執られる見込み

DamriバスとTravel小型乗合だけだったスカルノハッタ空港~スルポン間往復ルートに18年9月3日からPPDバスが新規参入。PPDはスルポンのIntermarkをターミナルにする

2018年9月6日
立法府と呼ばれる国会の法律作成実績は眼を覆うありさま。15年立法計画は50法案で実現は3、16年は51に対して10、17年53に対して5、18年は50に対してやっと4。法律の多すぎる国だからこそ、みんな困らないのだろうか

アジア競技大会に協賛して18年8月12日から9月4日まで開催されたフェスティバルジャカルタグレートセールは、競技会場に近い購買中心で外国人の客足が増加。目標利益高3.5兆ルピアも達成されたことから、実行委員会は成功と評価

18年9月3日は婦人警官制度発足70周年記念日。全国の婦警人口は24,029人で全警察員の5.7%。記念式典はモナスで行われ、儀典インスペクターを務めたのは西カリマンタン州警察の女性副長官で位階は軍隊の准将に相当する人物

2018年9月7日
インドネシア株式市場での上場意欲が企業界に拡大。既に52社が年内の株式公開のために動き出している由。一族で株を持ち合うファミリー形態が普通だったオーナーたちに世代交代の波か?

18年8月10日以来、25ネットプロバイダーに対し、グーグルセーフサーチに引っかかるサイトへのアクセスブロックを通信情報省が厳命。普通モードで検索されるページでも、インドネシアからのアクセスはできないものが出ることになる

地盤沈降による海水侵入で湿地化していたスマラン市トゥルボヨ(Terboyo)バスターミナルが18年9月1日に公式閉鎖。長距離と市内バスはマンカン(Mangkang)とプンガロン(Penggaron)の両ターミナルに集中

2018年9月10日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年8月のインフレ率は(-)0.05%。当年累計2.13%、YOYは3.20%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは教育・レク・スポーツ、飲食品タバコ。食材、運輸・通信・金融サービス、衣料にデフレ

自治体分離編成要請が254件も内務省に届いている。州レベルが33、県レベル193、市レベル28で、それが簡単に通れば州の数は倍増する。新たに作られた州県市の高官に就いて栄華を極めたい人間が多いのだろうか?

18年7月バリ島入国観光客数は624,366で6月の544,550から15%増加。アグン山噴火による観光産業衰退はすっかり通り越したようだ、と観光行政関係者たちは安堵

2018年9月12日
2018年7月の輸出総額は162.4億ドル。当年累計1,042.4億ドルで対前年同期比11.4%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

6百語から成る文章を読んで理解し、中に盛り込まれた情報を取得する能力を持つインドネシア人は18%しかいないことが、18年6~7月に全国34州の各10高校を対象に行われた調査で判明。国民のリテラシー向上が急務

スラバヤ市が売春地区ドリーを閉鎖したため、かつて繁栄していた売春ビジネス事業主たちは経済的窮乏の中に投げ込まれた。市は2千7百億ルピアをもってわれわれに賠償せよ、とのクラスアクションに対し、スラバヤ地裁はクラスアクションの条件を満たしていないとして告訴を却下

2018年9月13日
2018年7月の輸入総額は182.7億ドル。当年累計1,073.2億ドルは対前年同期比24.5%増。内訳は原材料補助材が805.2億ドル、消費物資99.0億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順で中国、日本、タイ、シンガポール、米国

7月以来の無降雨地区が拡大しており、スマトラ島南部からジャワ島ヌサトゥンガラに至る11州111県市4,053村が既に干ばつの被害を蒙っている

ガルーダ航空がJALとの共同運航でアメリカ航路に参入する。ジャカルタ~成田、成田~ロサンジェルス、成田~ニューヨークのほかに、双方の国内航路の提携も行う。インドネシア側はジャカルタ~ジョグジャとジャカルタ~スラバヤが対象にあがっている

2018年9月14日
2018年7月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は153.6万人。当年累計906.2万人で対前年同期比は12.9%の増。空路入国者累計576.2万人、海路累計179.5万人、陸路累計150.5万人

ロンボッ島を襲った連続地震のあと、北岸地域では土地が15~40cm上昇した結果、陸地がおよそ4百Ha増加した。ただし沈降した場所もあり、綿密な調査が行われる予定

シティリンクが18年10月からジャカルタと昆明・厦門・南陽を結ぶ定期航路運航を開始する。更に時期を見てデンパサル・マナド・タンジュンピナンとの航路も広げて行く計画

2018年9月17日
2018年7月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの348.1万人、二位スカルノハッタ157.6万人、海路累計トップはバタムの104.4万人、二位タンジュンウバン25.5万人、陸路累計トップはジャヤプラ6.5万人、二位アタンブア3.9万人

18年10月12~14日に予定されているIMF世銀年次会議の保安のため、2万2千人から成る合同特殊治安部隊が編成されてバリ島南部は厳戒態勢下に置かれる。テロ・噴火・地震等への対応シナリオが作られつつある

バティック航空が18年9月7日からスラバヤ~ラブアンバジョ航路の運航を開始。月水木金土の週5便でスラバヤ発11.10、ラブアンバジョ発14.25。飛行時間30分

2018年9月18日
2018年7月国籍別入国者数累計トップはマレーシア149、次いで中国127、ティモールレステ101、シンガポール93、オーストラリア73、インド35、日本28、米国23、イギリス22、韓国21(数字は万人)

乗組員4人のマレーシア船籍インドネシア漁船が18年9月11日未明、サバ州ガヤ島海域で操業中に武装者二名に襲われ、隠れた乗組員2人を残して四人が姿を消した。営利誘拐事件の再発と見たインドネシア政府は国民にサバ~フィリピン海域を避けるよう警告

北スラウェシ州ブナケンの海がゴミで汚染され、人気が落ちていたのを、州知事がマナド市に対策を命じて清掃が活発化。18年9月7日には百人を超えるダイバーが海中でゴミ拾い。7月の催しではゴミ2.5トンが回収されたが、9月は1.5トンだった由

2018年9月19日
全国34州における星級ホテルの2018年7月客室稼働率は全国平均で59.3%。州別トップからジャカルタ78.8、バリ74.4、北スラウェシ67.4、ブンクル65.1、最低は西スラウェシ37.6、バンカブリトゥン38.3(数字は%)

ランプン州東海域に漁船相手の海賊が出没。海賊は魚を買うふりをしながら快速艇で漁船に近付き、銃や刃物で脅して魚やその他漁船にある金目の物を奪う。快速艇は仕事のたびに色を塗り替えている由

都が運営する図書館は南ジャカルタ市クニガン(Kuningan)と中央ジャカルタ市チキニにあり、蔵書はそれぞれ4万冊で点字書籍もある。年間訪問者はおよそ150万人。他に都が行っている移動図書館の利用者は年間39万人

