「老齢者割増料金!?」(2019年06月18日) 2019年3月11日付けコンパス紙への投書"Lansia Lebih Mahal"から 拝啓、編集部殿。シティリンクが無料バゲージを廃止するというニュースを耳にして、わ たしはスーパーグリーン/GMメンバーカードを使ってチケットを予約しました。その場 合はひとり10キロまで、妻とふたりで20キロまでバゲージが無料になるはずですから。 20キロあれば十分すぎるほどです。 わたしがシティリンクを使うのは、家から近いハリム空港発着であることに加えて料金が 手の届く範囲内にあることも挙げられます。わたしはインターネットで大人二人分のチケ ットを購入しました。その方が廉いからです。 ところがわたしの購入注文は拒否されました。メンバーカードから判ったのでしょう、わ たしは70歳で妻は67歳なのだから、大人でなく老齢者チケットを買うように言われま した。わたしは思いました。きっとその方が廉くなるのだろう。老齢者割引は世界の常識 だし、インドネシア国鉄だっで老齢者には2割引きしているのだ。 ところがわたしは大きな思い違いをしたことを知らされました。senior citizenと英語で 書かれている老齢者カテゴリーの同一ルート航空料金は、大人より高かったのです。しか しわたしは再度ポジティブシンキングを行いました。きっと老齢者には特別サービスをし てくれるに違いない。だから料金も高いのだろう。チェックインの手助け、座席が前の方、 搭乗が楽なようにしてもらえる・・・・ それすら、わたしの考え違いでした。座席を選べる優先購入のないオンラインチェックイ ンで与えられた座席番号は17番。スマラン空港では、搭乗ブリッジから機内に入れるの は16番までで、17以降は機体後部のタラップを上り下りしなければなりません。 親切な現場職員がわたしたち夫婦に搭乗ブリッジを通るよう勧めてくれたのが、唯一の慰 めでした。高い料金を払わさせられたにもかかわらず、老齢者への特別な便宜などなにひ とつ業務手順の中に用意されていなかったのです。これは高い買い物につきました。