08月のヘッドライン


2019年08月30日
2019年7月時点の全国一般銀行預金口座数は2,913億口座で、残高総額は5,901兆ルピア。預貯金保証機関によれば、そのうち2,910億口座は全額が保証対象になっているとのこと
新首都には行政トップを筆頭に150万人が首都機能を動かすために移り住んでくることになる。だが戸建て住宅は一切建てない方針のため、すべての官舎が積層住宅になる由
道路建設用アスファルトへのゴム原液混入を政府はさらに活発化させる意向で、南スマトラ州の国道二路線建設工事のための予算1,150億ルピアが下りた。資材購入にゴム調達が含められている


2019年08月29日
2019年上半期の石油燃料消費が前年同期から70万キロリッター増加し、原油国際相場が下がっていることから、プルタミナは5兆ルピアの増益を計上
19年8月7日から行われた奇数偶数交通制限拡大によって制限道路の平均速度が時速28.2kmに9%アップし、通過時間が10%短縮された。大気汚染は13〜16%減少し、トランスジャカルタ利用者数は2割増になっている、と都庁運輸局長
港湾運営会社プリンド3が行っていたブノア港客船埠頭をサポートする周辺85Haの埋立を、バリ州知事が停止するよう要請。要請理由はエコシステムの破壊で、マングローブ林17Haへの影響が起こっているため、その回復措置を併せて要請


2019年08月28日
19年7月に続いて中銀指標金利率が引き下げられて、18年8月と同じ5.50%に回帰。実業界からもこの措置をポジティブに受け止める発言が続出
ジョコウィ大統領が首都移転先について19年8月26日、東カリマンタン州北プナジャムパセルPenajam Paser Utara県の一部とクタイカルタヌガラKutai Kartanegara県の一部が最適移転先であるとの検討結果を表明
ジャカルタMRTルバッブルスLebak Bulus駅前の混雑緩和のために、最も左寄りの車線を公共運送機関専用に使う原則の徹底を南ジャカルタ市運輸課が開始。キャンペーンは19年8月23日から9月23日まで実施される。自家用車やオンラインオジェッは進入禁止


2019年08月27日
2019年6月の全国海運旅客数は236万人で累計1,136万人、対前年同期比9.8%増。主要港での累計数最高はマカッサルの23.4万人、二位はスラバヤの20.1万人
インドネシアアフリカインフラダイアローグでアフリカ諸国がインドネシアの国有と民間企業に対し、総額8.2億米ドルのインフラ工事を発注。セネガル2.5億、象牙海岸2億、タンザニア1億などが大所
2019年7月時点で全国の稼働済み自動車専用道総延長は1,780kmに達した。年内にはあと9路線4百km強が追加されて、2,300kmに達する見込みだと自動車専用道統制庁長官が発言


2019年08月26日
2019年6月鉄道乗車旅客数はジャワ島3,426万人。累計は2億467万人で対前年同期比1.1%増。スマトラ島の6月は83万人、累計411万人で対前年同期比9.4%増
スカルノの衣鉢を継ぐジョコウィ、スカルノのアジアアフリカ会議成功の実績を軸に、アフリカ諸国の対アジアビジネスへのハブ機能を提供する方針を表明。インフラ建設や経済協力のオファーも積極化させる意向
2017年都民一人当たりの月間支出高は1,997,446ルピアで、全国平均の1,036,497のほぼ二倍。しかも非食品支出は61.4%を占めて、食品支出を大幅に上回っている。非食品支出の51.4%が住居と家庭用品


2019年08月23日
2019年6月航空機搭乗旅客数国内線は702万人、累計3,646万人で対前年同期比20.5%減。空港別累計トップはスカルノハッタ878万人、二位ジュアンダ294万人
一般保険業界2019年上半期の保険料収入は40兆ルピアに上り、対前年同期比で20.6%成長。エネルギー業界の損害補償が最大で、次に財産損保が26.9%伸び、自動車保険はわずか0.8%増
シティリンクがソロ〜昆明とデンパサル〜温州間のチャーターフライト便運航を開始。週に数便を飛ばすこともあるとのこと。中国人観光客需要はまだまだ大きいもよう


2019年08月22日
2019年6月航空機搭乗旅客数国際線は156.6万人、累計893.6万人で対前年同期比2.9%増。空港別累計トップはスカルノハッタの375.8万人、二位グラライ324.6万人
2019年の老齢者人口は2,590万人で国民総数の9.7%。建国百年の2045年には6.330万人に増加して、国民総数の19.8%を占めると推定されている。
19年6月にロンボッ空港にハブを移したエアエイシアは、国際線のロードファクターが9割に達していると報告。バリやヨグヤとの間の国内線ロードファクターは85%