2018年9月20日
全国34州における星級ホテルの2018年7月宿泊客平均滞在日数は1.73で、外国人2.56、イ_ア人1.61という内訳。最長はバリの3.00で、外国人3.07、イ_ア人2.82。外国人の最大連泊は南スマトラ6.75、イ_ア人はバリ(数字は日)

2017年サ-ビスセクターのサブ別就労者人口比率は、卸し小売自動車修理36.2%、建設12.3、教育9.3、宿泊飲食8.9、運輸倉庫通信8.7、公共管理治安6.5、住宅ビジネス管理3.3、金融保険2.9、保健社会活動2.5

トバ湖の表玄関として拡張されたシラギッ(Silangit)空港が18年10月28日にクアラルンプル国際空港とつながる予定で、空港名もシシガマガラジャ(Sisingamangaraja)12世空港と改名する計画

2018年9月21日
2018年7月航空機搭乗旅客数国際線は158.8万人、累計1,027万人で対前年同期比7.8%増。空港別累計トップはスカルノハッタの443.5万人、二位グラライ329.8万人

2018年7月の銀行界貸付金伸び率は11.3%で、LDRは93.5%に押し上げられた。ところが第三者資金は6.9%しか増えておらず、資金流動性がタイトになってきている

ジャワ島に居ながらにしてラフレシアを観察できる。ボゴール植物園コレクションのラフレシアパッマ(Rafflesia Patma)が9月19日に開花した。残念ながら王者ラフレシアアルノルディではないが、それでもボゴールへ

2018年9月24日
2018年7月航空機搭乗旅客数国内線は895.7万人、累計5,484万人で対前年同期比8.7%増。空港別累計トップはスカルノハッタ1,323万人、二位ジュアンダ477万人

デポッ市がマルゴンダ通りのバスターミナルをトランスジャカルタバスとアンコッ専用にして、市外を結ぶバスはボゴール街道沿いのジャティジャジャル(Jatijajar)ターミナルに18年末までに完全統合する計画

Go-Jekの食品配達事業データによれば、マルタバッ(martabak)は注文される食品の上位に常におり、2016年は3百万食が注文されたとのこと

2018年9月25日
2018年7月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,609万人。累計は2億3,849.5万人で対前年同期比10.0%増。スマトラ島の7月は71.1万人、累計447万人で対前年同期比11.9%増

バンテン州セラン県チカンデのモデルンチカンデ(ModernCikande)工業団地が全国初のハラル産業専門クラスターを開発。クラスター内ではハラル国際標準に則した生産管理が行われる

南ジャカルタ市ルバッブルスMRTデポで9月21日朝、3両目の車体にペンキで大きい落書きがなされているのが発見された。犯人は車庫の塀をよじ登って侵入したと見られており、警察が捜査を開始。冒険男児のいたずらも風前の灯

2018年9月26日
2018年7月の全国海運旅客数は180万人で累計1,214万人、対前年同期比27.2%増。主要港での累計数最高はスラバヤの21.3万人、二位はマカッサルの18.9万人

北ジャカルタ市警運転免許証手続場周辺のサービス業者が80万ルピアで二輪用SIMを請け負っている。セオリー試験だけ受けて実技はなし、試験の成績がどうあろうと、必ずSIMはその日もらえるとの弁。チャロは排斥されたが、同じことは継続中

北スマトラ地方バタッ(Batak)族の伝統民芸織物ウロス布(Kain Ulos)展示会がジャカルタ繊維博物館で開催中。60年前に作られた布もある。開催は18年10月7日まで

2018年9月27日
ルピアレートの好転が起こらない現在、外貨を売る国民運動が進行中。スラバヤの事業者協会連絡フォーラムが18年9月20日に会員企業がまとめた5千万米ドルを中銀に売り渡した。金利率が引き上げられるよりは、その方が良い

ヨグヤカルタ州クロンプロゴ新国際空港は19年4月稼働開始が予定されており、全国際線と国内線の一部がアディスチプト空港から移る予定。ただしターミナルビルは半完成状態でスタートする

スンバワ島サレ(Saleh)湾はジンベイザメが集まって来る場所で知られている。過去一年間にそこを訪れたジンベイザメは49匹が記録された。地元では、地元民ベースのジンベイザメ観察観光を組立て中。大資本は呼ばれていない

2018年9月28日
金融会社がグループ内別会社の債権リストを担保に14市中銀行から借入していたが、総額14兆ルピアが不良債権化した。警察の調べで債権リストは架空のものだったことが判明。金融会社経営陣は逮捕されて取調べ中

チリンチンからチュンカレンまでをつなぐジャカルタ第二外環状自動車道は既にチネレ~ジャゴラウィ間が完成して稼働している。他の区間も建設工事が進行中で、2019年に全線開通が予定されている

修復成ったオランダ時代のパサルイカンを都庁は観光スポットとして無料開放することを決めた。海洋博物館とシャバンダルにパサルイカンを加えた昔のバタヴィア港エリアがこれで活性化するか

2018年10月1日
18年9月26・27日の中銀総裁会議で市中金利指標が0.25%引き上げられ、5.75%になった。4月まで継続していた4.25%は5カ月間で1.5%アップ

ブロイラー鶏肉価格が大暴落。ルバラン期にキロ2.5万まで上がった価格が今は1.3万で生産者コストの1.8万に満たない。売るだけ損するソロの生産者は抗議表明に生鶏1千5百羽をジョンケ市場で無料配布

南タングラン市BSDシティのIndonesia Convention Exhibitionで、今年で三回目のインドネシアフェア(Pekan Raya Indonesia)が10月7日まで開催中。6百事業者、2千2百ブランドが出品している

2018年10月2日
インドネシア証取に上場を予定している企業数社が、2019年総選挙が終わってからそれを実行する意向を表明。それまでに資金難が起れば社債発行で対応し、無理に上場することはしない由

2017年の年間コミュータ電車利用者は3億2千万人で、2006年の1億5百万人から3倍増。一日当たり平均乗降者数最大駅はマンガライが11万人、ボゴールとタナアバンが10万人、コタ駅8万人、ブカシ駅4万人

マカッサルイミグレーションオフィスによれば、18年の9カ月間に州内にやってきた外国人は3千人あまりいて、そのうちの1.8千人は亡命や難民希望者とのこと。収入の難しさから犯罪も増加しており、州庁は外国人監視チームを編成して監視強化体制を構築

2018年10月3日
国会審議中の盗聴法案は捜査機関が高裁からの許可を得ることを義務付ける内容になっている。従来KPKはKPK法を根拠に盗聴活動を行って来たが、高裁からの許可義務に縛られると、情報が洩れてKPKの捜査対象が警戒するようになるため安易に採決するな、と世論

パプア人の主食だったサゴから米への食生活の移行の不自然さがもたらす無理が諸面で経済ロスを発生させており、それを元に戻そうと政府は躍起。潜在生産性は年産1,560万トンあり、全量輸入している小麦粉の一部に混ぜるだけでも巨額の外貨節約になる

