「中央の指示通りに動かない地方部」(2018年07月19日)

2018年3月21日付けコンパス紙への投書"Mengurus SKCK Itu Sulit"から
拝啓、編集部殿。わたしはボゴール在住ですが、KTPはクディリです。仕事の関係で警
察記録証明書(Surat Keterangan Catatan Kepolisian)を提出する必要になったので、故
郷へ戻らずにそれを入手しようと考えました。

skck.polri.go.idのサイトには、RTやRW役員の添え状が求められていませんが、指紋
採取が必要とされています。そのためわたしはボゴール県警を訪れて指紋証明を取得しま
した。

その上でわたしはskck.polri.go.idのサイトにあるフォームに必要事項を記入し、そのコ
ピーを故郷にいる妹に送りました。そのサイトには、警察記録証明書は県警本部でなく各
地域警察署で取得できると記されています。

最初、わたしはその手続きが一日で終わるものと楽観視していましたが、現実は違ってい
ました。わたしの妹がサイトに記されている必要書類をすべてそろえてガディルウィ署を
訪れると、「これではだめだ。」と担当官に言われたのです。その理由は、町役場・村役
場・RW・RTからの添え状がついていないからだそうでした。おまけにガディルウィ署
での手続きが終わった後は、25キロ離れたパレにあるクディリ県警本部で最終手続きを
しなければならないそうです。

もし最初からすべての手続きをやり直さなければならないのなら、わたしの妹にとっては
たいへんな手間になります。クディリ市内に住んでいるわたしの妹は、クディリ県のわた
しの住所のRTから町役場まで、何回も足を運ばなければなりません。わたしの経験を言
うなら、ガディルウィ町役場では何の手続きにせよ、一日で終わったことがありません。

わたしはきわめて遺憾であり、また不思議でなりません。警察記録証明書の標準手続きが
各地で異なっているというのは、いったいどうしたことなのでしょうか?国家警察の公式
サイトと現場で行われていることがこうまで違っているのですから。
[ ボゴール県在住、スンダリ ]