2019年08月21日
全国34州における星級ホテルの2019年6月宿泊客平均滞在日数は1.77で、外国人2.71、イ_ア人1.64という内訳。最長はバリの2.69で、外国人2.97、イ_ア人2.29。外国人の最大連泊は北マルク5.64、イ_ア人はバリ(数字は日数)
マンディリ銀行がサイバーアタックを受けて9兆ルピアの損失を出し、倒産した同行を中国が引き継いだというホウクスが19年8月13日に登場。マンディリ銀行はこの虚偽情報を首都警察に訴え
北ジャカルタ市の中古二輪車販売業者は、例年新学期後数か月は販売が半減するというのに、今年は5割から二倍増の売れ行き。売上一日2〜3台が5〜6台、1〜2台が3〜4台といった調子で、かれらの見解は奇数偶数交通制限拡大のおかげ。しかし誰も中古車を売りに来なくなった由


2019年08月20日
全国34州における星級ホテルの2019年6月客室稼働率は全国平均で52.3。州別トップからヨグヤカルタ64.3、北スラウェシ60.5、バリ60.4、ブンクル58.98。最低はマルク30.2、東南スラウェシ32.9(数字は%)
西スマトラ州タナダタル県タンジュンマス郡の村々に、19年5月ごろからマレーグマがやってくるようになった。最初は凶暴でなかったが、7月後半ごろから住民居住地区に侵入して家畜を殺すなど人間とのコンフリクトが増加。熊は一頭から数頭で行動し、総数は5〜6頭いると見られている
マグラン県ボロブドゥル郡のホームステイは19年11月17日開催予定のボロブドゥルマラソン参加予定者が宿泊予約に走ったため、その期間は各所で満室の状況。一室一泊45〜150万ルピアの宿泊料金でも、飛ぶように売り切れ


2019年08月19日
2019年6月国籍別入国者数累計トップはマレーシア160、次いで中国105、シンガポール93、ティモールレステ61、オーストラリア61、インド34、日本24、米国22、イギリス18、韓国18(数字は万人)
首都警察と管下地区警察署が19年7月10日から8月10日までのひと月間に路上で発生した137件の犯罪事件犯人243人を逮捕。押収した盗品類の中には、スマホ98個、ラップトップ12台、現金8千9百万ルピアなどがある
西スマトラ州プシシルスラタン県海岸部でのクラゲの大量死は、フィトプランクトンの異常増殖で海水温が平常の27〜28℃から32℃まで上昇したり、含有酸素量が平常の5mg/Lから6〜8.5mg/Lに増加しているのが原因であることを海洋漁業省が報告


2019年08月16日
2019年6月の空路入国者ポイント別累計トップはグラライの284.2、二位スカルノハッタ113.7、海路累計トップはバタムの93.9、二位タンジュンウバン32.0、陸路累計トップはアタンブア4.6、二位ジャヤプラ2.6(数字は万人)
国会総選挙当選議員の40歳以下議員数の比率は2014〜19年現国会が16.4%(92人)だった。ところが2019〜24年国会は12.5%(72人)に低下。順当な世代交代への懸念が指摘されている
政府は四輪自動車製造業界の輸出強化のためのインセンティブを検討中。国内市場は?P?の需要が大きいのに対して海外市場はセダン車の人気が高いため、困難が見込まれている


2019年08月15日
2019年6月の全国入国ポイントにおける外国人入国者数は145.4万人。当年累計782.8万人で対前年同期比は9.9%の増。空路入国者累計452.5万人、海路累計211.3万人、陸路累計119.0万人
中部ジャワ州プマラン県のスラムッSelamet山の火山警戒ステータスが19年8月9日、それまでの平常normalから注意waspadaに引き上げられ、火口から半径2キロ以内は進入禁止。しかし登山口はすべて閉鎖され、地元民のみ入山可能
西スマトラ州プシシルスラタン県の海岸は毎年およそひと月間、大量のクラゲがやってくる。ところが今年はもう4カ月間もその現象が継続し、数千匹の死骸が漁労活動の妨げになっている。原因はいまだに不明


2019年08月14日
2019年6月の輸入総額は115.8億ドル。当年累計822.6億ドルは対前年同期比7.6%減。内訳は原材料補助材が616.7億ドル、消費物資74.2億ドル、残りは資本財。国別輸入先累計は一位から順で中国、日本、タイ、シンガポール、米国
国有事業体Antam社の黄金販売価格が19年8月7日にグラム当たり74.6万ルピアの値を付けた。これは過去一年間の最高価格で、一般投資家の投資対象として黄金の人気が高まっていることを示すものと見られている
ナイジェリア人シンジケートがインドネシアに基地を設け、イ_ア女性を妻や恋人にしてイ_ア人メンバーを集めさせ、外国企業のメールをハッキングさせて詐欺を行い、イ_アに作った会社に振り込ませた事件がギリシャの被害者の届出で発覚。イ_ア人5人の分け前は15%、85%はナイジェリア人2人が握る。警察はこの一味を追跡中