2017年インドネシア国民平均余命は70.8年。一方、予想就学年数は12.9年で、高卒者の就学は1年に満たない。大卒者はまだまだ希少価値を持っている

2018年10月4日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年9月のインフレ率は(-)0.18%。当年累計1.94%、YOYは2.88%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは教育・レク・スポーツ、保健。食材、運輸・通信・金融サービスにデフレ

全国に職業高校はおよそ2千校あるが、A級評価を得ているのは196校しかない。技能を身に付けさせて職業生活に直結させようとする目論見は、産業界が求めるレベルになかなかフィットせず、ちくはぐの世相を生んでいる

2019年末までに全国の自動車専用道1,852kmを稼働させる計画は、18年末時点の途中経過見込みが470km。19年はスマトラ・スラウェシ・カリマンタンに工事の焦点が移りそう

2018年10月5日
2018年8月の輸出総額は158.2億ドル。当年累計1,201.0億ドルで対前年同期比10.4%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

8月9月と連続するデフレは政府の物価抑制政策の成功もさることながら、国民が経済の先行きに不安を抱き、支出を抑えて貯蓄に回している傾向の強まりも一因であり、経済成長の鈍化が懸念される、とガジャマダ大経済公共政策研究センター長が発言

中部スラウェシ州バル=ドンガラ震災に18カ国から援助の申し入れ。政府が必要としているものは現地への救援物資空輸、上水生産用濾過装置、殺菌薬剤噴霧など

2018年10月8日
2018年8月の輸入総額は168.4億ドル。当年累計1,241.9億ドルは対前年同期比24.5%増。内訳は原材料補助材が932.1億ドル、消費物資114.5億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順で中国、日本、タイ、シンガポール、米国

18年8月末外貨準備高は1,179億米ドルで、前月末から4億ドル減少。原因は外貨債務返済と外為市場でのルピアレート買い支えが主な要因

中央ジャカルタ市ワヒッハシム(KH Wahid Hasyim)通りはジャクサ(Jaksa)通り三叉路からアグッサリム(Agus Salim)交差点まで、歩道拡張のために18年10月8日から一方通行になる

2018年10月9日
2018年8月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は151.1万人。当年累計1,057.7万人で対前年同期比は12.3%の増。空路入国者累計677.2万人、海路累計207.6万人、陸路累計172.9万人

2004年に石油のネット輸入国に転落したインドネシアは、国内石油需要の半分しか国産石油で賄えない状態になっている。政府の2018年内石油市場価格据え置き政策は石油国際相場とルピアレートの逆風に耐えられるか?

IMF世銀年次国際会議に参加するためにバリ島を訪れた外国人は189カ国から3万4千人に上った。当初見込み2万人弱の倍近く、ヌサドゥアやクタの星級ホテル客室稼働率は8~9割に達している

2018年10月10日
2018年8月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの405.3万人、二位スカルノハッタ188.5万人、海路累計トップはバタムの120.4万人、二位タンジュンウバン31.3万人、陸路累計トップはジャヤプラ7.3万人、二位アタンブア4.7万人

2007年に標高305メートルだったアナクラカタウ山は、昨今の活発化した噴火で更に高さを増した。18年9月半ばの測定では338メートルになっている由

ライオンエアーが18年10月13日から毎週土曜日、クルタジャティ空港12時45分発マディナ21時10分着のウムロ直航フライトを飛ばす予定。途中インドで給油のために着陸するが、乗客の乗降はなし

2018年10月11日
2018年8月国籍別入国者数累計トップはマレーシア170、次いで中国149、ティモールレステ118、シンガポール108、オーストラリア85、インド40、日本35、イギリス26.4、米国25.9、韓国24(数字は万人

バリッパパン、バンジャルマシン、バンドンが購買中心やモダンマーケットの無料プラレジ袋を禁止した。ジャカルタはまだしない、と都庁生活環境局長が討論会で表明。生産者への打撃で失業が発生することへの配慮も必要との理由

2018年10月10~14日、手工芸品を集めたCrafina 2018がジャカルタコンベンションセンターで開催中。開場は毎日10時~22時

2018年10月12日
全国34州における星級ホテルの2018年8月客室稼働率は全国平均で60.0%。州別トップからジャカルタ74.1、バリ73.8、北スラウェシ70.9、ランプン65.2、最低は西ヌサトゥンガラ28.2、北スマトラ35.1(数字は%)

中央統計庁データによれば、2018年1~7月のインドネシアの南洋真珠輸出は数量3.6トンで対前年同期比227%増、金額1,933万米ドルで前年同期比166%増と好況

2013年基礎保健調査で国民視覚障害者は640万人、全盲は130万人。常にガジェットの放射光にさらされている若年層に障害発生が懸念され、7年後には障害者数が倍増する怖れがある、と全国眼科医師連盟会長が表明

2018年10月15日
全国34州における星級ホテルの2018年8月宿泊客平均滞在日数は1.94で、外国人2.69、イ_ア人1.75という内訳。最長はバリの2.75で、外国人2.84、イ_ア人2.48。外国人の最大連泊は南スマトラ5.42、イ_ア人は西ヌサトゥンガラ2.58(数字は日数)

インドネシアの女性四人のうち三人が2時間に一回セクハラを蒙っている。2017年の被害届は34万件あり、そのうち26%は公共スペースで行われたもの

2017年全国デモグラフィ保健サーベイで避妊具使用者は63.6%に上り、2012年の61.9%から増加。家族計画活動の指導の手が届いていない妊娠適齢期カップルがまだ1,320万組あり、活動の拡大が求められている

2018年10月16日
2018年8月航空機搭乗旅客数国際線は160.9万人、累計1,188万人で対前年同期比7.5%増。空港別累計トップはスカルノハッタの478.9万人、二位グラライ391.97万人

女性に対する公共スペースでのセクハラは乗合自動車内や歩道を通行中のものが多く、口笛を吹いたり失礼な言動を仕掛けてくるケースがマジョリティを占めている。保護者なしで女性が単身街中を行動するのはまだまだアブナイ社会

18年10月10日11時からプルタマックスガソリン消費者価格が値上がり。ジャワ・バリや一部外島などでリッター10,400ルピア、他は10,600ルピア

2018年10月17日
2018年8月航空機搭乗旅客数国内線は808.98万人、累計6,293万人で対前年同期比7.7%増。空港別累計トップはスカルノハッタ1,516万人、二位ジュアンダ550万人

18年10月12日から中部ジャワの海洋リゾート地カリムンジャワとスマラン空港を結ぶフライトが運航開始。Wings Airの70座席ATR機がスマラン11.20カリムンジャワ12.10発で往復。料金はひとり片道50万ルピア弱

