「首都の貧困」(2019年01月10日)

2018年3月の中央統計庁調査で、首都ジャカルタの貧困者比率は3.57%であると
報告された。37.3万人が貧困者だということになる。その結果はジャカルタを全国3
4州の最低ポジションに据えた。全国平均は9.82%だ。

生活物資の中で、貧困ラインへの影響の度合いを品目群ごとに比較すると、飲食品が66.
5%のウエイトを占めている。つまり非飲食品は33.5%のウエイトしかないというこ
とになる。

更に飲食品と非飲食品の中身を見てみると、次のような内容になっていた。つまり衣食住
という三分野で衣の費用負担が小さいのは、天の恵みであるにちがいない。

飲食品カテゴリー
コメ 23.7%
クレテッ煙草 15.9%
鶏肉(ブロイラー) 7.6%
鶏卵(養鶏卵) 6.5%
即席麺 3.99%

非飲食品カテゴリー
住居 35.5%
電気 17.6%
ガソリン 11.7%
教育 5.6%
交通 4.2%