「KBBIへの提言(4)」(2025年11月28日) ライター: PNJ出版とグラフィック技術教師、パムスッ・エネステ ソース: 2018年6月2日付けコンパス紙 "Ada Hoaks di KBBI-V" 知らぬ間にKBBIは第五版の第二刷まで出されていた。第一刷は2016年で第二刷は 2017年だ。第四版から第五版へ改定するのに8年かかったわけだ。辞典の世界では普 通のことだが、新版は前の版より分厚くなる。第四版は1,700ページに見出し語90,049件 が採録されていたのに比べて、第五版は126,635の見出し語が1,964ページを埋めた。 辞典のタイトルも少し変わった。第四版ではPusat Bahasaの文字が表表紙に大書されてい た。Kamus Besar Bahasa Indonesia Pusat Bahasa Edisi Keempat ところが第五版ではPusat Bahasaの文字が取り除かれて、Kamus Besar Bahasa Indonesia Edisi Kelimaになっている。語彙数のもっとも多い項はKで204ページあり、もっとも 少ない項はQの半ページだ。 われわれがよく耳目にし、大勢の人が使っている新語、中でもデジタルと情報技術に関わ るたくさんの言葉が第五版に取り込まれた。代表的なものとしてgadgetに対応するgawai、 虚偽情報hoaks、incumbentを意味するpetahana、そしてnetizenの4語。他にもakun、 Android、belanja daring、daring、kibor、majalah digital、ojek daring、media sosial、medsos、twit majalah elektronikなどもある。 サイクリングスポーツファンにはgowes(bersepeda)、menggowes(mengayuh sepeda)、 pegowes(orang yang mengendarai sepeda)、法律分野に関わっているひとにはinkrah (in kracht)、プロパティ分野で活動しているひとにはrumah tapak。そしてkinclongや tajirも登場した。 1991年に出されたKBBI第2版の編集主幹を務めたハリムルティ・クリダラクサナ は「辞書と文法書はいつまでたっても言語使用の発展から一歩遅れざるを得ない。」と表 明している。言い換えれば、辞典の次の版を編纂するチームには付け加えたり改めたりす るものが必ず存在しているということだ。 KBBI第五版編纂チームはWA(WhatsApp)の最適な対応語にまだ出会えなかったようだ。 WAグループはいたるところに現れてわれわれはそれに忙殺させられているというのに。 chatting、facebook、instagram、twitterなどの対応語をわれわれはまだ持っていない。 見出し語daringは採録されたものの、taksiの項にtaksi daringはまだ見られない。 bandengとprestoは見出し語があるというのに、bandeng prestoはbandengの項に出現して いない。pisangの項にpisang tanduk、pisang goreng、pisang rebusは出てこない。ある 民放の番組でボンダン・ウィナルノが何年間も流行らせているmaknyusの語もまだ採録さ れない。昨今たいへん知名度があがったbaristaの語も姿が見えない。 それらのまだ採録されていない語彙はKBBIの次版編纂チームが検討しなければならな い問題だろう。そしてまた同様に、われわれの日常生活の中に飛び交っているchatting、 facebook、 instagram、 twitterに関しても。