アンチョルドリームパーク年間入場パスが平常価格ひとり一台100万ルピアを58.8万ルピアでプロモ販売中。プロモ期間は18年10月15日から31日まで

2018年10月18日
2018年8月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,456万人。累計は2億7,306万人で対前年同期比9.2%増。スマトラ島の8月は63.0万人、累計510万人で対前年同期比12.5%増

ジャカルタのアジア大会で実施された奇数偶数交通制限では、バスウエイ一日平均利用者数が実施前の55~60万人から67~72万人に増加し、成功との評価。しかし長期的には、19年から開始されるERPが最終解決策であって、奇数偶数は過渡的なものとの位置付けを政府が公表

インド洋に近いバンテン州南部~中部地区は、インド洋沈み込帯と陸地の活断層が生む大型地震の危険にさらされていて、年内に地震発生の可能性が高く、住民は警戒を強めるように、とタングラン地質観測所長が警告

2018年10月19日
2018年8月の全国海運旅客数は163万人で累計1,377万人、対前年同期比23.5%増。主要港での累計数最高はスラバヤの23.3万人、二位はマカッサルの21.2万人

インドネシア大学地質工学研究室長によれば、ジャカルタの8階までの建物は耐震面での建築強度に不安があり、特に3~4階建てのルコは工学的に妥当な設計かどうかすら危うい、とのこと。監督官庁による許認可が机上で終わる傾向への批判が焦点に

ブカシ県南チカランの中学IX年生男子14人女子10人がソスメドでポルノとセックス交友グループを組み、ポルノを配信しセックスを誘っていた。中心になっていた4人は放校され、他の生徒はリハビリ集中指導

2018年10月22日
18年8月時点の対外債務は3,607億米ドル相当で、一年間に5.1%増加した。政府中銀分が1,813億、国有事業体を含む民間分が1,794億という内訳

チカランドライポートとタンジュンプリオッ港間の貨物輸送に、運河を掘って水上輸送を増やし、陸上の交通量を軽減させる案が出されていたが、サプライチェーン業界団体はコストと時間のロスが大きいので鉄道にしぼるべきだと提言

繊維工場排水汚染のためソロ市バンジャルアニャル町で水道水が赤くなったり青くなったりして泡立つことが起っている。工場の表を通っている水道管から無断分岐させたパイプが工場内に引き込まれており、それが汚染源だが、10カ月前にこの工場を買った現オーナーは寝耳に水との反応

2018年10月23日
2019年最低賃金は2018年のそれから8.03%アップすることが定められた。その根拠は全国のインフレ率2.88%と経済成長率5.15%で、州知事は州最低賃金を18年11月1日に、県市最低賃金を11月21日までに制定しなければならない

政府の輸入抑制政策が奏功して、18年9月の輸入総額は前月から13%ダウンしたが、その最大要因はルピア安のために工業界が生産用機器の輸入を遅らせる傾向の出現

2018年10月25~28日スラバヤ市シャングリラホテルのグランドボールルームでスラバヤ国際ジュエリーフェア開催。開場は毎日10時~21時。入場無料

2018年10月24日
2018年事業投資実行総額目標はPMA477、PMDN288で、上半期実績はPMA205、PMDN157。前年同期実績PMA207、PMDN130からPMAは下降傾向(数字は兆ルピア)

映画検閲機関(LSF)が対象民間業界に対し、もっと自主的に年齢制限の決まりを遵守するよう呼びかけ。内容によって13歳・17歳・21歳以上と分けられている対象視聴者の年齢を上映者が社会に守らせることで社会の規律を盛り立てようとの意向か

バンドン市内イブラヒムアジ通りとマルタディナタ通りの二カ所で、給油ポンプのメーターが許容誤差(0.5%)を越えているガソリンスタンドが摘発された。標準外器具が取り付けられたものがあり、メーター操作のためと見られている

2018年10月25日
18年Q3の小売業界はYOY率が前年同期より好調の6%。しかしルバランのあったQ2の10%には及ばない。ライフスタイル商品と飲食品が伸びの原動力で、ミレニアル世代の支出がそれを支えている

ルピアのジリ安にもかかわらず、外貨交換はあまり活発でない、とマネーチェンジャー業界者。12月のホリデーシーズンに海外旅行者が急増するので、例年外貨需要が上昇する。それまで静かな状況が続きそうとのこと

都庁が四輪車路上駐車料金改定の検討を開始。現在一時間あたり3~5千ルピアを1.2万ルピア/時間にする案が出されている

2018年10月26日
2014年の大中規模企業数は25,094、小企業は352万あったが、2017年には30,992と449万に増加しており、ジョコウィ政権の経済政策は成功している、と工業大臣

アジア大会の置き土産、パレンバン市のLRTは低調な利用状況。週日の利用者は一日2~3千人で、週末に1万人に達する。市内の交通渋滞が激しくならなければ、利用者は増えないのだろうか

中央ジャカルタ市クマヨランのJIエキスポで18年11月7~10日、軍事産業界が新鋭機材を出展するインドディフェンスエキスポ2018開催。7~9日は専門家対象。一般公開は10日10~17時のみ

2018年10月29日
スラバヤとマドゥラ島を結ぶスラマドゥ自動車道が2018年10月27日から通行無料になった。開通後9年を経過したが、マドゥラ島の経済発展に大した貢献が見られないというのがその理由で、道路は依然として管理会社の資産として自動車専用管理がなされる

中部スラウェシ災害のあとソスメドに流された、次はマナドというホウクスのため、中国から北スラウェシへの観光客が激減。全便9割超の広州~マナドフライトが今は3~4割で、ホテル客室稼働も7割超から3割台に低下

マリファナ入りベープの次はエクスタシー入りベープがソスメドでオファーされていたのを、警察が首都圏で発送者ら三人を逮捕。一味は5ml入りを35万ルピアで販売

2018年10月30日
輸入軽油に国産植物性燃料を混ぜて2割バイオ軽油にする方針が2016年から実施されている。2018年市場出荷目標392万klに対してQ3までの実績は210万しかなく、配送体制がネックになっていると再生可能エネルギー・エネルギー保存総局長談

都庁はおよそ8千件の地方税額減免申請を承認。大半が地価の急騰による課税対象評価額激増で値上がりした土地建物税に関するもの。減免額はおよそ8百億ルピアにのぼる

南ジャカルタ市プサングラハンのウルジャミ第4国立小学校生徒8歳と11歳がそれぞれ22~23日、学校の近くで誘拐されそうになった。校区内は恐怖の坩堝と化し、親は子供の通学送り迎えを励行。警察は捜査を開始

2018年10月31日
2018年9月末の外貨準備高は1,148億米ドルで、前月末から31億減少。借入金返済と外為市場での買い支えが主要因。中銀のルピア対米ドル交換レートは10月22日現在で年初から10.7%ダウン

