「人生相談・其五」(2026年02月25日)

もしも職場にその種の人間がいて、その人間との関りを避けたい場合、できるかぎり相手
と打ち解けないようにしなさい、とブロック博士は続ける。

パーソナルな人間関係を作らないようにするのだ。もしも同じ業務を一緒に行わなければ
ならない立場に置かれたなら、昼食や休憩時間のときにその人間からなるべく遠くに離れ
ているようにすること。かれらは必ず自分の欲求の捌け口を見つけて話し相手を得るから、
あなたがかれに対して罪悪感を持つ必要はない。自分自身の方針をしっかり立てて、確実
に遂行しなさい。

しかし話をまったくしないで無視すると対立的な人間関係が生じるかもしれない。それは
あなたにとって良くないことだ。だから会話の中では、何が仕事に関係することがらで何
がパーソナルなことがらなのかを仕分けし、パーソナルな会話にはのめり込まず、仕事に
関わる会話をメインにしていればよい。

もしもその人間が職場を離れて自分の個人生活のなかにあなたを引き込もうとするのであ
れば、はっきりとこう宣言すればよい。

「職場で自分と一緒に仕事している人の個人生活に自分が関わって行く気はありません。
あなただけでなく、他の人に対してもすべてそうです。だからご好意はありがたいが、わ
れわれの関係は職場仲間ということにとどめましょう。」


もしもその種の人間に対して何らかの貢献をしたいと思うのなら、その人間のネガティヴ
ィズムに対抗するように努めればよい。ネガティブなことを言うたびに、なんらかのポジ
ティブな意見を返すのである。するとその人間はもっとネガティブなことを言って反抗し
てくるだろう。しかしそんなやり取りに拘泥する必要はない。その議論を通してネガティ
ブ人間を打ち負かし、相手を地面にひれ伏させようというようなものではないのだ。相手
に貢献したいだけなのだから。

その人間が職場での仕事についてボヤキや愚痴を言うのを耳にしたらこう言いましょう。
「わあ、ここの仕事は本当にあなたをハッピーにしないようですね。もっと自分に合った
職場を探してハッピーな人生を送るほうがいいんじゃありませんか?」

すると自分は転職できないのだというさまざまな理由を語ってあなたのアドバイスを否定
しようとするでしょう。あなたの次のセリフはこれ。
「あなたは出口なしの檻に閉じ込められてるんですねえ。」

するとその天の邪鬼さんはさっき言った自分のセリフを否定しはじめるでしょう。ここの
仕事もそう悪いものじゃないというように。そんなやり取りであなたへの愚痴やボヤキが
減少すれば大成功。ぜひ試してみてください。
回答者:アグスティネ・ドウィプトゥリ
[ 完 ]