「PLNと夜逃げした借家人の負債」(2019年11月22日)

2019年8月20日付けコンパス紙への投書"Pembayaran Dende PLN"から
拝啓、編集部殿。ブカシ市ポンドッグデのゴンダンディアバル通りにあるわたしの持ち家
の借家人が19年4月にPLN(国有電力会社)の訪問調査を受けて、1,150万ルピ
アあまりの罰金を科されました。この借家人は月額100万ルピアに満たない家賃で20
14年10月からその家に入っています。普通の素朴な暮らしをしているので、借家ビジ
ネスの相場とは程遠い金額でやっています。

PLNに対する負債認定表明を行って、借家人は19年6月から20年1月まで毎月13
0万ルピアほどの軽減分割返済を認めてもらいました。ところが第一回分割返済を前にし
て、借家人は挨拶もなしに夜逃げしたのです。わたしはその家をまた人に貸すつもりなの
で、給電停止を避けるためにジャティマッムル通りのPLNポンドッグデ事務所に相談に
行きました。もしわたしがその罰金を負担しなければならないのなら、月額310万ルピ
アの年金をもらっている退職公務員にすぎないわたしの経済能力に応じた軽減措置が与え
られてよいと考えました。

6月8日、わたしの希望は潰えました。月間使用料金に6月と7月の罰金額が加算され、
請求金額は350万ルピアなにがしになっていたのです。罰金は全額わたしが返済するか
ら、わたしの経済能力に見合う分割内容にしてください、と何度も足を運んだ挙句の果て
がそれでした。

350万ルピアはわたしの年金収入を超えています。しかしPLNは、電気を止められた
くなかったら7月20日までに支払いせよとの一点張りです。「より良い暮らしのための
電化」というPLN社のモットーはどこに行ってしまったのでしょうか?ましてや、8月
4日の大停電が起こった後だというのに。[ ブカシ市在住、ナスルル・イドリス ]