2016年スラウェシ全島の自動車登録台数は985.1万台。13年829.2、14年875.2、15年921.8と、年平均50万台の増加傾向

スラバヤのドクトルストモ病院救急治療室で、交通事故で運び込まれた女性患者23歳の性器を医師が写真撮影したと患者が警察に告訴。医師と病院側は写真撮影がSOPに謳われているとして反論

2018年11月1日
預貯金保証機関が2018年10月31日から19年1月12日までの保証上限金利率を決定。一般銀行ルピア建て6.75%、外貨建て2.0%、国民貸付銀行9.25%

都内タムリン通りで行われた電子式交通違反取締システムのトライアルは18年10月31日で終了し、11月1日から正式稼働に入った。トライアル期間中違反車はすべて見逃されたが、今日からそうはいかない

最新コンピュータ関連機器を集めた展示会、第26回Indocomtechは2018年10月31日から11月4日まで、ジャカルタコンベンションセンターで開催中。開場時間は10時~21時、入場料金2万、金~日3万ルピア

2018年11月2日
銀行界の貸付金残高が堅実な伸びを示している一方、第三者資金の伸びは遅々としており、18年9月のLDRは94.27%に達した。銀行界の資金流動性が極端にタイトになりつつあることから、中銀が警戒を表明

サウジアラビア航空が18年10月29日からジェッダ~スラバヤ航路の運航を開始。これまでウムロのためのチャーターフライトだけだったが、今回定期運航がスタート。使用機材はB747-400型

2010年にバンダアチェには宿泊施設が39軒しかなかったが、今は77軒に増え、訪問観光客数も14.3万人から22.8万人に増加。アチェのコーヒーや独特の郷土料理に人気が集中

2018年11月5日
ニールセン広告支出調査によれば、2018年1~9月の広告費支出は114.4兆ルピアで、TV93.8兆、新聞18.9兆、雑誌タブロイド0.7兆といった内訳

ボゴール県プンチャッ街道路幅拡張工事が18年11月から開始。ガドッ交差点からプンチャッパスまでの区間だが、全線の拡張でなく部分的拡張になる由。ボトルネックを増やすだけか?

トランスジャカルタバスの一日当たり乗客数最高記録は、2018年は10月末までで72万人。17年49万人、16年46万人、15年33万人に比べるとこのバスの充実状況がよく分かる

2018年11月6日
世銀のドゥーイングビジネス国別世界ランキング2019年版でインドネシアは評点66.54から67.96に上昇したが、順位は1ランク落ちて73位となった。ビジネス開始は世界第134位で、依然として困難が付きまとっている

西スマトラ州トウルッバユル税関が17年10月から18年7月までに押収した不法タバコ6百万本を焼却。州民のタバコ消費は旺盛で、国内外産不法タバコが市場を求めて流入してくる。たいていがジャワ島から陸路で州内に入る由

南ジャカルタ市のミニマーケットでレジの現金を盗んでいたイラン人ふたり(42歳と36歳)を警察が逮捕。店内で店員の注意を逸らし、その隙に盗みを働くのが手口だった

2018年11月7日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年10月のインフレ率は0.28%。当年累計2.22%、YOYは3.16%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは衣料品、住宅・水・電気・ガス・燃料

マカッサル港工業団地側に新埠頭が完成し、輸出船積み活動が開始された。これまで輸出は日本・香港・中国向けばかりだったが、これから欧米向け船積みも増やされるとのこと

警察がソスメドに子供誘拐関連ホウクスをバラまいていた6人を逮捕。40代ひとり、30代3人、20代ふたりで、20代のひとりは女性。金で雇われていた可能性を警察は追及中

2018年11月8日
2018年9月の輸出総額は148.3億ドル。当年累計1,349.9億ドルで対前年同期比9.4%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

地学気候気象庁がブカシ~ジャカルタ~タングランの南部地区に17基の地震センサーを設置。ジャカルタは過去1699年1月5日、1780年1月22日、1834年10月10日に大地震に見舞われている

パプア州カルステンスピラミッドへの外国人登頂者を案内していたバンドン出身のガイドが頭に落石を受けて死亡。登山にやってくる年間2千人のほとんどは外国人で、費用は1万1千米ドルほどかかる由

2018年11月9日
2018年9月の輸入総額は146.0億ドル。当年累計1,387.7億ドルは対前年同期比23.3%増。内訳は原材料補助材が1,041.0億ドル、消費物資127.7億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順で中国、日本、タイ、シンガポール、米国

ジャカルタの電子式交通違反摘発では、Bナンバーの車両に対してしかシステムが適用できない。他管区登録車両のデータがないためで、それを全国の車両に適用するため、ジャカルタのシステムは国警本部交通局に接続される計画

スラムの趣を呈してきたバンテン州セラン市バンテンラマ歴史保存地区を州政府が整備する計画。スラムの中をくぐってこれまで年間2百万人が参詣観光に訪れており、地元財源の拡張が期待されている

2018年11月12日
2018年9月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は135.2万人。当年累計1,192.95万人で対前年同期比は11.8%の増。空路入国者累計768.3万人、海路累計232.2万人、陸路累計192.4万人

18年8月時点のインドネシアの労働人口は1億2,401万人で学歴別内訳は小卒40.7%、中卒18.1%、高卒18.0%、職業高校卒11.0%、短大卒9.4%、学士以上2.8%。完全失業率は全国5.3%、都市部6.5%、村落部4.0%

中部スラウェシ州パルの大地震で、土地が最大で5.8m水平移動したことが判明。垂直方向は最大3.5m。中部スラウェシの南方、西スラウェシから南スラウェシ山岳部でここ一週間ほど地震が急増中

2018年11月13日
2018年9月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの460.8、二位スカルノハッタ213.6、海路累計トップはバタムの135.7、二位タンジュンウバン34.7、陸路累計トップはジャヤプラ8.4、二位アタンブア5.5(数字は万人)

18年8月時点の州別完全失業率高位群はバンテン8.5、西ジャワ8.2、マルク7.3、リアウ島嶼7.1、北スラウェシ6.9、低位群はバリ1.4、東ヌサトゥンガラ3.0、西スラウェシ3.16、パプア3.20、東南スラウェシ3.26(数字は%)

トランスジャワ自動車道東ブルブス~プマラン立体交差43km区間が18年11月9日に公式オープン。トランスジャワのムラッ~スラバヤ間はあと数カ月で開通するとジョコウィ大統領

2018年11月14日
2018年9月国籍別入国者数累計トップはマレーシア189、次いで中国169、ティモールレステ132、シンガポール122、オーストラリア97、インド44、日本40、イギリス30、米国29、韓国27(数字は万人)

18年8月時点のジャカルタの完全失業率は6.24%。就労者人口は473万人で、一年前から22万人増加。商業セクター24.8%、サービスと不動産セクター14.2%、加工産業13.0%

個人ばかりか報道機関の体裁をとるホウクスメディアもネット上にあふれているため、西スマトラ州が信頼できる報道機関認定制度を開始。州民がニュースの真偽をチェックするための手掛かり