2019年08月13日
2019年6月の輸出総額は117.8億ドル。当年累計803.2億ドルで対前年同期比8.6%減。国別累計では1位から順に中国、米国、日本、インド、シンガポール、マレーシア
2019年Q2の経済成長率は過去7四半期中の最低記録5.05%で、19年上半期成長率は5.06%となった。ちなみに年間成長率目標は5.3%
これまでモダンマーケットのみがプラレジ袋廃止方針の対象だった東カリマンタン州バリッパパン市が、全国に先駆けてワルンとパサルに対象を拡大することを決定


2019年08月12日
中央統計庁発表の月次経済統計。2019年7月のインフレ率は0.31%。当年累計2.36%、YOYは3.32%。当月のインフレ率の大きいカテゴリーは教育・レク・スポーツ、食材、衣料品。運輸・通信・金融サービスにデフレ
首都移転計画で、移転先はカリマンタン島に確定したことをジョコウィ大統領が発言。東カリマンタン州・中部カリマンタン州・南カリマンタン州に絞って最終候補地の決定を検討中
西スマトラ州パダン市海岸部の行楽地ムアロラサッMuaro Lasak海岸がインド洋の激しい波に現れて浸食が激化。16年4月12日に建てられた平和の鳩の碑の近くまで波が押し寄せている


2019年08月07日
インドネシアコラプションウオッチのデータによれば、2018年に行われた汚職裁判で検察側の求刑入獄期間平均値は3年4カ月、判事団の判決入獄期間平均値は2年5カ月。汚職に対する国民の感覚が反映されている
マルクからの海産物輸出はジャカルタ・スラバヤ・マカッサルから国際線航空便で積み出されているが、国内線航空料金が激増したために価格競争力が失われ、輸出に危機。かつてキロ当たり1.1万ルピアだったジャカルタ向け運賃は、今や3.1万ルピア
補助教員制度撤廃を進めている教育文化省は、補助教員が正式公務員教員に代替されるまでの期間、正式教員の停年60歳を心身健康な者は5年間延長できるようにしてはどうか、と提案


2019年08月05日
19年7月26日に噴煙を上げたタンクバンプラフ火山は、8月1日から観光客の登頂を再開。緊急時の対応を地元観光運営者は明確に定めて来訪者に詳しく説明しており、緊急事態になれば来訪者は係員の指示に従わなければならない
ジャンビと西スマトラの州境にあるクリンチ火山が19年7月31日12時48分に噴煙を排出。警戒レベルは第2級で、火口から3キロ以内が進入禁止。火山灰は北東から東に向かって流れている
19年7月中旬にバリ島を揺さぶったスンダメガスラストを震源とする地震は半月間に余震が2度起こっている。バニュワギ県南海岸部の漁師はさまざまな魚種の群れが水面にひしめいている珍しい状況に遭遇して、大地震の予兆と噂している


2019年08月02日
インドネシアのアパートメント市場クラス別シェアは、超高級(55超)1%、高級(36〜55)10%、中級(18〜35)67%、低級(18未満)22%、( )内は床面積平米当たり価格、単位は百万ルピア
2014年以来、オンブズマンに届いた国民からの報告40,027件中の41%が地方自治体の住民行政に対する苦情。二位は警察の13%、三位は国土管理庁8%。オンブズマンは既に3万7千件に関する改善命令を出している
西ジャワ州ブカシ県は人口390万人で、毎日2千4百トンのゴミを排出。最終投棄場に運ばれるのは850トンしかなく、運ばれないゴミはゴミバンクや無許可ゴミ投棄場に流れるほか、市民が川に捨てているために県下の川の浄化は不可能と見られている


2019年08月01日
中央統計庁が公表した2018年インドネシアデモクラシーインデックスは総合評価72.39ポイントで昨年の72.11から微増。三評価カテゴリーのうちの市民の自由と個人の権利は低下し、デモクラシー機構の評点が上昇
ジャカルタMRTはトランスジャカルタバスとの乗継ぎ網を充実中。ルバッブルス〜ファッマワテイ、ブロッケム〜アセアン、ドゥクアタス〜ブンダランHI駅で22のバス路線との連絡に加えて、19年8月1日からルバッブルス⇔インドネシア大学ルートがオープン。このバスはUI構内の各学部を回る
インドネシアのトンボ愛好家団体Indonesia Dragonfly Societyインドネシア名Komunitas Capung Indonesiaが、2019年半ば時点でインドネシアに棲息しているトンボが1,126種にのぼっていることを発表。これは諸方面からの発見データを集積して分類したもの