「書類認証」(2018年10月09日)

2018年8月6日付けコンパス紙への投書"Proses Legalisasi"から
拝啓、編集部殿。ヤソンナ・ラオリ法務人権大臣は公正証書や諸書類の公的認証プロセス
は3時間で十分だと断言しました。大臣のその表明はしばらく前に一般法管理総局が認証
手続きの新システムを導入した際になされたものです。

わたしは期待に胸弾ませて2018年7月26日朝、認証手続きに訪れました。辛抱強い
担当者に助けられて、オンラインでの認証プロセスは順調に運びました。そのあとは、検
証プロセスが完了するまで待つというステップです。

ところが待ちに待った検証結果がEメールで送られてきたのは翌日でした。7月26日に
わたしはチキニへ行って一枚2万5千ルピアの認証ステッカーの支払いを行いました。認
証ステッカーのプリントは長い時間待たされました。忍耐の一字です。ところが13時に
なってもまだできません。窓口職員はシステムがドロップしたのでプリントができないと
言いました。

不満を抱えてわたしは仕方なく帰宅しました。27日朝、わたしは再度フォローしに行き
ました。ひょっとしたら、もう全部終わっているのではないかという淡い期待を胸に秘め
て。ところが、実態はもっとひどいものでした。プリント作業がまったくできないのだそ
うです。30日に再訪しても、同じセリフを聞かされました。「システムがドロップして
いるので、ステッカーのプリントはできません。」

ところが不思議なことに、ステッカーがプリントできないことを告知する貼り紙がどこに
も見当たらないのです。職員に尋ねた時だけ、そのことを告知してもらえるというありさ
までした。

大臣の断言と事実はまだまだ一致していません。認証プロセスが3時間で終わるというの
は多分、シミュレーションの中でのみ実現されたのでしょう。一般法管理総局のサービス
がより早くより良いものになりますように。[ ジャーナリスト、トニー W ]


2018年8月18日付けコンパス紙に掲載された一般法管理総局からの回答
拝啓、編集部殿。トニー Wさんからの8月6日付けコンパス紙に掲載された投書につい
て、次のように回答します。法務人権省一般法管理総局はトニーさんが体験された当方の
不手際について、深くお詫び申し上げます。

2018年5月2日に導入された電子認証アプリケーションは、認証サービスを3日から
3時間にスピードアップするのを目的とするものでした。確かにステッカープリントプロ
セスが技術的な障害によって遅れたのは事実です。何らかの変更が行われると、何らかの
障害、特に技術面での障害が起こります。そのため新アプリケーションは更にグレードア
ップさせなければなりません。

当方はさまざまな障害を、当方の内部チェックや利用者からのフィードバックを通してひ
とつひとつ解決するよう努力を続けています。トニー Wさんからのフィードバックもそ
のひとつです。

当方の最終データでは、トニー Wさん名義の申請に関して、認証ステッカープリントプ
ロセスは既に終了しています。もし未完のプロセスがまだありましたら、当方はそのフォ
ローを行うのにやぶさかではありません。
[ 一般法管理総局広報業務管理部長、スダルヤント・アブドゥル・カリッ ]