2018年11月15日
全国34州における星級ホテルの2018年9月客室稼働率は全国平均で58.95%。州別トップからブンクル78.4、バリ69.5、ジャカルタ68.3、北スラウェシ66.7、東ヌサトゥンガラ62.2、最低はマルク33.4、西ヌサトゥンガラ34.9(数字は%)

2018年Q3の島別GDPシェアは、ジャワ58.6、スマトラ21.5、カリマンタン8.1、スラウェシ6.3、バリヌサトゥンガラ3.0、マルクパプア2.5(数字は%)

バニュワギ県はいまやスラバヤに次ぐ第二の経済センターのマランを追い越す勢い。県民ひとり当たり年間所得は2010年の2,080万ルピアから2017年は4,502万に上昇

2018年11月16日
全国34州における星級ホテルの2018年9月宿泊客平均滞在日数は1.97で、外国人2.85、イ_ア人1.79という内訳。最長はバリの3.06で、外国人3.27、イ_ア人2.60。外国人の最大連泊は南カリマンタン4.51、イ_ア人は西ヌサトゥンガラ2.65(数字は日数)

18年の都庁地方税収入予算は3.15兆ルピアだが、11月第一週までの実績は2.59兆。レストラン税と看板税にターゲットが絞られて、未納税対象に目立つ表示をペタペタ。貼られたその日に納税したひともある

貴金属製造販売国有事業体PTアネカタンバンが黄金インゴットのネット販売を開始。当初販売目標は月間35kgとのこと

2018年11月21日
2018年9月航空機搭乗旅客数国際線は149.3万人、累計1,338万人で対前年同期比7.2%増。空港別累計トップはスカルノハッタの573.7万人、二位グラライ482.9万人

タングランで18年10月末に開かれたトレードエキスポインドネシアで85億米ドルの輸出受注を獲得。加工飲食品がそのうちの32%を占め、前年実績の4.5倍に激増

叛乱首謀者として捕らえられ、バタヴィア政庁舎(ジャカルタ歴史博物館)内に幽閉されたディポヌゴロの部屋が、18年11月9日から公開されている

2018年11月22日
2018年9月航空機搭乗旅客数国内線は759.5万人、累計7,052万人で対前年同期比6.9%増。空港別累計トップはスカルノハッタ1,701万人、二位ジュアンダ620万人

18年11月14~15日の中銀総裁会議で市中金利指標が6.0%に引き上げられた。貸付金利率は6.75%、預貯金金利率は5.25%

中部スラウェシ州パル市とシギ県の地震津波災害で行方不明になったひとの内、2,765人がいまだに発見されていない。メインはプトボ町やバラロア町など液状化現象が発生した地区の住民

2018年11月23日
2018年9月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,388万人。累計は3億693万人で対前年同期比8.9%増。スマトラ島の9月は62.6万人、累計572万人で対前年同期比12.1%増

ガルーダ航空グループがスリウィジャヤ航空グループの経営立て直しへの協力覚書を締結。両者は共同事業体を設けてスリウィジャヤ航空とNAM航空の経営と財務にあたる

2018年クリスマス新年休暇用(12月22~26日)のジャカルタ発諸観光先向け長距離列車乗車券8.8万枚が11月16日に売り切れ。国鉄は20便の増便を行う予定

2018年11月26日
2018年9月の全国海運旅客数は156万人で累計1,533万人、対前年同期比21.1%増。主要港での累計数最高はスラバヤの25.4万人、二位はマカッサルの23.2万人

黄金は国民の投資対象として昔から強い人気。国有質公社は10月に485キロを販売した。過半数は個人購入者とのこと。国際相場とルピアレートによって価格は日々変動するが、18年末に値上げが行われるとの噂もある

三年間かけて行われた在ジャカルタオランダ大使館の付属施設エラスムスハイスの改装工事が完成し、18年11月23日から再開した。図書館やオーディトリアムなども一層の充実

2018年11月27日
2018年10月末の外貨準備高は1,152億米ドルで、前月末の1,148億から上昇。増加要因は石油ガス売上代金と外貨借入の受領

基本的人権国家コミッションに訴えられる国家機関は相変わらず国家警察と地方自治体政府が上位グループ。2017年の国家警察を訴える届出は1,652件で前年の2,290件から減少したが、緩慢な行動・曖昧な結末は国民の不満の種

ガルーダ航空グループは国内線乗客への機内フリーワイファイサービスを開始。シティリンクが50機の設置を年内に行い、ガルーダは79機に来年設置する。容量は乗客ひとりあたり50mb

2018年11月28日
18年Q3の対外債務残高は民間が1,806.2億米ドル、政府中銀分は1,791.7億で、民間分が政府分をオーバーした。18年1~9月の民間借入返済は202億

生活環境森林省が18年4月からプラスチック廃棄物輸入へのリコメンデーションを与えなくなったため、製造業界が原料難。年間総需要560に対して供給は国産バージン230、輸入バージン167、国内リサイクルわずか110(万トン)

パルプ生産世界9位、紙生産世界6位のインドネシアはパルプ輸出22億米ドル、紙輸出36億米ドル、合計58億米ドルの外貨を獲得している

2018年11月29日
クリスマス~年始休暇時に予想されるテロ行動に対処するため、デンスス88を主体に国家警察の総力をあげた治安作戦が18年12月10日から開始される。また「攻撃が最良の防御」原則が発動するか。国内テロリストは既に不寛容から反寛容に移行しており、ムスリムも異教徒も見境なしだ、との専門家の談

19年3月から運行開始予定のジャカルタMRTとトランスジャカルタバスの相乗効果を狙って、ジャカルタバスウエー第1ルートの行路と施設の改善が計画されている。MRTを中心に置いたバスウエイ各ルートとの効果的接続が焦点

電動二輪車Gesitsの商業生産が19年初からボゴール県スントゥル工場で開始予定。年産5~6万台で市販価2千万ルピア前後。時速100キロが出せる由。工場の生産能力は年産20万台超

2018年11月30日
工業省管下の2014年大中規模企業数25,094は17年に30,992に、小企業数352万は449万に増加し、ジョコウィ政権の製造産業活性化政策が奏功していることをうかがわせている

メッカ巡礼者満足度調査は過去4年間上昇の一途。2015年82.7%から年々アップして2018年は85.2%。しかしアラファ~ムズダリファ~ミナ地域でのサービスはまだまだ劣悪評価

ジャカルタのE-TLE(交通違反遠隔監視方式)で摘発された交通違反3,624件のうちで、18年11月1~24日の間に罰金を納めたのはやっと180件。警察からの違反確認書郵送プロセスがからんでいるため、そこから人間の誠実度を抽出するのは困難

2018年12月3日
米ドルジャカルタ銀行間スポットレートは18年10月11日の15,253ルピアを底にして、11月30日には14,339ルピアまで回復。最悪期は乗り超えたのではないかという安堵感が広がる

