「バリ島がトップ観光地(前)」(2016年10月19日)

コンパス紙R&Dが観光省と共同でインドネシア観光インデックスを表した。これは観光
競争力インデックスと観光認識インデックスを統合させたもので、そこに全国505県市
の二次データを融合させ、4種のアスペクト、14種のポスト、78種のインジケータの
区分を設けて評点を抽出した。

観光認識インデックスは優良25県市の住民4,850人から回答を集め、専門家諸氏か
らなるチームを交えて評点が下されている。
観光競争力インデックスの四つのアスペクトに関してトップファイブは次のようになって
いた。

(1)ビジネスサポート環境
デンパサル市 3.71
スレマン県 3.42
スマラン市 3.26
スラバヤ市 3.21
バントゥル県 3.19

(2)運営状況
スラカルタ(ソロ)市 3.99
デンパサル市 3.79
バドゥン県 3.68
マカッサル市 3.59
ヨグヤカルタ市 3.54

(3)自然と人工観光の潜在性(量的)
スカブミ県 3.79
バドゥン県 3.45
ボゴール県 3.39
ワカトビ県 3.29
ラジャアンパッ県 3.25
(4)サポートインフラ
マカッサル市 4.39
バンドン市 4.12
デンパサル市 4.12
スラバヤ市 3.89
パレンバン市 3.75
指数は0から5までの5段階で、5を満点としている。


では、2016年観光インデックスの内容を見てみよう。トップ10は次の通り。なお、
下のリストは観光インデックス総合評点:観光競争力インデックス指数、観光認識イン
デックス指数の順番で数値が表示されている。
1.デンパサル市 3.81 : 3.94、3.42
2.スラバヤ市 3.74 : 3.87、3.35
3.バタム市 3.73 : 3.84、3.38
4.スレマン県 3.72 : 3.90、3.19
5.スマラン市 3.59 : 3.64、3.44
6.バドゥン県 3.55 : 3.66、3.23
7.バンドン市 3.39 : 3.34、3.54
8.バニュワギ県 3.30 : 3.26、3.41
9.ボゴール県 3.27 : 3.30、 3.26
10.バントゥル県 3.22 : 3.25、3.14
[ 続く ]