「災難は知らぬ所からやってくる」(2019年04月01日)

2019年1月15日付けコンパス紙への投書"Bukan Pemilik Kartu Kredit"から
拝啓、編集部殿。2017年12月26日にブコピン銀行から手紙が届きました。フェリ
ー・スルヤ名義のクレジットカード番号4211-6801-0248-xxxxに対する返済滞納の督促状
です。ところが、わたしはいまだかつてブコピン銀行にクレジットカードを申請したこと
もなく、当然ながらブコピン銀行からクレジットカードを受け取ったこともありません。

翌27日、わたしはバンドン市アジアアフリカ通り121番地のブコピン銀行を訪れまし
た。調べてもらったところ、わたしのKTPデータが登録されているのです。しかしわた
しの生母の名前は違っており、職場の住所もまるで知らない場所でした。予備連絡先名も
わたしの聞いたこともない名前と番号です。

そのクレジットカードは虚偽データで発行されたものであるというステートメントを作り、
銀行側は期限を定めずに調査を行うと約束しました。

2018年11月22日、ブコピン銀行の者と名乗るひとがわたしを訪れました。用件は
クレジットカードの返済滞納の督促です。

おかげで翌日わたしはまたブコピン銀行へ向かいました。銀行側は、調査員がやめたこと
を知らせてくれましたが、「じゃあ、どうするのか」という次の対策は何も用意していな
いのです。「フォローしますから」という口約束だけで、わたしは銀行を後にせざるを得
ませんでした。

この事件はアイデンティティの盗難と悪用であり、オリジナルアイデンティティの保有者
であるわたしとしては、このいつまでたっても決着しないできごとにたいへんな損害を蒙
っています。

この問題を早急に解決してくださるよう、ブコピン銀行にお願いします。
[ バンドン在住、フェリー・スルヤ ]