「路上の安全にもっと配慮を」(2018年08月27日)

2018年6月9日付けコンパス紙への投書"Keselamatan Pengendara"から
拝啓、編集部殿。買いやすくて分割支払い条件がとても軽く、交通渋滞をどんどんすり抜
けて走れるオートバイは今やとても人気の高い交通機関になっていて、たいへん多くのひ
とたちがそれを利用しています。

残念なことに、同乗者や他の道路利用者の安全に対する運転者の知識と理解がまだまだ不
足しています。

わたしはしばしば、同乗者を乗せたオートバイ運転者が一枚の大きなビニール布型レイン
コートを雨合羽のように着て雨の中を走っている姿を目にします。往々にして布の端が同
乗者の左右をバタバタとはためいていることに、運転者は何の配慮も示しません。もしそ
の端が後輪のスポークに巻き込まれたなら、とんでもない結果を生じてしまいます。それ
ほど危険な状態なのに、運転者は当たり前の顔をしているのです。

そこまで行かなくとも、布の端は往々にして後輪のブレーキランプやウインカーを後続車
の目から隠してしまうので、後続車は余分な神経を使わなければなりません。ズボンと上
着のセパレート型レインコートの方がはるかに安全なのではないでしょうか。

雨天でなくとも、オートバイを運転する女性の衣服が同じように後輪まではためいたり、
ブレーキランプやウインカーを見え無くしたりすることがあります。オートバイを運転す
る女性は着用する衣服にもっと配慮するべきでしょう。

国民の安全確保のために、この提案に対して当局がフォローしてくださることを期待して
やみません。[ ジャカルタ在住、フィタ・プリヤンバダ ]