「儲けたのはだれ?」(2019年01月10日) 2018年10月9日付けコンパス紙への投書"Kurs Kartu Kredit"から 拝啓、編集部殿。2018年6月20日にわたしはDBS銀行(旧ANZ銀行)クレジッ トカードを使って、東京の京王プラザホテルの客室予約をAgoda.comを通じて行いました。 料金は434,574円でした。 2018年7月5日にDBSから来た請求は59,319,711ルピアでした。つまり 円とルピアの交換レートに136.50が使われたという計算になります。しかし、イン ドネシア銀行のその日の外貨交換レートでは、130.95/129.61が対日本円の 交換レートだったのです。DBS銀行はわたしから240万ルピアを超える金額を余計に 徴収したことになります。 8月7日と9月5日にわたしはその決済に関する苦情をDBSカスタマーセンターに申し 入れましたが、フォローアップが見られません。 このわたしの体験から読者のみなさんに、どこのクレジットカードであろうと外貨決済に 使うときには最大限の警戒をなさるよう、お勧めします。いざ請求書がやってきたときに、 異常な交換レートが使われた数字を見て肝をつぶさないよう、前もってルピア換算してお くに越したことはありません。[ 南ジャカルタ市在住、ジョセフ・インダルト ] 2018年11月23日付けコンパス紙に掲載されたDBSインドネシア銀行からの回答 拝啓、編集部殿。18年10月9日付けコンパス紙に掲載されたジョセフ・インダルトさ んからの、DBSクレジットカード決済に使われた外貨交換レートに関する投書について お答えします。 その取引に関しては、最初からルピアでの決済が行われ、それがそのままジョセフさんへ の請求として出されました。ご本人に対しても、DBSクレジットカードを使った外貨決 済に関する規定を説明申し上げ、ジョセフさんはその説明をご諒承くださいました。 ジョセフ・インダルトさんのご協力に感謝するとともに、この回答を掲載くださいますコ ンパス紙へも感謝を申し上げます。 [ DBSインドネシア銀行広報戦略マーケティンググループヘッド、モナ・モニカ ]