「ジャワ島にアウトバーン」(2019年03月29日)

2019年1月19日付けコンパス紙への投書"Autobahn Indonesia"から
拝啓、編集部殿。2018年末に大部分が開通したトランスジャワ自動車道を体験し、エ
ンジョイし、どれほど快適なドライビングを味わえるかを試すために、わたしはジャカル
タ〜スラバヤ間を往復しました。

往路はジャカルタからスマランを経てスラバヤへ、復路はスラバヤからチルボンを経てジ
ャカルタへ。総体的には愉しい旅でしたが、あちこちに問題が散見されました。

たとえばジャカルタ⇒チルボン間で、多くの自動車が右側車線を通っていましたが、それ
は左側車線の路面が波打っていたからです。その結果、追越車線なのにスピードが出せま
せん。サービスエリアのいくつかも、フル営業していませんでした。それでも、休憩し、
給油し、何かを買物することはできました。

チルボンを越えると、スマランそしてスラバヤまで、路面は良好で、ドライブは快適でし
た。時速100キロで走行しても、衝撃を感じることはありませんでした。たいした渋滞
もなく、わたしどもは美しい風景を満喫することができました。

わたしは数年前にベルリンからミュンヘンまで、アウトバーンを走った経験がありますが、
トランスジャワがドイツのアウトバーンより劣っているとは決して思えません。トランス
ジャワ自動車道の快適さ・安全さ・走行しながら目にする風景の美しさは、十分に評価で
きるものです。

インドネシアにもアウトバーンができたことを、わたしは誇りに思います。
Bitte fahren Sie vorsichtig! [ 南ジャカルタ市在住、ズルキフリ・ナスティオン ]