「人生相談・其三」(2026年01月16日) 現在60歳のわたしはある地方都市の有名な学院で教えています。66歳の夫が示すわた しへの態度にはもう我慢なりません。わたしはこれまでただの家政婦のように扱われてき ました。家の中の仕事を行い、夫の必要とする物を用意する。給料をもらえるだけ家政婦 のほうがまだマシです。わたしは夫の収入がいくらあるのか知りません。わたしの給料が 家計を十分にまかなえる金額であることを知った夫は、わたしに生活費を全然渡してくれ ないのです。 結婚して6年が経過したころ、夫はわたしとの性行為をやめました。わたしが頻繁に感情 的になり、粗野な言葉を言い、猛々しい態度を見せるから、お前にエロチシズムを感じな くなって性欲が消滅した、と夫は言うのです。わたしがそんな風になるのは、わたしの希 望を壊したり不愉快になることを夫がするからではありませんか。 家でわたしがどんなことをしようが、夫はわたしの気持ちを楽しませる反応を示したこと がありません。職場でのできごとを夫に話しても、夫は鼻先で音を出すだけです。なので 意見を言ってほしいと求めると、「うん、おまえがしたことはそれでいいんじゃない?」 で終わり。そのあと、話し合いなど全然続かず、わたしがまだその話を続けようとすると 夫は自分の仕事部屋に入ってコンピュータを開き、夜中まで仕事しています。 時にはわたしが我慢できなくなって夫に部屋から出るように叫び、出てきた夫に怒鳴り散 らし、罵ります。そうやって怒りまくって疲れたら、ひとりで自分の部屋に入って眠りま す。 夫婦としてのわたしたちの日常生活はそんな様子です。わが家の一人っ子が外国に留学し たのでわたしの感情抑制が働かなくなり、ここ数年の状態は悪化の一途です。わたしは離 婚したくてたまりませんが、子供の学業に悪影響が起きるのが心配で動けません。 わたしの両親は旅行が好きです。わたしは一人っ子で家庭を持ったというのに、子供夫婦 のことをあまり考えずに旅行に行きます。わたしの出産が近付いたころ、わたしの両親は ヨーロッパに旅行に行きました。わたしが出産した時、孫の祖父母はヨーロッパにいたの です。両親は私にあまりにもひどい仕打ちをしたとわたしは考え、わたしは親を恨みまし た。それ以後も時々、その時の怒りがわたしを襲うことが起こりました。 あるときファミリーの集まりがあってわたしの両親がわたしの家に泊まりたいと言ってき た時、わたしの怒りを両親にぶつける機会が訪れました。わたしは両親に対して、忙しい から家に泊まってもらうわけにいかないと拒絶したのです。 ところが今度は夫がわたしの行動を非難しました。ほとんどわたしの行動に立ち入ること をしたことのない夫が、舅姑の手前だからでしょうか、態度を変えたのです。わたしがど うしてそんなことをしたのかを十分に知っているくせに。わたしはこんな夫との暮らしに 絶望しています。[ 続く ]