「キャンペーンの時だけの取締りではダメ」(2017年08月15日) 2017年4月1日付けコンパス紙への投書"Etika Berlalu Lintas Hilang"から 拝啓、編集部殿。法規を好き勝手に破るジャカルタのオートバイライダーのふるまいを見 るにつけ、ますます不愉快でじっとしていられない気分になります。かれらはトランスジ ャカルタバス専用車線に割り込み、ヘルメットをかぶらず、車体にはナンバープレートを 付けず、歩道を突っ走り、車道ではセンターラインを越えて走行し、赤信号を突破し、さ らに路上を逆走しています。 そしてもっとひどいことに、われわれが穏やかにかれらに注意しようとすると、かれらは はるかに猛々しい姿勢でわれわれに返してくるのです。目をかっと見開き、罵詈雑言を浴 びせ、われわれが引き下がって胸を撫でる結末に向かわせるのです。まるで自分の権利や 楽しみをわれわれが冒しているとでも言うように。 現場で交通秩序を整えている係官も、まるで「われ関せず」であるかのように見えます。 オートバイライダーを放置するために、それはいつまでたっても継続している印象です。 多分、かれらも最初は努力したのでしょうが、何も変わらないために諦めてしまったのか もしれません。 2017年3月21日まで警察が実施したシンパティック作戦も、上の状況を変化させる ことはできませんでした。だからこそわたしはこの公開状で警察機構に対し、既に許容の 限界に来ているオートバイライダーの違反行為を継続的にチームで取り締ることを、特に 首都地区において平常業務の中に入れることを呼びかけたいと存じます。それは他の道路 利用者や運転者ばかりか、かれらオートバイライダー自身の安全のためでもあるのです。 警察と一般市民の間で一緒になって問題解決をはかる協力プログラムが必要です。そうす ることで、交通違反者が交通警官の制服だけを怖がる現状が変化していくでしょう。 オートバイライダーたちが交通違反を犯すのを思いとどまらせるべく、十分な懲罰効果の ある処罰が必要とされています。交通秩序を守って路上を通行している他の運転者に危険 を及ぼす道路逆走に関して、特にそれが必要とされているのです。