「サービスをミスれば儲かる」(2016年11月29日) 2016年6月11日付けコンパス紙への投書"Dirugikan SMS Info Tunda"から 拝啓、編集部殿。2016年5月29日(日)12時17分、わたしはスラバヤ発ジャカ ルタ行のシティリンク航空券を注文しました。出発時間19時のQG818便です。 14時9分、シティリンクからの公式連絡SMSが届きました。ジャカルタ行きQG80 6便は出発が21時50分になるという内容です。 シティリンクの公式SMSであったこと、そのときわたしは路上にいて便名がわたしの注 文した便名と違っていたことに注意が集中できていなかったことなどのために、これはQ G818便に関する遅延案内だと思い込んでしまいました。わたしは妻に、出発時間が2 1時50分になると告げました。 18時半にわたしが空港でQG818便のチェックインをしようとしたところ、チェック インを拒否され、SMSの内容に関するわたしの思い込みがやっと呪縛から解放されまし た。シティリンクが発信した公式SMSはQG806便搭乗予定者向けのものだったので す。QG818便の搭乗予定者にはまるで無関係のものでした。 シティリンクからのSMS案内をわたしが誤解し、便名を確かめることを怠った責任はわ たしにあります。しかたなくわたしは、21時20分発ジャカルタ行きの航空券をまた買 わなければならない目にあいました。 シティリンクは搭乗予定者に対する時間変更案内SMSを発信するに当たって、もっとプ ロフェッショナルな仕事をしてください。たいていの一般消費者は、便名まで逐一チェッ クするような注意を払いません。時間変更案内が届けば、それは自分が乗るフライトに関 するものだと思うのが普通です。発信する相手を間違えたなら、わたしの身に起こったよ うに、消費者に損害を与える可能性が大変高いではありませんか? 時間変更SMSはそのフライトの航空券を持っている搭乗予定者にだけ発信してください。 別のフライトの搭乗予定者にまで無関係な時間変更案内を送ることはしないでください。 そのSMSのおかげで、わたしは一日に二回も同じルートの航空券を買うはめになったの です。料金も決して廉くないというのに。[ タングラン在住、ラスノ ]