「パスポート哀歌」(2017年06月28日) 2017年1月27日付けコンパス紙への投書"Antre Paspor Dini Hari"から 拝啓、編集部殿。わたしはマランイミグレーション事務所でパスポート更新手続きを行い ました。申込はオンライン方式を使いました。オンラインで選んだ時間にわたしはイミグ レーション事務所を訪れました。1月16日(月)午前6時半に訪れたとき、整理券はも うなくなっていました。18日(水)午前4時半に再度訪れましたが、整理券はやはりな くなっていました。 マランイミグレーション事務所のパスポート手続は一日175人というクオータ制が使わ れているのです。整理券受付は午前3時から開始されるので、午前4時にはもう残ってい ないということなのです。警備員の話では、始業時間に整理券を渡すと取り合いをして大 騒動になるから、そうしているのだそうです。 整理券を手に入れられるよう、申請者はたいてい深夜の午前2時にやってきます。午前4 時以降にやってくる数百人の申請者は、みんながっかりするわけです。特にパスルアン・ プロボリンゴ・ルマジャンなどマランの外から来る申請者は。 整理券は労働日の勤務時間に申請者に与えるよう、わたしはマランイミグレーション事務 所に提案します。やり方は、申請者が持ってくる添付書類に問題がないかどうかをチェッ クしてから整理券を与えるのです。その日の整理券が無くなったら、翌日の整理券を渡し てください。 もし翌日分の整理券がなくなったら、翌々日分の整理券を与えれば良いのです。こうする ことで、申請者は自分の予定が確定しますし、オンライン申請者で7日間整理券を入手で きないために申請費用が焦げ付いてしまうのを防ぐこともできます。 法務人権大臣閣下やイミグレーション総局長閣下は地方のイミグレーション事務所を抜打 ち視察して現場の実態を把握するようにしてください。[ マラン在住、スタウィ ]