ジャカルタ都市交通評議会が、18年12月31日を期限とする拡大奇数偶数交通制限を定めた18年都知事規則第106号の延長を提言。次回は道路でなく地域を対象にし、裏道・回り道の機会も自家用車運転者に与えないよう勧告

越冬のため熱帯に渡ってくるアジア北方の渡り鳥が大量にヨグヤカルタ市内の空を席巻中。マリオボロ通りから4百mほどしか離れていないスルヨトモ少佐通りは電線を埋める鳥が落とすフンでたいへんな有様。雨季の雨がかれらを追い払うだろう、との住民談

2018年12月4日
コンピュータゲーム国内市場は消費者4,370万人で年間市場規模は8.8億米ドル。2017年は世界第16位で東南アジア最大。国産ゲーム制作は発展目覚ましいが、問題は人材不足

北ジャカルタ市パドゥマガンと東ジャカルタ市パサルボで河川敷が地滑りを起こし、地域住民が恐慌。都内の河川敷(高水敷)の7割は宅地化されて不法住居となっているため、都知事は居住者に移転を奨める意向。強制立退きはしないと言明

東カリマンタン州西クタイの森林で18年11月29日に捕獲されたジャワ犀のメス一頭は、夜の内に西クタイのクリアンレスタリ社自然保護地区に送られた。地区内での妊娠が期待されている

2018年12月5日
1998年発行の1万と2万ルピア紙幣、1999年発行の5万と10万ルピア紙幣は中銀での交換期限が18年12月30日で満了。交換希望者は中銀本店又は最寄りの中銀支店へ

18年2月に地滑りを起こして路幅の狭まっているボゴール県プンチャッ街道のチサルア地区リウングヌンで、復旧工事場所にまた亀裂が入ったため、片側一車線しか通行できなくなった。プンチャッへはジョンゴル経由チアンジュル側から登るよう勧められている

ボゴールからスカブミまでのボチミ自動車道第一区間が完成し、18年12月1日開通式が行われた。ジャゴラウィ自動車道経由でチゴンボンまで一足飛び。リド行楽地は目と鼻の先

2018年12月6日
貿易収支赤字の黒字化を図ってジョコウィ大統領が、輸出指向外資企業の設立や拡大の勧誘に注力せよと閣僚に檄。もし投資に障害を感じたら、大臣に苦情してください、と産業界に要請

北スマトラ州バトゥバラ県クアラタンジュン港の多目的ターミナルでコンテナ荷役トライアルが開始された。19年2月から本格稼働の計画で、年間取扱キャパは60万TEUs

国鉄がプルウオクルト~トゥガル~スマラン~ソロ~ジョグジャをつなぐ9両編成の列車ジョグロスマルクルトの運行を18年12月1日から開始。料金はエグゼクティブ4万~39万ルピア、エコノミー3万~26万の距離制

2018年12月7日
中央統計庁発表の月次経済統計。2018年11月のインフレ率は0.27%。当年累計2.50%、YOYは3.23%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは運輸・通信・金融サービス、保健

地下水汲上げ、若い地層、建物の過重、テクトニック、等の理由がジャカルタの土地沈降を招いている。過去4年間で25センチ低下したことが観測されている

既に通称になっていたMRTがインドネシア語化されている。元々は英語Mass Rapid Transitに由来する頭字語だったMRTは、今やModa Raya Terpaduというインドネシア語であり、公共施設へのインドネシア語使用が厳守されている

2018年12月10日
2018年10月の輸出総額は158.0億ドル。当年累計1,508.8億ドルで対前年同期比8.8%増。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール

2018年~19年クリスマス新年休暇の国民移動に対する政府のクリスマス交通方針は12月20日から1月6日までが適用期間。国鉄はその期間中48便を増やして総数394便を運行させる計画

首都警察は18/19年キャンドル作戦に3万3千人を動員して、管区内5千カ所の教会や主要ポイントの治安に当たる。特に教会は教区側自主警備や異宗教団体を誘って警備強化を進める意向

2018年12月11日
2018年10月の輸入総額は176.2億ドル。当年累計1,563.97億ドルは対前年同期比23.4%増。内訳は原材料補助材が1,174.4億ドル、消費物資142.8億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順で中国、日本、タイ、シンガポール、米国

国民第二の祝祭シーズン目がけて、食料品価格が全国的に上昇傾向。政府標準参照価格などお構いなし。中級米10,250/11,775/11,900、牛肉105,000/122,972/119,250、鶏卵23,000/25,317/25,450(政府規定/ジャカルタ価格/全国平均、数字はルピア/Kg)

北スラウェシ州マナドとボルネオ島キナバルの直行航空路をライオンエアーが開設。キナバルを訪れる外国人観光客は年間2百万人で、相互の観光客交換は大いに期待されるところ

2018年12月12日
2018年10月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は129.2万人。当年累計1,324.1万人で対前年同期比は11.9%の増。空路入国者累計853.9万人、海路累計258.5万人、陸路累計211.7万人

ジョグジャ中部ジャワホテル協会によれば、18年12月24~19年1月2日間の客室予約は12月9日時点で5割超の由。前年同期宿泊客数はジョグジャが6千人、中部ジャワは180万人

都内~ブカシ間を結ぶラヤカリマラン通りで18年12月4日から軸荷重8トン超の三軸トラックに対する積荷オーバー違反摘発をブカシ市庁が開始。24時間態勢が取れないため、半ばザル仕事の模様

2018年12月13日
2018年10月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの512.4、二位スカルノハッタ237.9、海路累計トップはバタムの149.9、二位タンジュンウバン41.4、陸路累計トップはジャヤプラ9.8、二位アタンブア6.4(数字は万人)

アピンドの推定では、求職者270万人中で産業界の求める学歴に適合している者は25万人程度。その隔差を縮めるため、産業界は実習制度を使って人材レベル向上を図ることにしている

政府の2018/19年クリスマス新年休暇の国民移動見込みは、国内空運利用者568万人、国際空運85万人、鉄道532万人、海運342万人。移動のピークは18年12月22日の読み

2018年12月14日
2018年10月国籍別入国者数累計トップはマレーシア207、次いで中国187、ティモールレステ147、シンガポール137、オーストラリア109、インド49、日本45、イギリス34、米国32、韓国30(数字は万人)

インドネシア証取上場企業数615の現状を1千台に引き上げようとして、政府は新規株式公開企業に対する税務上の恩典を計画

トランスジャワ自動車道ムラッ~スラバヤ全線開通は年内確実。更にトランスジャワ南岸線が次の目標で、ボチミ自動車道がチアンジュルのチランジャン経由でパダラランまでつながれば、チルニからジョグジャへの延長が次のステップとなる

2018年12月17日
全国34州における星級ホテルの2018年10月客室稼働率は全国平均で58.8%。州別トップからブンクル77.0、ジャカルタ68.7、バリ68.1、ランプン67.3、北スラウェシ67.0、最低は中部スラウェシ23.5、北スマトラ38.8(数字は%)

