「自動車専用道利用料金改定」(2017年11月28日)

全国の自動車専用道路を統括している政府機関は自動車専用道路統制庁(Badan Pengatur 
Jalan Tol = BPJT)で、各自動車専用道運営会社は二年ごとに道路利用料金の改定が認め
られている。値上げ幅は地元地域の二年間のインフレ率相当分と定められている。しかし
道路の管理状態が審査されて最低サービス規準を満たしていないと判断されたなら、その
改善をしなければ値上げの承認は延期されることになっている。道路に穴や割れなどの破
損があったり、清潔でない状態の場合、最低サービス規準を満たしていないと判断される。

2017年の値上げについては、マカッサル第4セクションが9月28日、チカンペッ
(Cikampek)〜パリマナン(Palimanan)10月23日、グンポル(Gempol)〜パンダアン(Pan-
daan)が10月31日、タングラン(Tangerang)〜ムラッ(Merak)が11月21日に審査を
パスして値上げが行われた。

更に次の自動車道も最低サービス規準審査をパスしたので、値上げの運びとなる。
1)ブラワン(Belawan)〜メダン(Medan)〜タンジュンモラワ(Tanjung Morawa)
2)ジャカルタ都内環状の
チャワン(Cawang)〜トマン(Tomang)〜グロゴル(Grogol)〜プルイッ(Pluit)および
チャワン(Cawang)〜タンジュンプリオッ(Tanjung Priok)〜アンチョルティムル(Ancol 
Timur)〜プルイッ(Pluit)
3)パリマナン(Palimanan)〜プルンボン(Plumbon)〜カンチ(Kanci)
4)スラバヤ(Surabaya)〜グンポル(Gempol)
5)スマラン ABCセクション
6)スルポン(Serpong)〜ポンドッカレン(Pondok Aren)
7)ウジュンパンダン(Ujung Pandang) フェーズ1&2
8)バリマンダラ(Bali Mandara)

一方、次の自動車道は審査に落ちたため、90日後の再審査までに改善するよう求められ
ている。
1)チカンペッ(Cikampek)〜プルワカルタ(Purwakarta)〜パダララン(Padalarang)
2)パダララン(Padalarang)〜チルニ(Cileuni)
3)ジャカルタ外環状Sセクション
4)ジャカルタ外環状非Sセクション
5)ジャカルタ外環状北W2セクション
6)ポンドッカレン(Pondok Aren)〜ウルジャミ(Ulujami)