「BABS(6)」(2019年04月16日)

ジャカルタ首都特別区全体で下水処理システムを持っている家庭は95.4%ということ
になるわけだが、2016年の持っている家庭の種別明細はこうだ。
自家専用 81.4%
隣近所との共同 15.9%
協同便所 2.2%

更に排泄物がどこにもたらされているのかというデータを次の資料に見ることができる。
これは住民の排泄行為の結果、人糞がどこへ行っているのかということを示すものだ。数
字は%で、左からセプティックタンク/下水処理施設/池・川・湖沼・水田/地面に掘っ
た穴/浜辺・空き地・畑等。
ボゴール県 66.0/0.6/20.4/12.3/0.7
ボゴール市 74.3/0.7/20.3/4.3/0.4
タングラン県 87.5/0/8.1/4.3/0.1
スリブ群島県 80.0/8.6/3.8/3.8/3.9
ブカシ市 90.2/0/1.9/7.6/0.4
ブカシ県 90.9/0.9/2.8/5.2/0.2
タングラン市 96.1/1.1/2.7/0.1/0
デポッ市 97.2/0/2.2/0.2/0.3
南タングラン市 97.8/0/0.7/1.2/0.3
北ジャカルタ市 90.1/3.0/5.8/0.4/0.7
東ジャカルタ市 92.6/3.8/3.1/0.3/0.3
南ジャカルタ市 93.9/0.7/3.3/1.4/0.6
西ジャカルタ市 94.6/1.1/3.2/0.8/0.3
中央ジャカルタ市 99.1/0/0.3/0.6/0

ちなみに全国各州のシステム完備率を見てみると、そのトップ10は次のようになってい
た。
バリ州 97.6%
ゴロンタロ州 96.0%
ジャカルタ 95.3%
バンカブリトゥン州 93.8%
西ヌサトゥンガラ州 92.1%
ヨグヤカルタ特別州 91.7%
北マルク州 89.0%
南スラウェシ州 87.2%
西スラウェシ州 85.9%
マルク州 84.6%
全国平均は76.0%
[ 続く ]