スマトラとジャワを襲っている豪雨・雷・強風の異常気象は今週いっぱい継続すると地学気候気象庁の予報。カーペンタリア湾にできた熱帯サイクロンの影響が加わって、スマトラで洪水と地滑りが多発しているほか、カリマンタンとスラウェシにも被害の恐れあり

ジャカルタMRTの愛称をアニス・バスウェダン都知事がラタンガ(Ratangga)と命名。ラタンガは馬が曳く戦車で、MRTに乗る都民が戦士に擬せられている

2018年12月18日
全国34州における星級ホテルの2018年10月宿泊客平均滞在日数は1.90で、外国人2.98、イ_ア人1.70という内訳。最長はバリの3.07で、外国人3.32、イ_ア人2.56。外国人の最大連泊は北マルク5.62、イ_ア人はマルク2.70(数字は日数)

12月13日の総会で国会が2018年度会期を終了。年度優先立法プログラムに掲げられた50法案中で実現されたものはわずかに5件

MJOウエットフェーズにブンクル西方海域のサイクロン「クナガ」の影響が加わり、スマトラ全域からジャワ島西部にかけて豪雨による洪水と地滑りのリスクが高まっているほか、ジャワ海上空での気団の衝突でカリマンタンからスラウェシにかけても類似のリスクがあると地学気候気象庁が予報

2018年12月19日
2018年10月航空機搭乗旅客数国際線は153.6万人、累計1,491万人で対前年同期比7.8%増。空港別累計トップはスカルノハッタの638.87万人、二位グラライ542.9万人

2018年11月末外貨準備高は1,172億米ドルで前月から21億ほど回復。石油天然ガス輸出代金、政府外貨借入などが主要因

クリスマス~新年帰省交通確保のため、18年12月21・22・28・29日の自動車専用道と国道は3軸以上の貨物車両の通行禁止。但し、石油ガス・家畜・輸出入貨物・郵便・現金・生活基幹物資の運送は禁令対象外

2018年12月20日
2018年10月航空機搭乗旅客数国内線は811.4万人、累計7,864万人で対前年同期比6.96%増。空港別累計トップはスカルノハッタ1,893万人、二位ジュアンダ689万人

トランスジャワ自動車専用道はムラッからパスルアンまで820kmが開通。東端バニュワギまであと50km。そして更にトランスジャワ南ルートでバンドン~ジョグジャを目指す

ライオン航空とウイングスエアーが19年1月8日から国内線乗客委託バゲージ無料枠を変更すると発表。ライオンはひとり当たり10kg、ウイングスはひとり5kgまで

2018年12月21日
2018年10月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,560万人。累計は3億4,254万人で対前年同期比8.3%増。スマトラ島の10月は63.4万人、累計636万人で対前年同期比11.9%増

移動通信は2019年に音声と文字から急速にデータ通信に移行し、2018年のデータ通信需要から6割増になるとの見込みを業界調査機関が発表。オペレータを変える消費者は年間7~8%とのこと

イジェン火口観光の入山者制限を目的に、東ジャワ州天然資源保存局がオンライン方式入山許可トライアルを開始。19年4月から本格実施する予定

2018年12月24日
2018年1月10月の全国海運旅客数は155万人で累計1,688万人、対前年同期比18.95%増。主要港での累計数最高はスラバヤの27.2万人、二位はマカッサルの25.6万人

南ジャカルタ市ラグナン動物園管理者は19年1月1日の人出を20万人と予測。平常期は休日で5万人のレベル。1月1日の園内整理のために動物園側は5~6百人の動員計画。平常期休日で2~3百人、平日はわずか30人

シティリンクが18年12月19日からクアラルンプル~バニュワギ国際線運航を週三便で開始。同日バニュワギ空港が国際空港に認定され、イミグレ・税関・検疫が稼働を開始

2018年12月26日
中銀は2018/19クリスマス新年休暇の全国現金需要を101.1兆ルピアと想定して、その手配を終えている。首都圏は23.4兆、他のジャワ島全域は28.4兆、スマトラ島21.2兆、東部インドネシア地域28.1兆といった内訳

インドネシアデモクラシー指数2017年版は前年から2.06ポイントアップして72.11。州別トップはジャカルタで、次いでジョグジャ、北カリマンタンの順。最低はパプア

民間バス会社ロイヤルトランスが都内チブブルとコタ/ブロッケム/クニガン向け三路線およびチルドゥッ~モナス線でプレミアムバスの運行を開始。料金はひとり2万ルピア

2018年12月27日
都庁は18年末が期限になっている自動車ナンバープレート奇数偶数交通制限を19年1月1日から恒久化することを決定。制限エリアでは、自動車の流れが平均時速19キロから25キロに上昇しており、効果があるとの結論

国際空港になったバニュワギ空港は国内線も更に充実。バティックエアーもジャカルタ~バニュワギ線に就航し、毎日18便が運行。バニュワギ訪問観光客は外人10万人で一人当たり支出270万ルピア、イ_ア人は260万人でひとり150万ルピアの支出

カリマンタンに棲息しているジャワ野牛(Bos javanicus lowi)が数百年を経て遺伝学上で4.3~5.5%の差異が見られ、また外見も違ってきているため、新種に認定しようとの声が学界から

2018年12月28日
航空機製造会社ディルガンタラインドネシア製N219型機の水陸両用タイプN219Aの開発が佳境に入っている。政府はそれを量産してミクロコネクティビティ実現に利用し、また保安監視・災害救難・観光などをも充実させたい意向

インドネシアカソリック教団は18年前からミサのための葡萄酒に国産品を使っている。三年間に10.5万リッターを消費するとのこと。生産者はバリ州ギアニャル県にあるワイナリーで、原料はブレレン県の高原で栽培されたもの

国鉄コミュータ電車が2019年中盤からプレミアム列車の運行を計画。特定の駅にだけ停車し、座席数の25%増までしか乗客を乗せない。通常車両の座席配置を変更し、設備も豪華版に変わるとの由

2018年12月31日
2018年上半期インドネシア国民総人口2億6,396万人中のKTP保有義務人口は1億9,151万人。個人データ登録済み人口は97.6%で、政府は100%目指して低比率州を叱咤。最低はパプアの41.3%。他にも西パプアやマルクなど

18年12月18日21時半ごろ長さ100m深さ20mに陥没したスラバヤ市内のグブンラヤ通りは復旧工事がほぼ完了し、27日18時に片側二車線の通行が可能になった。残る二車線も数日内に開通される見込み

年末~新年休暇中のトランスジャカルタバスは、第1・第3・第7ルートで増便と24時間運行を実施する。また第4H(プロガドン~ラグナン)と第13D(ブリベタ~ラグナン)も19年1月6日まで毎日運行するとのこと